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嫁の彩たんが寝てる間に-11-

彩が脱衣所から出てきた。
彩「さっき洗面所に入ってきた?」
やばい!
俺「ああ、お前の下着チェックしにな、黄色だったね」
彩「やだ、冗談でしょ。えっち」
なんとかごまかした。
すかさず、彩を引き寄せてキスをする。
そのまま、激しく彩を抱いた。
抱いている最中、何度か島村のことを考えた。
島村も彩を抱きたいのか。そう考えるとさらに興奮した。

俺のアパート。シングルベッドに横たわっている彩と俺。
となりで寝ている彩の顔を見ながら、また島村のことを考えた。
島村は今後どのような手段を講じてくるのだろうか。
彩は島村のことをどう思っているのだろうか。
彩は小林のときのように島村を受け入れるのだろうか。
俺は何を期待しているのだろうか。

記憶の奥隅に追いやっていた小林のことを思い出したとき、
俺はまだ彩のことを本当に許すことができていないことを自覚した。

それから数日、俺はゼミと就活で忙しく、彩も残業で帰りが遅く、
会えない日が続いた。
島村のことは気になっていたが、ゼミは卒業がかかっていたし、就活は
佳境を迎えていたので、島村のことは考えないようにしていた。

彩からはほぼ毎日電話があった。
残業の毎日で疲れており、まっすぐ帰宅しているようだった。
彩の話は今日あったことなどたわいもない話が多かった。
その中で島村のことが時折出てきたが、職場の一人という位置付けだった。
そんなある日、彩が電話で、
「明日、職場の人と食事して帰るから電話できないかもしれない」
と切り出してきた。

俺「何人でいくの?」
彩「有志だから、わからないけど、数人だと思う」
俺「ふーん」(ついに島村がうごいたか!)
俺「島村さんも?」さらに追求する俺。
彩「えっ?たぶん。島村さんが企画してたから」
俺「他には?」(俺もしつこいな)
彩「〇〇さんも行きたいっていってたから」
俺「そうか」
ここで会話は終わった。
この時点で彩がうそをついていたのかどうかは不明。

次の日の夜。さすがに彩の行動が気になった。
気になったがどうすることもできなかった。
こういうときに彩のことを好きなんだと自覚する自分。
何度か彩の携帯に電話をしようかと思ったが、やめた。
そのとき、扉をノックする音が聞こえた。

扉の向こうに彩が立っていた。急いで扉を開ける。
俺「どうした?」
彩「来ちゃった」
俺「電話くらいしろよ。俺がいなかったらどうすんだよ!」
彩「いなくても待ってるつもりだったから」
彩を部屋へ導く。

コーヒーを入れながら、
俺「今日、飲み会だったんだろう?もう終わったのかよ?」
彩「うん」
俺「なんかあった?」
彩「〇〇(俺)に会いたかった」
俺「話してみろよ」(結構ドキドキしていた)
彩はこれまでのことをゆっくりと話し出した。


時は前回の飲み会のときに遡る。

彩は一次会で意地悪な先輩(お局様)に結構飲まされて、少し酔っ払っていた。
彩が帰ろうとしていたとき、島村から二次会に行こうと誘われる。
島村は彩が仕事で困ったときいつも助けてくれる先輩。
年も他の人より近いため、職場でも自分のことをかわいがってくれる。
彩はこれ以上は飲めないと思ったが、せっかくの島村の誘いを断るわけにも
いかず、1時間くらいならと付き合うこととした。

島村とは職場の愚痴で盛り上がり、話はプライベートへ。
彩は俺が就職活動でピリピリしていて辛い等の話をしたらしい。
島村も付き合っている彼女と喧嘩していて別れようかどうか悩んでいる
などの話をしたようだ。
彩は飲んでいたカクテルの酔いがまわり、ちょっと辛かったので、
帰ろうと島村に言ったら、もう少ししたらタクシーで送るからと言われたらしい。

それからが長く、彩は島村の話を聞きながら,うつらうつらしていた。
ようやく店を出て、タクシーを拾おうとしたが、タクシーがなかなか
つかまらない。
待っている間、島村はふらつく彩を抱きかかえていた。
脇を抱えられていた島村の手が胸にあたっていたが、気にする気力は彩にはなかったらしい。

もう限界かも。

ようやくタクシーに乗り込むと彩は安心して、うとうととしだした。
ここから島村目線で。
島村は彩を見ていた。彩のふくよかな胸がブラウスを押し上げている。
下半身に目を遣るとタイトスカートが少し上がって、見える太ももが
艶かしい。
先程、触れた胸。予想外のボリュームだった。
会社では制服のベストに隠されていて想像ができなかった。

その胸に触れてみる。柔らかい。
少しだけ手を動かしてみる。彩はまだ起きない。
さらに少しだけ激しく。
彩の手が島村の手を制した。
彩「島村さん、ダメですよ」
島村「ごめん。彩ちゃんが魅力的だったから」
彩「彼女に怒られますよ」
こんなやりとりがあったらしい。
このとき、彩は少なからず島村が自分に好意をもっていることを感じていた。
程なくタクシーは彩の自宅の前に着いた。


飲み会のあと、島村は毎日のように彩に電話を掛けてきた。
彩も島村は職場の大事な先輩なので、無下にすることもできず、
程ほどに付き合っていた模様。
その中で、しつこく沖縄料理に誘われたとのこと。
彩は、二人きりでは嫌だったので、
みんなで行くよう話をもっていく努力をしていたそうだ。

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