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美佐江

美佐江が醒めた態度で夫の博史を迎えた。妻の胸元から微かに漂う名残汗。カッと頭に血が上った。堪える。
「あなた、お帰りなさい」
そ知らぬ顔の妻──知ってるんだぞ。
お前が他の男のちんぽを銜え込んで、円山町のラブホテルでおまんこしてるってことくらい俺だってな。
胃が締め付けられるような気分だった。それでも博史は、なんとか妻に冷静さを装って見せる。
     *       *        *         *          *           *            * 
「み、美佐江ちゃぁぁんッ、みさえちゃああぁぁぁん、み、み、み、みさえちゅあぁぁぁんッッ」
男の発する気味の悪いダミ声がホテルの一室に響いた。腹の脂肪をこれ見よがしに揺らす。
身長百五十三センチという小学生並みの背の低さに相俟って、
体重百三十八キロを超える醜い皮脂に覆われた田亀弁蔵の肉体はほぼ球体に近かった。
コレステロールにたっぷりととりつかれた豚足のような指で美佐江の赤い肉割れをくじる。
「ああ、上手よ……ッ」
陰核を指腹でこすられ、美佐江の声が一オクターブほど上がった。肉の割れ目から零れる愛蜜を指ですくっては弁蔵がうまそうに舐める。
「み、美佐江ちゃぁんのマン汁はとっても、お、お、おいしいなァァ」
知的障害者を連想させるドモリ声──全く焦点の合っていない濁った眼つき。突然、弁蔵が皮を被った小指サイズほどのペニスをしごきたてる。
センズリに専心する弁蔵──豚のようにめくれた鼻の穴から、鼻息とともに勢い良く黄緑色の鼻汁が飛び散った。
同時に尿道から黄色く濁ったザーメンが噴出する。

この間、僅か四秒でした。弁蔵は早漏なのでしょうか。いいえ、ただの早漏ではありません。弁蔵は酷い早漏だったのです。
その光景に美佐江の股間は濡れました。そうです。美佐江は早漏フェチだったのです。

「ああ、凄いわ、弁蔵さん。また早打ちの記録を更新したわね」
「み、み、美佐江ちゃんがあんまりにも魅力的だからさァァ」
フケだらけのロン毛をかきあげて弁蔵が二カッと笑う。薄紫色のおちょぼ口から欠けた前歯が顔を覗いた。
「ああ、あなたのペニスを早くちょうだい……ッ」
「み、み、み、みさえちゃああぁぁぁんッ」
四つんばいになった美佐江の尻房に弁蔵が気張った肉棒を押し付ける。細身の裸身をよじらせ、美佐江は肉棒をアヌスに迎え入れた。
ローションを塗っていなくても挿入はスムーズだ。途端に訪れた快楽の肛悦に押し上げられ、美佐江は切なそうに声をあげた。

アナル好きの美佐江は短小フェチでもあったのです。弁蔵がエイヤソイヤと掛け声を上げながら尻にスラストを打ち込みます。
すぐに二度目の射精を迎えました。この間、僅か三・四秒でした。本日二度目の記録更新です。

     *       *        *         *          *           *            * 
浴びるように酒を飲んだ。ストレスで胃壁がズキンズキンと痛む。同時に心も痛んだ。
生きているのが辛い。その晩、博史は首をつって自殺した。
でも見てください、この安心したような死に顔を。あなたはこんな顔で死ねますか?

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ミサエとヒロシw

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