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A美の彼のその後 (エロガキ編2)

今後のことですが、俺と愛美そのものの関係については、もう心配してません。
愛美と俺の間のヒビは完全に修復されたどころか、一層強まったように感じます。
エロガキを殴ったことを知ったときは少々驚いていましたが、予想してたことでもあったようで、
「新しいバイトでも探そうかなー」と明るく話していました。彼女の中で彼女なりの結論を
出しているようです。
エロガキ問題は、エロガキの出方によっては、泥沼になる可能性も残っていますが、
エロガキの出方を待とうと思います。


・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・


エロガキ キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

つわけで、エロガキさんちからA美に連絡がありましたよ。
すでに2、3日前にA美はカテキョー辞めるって電話で伝えてあったらしいんだけど、
その時出たのがアニキらしくてさ、伝えておきますとだけ言って切れちゃったらすい。
んで、A美ももう一度電話するのが億劫で、向こうの反応待ちだったんだけど、
今日の夕方に電話きたってさ。


そのこと(辞めること)について、ちゃんとお会いしてお話したいから、来て欲しい、と。
できれば彼(俺)にも来て欲しい、だって。
なんでですか?って聞いたら、俺にもお話したいことがあるんだそうだ。

うーむ。。。 なにか危険なかほりがするが、行かないわけにもいかないので、
A美のボディガードも兼ねて、逝って来ます。


決戦は土曜日でつ。

エロガキんちは、わりとでかい家で、○○工務店とか書いてあって、えーっと土建屋さん?
オイオイ聞いてねーよ、と。神棚とか飾ってたりしたら、どうしようかとちとビビル俺。
でも、少々緊張風な顔をしてるA美を見て、俺がしっかりしなきゃと(半ば開き直り
も入りつつ)呼び鈴を押した。

玄関で出迎えたのは、エロガキ父だった。そのまま応接室(?)へ案内され、
しばし父中座の後、エロガキを連れて再度登場。
エロガキは丸坊主、だった。少々面食らう俺。目を丸くするA美。うつむきがちなエロガキ。

まず、親子2人がA美に頭を下げ、父が話し始めた。
息子から大体の話を聞いている。教師であるA美さんに勘違いしたばか息子がひどいことを
してしまって、親としても非常に申し訳なく思っている、と。
今日呼んだのは、会って謝りたかったということと、A美から真実を聞いておきたい
(もっとひどいことをされている可能性があるから)ということだった。


まず、エロガキからどう伝わっているのか聞いてみた。
A美に(レイプまがいの)肉体的なイタズラをしてしまった。と、聞いているそうだった。
おいおい、ずいぶん柔らかな表現だな。と思ったが、父も額面どおりに受け取ってない様子だった。
バレた経緯については、恥ずかしいことなのであまり話したくないが、と前置きした上で、
「コレを持っていたことで、、お返しします。」と出してきたのが、小さな茶色い紙袋。
A美がそれを受け取り、中身を確認。少し眉をひそめるA美。そう、あの日取られたパンツだった。
パンツが見つかった日とA美の「辞めます」電話があった日が同時にあって、両方について
父が問い詰めたところ、全てゲロったということだった。
エロガキの怪我に関しては、問い詰めたついでに理由(それで逆上した彼氏の俺に殴られたということ)
がわかった、という感じだった。当日は(母に)ウソをついてごまかしていたらしい。

ということで簡単に言うと、パンツ、辞めます、怪我 の3点セットで事がバレたということだった。


俺は呆れたよ。
(パンツばれるなんて、相当バカな息子さんでつね!)という言葉が喉まで出かかった。
どうせ、部屋の掃除を"ママ"に任せっきりにでもしてたんだろーな。

で、事実確認。A美の番。
実際はどうですか? 息子は本当のことを言ってますか? と問い掛けられたA美は、
俺のほうを見た。「俺から言おうか?」と小声で言ったが、首を振るA美。
”ちゃんといえよ”と目で伝える俺。で、こう言った。
「本当のことです・・。けど、あまり詳しく話したくないんで・・・」
・・・・・・テレパシー失敗。


それでも、父は父なりに察したようだ。A美の言葉を受けて、再度謝り、
バカ息子をA美さんの気のすむようにしてください、と言ってきた。
親も監督責任があるから、親もできる限りのことはします。
エロガキを警察に突き出しても構わない。とまで言ってきた。
そんな話をA美は少し困ったような表情をしながら聞いていた。
俺も、息子の信頼0か?と思った。


A美の返事待ちになって、なかなか返事をしないA美にしばらく無言になる俺たち。
俺は、そろそろ俺の暴力のことを言ってくるかな、、と思っていたが、一向に
話を振ってこない。
俺は俺で、呼んだ理由を聞いておきたかったので、意を決して聞いてみた。
すると「A美さんひとりでは心細いだろうと思ってね。それに君の恋人にいやな思いを
させてしまったんだから、君にも謝るべきだろう」 え、、ホントに付き添い???

俺は「でも、エロガキを問答無用で殴ったのは俺ですけど」と言おうと思って、やめた。
やめたんだが、その代わり「息子さんを怪我させてしまって申し訳ありませんでした」
といってしまった。
それでも、気にしないでいいと父は言ってきた。大した怪我でもないし、と。
それを聞いて俺はほっとした。いやほんと。

それから、結構な時間が立ち、それでもA美はほとんど口を開かずにいたので、
父が「すぐに結論を出すというのも難しいかもしれない。後日返事をくれてもいい」と言い始めた。
俺もA美を促そうとしたとき、突然顔を上げたA美が口を開き、父とエロガキに向かって言った。
「もう、ここには二度とお邪魔したくない」と。

「まさとくんの顔も見たくないし、近寄って欲しくもない。でも警察とかに訴えることはしたくない」
「だから、二度と会いに来ないで欲しい。それを約束してくれたら帰ります」
俺はこんな態度を取るA美を初めてみた。A美の目は少し潤んでいたようだ。

A美の言葉を聞いて、目に涙をためるエロガキ。少し緩んでいた父も真剣な表情にもどり
エロガキをもう一度謝らせ、二度と会わせないとエロガキに約束させた。もし、会いに来たら私(父)に
知らせて欲しい。と。
それで、終了。俺たちは帰途についた。

帰る最中、A美はほぼ無言。暴力の件が片付いてほっとしている俺とは温度差があった。
俺も、A美にあわせて無言。二人とも無言のまま、A美の部屋に戻った。
で、部屋に入ってすぐ、どちらからともなく抱き合った。
抱き合ってしばらくしてA美は少し泣きはじめた。俺が悔しいのか?と聞くと、
「ほっとしただけ」と返事をした。
まあ、それから当然の如くエチーに入ったわけだが、そこは端折るw



というわけで、かなり拍子抜けですた。とりあえず訴える、訴えないとかいう話が出てこなくて
助かった。
ただ、後で考えると、ヤラレ損かなとも思う。向こうも被害なく手打ちが出来たと思ってるかも知れない。
体よくA美の性格を利用されたとも言える。
今日は結局A美になにもしてやることができなかった。強気に出ることもできず情けない限り。


でもA美がそれでいい(と言ってた)のならいいか、と。
少なくともエロガキは多方面から制裁を受けてると思うし。
俺も、エロガキが完全消滅したことで、かなり心に安定が保てるようになったし。
とりあえず俺は、A美からエロガキを早く忘れさせることに専念することにするか、と。
A美ももう全然気にしてないよっ と言ってるし、あれはあれで切り替えの早いヤツだから、
明日からは(少なくとも表面上は)いつもどおりに戻ると思う。


というわけで、長かったエロガキ編(w)、終了でつ。

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