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エロなしだけど許してくれ。

エロなしだけど許してくれ。

彼女との出会いは大学に入学して間もないときに、まあごくありふれたシチュなんだけど
地元の友達のカップル主催の合コンで知り合ったのがきっかけ。
{見た目は坂下チリコをきつくした感じで、だまっとけば
まあかわいい部類に入るかなーって感じの女だった(以降A子)}
初めての合コンだったから緊張してろくに女と話さずにぼーっとしてたんだが、
カラオケで飲んでたせいもあって皆テンションあがって盛り上がりだした時に、
いきなり笑い出し始めた女が一人いたんだよね。

それがA子だった。酒が入ると急変し、いきなり笑い上戸になって
毒舌吐きまくりだすという最悪な酔い方をする女だった。


そのとき合コンにちょうど小太りの友達(以降S)がいたんだけど、
いきなりA子がそのSの肥満をネタにベラベラしゃべりだして
場の雰囲気が一気に冷めてしまった。
一気に最悪な状態になったんだけど、まあ酔っ払いの戯言だと思って皆聞き流してた。
でもやっぱ収拾がつかなくなってしまい、
結局A子を含めた女の子皆タクシーに乗せて帰して初の合コンは最悪な結果で終わった。
これで終われば最初の合コンだしこんなもんだろうとあきらめもつくのだが、
数日後ある1通のメールが届いた。
それが悲劇の始まりだった・・・


当時はまだ携帯がようやく普及しはじめた頃だったから、俺もまだPHSだった。
メールも自動で受信してくれるタイプじゃなく、手動でメールセンターにメールが着ているかどうか確かめなくちゃいけなかったので
めんどくさかったんだけど、ふと1通メールの中にめずらしい人から連絡が来てた。
メールの主はSの彼女でA子と知り合いなんだが、そのSの彼女が「A子があんたの事気になっているから、
電話番号とメアドおしえちゃった(ノ´∀`*)」っていう内容だったから、
まさか俺が彼女いないからSが気を使ってくれたのかなと内心うれしくなってSに連絡とったところ、
Sは「なんで俺があんな性悪女をお前に紹介するんだよ」って返答がきたので
これはSの彼女の単独行動なのか?とふと疑問を感じた。


A子とはあまり合コンでも特にしゃべったという記憶がなく、むしろ五月蝿かったので、
ないがしろにしてたのだが、まあ恥ずかしながら彼女が今までいなかったもんだから、
そんなことは特に気にしてはいなかった自分がいた。
でも俺は彼女の連絡先も知らないし、A子からの連絡待ちという事でドキドキしてまっていたのだが、
A子からの初めての連絡は合コンで会った衝撃とは全く別物だった。
一瞬で俺はA子に引き込まれてしまった。



PHSは電波が悪い分、山の手のほうに住んでたおれはかなり苦労したが、
ベストポジションを見つけ夜な夜な外に出てA子と他愛もない話をしていた。
そして数日後、なんだか決められていたかのようにあっさり告白を受けた。
俺も、もうメロメロ状態だったのであっさり承諾しその日は最高の1日になった。
まさか、こんな女と付き合う事になるなんて思いもしなかったから、
すぐさまSに連絡を入れ話そうと思ったところ、Sには元気がなかった。
「どうしたのか?」と問い詰めてみると、最近彼女との仲がうまくいってないそうで、
別れそうだの何だのとそういう展開になってきているらしく、初彼女ができた喜びをそのときは打ち明ける事ができなかった。
少し経ってから彼女ができたことを伝えたら、ちゃんと祝福してくれたのでやっぱ持つべきものは友達だなとうれしくなった。
告白を受けてから数日後、A子と初デートした。
デート自体したことがなかったので、普段男友達と遊ぶような感じで、まあ堅苦しくないように一緒に時を過ごした。
PHSも、彼女ができてから無理して携帯に変えた。



翌日、昼ごろ学内の図書館で調べ物をしていたところ、とうとう思い出したくもない悲劇が起こった。
「ピピピピピ」っと携帯が鳴ったのでみてみるとSからの連絡だった。
Sはこんな時間に普段かけてこないのでなんだろうと思い、出てみると、
「とうとう彼女と別れた」という内容の電話だった。俺もそのときはどうしたらいいのかわからず、
とりあえずSに励ましの言葉をかけることぐらいしかできなかった。
Sは彼女と最近までいい感じでいたのだが、急な決別宣言をされたのでうやむやな状態に陥っていた。なぜ急に別れたのか、
その真意をちゃんとSに伝えてほしいと思い、ちょうどA子がSの彼女の友達だったので間接的ではあるが聞いてみる事にした。
だがA子と連絡がつかなかった。授業中かなと思い、少し待ってみる事にした。
数時間待っていると、夕方の講義中にA子からメールが届いた。
内容はあっさりだった。「あんたと別れるから。」


「うん?」と思い何がなんだか分からなかった。
なんでこうなるの?状態で全く状況を把握していなかったので、ただひたすら俺は、
「なんでよ?」「何か俺したか?」と言うような、追い詰められた哀れな男を演じていた。
全然リアクションがなくイライラしていたところ、ようやくメールで返信が来た。
みてみると「キモイ、ムカツク、死ね」とだけあった。
「うん、、、これ以上何言ってもだめだな。」と思いこの返信メールを最後に連絡をすることを止めた。・・・・
A子と付き合い出して1ヶ月も経っておらず、彼女とはあまり思い出がなかったからそんなに未練はなかったが、
初めての恋人が彼女だったという事を凄く後悔した。


その後、悲しみではなくイライラが募るばかりの日々を過ごしていたある日、
A子と同じ大学に通っている女友達からその真相を聞いて、絶句した。
俺は、Sの彼女がSと完璧に別れるための駒として使われていたことを聞かされた。
もともと合コン当時からSの彼女は別れたがっていたらしく、どうせ別れるなら思い切り
やってやろうと性格の悪いA子と結託し、こんな茶番を仕組まれてしまったらしい。
合コン参加メンバーの中で俺だけ今まで彼女無しで、純だろうということで俺がターゲットになったらしく、
見事に騙されてしまったということになった。
Sは最初A子の行動が怪しいと踏んでいたのだが、さすがにソコまでは読んでいるわけがなく、Sと俺はものの見事にしてやられてしまった。

それ以降、好きな女ができてもそれ友達以上の仲に成ることを恐れ、精神安定剤を飲む日々が続いてしまった。

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