2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

漏れの昔の話。

漏れの昔の話。
大学生の頃から彼女と付き合って3年。で、お互い社会人になるタイミング
で実家を出るということもあり同棲開始。
もちろん、お互いラブラブだったこともあってそりゃーもう嬉しかったさ。

・・・それも、彼女が会社の部署で歓迎会をされた夜、
家に帰って来なかったときまでの話。。


朝になって彼女が帰ってきて、「ごめん、、酔いつぶれちゃった」とのこと。
とりあえずは了解したものの、付き合って3年、酔いつぶれたことなんて
聞いたことがなかったので不安で不安で仕方が無く。
つい、彼女のケータイを覗き見てしまった。

「昨日はみんなで楽しかったね!またAくんと飲みたいな!今度はAくんと二人で飲みたいし(*^o^*)」
・・・。
まぁ、浮気をしていたわけではない、らしい。それにしてもこのメールは・・(涙)
俺は頭の中が真っ白になりつつ、爆睡していた彼女をゆり起こし、つきあって始めての口論開始(w

俺も彼女のメールを盗み見てしまったという負い目があるものの、彼女
は俺に対してひたすらあやまりまくり。
「つい、冗談であんなメール書いちゃっただけだから!ホントにごめん!」
と大泣きするもので、つい許してしまった。。

・・・そして一週間後。
俺は彼女に比べて残業することが多いので、たいてい彼女の方が
早く家に着く。その日、俺が家に帰るとどうやら彼女は電話を
している様子。


俺が帰ってきたのを見ると、あわてて電話を切る彼女。
俺「どうしたの?誰と電話?」
彼女「いや、ちょっと・・・。友達。」

ぁ ゃ ι ぃ

直後、彼女はそわそわとしながら「ちょっと友達が近くの駅に来た
みたいだから会ってくるね。あ、もちろん男じゃないからね」

・・・ぁ ゃ ι ぃ

俺「あ、そう。じゃ、俺もコンビニに買い物行きたいからついてこっかな」
(↑いじわる(w
彼女「え・・・ええっ、、そう・・・」

そして二人、家を出る。彼女の挙動がどうもおかしい。駅に向かう途中で
立ち止まり、俺に向かって言う。
「あやしいと思ってるんじゃないの?なんで私のこと疑うの!?」
「・・・。明らかにあやしいぜ、お前」
「・・・。」
無言の時間が妙に長い微妙な会話を20分ほど道端で。
俺もいいかげんイライラしてきて
「じゃいいよ、俺はコンビニ行くから」
そう言って、彼女と別れひとりコンビニに向かった。

で、コンビニで(一応の)買い物が終わり、彼女のケータイに電話する。

・・・話し中。

急いで駅のほうに向かうと、いた。彼女だ。電話中だ。
おそらく例の男は20分も待っても彼女が現れないのであきれて帰ってしまい、
いま、彼女があわてて釈明の電話をしているのだろう、そう直感した。

斜め後ろからこっそりと彼女のところに向かう。
「ねぇ、誰と電話してるの?」
自分でもびっくりするくらい優しい声が出た。

彼女はびっくりして、反射的に電話の相手に向かって言う。
「ごめん、またあとでかけるね」
彼女の声も、びっくりするくらい優しい声だった。悲しくなった。

ということで、駅前で、大口論。
口論の中でついエキサイトした彼女が口にする。
「実はこの前メールしてた会社の同期の友達と、内緒でデートしてたの。
で、キスもしちゃった。。ごめん、本当にごめん」
泣きながら彼女が言う。
俺はショックで視界がゆがむ。

・・・このあと、いろいろとやりあったが、結局、ヘタレの俺は許して しまった。
もちろん、彼女は、二度とその男と連絡しないという約束付きで


さて、それから一週間後。
俺は彼女に対する疑念が完全に無くなりはしなかったものの、一緒に
前から予定していた温泉旅行に行った。

貸切風呂に入ったりしていちゃつきつつ、まぁ、能天気だと我ながら
思うが幸せだった。

部屋に戻り、彼女がトイレに入っているとき、ふと、ケータイが鳴った。
メールの着信だ。


今、彼女に本当に謝りたい。その一心で家を出た。
だが彼女の電話番号も、アドレスも変わっている
そして新しいアドレスも何もしらない俺に彼女と話すことなんてできない。
引っ越し先も知らない俺に為すすべは無く
ただただ走り続けた。
今はどこなのかさえも分からない。
分かってるのは古い神社の大きな木の下で雨宿りをして2chを見ている。
余裕なのかそれとも諦めたのか。

それでも俺は謝りたい。

「あの時は怒ってすまなかった。
   もう一度、やり直せるか?」
と。

カキコしてからも知り合いに電話かけまくってみた。
ほとんどが知らない・・・と。
まぁメモリーに入ってる人数自体が少ない上に
男が9割9分9厘を占めてるから当然か。


なんだか諦めがついてきた。吹っ切れそうだ。

ああ、だいぶ心が落ち着いてきた。
焦る必要は・・・あった。
けれどもうなんだかいいような気がしてきた。

うん。雨もやんできたし、友達でも呼んで帰ろうかな・・・。

とりあえず目印になる場所まで移動してみよ。


俺は迷いながらも、メールを見てしまった。
・・・例の男だ。
「来週遊ぼうよ!次の日会社休みだからお泊りできるしさ☆」

やっぱり連絡取り合っていたんだね。。やっぱりね、やっぱりそうだよね。。。
涙が浮かんだ。俺ってアホだね。。。

で、トイレから戻ってきた彼女と、今回も口論。
またも彼女は大泣きしながら
「向こうから勝手にメールが来ただけだから!絶対会わないから信じて!!!」
で、またまたヘタレな俺は許してしまいました。。。


そんなこんなで温泉旅行は最悪の結果に。
夜はエチーもせず、無言のまま就寝。

さて、こんなヘタレな俺の話も次が最後のエピソード。
温泉旅行が終わった翌々日。彼女は女友達と飲み会だという。
多少(ていうかものすごく)あやしいと思ってはいたものの、彼女は
友達が多い人なので、送り出してやったわけで。

11時ごろ、メールが。
『今居酒屋出て、これからみんなでB子の家に行くところだよ。
多分泊まることになると思うけれど、大丈夫だから安心して
寝ててね』

・・・。

俺はあわてて電話。彼女は出ない。
何度も電話。やっぱり彼女は出ない。

30分後、彼女から折り返しの電話がかかってきた。
「ごめんね、電話気づかなくて。いまコンビニでお酒買ってるところだよ」
「あ、そう。・・・・・・。」
「やっぱり疑ってるよね?でも大丈夫だから安心して」
「わかった、、。あ、お願いがあるんだけれど。友達、写メールしてくれない?」
「えっ!?・・・うん、わかった」

わかった、そう言ってくれた彼女が嬉しくて、とりあえず安心して
彼女のメールを待つバカな俺(w


そんな俺のところにメールが届いたのは10分後。
「ごめん!友達、化粧落としちゃったから写真嫌だって断られちゃったよ」
・・・。そんなアホなぁぁぁぁ!
ってことで、これはもう浮気に間違い無いよな、とひとり泣きながら
酒を飲み始める俺。

夜中の2時ごろ、どうせ電話には出てくれないだろうな、そう思いながら
酔った勢いで彼女に電話してみた。

トゥルルルル・・・トゥルルル・・・
出ない。やっぱり出れないよな。隣には男がいるんだろうし。

トゥルルル・・・ガチャ
出た!

「もしもし!?俺だけど。」
「あ、、ごめん、心配してたよね」
「・・・うん。」
「でも大丈夫だから。安心して。明日、会えるからね。愛してるよ」
「うん、わかった。ごめんね。友達といるところに電話しちゃって」
「いいの、心配してくれて私もむしろ嬉しいよ」
「今友達と一緒にいるの?」
「うん」
「でもそれにしては妙に静かだね。もう少し騒いでてもいいようなものだけど」
「えっ!?う、うん、、、。今ね、廊下に出たから。」
「あれ?でもB子ちゃんの家ってワンルームじゃなかったっけ?」


「あ、廊下があるタイプのワンルームだから」
「(なんじゃそりゃ?) あ、そう・・・。」
「疑わないでね! ほんと、愛してるから。ね。明日、会おう!」
「うん、分かった・・・。」

そんな感じで、電話は終わり。

本当はそのとき、彼女と浮気相手の男は、2戦終えてマターリしていた
ところだったということは聞いたのは翌日です。。。



翌日。
彼女は朝、家に帰ってた。

「ごめんね。本当に」
「ううん、いいんだよ。気にしないで」

昨晩、あんなに熱い会話を電話で交わしたくらいだから、浮気をして
いるわけはない、そう信じていた。いや、信じ込ませていました。

でも、どうしても不安に思う自分がいる。
安心するためだから、そう自分に言い聞かせながら、彼女がトイレに
行ったスキに恒例の(w ケータイチェック・・・。



おそらく彼女は家に帰る直前に証拠になるようなメールを全て
消去していたのでしょう。受信ボックスは空っぽでした。

あやしい、、、でも、証拠は無いよな、、、そんな感じで、
ホッとしたような、ガックリしたような、複雑な思いでいたその瞬間!

一通のメールが彼女のケータイに届く。
差出人は・・・例の男だ。



「昨日は楽しかったよ。あの後、2度寝しちゃって今起きたところです。
 俺のアホな寝顔見やがったなぁー(怒) 昨日の○○(彼女の名前)は
 激しかったよ、なんてね(笑) また遊ぼう!」

・・・想像していたとはいえ、目の前が真っ白になり、体がふるえ、
変な汗がふきだしてきた。

そんな俺に気づかず、彼女がトイレから戻ってきた。


「どうしたの? なんか顔色悪いけれど」
「・・・。昨日は楽しかった?」
「?」
「楽しかったよね。なんせ男と浮気してたんだもんね。しかも激しくやってたんでしょ」
「・・・!?」
「メール、届いたよ。見ちゃった・・・。ごめん」

その後、彼女は相変わらず大泣きしながらいろいろな言葉でもって
あやまってくれた。でも、俺はもう、彼女の言う言葉が信じられなかった。



内心は心がズタズタ。なんで一緒にラブラブの同棲を始めたばかりの
こんな時期に浮気をされてしまったのだろうか、しかも何度も何度も
気づいて、その度にもう二度としない、と言ってくれたのに、少しづつ
ステップアップ(?)していって、そして、ついに一線を越えるなんて・・・。

そんな気持ちを彼女に隠しながら、怒らないから、全部聞かせて、と
終始にこやかに話しかける。そこで彼女が言うことには
・やっぱり、一線を越えたのは昨晩が始めて
・朝まで4回、全て生でやってしまった
・中には出さなかったものの、最後口に出されて飲んだのが一回
・俺と電話したとき、男に腕枕されていたらしい。電話の後、男に
 「大丈夫?」と聞かれ、彼女「うん、大丈夫・・・」と回答(涙)
・やっぱり俺が好き。分かれることなんて考えられない



話を聞くうち本当に悲しくなって、一通り聞いてついに俺は号泣してしまいました。

浮気をされた、っていうことくらいならまだ耐えられた気がする。

むしろ、俺が電話をしたときに彼女の隣には浮気相手の男がいて、そして
そんな状況にもかかわらず俺に対して平気で愛してる、なんて言葉を吐く
彼女(しかもわりと本気で。彼女は自分に酔うタイプ)を想像して無性に
悲しくなってしまったのだと思う。
耐え難い悲しさだった。



結局、彼女とはその後いろいろありました。
リストカットされたり、睡眠薬飲まれたり、逆に俺が飲んだり。。
で、当たり前ですが、分かれてしまいました。もう会うことは無いでしょう。

この件のせいで、もう二度と女性を心から信じることはできなくなった気がします。
俺はこの騒動の後、出会い系にハマり、今は荒んだ生活を送っています。

それでも時々彼女のこと、彼女と過ごした3年間を思い出し、鬱モードに
入って、ひとり、一人で住むには無駄に広くて無駄に家賃が高い部屋で
倒れるまで酒を飲む日々です。

とりあえず、以上で俺の話は終わりです。ありがとうございました。

コメント

泣けました。
今までご苦労様。

同じく泣けました。

コメントの投稿

非公開コメント

最近のトラックバック

アクセスランキング

アクセスランキング ☆ランキングの参加は、このページ
http://saeta.blog.2nt.com/
にリンクするだけです☆

ブロとも申請フォーム

お知らせ

(*´Д`)<ハァハァ・・・・・・

かんりにん:(*´Д`)<ハァハァ・・・・・・
相互リンクも大歓迎です。
気に入ったらどんどんリンクしてください。

コメント欄にでも知らせてくださると嬉しいです。

ブログ内検索

注目

ページの先頭へ戻る