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悪魔の尻尾1

夫から電話がかかってきたのは佐和子が夫用の遅い食事を作っている最中だった。
佐和子は鍋の火を緩め受話器を取ると
「ああ佐和子?今日同僚の杉野君と飲んでたんだが遅くなってしまった。杉野君終電終わってしまって彼家が遠いいからうちに泊まってもらう事にしたから頼む」
と夫はそれだけ言い残すと「ガチャ」と受話器をおろしてしまった。佐和子が「あ、ちょっ、待って!」と言った時にはすでに受話器から「ツーツー」と無機質な音しか聞こえてこない。

佐和子は「もう!」と口を膨らませて怒ったが、もう遅い。しかたなく来客用の準備をすることにした。
佐和子は夫信二と一緒になったのはもう5年前。すでに3歳の子供が居る。
佐和子は夫と出会う前高校時代からつきあってきた男がいたが、夢を追いつづける彼に疲れ、その反動で誠実で実直な信二と一緒になった。毎日文句も言わず朝早く出勤し夜遅くまで残業する夫の姿勢には尊敬しているし不満もない。

が、しかしいかんせん面白みに欠けているのが夫の唯一の難点だった。その点昔の彼は話のバイタリティにあふれいつも佐和子を楽しませてくれた。彼女はふとその当時の事を思い出すことがあった。いけないとは思いつつ・・。
佐和子は隣の部屋で息子陽一が寝付いているのをソッとふすまを明けて確認し。
来客用の座布団を用意した。「あ、そうだ歯ブラシやタオルも居るわね」と独り言を言い、あわただしく部屋を行き来した。

佐和子がほぼ準備を整えて一段落したとき玄関のドアがカチャカチャと音がする。
「あ、帰ってきたわ」と佐和子は玄関の前で待った。ドアが開き赤ら顔の夫と杉野とおぼしき男が立っている。「やぁ、今帰ったぞ佐和子ー」夫は珍しく酔っ払っているようでいきなり偉そうな口をきいた。杉野は「奥さん、こんな夜分遅くにすいません。僕はタクシーで帰るからいいって何度も言ったんですけど・・」と言って本当にすまなそうに手を合わせた。

髪を短かめに揃えたスポーツマンタイプの好青年だ。「あら、いいのよ杉野さんにはいつもお世話になってるって夫からもうかがってますし。さ、あがって」と佐和子は笑顔で促した。(良かったよさそうな人で)佐和子は心の中で少しほっとした。「あなた、ご飯は食べてきたの?」と佐和子が聞く。夫は「飯は食ってきたからいいから酒持ってきて酒」と酔っ払って言う。
「大丈夫なの?」と佐和子が聞くと杉野が「あ、俺はいいです奥さんほんっとぅにいいですから」と佐和子を制した。

佐和子が二人の間で戸惑っていると夫は、そそくさと台所に歩き飲みかけのウィスキー瓶を取ろうとしている。「あなた、わかった私が用意するから座っててと促し」コップや氷の用意をした。すると杉野が佐和子に走り寄り「すいません!じゃ、僕がやりますから・・」と言い「グラスはこれでいいですかね?奥さんも飲まれますよね」と言って手際よく食器棚を開ける。佐和子はちょっと考えてから「そうね。じゃ私もいただこうかしら?」と頷くと「良かった僕らだけで飲んだら僕針のむしろですよ」と言って微笑んだ。(ほんと、いい人そうね。こういう同僚なら私もうまくやっていけそう)と思った。

いつになく饒舌な夫と元々根明な杉野と佐和子の会話は予想以上に楽しいものになった。「いやいや高山(信二と佐和子の姓)こんなかわいい奥さんが居るなんてひとっことも聞いてないよ僕」杉野がお世辞を言う。「何いってるんだ君の奥さんこそえらい美人じゃないか」夫が切り返す。「ふーん、じゃ奥さんとりかえっこしたらいいのにね?」と佐和子は少し皮肉交じりに言った。
杉野は悪びれることなく「あ、いっすね。その案採用っす。ね?高山」とふざけて言った。佐和子は「もうっ奥さんに言っちゃうわよ」と睨んだ。
杉野は肩をすくめた。「杉野はかみさんに頭が上がらないもんな?」と夫がけしかけた。

三人で盛り上がっていた会話が、いつしか夫はうつらうつらとしだし。コタツの横で「ぐーぐー!」といびきをかいて寝てしまった。「あらあらしょうがないわね。あなたこんな所で寝たら風邪ひくわよ、あなた!」と佐和子が夫の肩をゆさぶる。「運びましょう寝室はどこですか?」と杉野が言った。「悪いわね、じゃ手伝ってくださる?」と佐和子が夫の肩を抱き上げる。すると杉野が夫の右腕を自分の肩に廻し軽がると立たせた。「凄い、力があるのね。何かスポーツやってらしたの?」と佐和子は驚きの声で聞いた。

「えぇ、毎週休日はテニスをちょっと」と笑って言った。「だからちょっと日に焼けて見えるのね」と佐和子は納得した。夫は「うむ・・ま、まだ飲めるよ」とボソボソと呟いたが、佐和子と杉野は目を見合わせてクスっと笑い無視して夫を寝室まで引きずって行った。と、佐和子の夫を支えた右腕と杉野の左腕が触れた。
(あ・・・)佐和子は杉野の逞しい腕に、少し男を感じてうつむいた。杉野は別に何も感じてないようだった。佐和子は照れを打ち消すように「今度主人も連れていってくださらない?休みも表に出なくて困ってるの」と杉野に言った。

「仕方ないですよ高山は忙しいから。週末テニスなんかしたら、きっと心臓麻痺起こしますよ」と言いながらベッドに「ヨ!」と夫を持ち上げ寝かせた。
佐和子は丁寧に布団をかけてやる。「いいですね。男はこういうとこに妻の愛情を感じるんですよね」と言った。佐和子は怪訝そうな顔で「ええ?そうなの?」と言って面白そうに笑った。杉野は頷いて「だから僕もたまに布団かけないで寝たフリして妻の愛情を試すんですよ」とおどけて言った。

二人は今に戻りながら「ふーん、で、その美人の奥様にかけてもらうんだ?」と悪戯そうに笑う。「それがね、最近は子供につきっきりで、かけてくれないんです」と寂しそうに杉野は言った。佐和子はコタツに足を入れながら「どうする?杉野さんも、もう寝る?」と聞いた。「あ、いや僕、宵っ張りなんで、もう少しやってていいですか?後片付けはちゃんとやっておきますんで」と杉野は応えた。
「じゃ、私ももう少しお付き合いしちゃおっかな」と言って微笑んだ。

二人の会話は夜更けまで続き打ち解け合った。杉野と奥さんの出会いや夫と自分の出会いの馴れ初めの話や、その前に付き合っていた恋人の話の話までした。
その話でお互い分かり合ったのは前に付き合っていたのは楽しい人でいつも自分を楽しませてくれたこと。そして今の相方は反動で真面目で大人しい人だという事だった。「ま、最終的に結婚するときは自分と正反対の人をお互い求めるって事なのかしら?」佐和子が遠い目をして言う。「でも、僕は奥さんぐらいの人だったら良かったなぁ・・あまり大人しいのもちょっと」と真面目な顔をして言った。

「ま、奥様に言いつけちゃうわよ」と悪戯そうに佐和子が言った。「でも、そうねお互い5年くらい前に出会っていたら違った人生歩んでいたのかしら?」とフっと笑った。その言葉で少し気まずい静けさが訪れる。ストーブの上に乗っている加湿用のヤカンが沸騰し、グツグツという音だけが居間に響いた。と、軽く杉野の素足がコタツの中で佐和子の足先に触れた。二人は黙ってうつむいた。杉野の足が少しづつ佐和子のスネをまさぐる。佐和子の心は(この瞬間的な官能に浸っていたい)という心と(夫や子供が一つ屋根に寝ているのに、今すぐこの不埒な行為を止めねば)という気持ちが攻めぎ合った。

その間にも杉野の足は佐和子のスネを駆け上がりスカートをまくりあげ太腿のあたりをサワサワとまさぐった。その快感が佐和子の理性を少しづつ削っていった。(あぁ・・駄目駄目。今ならまだ間に合うわお互いに家庭があるんだし。今ならお互い黙ってれば・・あ、あ・でも」佐和子は太腿を撫でられる快感で内腿を小刻みに振るわせた。杉野の足は既に内股の付け根まで到達していた。佐和子はこれから自分の一番敏感な部分に与えられるであろう快感に耐えるため、床のコタツ布団を掴んで目をつぶった。

駄目だと思う佐和子の夫子供に対する忠義の心と裏腹に佐和子の腰は更なる快楽を得るためにクネクネと杉野の足の親指を割れ目に迎えようとしていた。
杉野は佐和子を焦らすように割れ目の周りを縁を描くように丸く指で縁取った。
喘ぎ声を挙げられない佐和子は「フーフー」と荒い息を吐き、時折切なげに「ン!ンン・・」とうめき声を挙げた。散々杉野は焦らしたあげく親指でギュっと割れ目に沿って縦に這わせた。たまらず佐和子は「ハァックっ・・クスンクスン・・」と快感に喘ぎ声を挙げられない切なさですすり泣いた。

杉野の指は上下に丁寧に割れ目をなぞり、時折クリトリスをクリクリと刺激した。
佐和子は杉野の指の動きに合わせ「スーハースーハー」と息を吐き、指の快感を味わう。「あ・・このままイケそう・・」佐和子が下半身を痙攣させ始めたときいきならフスマが「ガラ!」と開いた。息子陽一が立っていた。二人はビク!として背筋を伸ばした。そして佐和子は「ど、どうしたの?陽ちゃん」とまだ上気した表情で言った。「ママおしっこ」陽一は言った。

佐和子は引きつり笑いを浮かべると「もうしょうがないわね、さ、いらっしゃい」と言ってトイレに連れて行った。佐和子は下半身の疼きをジンジン感じながら(あぁ、良かったきっと神様が止めてくださったんだわ)と人の道に外れなかった事にホッ胸を撫で下ろした。用を済ませ陽一を床に寝かすと寝息をたてるまで、佐和子は見守った。まもなく陽一は「スースー」と寝息をたてた。
「ありがとね、陽ちゃん」佐和子は息子の頭を撫でてやりながら言った。

居間に戻ると佐和子は平常心を取り戻した表情で「さ、私達も、もう寝ましょう」と言ってお膳の上を片付けようと屈んだ。すると杉野が背後から忍び寄り、佐和子を抱きすくめた。佐和子は「キャ!」と声をあげて伸び上がった。
杉野は抱きすくめたその手で佐和子の胸を揉みしだき「奥さん、僕は・・僕は」と、高揚した声をあげた。興奮しているのか少し声が震えている。杉野は丁寧にゆっくり佐和子の形の良い胸を揉みあげた。「ハァ・・だ、駄目よ・・私達にはお互い家族が居るでしょ?だ・・め・・」しかし言葉に反して身体は快感に純粋に反応した。「あぁ何でこんなに私の身体は馬鹿なの?お願い気持ち良くさせないで、じゃないと。わ、わたし・・」乳房の快感は脆くも佐和子の理性を崩しにかかった。

「フー」っと耳元に息を吹きかけられると佐和子は脆くも前のめりに崩れた。
杉野は仰向けに佐和子を起こし目を見つめた。「奥さん今日だけですから、今日だけ僕のものになってください」杉野はかすれた声で言った。
そう言うと佐和子のスカートに手を伸ばしパンティをするすると伸ばした。
そして佐和子の割れ目に指を入れ既にジットリと湿っているヌメリをこそげ取った。そして杉野の中指と薬指の間で糸を引く佐和子の愛液を見せ「ほら、奥さんだって、もうこんなに・・」と言った。佐和子は「やだ、そんなの見せないで」と恥ずかしがった。

杉野は自分のズボンのジッパーを下ろすと夫のものより格段に大きい一物を取り出した。(やっぱり骨格の良い人はアレも大きいのかしら)佐和子は朦朧とした気持ちの中で思った。佐和子は服を着たままパンティを下ろしただけ、杉野もズボンのジッパーから一物を出しただけで、もし何か物音がした時に対処できるように杉野なりに備えた。杉野が前かがみになり、胸の前まで顔が近付いた。
杉野はセーターを着たままの佐和子の身体を抱き「奥さんいきますよ」と佐和子の目を見つめた。佐和子は応えず目を伏せてコクリと小さく頷いた。

杉野がグイっと腰を入れる佐和子は自分の中にズッズッと潜り込んでくる砲身の刺激で「ウ!ウ!ン!」とうめいた。杉野は佐和子の最奥部を味わうように佐和子の細い腰を抱きグリグリと結合部を押し付け合った。その結合部に溜まった粘液がピチャピチャと卑猥な音をたてた。「ハァハァ奥さんの膣内は、こうなってたんだ・・温かくて優しく僕を包んでくれている・・」杉野は夢うつつで声をあげた。「ウ、ウ。私こんな大きいの入れたの始めてなの。とっても素敵」
もう佐和子の頭に夫や子供が一つ屋根の下に寝ている事など忘れて、両足を杉野の腰に絡み付け自ら自分の膣内に砲身を深く埋めようといざなった。

「ハァ・・いきそうだ・奥さん・・」杉野は苦しそうにうめいた。「う、うん私もイクから待って。もう少し強く突いてみてお願い」佐和子が嘆願した。
「こ、こう?」杉野は逞しい腕で佐和子の腰を抱え上げガン!ガン!と股間にぶつけた。「ア!く・・そう。いけそう、いけそう・・」佐和子の声が大きくなった。杉野は佐和子の喘ぎ声を抑えるため口を重ね舌を捩じ込んだ。
「ぐも、ごもも・・ン、ン、ンー!」佐和子は既に絶頂を迎え快感で下半身をバタつかせた。

杉野は精液を奥へ奥へと誘う痙攣の感触に耐え兼ね、一際強く奥へ砲身を射ち込むと佐和子の口から自分の口を離し「クハ!」と声を上げて快楽の証を佐和子の膣内に吐き出した。今までに味わったことのないような止めど無い射精だった。狭い膣道に行き所をなくした白濁色の生暖かい粘液は密着した結合部から決壊したようにはみ出し佐和子の肛門を流れ落ちた。生暖かい液体が肛門に感じた佐和子は「え、え?ちょ、膣内に出しちゃったの?」と杉野に言った。

「すいません、奥さんのが、あまりに強く締め付けるもんで、つい・・」
杉野は精液を全部吸い取られた疲労感で佐和子の胸に顔を突っ伏したまま言った。「もう、できちゃったらどうするのよ」と杉野の背中を叩くと身体をずらした。結合部から杉野の砲身が抜かれると、コルク栓を抜いたシャンパンのようにゴボゴボと佐和子の膣から精液が溢れ出た。
「あぁ、もうっ大変!シャワーで洗い出さなきゃ・・」佐和子はバスルームに走った。「奥さーん、申し訳ありませーん」眠たい杉野の声が背中から聞こえる。
佐和子は一時の気の迷いで他人と交わった事を猛烈に後悔した。

佐和子はシャワーを浴びながら自分の秘部にそっと触れてみる。
割れ目からまだドボドボと大量の精液が太腿をつたって流れている。
(凄い、スポーツマンってアノ量も多いのかしら・・)夫とのあまりの量の違いに驚きながら佐和子は自分の指に絡みついた精液をしげしげと眺めた。色も少し濃い気がする・・佐和子は妊娠してしまわないか少し心配になった。(計算だと一応大丈夫よね・・)佐和子は指折り危険日の逆算をして一人でコクコクと頷いて納得した。

と、その時バスルームの扉がカチャっという音がした。とっさに佐和子は振り向いた。杉野が裸で立っていた。しかも先ほど力尽きた一物はすっかり生気を取り戻しいきり立っている。「な、何?」佐和子は少し怯えた表情で壁に張り付き胸を隠した。「お、奥さんの裸が見たくて・・」杉野は高揚した顔で言った。歩くたびに杉野の砲身は滑稽に上下に揺れた。
「だ、駄目よ出て行って、ここがどこだか分かってるでしょ?」佐和子は嘆願した。

佐和子の声がバスルームにエコーのようにこだまする。杉野はニコリと笑って「シー!聞こえちゃいますよ」と言って手を指にあてた。
「駄目駄目絶対に駄目出て行ってちょうだいお願いだから」佐和子は首を横に振りながら杉野をたしなめた。杉野は聞く耳を持たず「素敵な体だとても子供を産んだ体とは思えない・・」と言いながら佐和子の肩を抱こうとした。「や、やめて聞こえちゃうから駄目」佐和子は杉野の腕を振り払うと壁の角に立ち後ろを向いてしまった。杉野は背後から佐和子の細い腰を抱きしめた。

そしてグイグイと佐和子のヒップを突き出させようとする。たまらず佐和子はふりむき杉野の顎に手を押し当て体を突き放そうとした。しかし男と女の差、しかもスポーツマンの杉野と細身の佐和子とでは多少拒否した所でほとんど効果があろうはずもなかった。杉野はかまわず片手で佐和子の豊満な胸を揉み、片手でもう片方の乳房を掴むとピンクの乳首に吸い付いた。「あぁ・・・奥さん、素敵だ。何て素敵な身体なんだ」杉野は朦朧とした声をあげた。

チュバチュバと杉野が乳首に吸い付く音がエコーする。たまらず佐和子の腰は切なげに揺れた。そしてゆっくりと杉野は佐和子の下腹部まで丁寧に舐め上げ。両手で割れ目をめくりあげた。佐和子の「ウ、ウーン・・」とうめいた。佐和子の中にまだ溜まっていた杉野の精液がドボドボと流れた。
「凄い、奥さん。僕のがこんなに・・」杉野は嬉しそうに言った。

「や、やめてそんな事言うの」佐和子は目をつぶって恥ずかしそうに言った。「僕が舌で綺麗に舐めとってあげますね?」杉野は佐和子の膣内を観察しながら言った。佐和子はコクっと頷いた。チロチロと舌先を丸めてクリトリスを刺激し、時折内部の奥まで挿入した。佐和子は苦しそうに「クフフン・・」と泣き声を漏らした。そして佐和子の声が外に聞こえるほど頂点に達した時。杉野は立ち上がり「さぁ、奥さん今度は僕を喜ばしてください」と言って佐和子の後頭部を掴み股間に押し付けた。

今、佐和子の面前に杉野の逞しい一物が有る。佐和子はいままで夫の物を口に含んだ事は殆どない。プライドの高い佐和子としては、まずその屈従的ポーズが許せなかった。だから性交をする時でもほとんどが正常位しか
しない後ろからされるなんていうのも、もっての他だった。前につきあっていた彼の時もそれは同じだった。元々、精力が薄い夫は最初は要求したが、あっさり諦め、そのままマンネリ化した性生活を送っていたのだ。

しかしそれがどうだろう。今隣室では夫や子供が眠っているというのに今はむしろ目の前の一物にむしゃぶりつきたい衝動に駆られている。佐和子は、この禁断のタブーを犯しているという淫猥な状況に酔っていた。
「ほら」杉野は佐和子の肉厚な唇に先端をあてがった。上目使いで佐和子は杉野を見つめる(・・・)まだ佐和子はこの屈辱的行為を実行する事に少しためらっていた。

杉野は佐和子の気持ちを悟ったかのように「こういう時は、変なプライドなんか捨てた方が好いんだ」と言って佐和子の頭を優しく撫でた。彼女は杉野の硬い一物を手に取り目を瞑った。そしってそっと口を開け杉野の一物を頬張った。(・・・・)何とも堪らない淫靡な充足感が彼女を包んだ。
佐和子は頬を凹まし丹念に砲身を口内でしごく。「そうだ、上手いぞ奥さん」恍惚とした表情で杉野が言った。佐和子は自分の行為に従順に反応する杉野が嬉しかった。

「ゴポッカプゴポゴポ・・」出し入れが繰り返すたびに厭らしい音が響く。
「お、奥さん先端の裏のほうも舌で舐めてみてください・・」杉野が要求した。「こう?」佐和子は舌先でチロチロと杉野の先端の裏側を刺激した。
「あ、あ、あ、駄目だこのままじゃ出ちゃう・・」杉野は佐和子のオデコを押して自分の砲身を佐和子の口から引き抜いた。「あ、危なく出てしまうとこだった」杉野は自分の口から急に砲身が消えて目が泳ぐ佐和子を見て笑いながら言った。「やっぱり出すのは奥さんの膣内じゃないと」

杉野は佐和子を一度立たせ、浴槽に手をつかせた。そして佐和子の尻タブに手を添える。杉野は同僚の妻が今自分の一物の挿入して尻を差し出しているという状況に目が眩みそうだった。出しっぱなしのシャワーの雫が杉野の背中を叩き続けた。杉野は佐和子の尻の位置に合わせて腰を沈めた。
そしてゆっくりと二度目の挿入を開始した。ヌルヌルと佐和子の肉道が杉野の一物を包み込んだ。そのままズッズッズッと出し入れを開始した。

佐和子は声を押し殺し「うっうっう、あう、あう」と杉野に突き抜かれる度に声をあげた。杉野は尻を抱き上げ腰をグルグルとまわして佐和子の中の感触を味わった。「お、奥さんそろそろイキそうです」そう杉野が言った瞬間、すりガラスの向こうに有る洗面所に人が入って来る音がした。杉野は佐和子の腰をかたくだいたまま体が硬直した。

夫信二だった。どうやら歯を磨きに来たらしい。シャコシャコと歯を磨く音が聞こえる。佐和子もそれに気づき体を硬くしている。「あぁ、悪酔いした気持ち悪い・・」と夫の声がする。杉野はその声にビクンと反応し体を反らした。その瞬間緊張のせいで杉野の射精が始まった。ドクンドクンと体を強張らせたまま杉野は佐和子の中に精液を注ぎ込んだ。たまらず佐和子が「あ、あ、う、う・・」とうめいた。

「どうした、お前も悪酔いか?明日悪いけど5時起きだから頼むな」そう言うと「ゴボゴボゴボ・・ぺぇ!」と口を濯ぐ声がした。佐和子は辛うじて「え、えぇ」と応えた。ザーザーとシャワーの音だけが緊張した状況と関係なく響き続けた。

佐和子と杉野の結合部から放出された粘液がぽたぽたと流れ落ちた。
杉野は射精の快楽に従いビクッビクと腰を痙攣させる。
その動きに連動した佐和子の身体も揺れた。
しかし、今現実に有るスリガラス一つ隔てた向こうに夫が居ると言う 事実が二人の心臓の鼓動を高鳴らせた。

じっさい夫がちょっと、こちらを見さえすれば重なり合っている二人の身体を確認することができるだろう。
ドクンドクン・・佐和子の鼓動を佐和子の背中越しに杉野は聞き杉野の胸が当たっている自分の背中から杉野の鼓動を確認できた。
(お願い、これは一時の気の迷いなの。神様このまま夫を気付かせないでください)佐和子は目をギュと瞑って祈った。

ほどなくして、夫は何も気付かずに洗面所を出て行った。
杉野は「ふー」っと強くため息をつき、佐和子の中から砲身を引き抜いた。ひょうしにボタボタと白濁色の液体が佐和子の太腿を流れ落ちた。杉野は「危なかったですね。縮み上がりましたよ」と言って笑いながら縮み上がった自分の一物を強調して見せた。
「もう!笑ってる場合じゃないわよ。だからやだって言ったのに」
小さくかすれた声で佐和子は言った。

「でも、こういうスリリングなSEXって燃えませんか?」
杉野は悪戯そうに笑う。「冗談言ってないで早く身体拭いて着替えて!」佐和子はバスタオルを杉野に手渡した。杉野は濡れた髪を拭いている佐和子のスレンダーだが見事に均整のとれているバスととヒップを名残惜しそうに眺めていた。佐和子はそれに気付き少し照れたように「もう、何見てるのよ早く!」と杉野をけしかけた

二人は服を着替え居間に戻った。佐和子は夫のジャージを杉野に手渡し着替えさせた。「じゃ、信二さんの横で寝てちょうだい」と杉野に指示し佐和子は息子の眠る部屋に入ろうとした。
杉野は佐和子を振り向かせ「このまま関係が終わるの惜しいと思いませんか?」と言って佐和子のおでこにキスをしようとした。
佐和子はそれをかわし、「冗談、ほんっとうにこれっきりの関係ですからっ」と強い口調で返した。

「でも奥さんもあんなに感じてたじゃ・・」と言いかける杉野を遮り「あなたも、家庭が有るんでしょ?お互い忘れましょう」と言って佐和子は子供の居る部屋に入りふすまを閉めた。
杉野は暫くそこでたたずんでいた。

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