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咲 ~2

この頃から12月の中頃まで俺は、週末は全て咲と会っている。
その逆に平日は殆ど会っていない。これは、意識してそうしていた。
会えば必ずSEXをした。そして俺は要求を少しずつエスカレートさせていった。
エスカレート、なんて書くと少し大袈裟だな、所詮俺のする事なんて普通の
恋人同士なら多分やってるような事だと思けど、俺からすれば大冒険だった。
例えば、“大人のおもちゃ”ってのをネットで購入した。勢い余って四つも買った。
目隠しや軽く縛ってみたりSMっぽい事をしてそれを使用した。外のトイレで口でさせたり、
ドライブ中に手でさせたりしたりした。あと、生理中でも強引に抱いた。
この時、生まれてはじめて中だしを経験した。
咲は、こういった行為を一応はじめは嫌がるんだけど、最終的には必ず同意した。
それは、俺に対するなにか罪悪感のようなものがそうさせるのかわからなかったけど、
俺にとっては好都合だった。


あと、咲は完全にMの人だった。普段咲は凄く勝ち気な性格で、
こういった一面があるなんてまったく思いもしていなかったから、はじめは戸惑った。
けど、そこはあの男の事がちらついて、「あの男にこんなふうにされちゃったんじゃねーの?」
と勝手に妄想して逆に俺のSの部分を刺激した。
こうやって書くとそこそこ楽しんでいるように見えるかもしれない。けど、咲と会わない日、
一人でいたりする時には閉じ込めた筈の感情が思い出なんかと一緒に次々湧き出てきて
頭がおかしくなるんじゃないかって位苦しんだりした。特に水曜日はきつかった。
実際、ホントにあの男と会っているかどうかなんてわからないんだけど、確認するような真似は全くしなかった。


夜、どうしても想像してしまうんだ。咲とあの男のSEXを。
あの男にしがみついて、よがり狂う咲の姿を。
あの男は必ず俺の事を咲に聞くはずだ、そしてその話をネタにして咲を責め立てるはずだ。
もしかしたら、俺の名前を呼ばせていたかもしれない。
そうして悦に入って咲を玩具のように弄んでいるはずだ。
 咲はその時どうゆう感情で俺の事を想うのだろう?
そんな事を想像してオナニーをした。
信じられないかもしれないけど、あの男に責められながら俺を想う咲を想像してするのは、
それまで見たどんなAVなんかよりも興奮した。酷い時はそんな行為を朝まで続けた。
そして必ずすごい自己嫌悪に落ちて死にたくなった。
そんな時は、とにかくがむしゃらに仕事に集中する事で気を紛らわせていた。


12月に入り正月休暇に向けて忙しく仕事をかたずけていた所に、とんでもない報告が入った。
本社側のありえないようなミスでトラブルが起こり、これの処理が支店側に回ってきたんだ。
正月休暇どころじゃなくなった。中頃から末まで連続出勤を余儀なくされた。
終電に間に合わなくて会社に寝泊まりする日もあった。元旦と二日だけこれまた本社側の都合
で休みにはなったけど、三日からは下っぱ独身社員のほとんどは出社させられた。
なんとか見通しが付いたのが、本来初出になるはずの七日で、この次の日、俺が会社から受けた
その年最初の命令は、「休暇を取ってくれ」だった。
ま、要するに労働時間が長すぎるって事で俺は強制的に2月の終わりから十日間の休暇を取らされる事になったんだ。
どうしよ? なんて考えてても思い付くのは咲との事しかなく、
クリスマスもろくに一緒に過ごせなかったお詫びにと、俺は旅行を提案した。
南の島で水着姿の咲といちゃつく休暇も悪くないって思ったんだ。


俺が出した条件は南の島ってだけで、あとは行き先もプランも全て咲に任せる事にした。
もちろん費用は全額俺持ちだ。
この提案に咲は大喜びでとびついた。一週間位あーだこーだと悩んでいたわりには、
結局ハワイ四泊六日ってベタなものになった。咲はホントにうれしそうにはしゃいでいて、
この頃は旅行の話題の話しかしていなかった気がする。

2月最初の水曜日の夜中、咲からメールが入ってた。
気が付いたのは朝だったからその日はちゃんとねむったんだと思う。
件名なし、本文なし、添付ファイル一つ。見た瞬間に送ったのはあの男だとわかった。
添付ファイルは画像で、上半身全裸で小さめのおっぱい丸出しの咲が、
両手で頬っぺをつねりよく言う“変顔”で写っていた。
「なんでこんな微妙な写真なんだよ」って思ったよ。
写真を撮ったのは間違いなくあの男だろうけど、この写メを咲に問いただした所で、
「セルフタイマー使った」なんて言われればいくらでも言い訳ができる気がした。


正直に言えば、この時期まだ咲と付き合いが続いているなんて完全に想定外だった。
もっと早くあの男からなんらかのアクションがあるものだと思っていた。だから、焦って興信所まで使ったのに。
で、やっとなんかしてきたと思ったらこれだ。
どうせ、俺が咲に写メの事を話せば、咲はあの男にその事を話すだろう、で、それをネタにまた楽しむ。と。
くっだらねぇ!って思ったね。いつまでこんな状態続けるつもりなんだと。
とりあえずメールで返信はしておいた。「夜中に欲情すかw朝からびっくりしたよ」みたいな。
送った後、まだあの男と一緒に寝てるかもしれないと気付き余計にイライラした。
そしてふと思ったんだ。咲は旅行に行く前にもあの男と会うのかなって。
休みは金曜から翌週の日曜までの十日間で出発は初日の金曜日だった。
休みの間は俺が咲と会わない理由なんてないし、あの男は十日間は咲とは会わない訳だ。
「絶対会うだろうな」
「行ってみようかな」って思った。


実は、この頃にはさすがに俺も、多分咲は俺と別れたい訳ではないんだろうな、とは気付いていた。
咲の態度。何もしてこないあの男。そして今回の中途半端な写メ。どれもがその事を物語っていた。
でも、もし仮にそうだとしてももう手遅れだった。
器が小さいのかも知れないけど絶対に無かった事になんて出来なかった。
それと、そうまでしてあの男と別れられない理由が知りたかった。あの男になにがあるのか、
俺に何が足りないのか。納得いく答えが欲しかった。そういう意味では俺は、
ずっと終わりを待ち望んでいたのかもしれない。

当日は社用車を出せるようにしておいた。
いつものように十時前に仕事を終え咲に電話をする。駅までの道のりをウダウダと会話して、
話し足りなければ俺が帰宅後また電話するのがいつものパターンだ。
でも今日は“一回目の電話で終わる”確信があった。
案の定俺が駅に付いたと伝えると咲は、「荷物の準備がまだあるから」と帰宅後の
電話を断りもちろん俺もそれを了承した。
駅になんて付いちゃいない、咲の部屋へ車を飛ばしてた。


俺は咲の部屋の合鍵を持っていなかった。単純に必要なかったし、
唯一のスペアキーは咲の実家に置いてあり、それがあれば十分だったからだ。
いつかみたいに郵便受けから中の様子を伺う。電気は付いている。
音がイマイチ聞こえなくてあの男がいる証拠は掴めなかったけど、部屋にいるならもう引き返せないと思った。
 理想を言えば、あの男がなにか仕掛けてきてそれを裏切るような形で騙し、
さらにSEXの最中にでも飛び込む。なんてのがいいなぁと考えたりしていたんだけど、
実際は鍵はないし、自分から会いにきちゃうし、何時始まるのかわからないSEX待つには余りにも寒いしで、
「もう、どうにでもなぁれ~(AA略」的な感じで、あの日押せなかったインターホンを押したんだ。
 返事はない。けどドアの向こう側に気配は感じる、覗いてるな、なんて気付いていたけど隠れたりはしなかった。
二十秒位待ってもう一度押す、ドアの向こうから咲の声がした。
「どうしたの、なんで来たの?」
すぐに鍵を開けない時点で、ビンゴって思った。


俺「話しがあってね、開けてよ」
咲 「違うの、今ちょっとね、」
なんて言い掛けたところで、埒があかん、と思い
俺「もういいんだ、全部知ってる。中の男に話があるからとりあえず開けて、ね?」
しばらく無言だった、中で男となにかやり取りしているのかもなんて考えてたら、鍵が開いた。
咲と奥に鞄もってあの男が立っていた。
うわ、こいつ帰る気だ、ってちょっと驚いたよ。
咲が「知ってるってなに?」みたいな事を言ったけど、無視して玄関に入り、男の名前を言ってやった。
出来るだけ笑顔で、紳士的に、余裕があるように見せたかった。
「○君だね」
言った瞬間、男がピクッと反応した事。一瞬、咲が「は?」って感じになった事。
気が付いてはいたけど、この時はそのまま続けた。

全部調べたから今更逃げたりしても無駄だって事。
咲とは婚約関係で、弁護士に相談して慰謝料の請求をする準備をしている事。
今住んでいる場所が本人名義ではないので、今後の連絡は直接実家にするからよろしくって事。
今後、俺や咲になにかしたら慰謝料の額に影響するからなんて事。
 途中、「婚約なんて知らない」とか「親は関係ない」とか言ってきたけど、いかにも最もらしい事を言って聞かせた。
ちなみに、大嘘のハッタリだった。
弁護士に相談なんてしていないし、詳しい人ならわかると思うけど、この時点では俺が男から法的に
慰謝料を受け取る事はかなり難しい。口約束でも婚約は成立するとか、交際期間でも証拠になるとか言ったけど、
単純に奴をビビらせる為だけの嘘だった。悔しいけど、男女関係のトラブルなんてこんなもんだ。
だから俺は、大嘘でもハッタリでもほんの束の間でもいいから、せめて奴をビビらせてやりたかった。
奴の嫌がりそうな所をネチネチついてやりたかった。
 ま、結果的に言えば、これは意外にも効果的だったようで、後日男の方から連絡が入り、話をする事ができた。



 結局、ずっと玄関先で話をしていた。
途中、咲が口をはさもうとしたけど、婚約の件でなんか言われると面倒と思い俺が制した。
最終的に男は無言になり、俺は伝える事は全て伝えたからねと念を押して「後は咲と話があるから」とドアを開けて出ていくように施した。
すれ違う時、「そういえば、あのコ(同棲女)はこの事しってるの?」と聞いたら、凄い顔で睨まれた。正直、ちょっとビビったのは秘密だ。

部屋に入って、いつも俺が座る場所に腰を下ろした。
咲はまだ玄関に立ったままだった。中の扉は開けていて咲の姿が見えていたけど、
何を言いだすのか楽しみで、あえて黙っていた。
この辺りまでは、だいたい予想通りの展開だった、でも、咲の最初の一言は予想外なものだった。
「あいつ、○っていうの?」声が震えていた。
俺「は?」
咲「名前だよ。ね、調べたってなに?」
俺「あぁ、悪いけど興信所使ったよ、(奴のフルネーム)だろ。あと住所とかも全部調べたよ」
言った後、咲はその場にへたりこみ「そんな人知らない」って言ったんだ。
はぁ?ってなったね。こいつ何を言いだすんだと。


 咲を部屋の方に連れて来て座らせ、何故か俺がテーブルの上の缶ビールやらなにやらをかたずけ、
コーヒーをいれてやり、咲の前に座った。その間、咲はずっとうつむいたままだった。
俺「で、どうゆう事なの?」
咲「あたしの聞いてる名前と違うの」
俺 「歳は?」
咲 「26って言ってた」
俺 「うん。違う。咲と同い年、学年も一緒」
咲 「え!じゃ、仕事は?」
俺 「ん?学生だよ、行ってないみたいだけど、学校も分かってる。なんて聞いてたの?」
咲 「クリエイターだって、グラフィックデザインの」
俺 「金もってたか?」
咲 「独立して、いまは大変だって。でも夢だったからって。」
俺 「もしかして、金貸してた?」
咲 「無言…。少しだけ。ね、その興信所ってホントに信用できるの?」
 終わったぁ、って思ったね。どう見ても嘘を付いているようには見えなかった。悪いけど、こいつ馬鹿だって思っちゃった。


この辺りから俺は、かなりイラついて来ていたんだと思う。
咲に興信所について説明してやりながら、ずっと“こんな話をしに来たんじゃない!”と思ってた。
そして、咲の質問がさらに続いた。「それ、調べたのっていつなの?」って。
あ、やっぱきたって思った。この質問は予測してたし答えも用意していた。
 「あの写メだよ」
実際、あの写メの日から三週たっていて調査期間としては十分だと思った事、
俺はまだあまり二人の事までは知らないよー、
なんて振りをしておきたかった事から、こう答えた。
間に水曜は二回あり、もしあの男と会っていなければ嘘がばれるとは思ったけど、
咲は興信所の仕事の早さを驚いた。

 あぁ、ホントに毎週会っていたんだな。なんてあきれた。そして、キレた。


「もういい、服脱げよ」気が付いたらそういってた。
咲は、え、なに?ってなってたけど、腕を掴んでベッドに放り投げた。
暴れたけど、押さえつけて「今は俺の怒りをどーにかする事を考えろよ!」って怒鳴ったら、
泣き出しちゃった。でも、「そうだね」なんて言うからなんかさらにムカついて、
破り取るみたいに洋服を脱がせた。
 咲を全裸にして、四つ這いの格好をさせた。泣き顔見ながらはできないって思った。
ズボンとパンツだけおろして、いきなりチンポをあてがった。咲が「まって」って言ったけど、
無視して唾で少しだけ濡らしていきなり突っ込んだ。
でも、やっぱり全然濡れてなくて正直「チンポいてぇ!」ってなったけど、そこはまぁなんとか我慢した。


しばらくすると馴染んできて、咲も感じてきているようだった。
シーツに顔を埋めて、必死に声をおさえていた。
“そんな事しなくても、もう誰もドアなんて蹴ったりしねーよ”
なんて思うとまたちょっとムカついて、平手で咲のお尻をおもいっきりひっぱたいていた。
そしたら咲が、ひっ!って悲鳴をあげて、すぐに小さな声で「ごめんなさい」って言ったんだ。
条件反射というか、まるでそう言う事が事前に決まっているみたいに。
 すぐにまたあの男の事が頭に浮かんだよ。そうか、こうゆう風にしてたのかって。
だから俺は咲に普段あの男をなんて呼んでいたのか聞いたんだ。
偽名でもいいから、その名前を呼べって、俺がこうしてる間ずっと言い続けろって命令した。
咲は嫌がったけど、もう一度お尻を叩いたら簡単に従った。
変態みたいだけど、俺はこの時異常に興奮したんだ。
何度も奴の名前を呼ばせた、何度も咲のお尻を叩いた。
そして、なにも言わずに叩かれて赤くなったお尻にぶちまけた。


 俺は、そのままパンツとズボン履いてコート持って部屋から出てった。
咲が「なんで?ちょっとまって」なんて言ってたけど、全裸だしお尻汚れているしどうせ追って来れないってわかってた。
 
 今考えると、この時なんで出て行っちゃったのか自分でもよく分からない。
多分、この時はもう一緒にいるのが嫌になったんだと思う。
 実際、この日は家に帰らずにビデオボックスって所に泊まった。
しかも眠れなくて、AV観て二回も抜いた。訳分かんないよね?自分でもそう思う。
 朝、出勤前に携帯の電源入れたら、咲からやたら長文のメールが届いてた。
今回の事についての反省と俺に対する謝罪が書いてあった。
あの男の事についてはほとんど書かれてなかった。

夜、休み前って事で少し早めに仕事を上がらせてもらえて、
いつものように咲に電話したんだ。
咲は、ワンコールで電話に出ていきなり泣き出た。
「もう、電話してくれないかもしれないって思ったよー」って。
俺はどうしても聞いておきたい事があって、その為の電話だった。
しばらく咲をなだめて、前日の行為を詫びた後、軽い感じで聞いてみたんだ。
「あの男とはいつから会ってたの?」って。
咲が言うには、知り合ったのは去年の秋頃。何度かメールで誘われていたけどずっと断っていたそうだ。
でも、12月に俺が仕事に付きっきりになり、寂しくて誘いに乗ってしまった。
酒の勢いとクリスマスの雰囲気で過ちを犯してしまった。
その後、何度か会うようになってしまったが、今はすごく後悔している。だそうだ。
咲が話ている間、俺はずっと「うん、そうか」って答えていた。
たぶん五十回は言ったんじゃないかと思う。
最後に咲は、ちゃんと会って話がしたいから今からでも会いたいって言ったけど、俺はこれを断った。


 「だって、まだ荷物の用意がちゃんと出来ていないかね」って。
咲が驚いている様だったからそのまま続けて
 「明日、約束通り迎えに行くからおまえも用意しとけよ」って言った。
咲はまた泣き出しちゃって
「いいの?…あたし…なんて…」とかなんとか言ったけど、
あんまり何言ってるのか分からなくて思わず吹き出した。
そして俺はもうずっと言ってなかった、あの常套句を使ったんだ。
「忘れてたみたいだから、もう一度言っておくよ。咲、俺は咲が思っているよりずっと君が大好きなんだよ」って。
咲は「ごめんなさい、もう二度と忘れない。」みたいな事を何度も鼻水すすりながら、言ってた。
俺はやっぱり「うん、そうか」って答えた。


 次の日、予定より少し早く付いたけど咲はちゃんと用意して待ってた。
空港までは車で二時間程かかる。はじめはしばらく無言だったんだけど、
俺が「取り敢えず今日からのスケジュールを教えてくれる?」なんて聞いたら、
咲は涙目でにっこり微笑んで「はいっ」なんて元気に返事をしてスケジュールを
一つ一つ丁寧に説明してくれた。帰国後の休日の過ごし方も二人で話して決めて、
その流れで将来についての事も少しだけ話した。
空港に付たけど、手続きまではまだ余裕があり俺達は予定通り隣接のショッピングモールに寄った。
二人で軽く食事をした後、俺は「トイレに行ってくるからお店でもみてて」なんて言って、
咲と離れた。そのまま荷物の一時預かりのカウンターでさっき預けた荷物を受け取り、
駐車場に向かった。
途中、咲から着信があったけど「おっきい方ですから」なんて独り言言って取らずに切った。
車を出してすぐまた咲から着信があり今度はちゃんと出た。


 「ね、今どこにいるの?」咲の声は少し怯えているようだった。
もうバレちゃたかなんて思った。
ホントは、旅行には行こうと思ってたんだ。
咲との最後の思い出にでもすればいいって。
でも、前の夜の電話で咲が俺に嘘を言った時、
“なんだ、咲も結局あの男と何にも変わらねぇんじゃん”って思っちゃったんだ。
胸のずっと奥の方にいるあいつが、「やっぱりな」って笑った気がした。

 少しだけ、ほんの少しだけ胸が傷んだけど、ゆっくりと息を吸い込んで、
「旅行なんて行くわけねぇだろ!ばーーーかっ!!」つって、電源ごと切った。
しばらく走って、我ながらガキのような嫌がらせだな。なんて思うとなんか妙におかしくて
、車の中一人でゲラゲラ笑った。笑いすぎて涙がボロボロでたけど構わず笑い続けた。
この後の事なんてなんにも考えてなくて、取り敢えずドコいこっかなぁ、
なんて思いながら、車走らせてた。


終わりです。
ちょっと悩んだけど、お話としてはココで終わった方がいいかなと思いこうしました。
中途半端な部分があるのは承知しています。申し訳ありません。
ただ、ここから先はホントつまんないと思います。
読んで頂いた方の想像通りだと思ってもらって間違いないです。
もし需要があるようなら、あとは変に俺の感情とかは入れずに後日談として書きたいと思います。


コメント

すごく愛情深い方ですね。
次は、浮気をしない素敵な女性に出会えると思います。

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