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悪夢のようなベッド下(1)

んじゃ脚色なしの文才なしで書き込みますね。
もう何年も前のお話です。当時は円形脱毛症になるくらい
ショックを受けた出来事でしたが、今はもうどうでもいいや(笑)

当時付き合っていた彼女と食事に行く約束をしていました。
待ち合わせの時間を気にしつつ、仕事を片付けていると、終業
時間まであと少しというところで、トラブル発生。
泣く泣く彼女に約束キャンセルの電話をしました。
その当時は本当に忙しく、立て続けにドタキャンばかり
してしまっていたので、その日も凄く彼女に怒られました。
すでに怒りを通り越して、こんな俺と付き合っている自分を
心底哀れんでいるような、そんな呆れた感じの声で「またね」
と言われました。「また」なんて機会は無いのかもなぁ~なんて
考えが一瞬脳裏によぎったのをハッキリと覚えています。


と、最初からこんな感じで書いてしまうと、もともと彼女とは
うまくいってなかったんじゃないの?的なイメージになってしまいますね。
実はそんなことはなくて、当時付き合い始めてすでに丸4年。大学のサークルで
知り合った2つ年下の本当に可愛い娘でした。喧嘩はよくしていましたが、
仲直りするのも早くて、仲間内では結婚秒読みじゃん!なんて言われていました。


本当に彼女を愛していましたし、彼女も愛していてくれていたと思います。

で、本題に戻りますけど、その時起こった仕事のトラブルは簡単に解決
してしまうわけなんです。でも、待機時間ばかりが長くて、すぐに彼女に
連絡とって「待ち合わせやり直し」ができるほど早く片付いたわけでは
なかったのです。プリプリ怒っている彼女に連絡するのも気が引けたし、
どうしようかなぁーって思ったんですけど、彼女の部屋に行ってみること
にしました。


それぞれのアパートを借りて住んでいましたが、お互いに
合い鍵を渡してあり、どっちかがどっちかのアパートに
入り浸っているって感じでした。彼女の部屋は電気が消えてて
明らかに留守でしたが、まぁすぐ帰ってくるだろうと思って、
合い鍵を使って部屋に入りました。もしかして俺のアパートに
行ってたりして?とも思いましたが、先ほどの電話で最後に、
「いいよ家帰ってひとりでワインでも飲みますよ」とちょっと
キレ気味で言ってたのを思い出しました。貰い物の美味しいワイン
があるんだと前々から言ってたので、帰るとすれば自分のアパート
に間違いないだろうなんて勝手に納得して、彼女のベッドにゴロンと
横になりました。

ま、ちょっと仮眠程度なんて思いつつテレビだけつけて、部屋の電気を消したわけなんですが、
仕事の疲れが溜まっていたせいか速攻で眠りに落ちてしまい気づいたときにはテレビは放送終了
砂嵐状態でした。
あ?一体何時なんだ…、アイツはまだ帰ってないのかなんて思いながら時間を確認しようと思った
のですが、寝るときにはずしたはずの腕時計が見当たらなかったんです。
どこに置いたっけなぁなんて眠い目を擦りながら探していると、アパートの階段をカツンカツン
と誰かが登ってくる音が聞こえてきました。


「結婚したら新築のマンション探そう」って、口癖のように言ってた彼女でした。
彼女のアパートは内装は改築されてまぁまぁだったのですが、外観はボロボロで
いかにも取り壊しを待ってますって感じだったんです。女性が深夜にヒールの高い
靴なんて履いて階段昇ってきたら、まだ一段目に足を掛けただけだったとしても、
二階の住人にまで足音が響くほどでした。
足音の雰囲気で、彼女だなぁ~とは思ったのですが、いつものように右左と几帳面に
リズムを刻むわけではなく、ダラダラとした足取りでした。


玄関のドアに足音が近づいてくるにつれて、彼女がかなり酔っ払っているんだと
いうことに気付きました。話し声から察するに、誰かに寄り添われて送られてきた
って感じです。もちろん相手は男でした。
「鍵、鍵。ほら鍵出しなってば」みたいな男の低い声と「あははぁ」なんて笑って
る俺の彼女の対照的な声がすぐそこまで聞こえてきた時、俺の緊張はピークに達しました。

どうしたらいいのか全く分からずテンパってしまい、とりあえずテレビ消して
馬鹿な俺はベッドの下に潜り込んでしまったんです。小さい頃からあわてん坊
とは言われてましたけど、自分でも本当にそうなんだなぁと思った瞬間でした。
ベッドの下に腕時計落ちてました。あ、ベッド脇から落ちたんだなぁ、見つか
って良かったなぁ、なんて喜んでる場合では無かったですよ、マジで。
当然送ってきただけですぐ帰るんだろ?って思ってた男が、部屋の中まで入って
きて、くつろぎ始めたんですから。いや、明らかに俺の彼女が招き入れたって
感じでした。

鍵はとりあえずいつも掛けるようにしてたんで、その夜も掛けてました。
どう考えても彼女が鍵を開けようとしてるんじゃないな、って感じの多少強引な
開け方でドサッと倒れこむように彼女が入ってきました。
「おいおい、靴っ、靴!」なんて男の声が聞こえて、またしても俺の彼女は
「あははぁ」なんて笑ってました。わずかな隙間から玄関先に目をやると、
体育座りの彼女が、男から靴紐を解いてもらっていました。ヒールの高いブーツ
みたいなもん履いてたみたいです。俺の彼女はミニスカだというのに、パンツ見え
ないようになんて警戒する様子も全くなく、男はパンツ見放題だったと思います。


靴を脱がせてもらった彼女は、コートまで脱がせてもらって、
「脱ぎ脱ぎしましたぁ~」なんて甘えた声を出しながらこっちの部屋に
やってきました。俺が隠れてるベッドがある部屋ですね。隠れてるって言うか
隠れてたつもりはなかったんですけど、結果的にはねぇ…欝。
で、部屋が明るくなって、いよいよ俺は緊張で馬鹿みたいに震えていました。
つーか、俺が今までベッドで寝てた形跡とか、部屋で過ごしてた痕跡とか
残ってんだろー?とか思ったんですけど、彼女の部屋に来て、唯一身から
はずしたのは腕時計で、その腕時計はベッド下に落ちてたわけなんです。
俺はスーツ姿でそのまま速攻眠ってしまい、スーツ姿で今度はベッド下ですよ。

タバコも吸ってないし、脱いだ靴のほかにも俺の靴はいくつか彼女の玄関に
あるので、本当に俺がいた形跡はその部屋にはなかったのかもしれません。
形跡どころか、ベッド下では気配すらも消そうとしてる俺がいたんですけどね。
笑えますね。悲しいことに笑えますよ、今となっては。
息とか必死に止めようとしていたかもしれないですよ(笑) 笑えないや、やっぱし…。

で、しばらくたわいもない会話が繰り広げられてましたよ。2人は同い年だそうで
さぞかし共通の話題があったんでしょうねぇ、酔った勢いも手伝ってか、俺といる時
よりも楽しそうでしたよ…。もちろん姿は見えませんよ、足しかね。声のトーンや口調で
判断ですよ。やがて、足も見えなくなり、声と言う声も聞こえなくなるんですけどね。
なぜって?2人ともベッド上に移動して、声っつーか喘ぎ声と、ヤラシイ音しか聞こえなく
なるからですよ。
あー、超ムカツク。だいたい想像つくでしょうけど、そう、その通り!俺がベッド下にいるとも
知らずに、俺の彼女は他の男に抱かれるわけですよ。すごいでしょ?そりゃ髪の毛抜けるでしょ?
一晩で抜けたんですよ、髪の毛が。信じられますか?

で、俺は自分の彼女が他の男に抱かれるのをベッドの下で
ずーと聞いてた男なわけなんです。結論から言ってしまうとね。

俺が吐き出したい色んなムカツクことが、もっとたくさんあるんですけど
書いてもいいですか?まじでブルーになりますよ?ハァハァもするかもしれません。
俺自身が、ベッド下でチンポ立ちっ放しでしたからね、不思議なことに。

いや、ここは決して笑うとこじゃないですよ。


まず彼女はですね、電話で言ってた「貰い物の美味しいワイン」ってやつを男に
勧めちゃってましたよ。俺と飲むはずだったのにね。実際俺と飲む機会がきたら
どうするつもりだっただろう?「友達と飲んじゃった」とか言うつもりだったのか
なぁ。それともテキトーなワイン買ってきて俺に飲ませるつもりだったのかなぁ。

このワイン勧めたあたりから、いたって普通の世間話から一歩進んだ雰囲気の
2人に発展してましたね。座る位置が、今までは俺の彼女がベッドで、テーブルは
挟んで男がアグラって感じでしたけど、ワイン飲み始めたあたりからは、男もベッド
に腰かけてましたからね。二人の足が並んで、すぐ俺の側にあったんですよ。
ふくらはぎから下だけね…。


最初の座り位置を考えますと、
彼女ベッドに腰掛けスタイル、男はテーブル挟んでアグラって位置関係。
コレはどう考えてもパンツもろですよね。ミニスカでしたし。彼女は結構
無防備に足とか開いてましたしね。そう、足だけは見えてますからね俺には。

で、ワインを彼女が取りに行っている間、男はおもむろにベッドに場所移動し、
タバコをふかし始めました。ZIPPOライターの音がしましたからね。テーブルに
ポイっと投げ捨てるような感じで置かれたZIPPOを見て唖然としましたよ。
俺のZIPPOやんけ。なに勝手に使ってんだよこのクソ野郎、アキレス腱切って
やろうか?なんて、思ってました。ベッドの下でね…。

まぁ、今考えると、
「パンツ見られるくらいなんだっつーんだよ、今からパンツどころか
 おっぱい丸出し、パンツも脱がされ、見られるどころか挿入さ!」
って感じなんですけどね…。

激しく欝ですね。

で、俺の彼女はワイン持って戻ってきました。
しかも持ってきたワイングラスは一度もまだ使ったことがない、ちょっと高価な
グラスです。ムカツキ度UP。補足しますとテーブルはガラスのテーブルであり、
透明なわけで、上に置いてあるZIPPO、灰皿、グラスは下からでも見えるわけです。
つまりベッド下にいる俺にも、テーブルの上に置いてあるものは見えるということです。

彼女はベッドに腰掛けてる男を警戒してテーブル挟んで向こう側に座る、
なんてことはまったくなく、さも当たり前のように二人の足は並んで落ち着きました。

まぁこの時点で、ベッドの下は全くの死角となったわけで、俺はなんとなく安心したわけです。

それでですね、2人はワインを飲み始めたわけです。
俺はワインなんて赤か白しか見分けられないようなどん臭い男なんで、
男が訳のわからないウンチク語り始め、それに対して彼女が「なるほどねぇ」
なんて尊敬の念を込めたような相槌を打った時、心の底から嫉妬しました。
でもまぁ死角に入ったせいなのか、冷静に今の自分の状況を見極めようとする
気持ちも湧いてきて、色々なことを考えました。


まず第一に、今何時なんだろう?というしょーもないことが頭に浮かびました。
いや、コレは結構大事なんですよ。だって俺と彼女は借りてるアパートは別だけど
半同棲状態だったわけですからね。どうしていつ俺が訪ねてくるかどうかも分からない状況で
他の男とワインを飲んでいられるのか?そういった疑問に繋がるわけです。
落ちてた腕時計に手を伸ばし、時刻を確認すると午前1時半過ぎでした。俺が部屋に来たの
が八時頃、少なくとも俺は四時間以上寝てしまった計算でした。


ということは、俺が寝ていた4時間以上を彼女はこの男と過ごし、この部屋に
辿りついた訳です。携帯を胸ポケットから取り出し、着信を調べると、不在着信
3回、無言の留守電が一件でした。全部彼女でした。当時は携帯メールなんて
あんまり普及していなかったので、届いていたのはショートメールでした。
この話はやっと漢字でショートメールを送れるようになった頃の出来事なのです。

「偶然中学の同級生と会って飲んでます。飲み明かすかも。
 もちろん女友達だけですから安心してね。(ハート」
「明日、両親来るかもしれないから、私のアパートには居ないほうがいいよ」

なんてショートメールが2回に分けて送ってきてありました。
時間は午後9:25と9:33だったので、ずいぶんと早い時間帯から、この男を
部屋に連れてきちゃおうかなぁという気持ちが読み取れました。
だってそうでしょう、親が来るかもしれないから部屋に居るなって牽制したのは
コイツを連れ込むために決まってるじゃないですか…。

この時点で、俺は彼女とは別れようと決めていたと思います。

「今日は本当にゴメンね。今夜は会社に泊まります。もう少ししたら仮眠室で
 寝れるかもしれません。おやすみね。」

と、くだらないショートメールをベッド下から送信し終えた後、電源を切りました。
もしかしたら返事来るかもしれないと思ったからです。ベッド下でブルブルバイブを
鳴らすわけにはいかなかったのです。でも、考えすぎでした。彼女の携帯はテーブルの上で
俺からの最後のショートメールを受け取るためにブルブル鳴ったあと、返事のメール
を打ち込まれることなく、元の場所に静かに置かれたのです。


「誰からだった?」男の無粋な質問に彼女は「ん、友達っ」と無邪気に
答えました。これで俺が今夜この部屋に訪れることはなくなったという、
彼女にとっては非常に好都合な設定が完成してしまいました。男にとっては
もっと好都合だったのかもしれませんけどね。
「さっきまで一緒に飲んでた真紀(仮名)ちゃん?」と男は質問。
「そうそう真紀。明日起こしてくれってメル来たの」と嘘をつく彼女。
会話から察するに、男2女2で飲んでいて、最終的には2:2に別れたらしい。
「なーんだ、じゃ起こさなきゃいけない陽子ちゃん(仮名。俺の彼女)も
 早く寝なくちゃだめじゃん?」男の声が気のせいかイヤラシさを増したような…。
「だいじょぶ、だいじょぶ、私は平気。ワイン飲むと元気出てくるんだよね(笑)」
彼女は、俺からのショートメールで加速度的にこの男と供に一夜を過ごす方向へと
傾き始めたみたいだった。
俺、このへんですでにはちきれんばかりに勃起してたと思います…(涙)

ショートメール受信後の彼女は、憑き物が取れたみたいに喋りまくって
ましたよ。そりゃぁもうTalk&Talk、盛り上がるわ盛り上がるわ。
さすがに2人王様ゲームなんてアホな展開はなかったけど、徐々にトークの
内容もエロさ爆発していきました。
「なんかの映画で見たんだけど、口移しでワイン飲ませてたんだよね。
 ああいうの憧れるときあるなぁ。私ってやばいぃ?(笑)」
なんて流れから始まって、それを2人が実行に移すまで30秒かかんなかった
と思います。

「そんなにヤバクないっしょ?目つぶってみ。」なーんて軽いノリで男が
喋ったあと、男の足が一本ベッド下から見えなくなりました。と同時に、
心なしか彼女の足がより男のほうへと向いたような気がします。
ここらあたりからは、俺も実際に見たわけではないので、俺のたどたどしい
説明で、皆さんオリジナルのベッドの上の状況を想像していってくださいね(笑)

しばらく無言が続いたかと思うと、「どう?」なんて男の声。
「わかんなーい」なんて彼女の声も続けざまに聞こえてきた。
「じゃ、も一回ね」「うん」なんて嬉々としたヤリトリが始まって
しまっているのです。当時の俺は一体どんな気持ちだったのだろう?
チンポ立ってるくせに、悔しさいっぱいだったのかなぁ。我ながら
アホだなぁ。


チュパ、チュ、チュッ、なんて音が聞こえ始め、明らかにキスしてるんだなぁ
って感じでしたね。つーか、ワイン口移しの時点で彼女の唇は俺の知らない
どっかの男に奪われてしまっていた訳ですが、唇を吸われている音がするまで
そういう実感が湧かなかったです。
もうワイン口移しなんて名目はそっちのけでキスしてんじゃんか…なんて俺が
考える頃には、男の舌が俺の彼女の口の中を這い回り、彼女もそれを嫌がることなく
受け止め吸ったりしていたんだろうと思います。


ベッド下から見える足の位置は、もうどう考えても、二人は抱き合っている
んだろうなぁって感じのの距離まで近づいています。相変わらず、男の足は一本
見当たりません。左足です。
おそらく左足で彼女を支えるような抱っこスタイルでキスしてるんでしょうね。
で、右手ははそろそろ彼女のおっぱいを揉んでる頃でしょうか。彼女が時折、
声にならない声、吐息ってやつですか、そんなの漏らすようになってましたから。

彼女の胸はCカップでしたけど、体は全体的に華奢な感じだったので
おっぱいは体の線の細さに比べて、非常にボリュームがありました。
当時、「私脱いだら凄いんです」ってCM流行ってたんですけど、
初めて彼女を裸にした時の印象がそんなかんじでしたね。おお、意外に
胸あるんじゃんかーと俺も思ったんだけど、ベッド上で見知らぬ男も
「色白いねぇ、つーかすっごい綺麗。いい感じ。」
などと明らかにおっぱいに対する感想を述べていました。欝でしょ?

どんな風に俺以外の男におっぱい見せたんでしょうねぇ。その日は
ベージュみたいなセーター着てたんですよね。玄関先でブーツ脱がされてる時に
チラッと見えただけですけど、あれは確かタートルネックのニットセーター
だったと思うんです。だから絶対に、襟元ではなくお腹のほうから男の手の
侵入を許したんだと思うんです。
その時点ではまだ脱がされてはいないと思うので、セーターもキャミソール?
(着てたかは謎ですけど)もブラも捲り上げられ、ずらされちゃってたんでしょうねぇ。

こういう考えなくてもいいような余計なことを何度想像して欝になったことか…。
どんな表情で乳揉まれたんだろう? とかね…。 激しく欝でしょう?

やがて聞こえてきましたよ。唇を吸うのとはちょっと違う「チュパっ」って音がね。
同時に「あん」とか「はぁん」とかって声もね。どこを吸われちゃっているのかは
あえて書かないでおきますね。

いや、書こう。洗いざらい全てを書いて、ぶちまけるんだった。俺に勇気をください。

俺の彼女はね、乳首がものすごく感じちゃうんですよ。
たぶん俺の愛撫テクが凄いとかそんなんじゃなく、あの娘の乳首は相手が
誰だろうと、どんな責め方だろうと、メチャメチャ反応するようにできてる
んだろうね。薄々勘付いてたよ、彼女は相手が痴漢だろうと乳首責められたら
まともに抵抗すらできないだろうな、絶対に相手が俺じゃなくても感じちゃう
だろうなってね。
そんな俺の推測を見事なまでにベッドの上で彼女は証明してくれてましたよ。
おそらく今日会ったばかりの、彼女の性感帯なんて把握しているはずもない男に
乳首を吸われ、軽く歯を立てられ、しつこくしつこく愛撫され、あんあんあんあん
喘いでましたよ。
おそらく乳首コリコリ立ちっぱなしだったろうなぁ…。


はい、キスもされちゃいました、もちろんディープさ。
そりゃあ、おっぱいもいじられちゃってますよ、乳首中心だっつーの。
彼女の喘ぎ声聞きながら、当時の俺はベッドの下で涙流してましたよ。
本当に不思議なんだけど、コレまでにないくらいの勃起しながらね。本当に不思議。

で、ふと気付くと、彼女の足を挟むようにして男の足が両脇に出現したわけです。
どういう体勢か分かりますよね、男は後ろから彼女を抱いてるわけです。抱いている
っていうか、後ろから両手でおぱーい揉みまくりでしょうかねぇ。


後ろに回り込んだら、片腕で彼女を支えなくてもいいから、両手は自由でしょう。
おぱーい揉みまくったでしょう、乳首つまんだり、引っ張ったり、今日出会った
ばかりの女のおっぱい触り放題弄り放題だったらさぞかし楽しかったでしょうねぇ。
食事誘って酒飲んで、女の家まで送ってきてワイン飲んで、さぁSEX。
ほんと簡単にやらせる女で、ラッキーってな感じだったでしょうねぇ。
男に最初からその気があったのかどうかは全く知る由もないけど、女のほうは
9:30前後にヤル気満々でしたからね。夢のような展開ですねぇ。


場面は変わりまして、悪夢のような展開のベッド下です…。

ゆっくりと、しかし確実に彼女の足が開いていくんですよ。
しっかりと彼女の両足が左右に開ききってしまう頃には、
彼女は何度かイカされちゃったのかもしれません…。凄くエッチな声出してたもん。

そうです、右か左か知らないけど、俺の彼女はパンツの中に男から手を
入れられちゃってました。最初はぎゅって感じで足を閉じ抵抗していました。
いや、どうだろう、本当はおまんこいじって欲しくて仕方なかったかもね。
でも一応最初は抵抗する素振りを見せただけかもしれないですね。
足が開いていくにつれて、声も大きくなったし、その、なんだ、ヤラシイ音が
聞こえ出すわけですよ…。


彼女は凄く濡れるんですよね。男って誰でもそうだと思うけど、
濡れてるアソコをわざと音が出るようにクチュクチュしたくなるでしょ?
羞恥心を煽るというか、エッチな音を聞かせてこんなに濡れてるじゃんかー
って無言のアピールみたいな(笑)
このときはマジで俺のために聞かせてくれてんのかよ?って思うくらい
ピチャピチャピチャピチャ音立てられて指マンされちゃってましたね、俺の彼女。欝。


足開ききってしばらくして、喘ぎ声が一瞬止まりました。
彼女の片足が、スゥーと上のほうに消えてすぐに降りてきた。
で、逆の足のほうにストンって水色の布切れが落ちてきて足首あたりで
引っかかってた。パンツでした。水色がところどころ濃く変色してました。

パンツより先に上は脱がされてしまっているのか…。

足首に引っかかってる水色のパンツ。コレは彼女が自ら脱いだのだろうか?
それとも男に促されて脱いだ?いや、脱ごうが脱がされようが、俺以外の男の前で
パンツ脱いじゃってることには変わりないのですけどね…。

俺とのSEXのときはいつも部屋を薄暗くしてしてるのに、こんなに明るい部屋で、
しかも今日出会ったばかりであろう見知らぬ男に、一体なんでこんな簡単に股を
開いて見せてしまえるのだろう?素朴にそんな事を思っていました。
いや、見せるどころかズボズボ指突っ込まれたあとなんですけどね…。

って感じで、「昔の俺」と「今の俺」がゴチャ混ぜになっていきます(笑)

たぶんですね、当時ベッドの下で、
(自分でパンツ脱いだの?脱がされたの?どっちなの?)
(なんでそんな見知らぬ男に簡単にまんこ見せるんだよ!)
って強烈に思ってたんですよね。

それに対して今の俺が、
(そんなのどっちでもいいじゃん、脱いだことに変わりはないんだし…プッ)
(見せるより何より、すでに指突っ込まれてるじゃんかよ…ププッ)
って感じでツッコミをいれてるんですよ。


これは自己防衛反応なんだろうなぁ。
「もう終わったことなんだから忘れよう、もう気にするのはやめよう」って
思考が働いて、今の俺が当時の俺を否定し消去しようとしているのかもしれません。

なに言ってるのかわからないかもしれませんが、まぁ俺の神経は一度完全に
崩壊してますから、異常者の戯言だと思ってサラッと流してください…。(涙)


パンツも脱ぎ、いよいよ自分の彼女が俺以外の男とSEXしようとしている
というのに、不思議とそれを阻止しようなんて気持ちは湧かなかったんです。
「彼女は思いとどまってくれて、最後まではいかないんじゃないだろうか?」
なーんて、心のどこかで期待をしていたわけでもなく、すでに別れを決意して
「他の男にヤラレちまってもいいや」、なーんて諦めていたわけでもありません。

ただ単に動けなかったんです。
もちろん「ベッドの下に隠れていたなんてマヌケな姿は恥ずかしくて見せられない、
今さらこんな雰囲気の時に出て行けるか!」って気持ちはありました。
けど、動けなかったメインの理由は、(俺の彼女ってこんな女だったんだなぁ)って
呆気に取られていたことだと思います。

会話を聞いたのと、足くらいしか(全身もちょっとだけ見るけどね)見えてないけど、

    『自分の彼女が他人からSEXまで持ち込まれてしまう過程』

ってのに遭遇して、本当に気が狂ってしまうしまうんじゃないかってくらいショックでした。
しかも、かなーりのトントン拍子、あっさりとサクッと前戯突入ですからね…。
持ち込まれたのか持ち込んだのかわかりませんけど、どっちでも同じです。
仮に相手が女でレズプレイに持ち込まれるのだとしても、同じショックを受けると思います。


今まさにベッド上では、俺の彼女が俺以外の男とSEXしようとしていて、
それから数分の後に、俺の彼女は俺以外の男とSEXをしてしまいまして、
そのまた数分の後に、俺の彼女と俺以外の男はSEXをし終えちゃいます。

1.これからSEXしようとしている時。
2.今まさにSEXしている時。
3.もうすでにSEXし終わってしまった時。

この3つのどれよりも、
『自分の彼女が他人からSEXまで持ち込まれてしまう過程』
のほうが口惜しかったし、苦しかったし、狂いそうだった。ただ純粋に嫌だった。

俺だって他の女を抱きたいと思ったことあります。SEXしてーって思った女なんてたくさんいます。
彼女だってそんな風に他の男に対して思ったことがあったはずです。たまたま付き合い始めたのが
俺で、だからSEXしているのも俺ってだけなのかもしれないです。悲しい考え方ですけどね。
ただ問題はですね、SEXしたいかも、抱きたい抱かれたいかも、って思うのは自由ですし、
実際に抱いちゃう抱かれちゃうってなるのも仕方ないとは思うのですけど、そうなるまでの過程は
知りたくなかったってことなんです…。

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