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彼女と会ったのは大学の同じ学部での飲み会。

彼女と会ったのは大学の同じ学部での飲み会。
この半年間、彼女と避けてきた俺は、まさか
二次会で彼女と同じ部屋になるなんて思っていなかった。

小さな部屋に男が8人。俺は酔いつぶれて寝てしまっていた。
しばらくして話し声が俺の耳に入ってきて少し意識が戻った。
かけぶとんの中でくるまりながら話し声に聞き耳を立てると、
女が一人この部屋に混じっていた。前の彼女だった。
俺はそのまま起きて話に参加することもできず、
寝るふりをして、話に耳を傾けた。

飲み会の2次会、深夜。大学生の男と女が語ることは、いわゆる
下ネタだった。もちろん男達は俺が彼女つきあっていたのは承知ずみだ。


彼女は男友達の間でヤリマンと思われていた。
彼女は自分はそんな女ではないと、自分で信じていたが、
俺から言わせると「ヤリマン」に近い性の感覚を持った女であった。
いや、俺が純粋を求めすぎていたのかもしれない。

彼女が一番長くつきあったのは俺で、その他は長くて1ヶ月持たなかったそうだ。
彼女の処女を奪ったのは俺だと信じているが、それまでに5人ほどの男と試みたそうだ。
そんな彼女だったから、俺とも長く続かないと思いながらもつきあっていたのだが、
セックスする毎日が1年も続いたのだ。
しかしそんな毎日と俺の純粋な気持ちの間で葛藤があったのも自覚していた。
今思うと、それが彼女と別れたくなった原因なのかと感じている。

彼女は男友達にいろんな性体験を語りだした。

まずは俺とつきあっていたときの性生活について語り出す彼女。
男友達で起きているのは3人だけだったので、やつらなにかと盛り上げようと
彼女からうまいことを話を引き出す。

毎日セックスをしていたこと、風呂場でしたこと、
好きな体位、自分の乳首の色(驚くほどきれいなピンク色だった)、
飲み会を二人で抜け出して行った野外でのセックス、放課後の大学でのセックス、
はじめてイッた時の感想、俺の精液の味・・・

正直、その場にいるのいるのがとてもつらかった。
俺は男友達に自分の性生活を語るようなタイプでなかったし、
何より当時のことを思い出して、またあの胸の苦しみに襲われた。
同時に俺は勃起を抑えることができなくなっていた。

そして現在の彼氏の話に移った。

彼女は、新しい彼氏と5日前にセックスをしたが、俺と過ごしていた時のように
してはいなかったようだ。その男とは相性が合わないらしく、
気持ちいいと感じられないそうだ。というのもその男がへたくそで
行為自体を行うのが嫌になってきたそうだ。

俺はなぜか安心したが、男の欲望を抑えるために毎日
フェラチオをしている、という話には堪えれなかった。
なぜなら彼女が俺を求めるときは、いつも俺のモノをくわえるのだった。
テレビを見てるときも、パソコンをしている時も、気がつくと
彼女は俺のモノを口に含んでいた。そうしてセックスがはじまるのだ。

しばらくすると彼女は思いだしたかのように、彼氏にメールをしだした。
そこで俺の男友達は彼女を口説きにかかる。

そんなエロトークを女からされると男も黙ってはいないだろう。
男友達Aは彼女に様々な質問をする。彼女はAを気に入ってるようだった。
話は核心にせまると、俺はようやく気づいた。

彼女は、以前そのAと関係をもったことがあったのだ。
どうやら俺との前に彼女にちょっかいをだし、結局貫通できはしなかったが一夜を共にしたそうだ。

Aと彼女の話は盛り上がったが、彼女はまだ俺に未練があることを
素直に告白した。しかし同時に、俺を忘れるためにAと関係を
またもってもいいと言い出した。

俺はその場にいること自体を悔やんだ。今までにない苦しみが俺を
襲った。目が回って気が狂いそうになった。
彼女とAが二人で部屋を抜け出したとき、俺に違う快感が走っていた。


あれから4年。
現在の彼女とはうまくいっている。おそらく来春あたり結婚するかもしれない。
しかし今の彼女とのセックスに興味がなくなった。
例の彼女は貧乳だったので、いつかは巨乳とつきあいたいと思っていた。
現在の彼女はGカップと申し分ないが、今は例の彼女の貧乳とあのきれいな
ピンク色が俺のおかずになっている。

あの夜、Aと消えた例の彼女を俺は偶然、いや必然的に追っていた。
奇しくもAは俺のとなりの部屋。やつらのあえぎ声は深夜4時の
下宿先の壁にはつつぬけだった。
あんなに苦しく、気がどうにかなってしまいそうな夜は無かった。
泣きながら何度も勃起をしずめた。そんな思いもむなしく、妙な興奮を抑えることができなかった。

そんな例の彼女と先月、友人の結婚式で再会した。

俺は彼女とうまくはなせるようになっていた。
避け続けた日々がまるで嘘のように。

彼女はほんとうに美しくなっていた。
あの頃俺は、彼女にひどく嫉妬していた。
悲しいながらも彼女の他の男との性体験が俺を何度も眠れない夜を沈めてくれていた。
たしかに美しくなっていたのだが、俺には彼女を前にして
彼女の体のことでしか頭がいっぱいにならなかった。
「やりたい・・・」、純粋にその言葉しか浮かばなかった。
近づけば近づくほどその衝動は抑えることが出来なかった。

今、俺はあれが彼女との最後である、と感じている。

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