2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

その男、昏睡中につき(1)

俺は英子と一緒に海水浴をしたいと思い、ある計画をたてました。
山本と2人で別荘で過ごすと父には言い、俺と英子と山本と村上の
4人で行こうと思いました。
寝室は2つあるので俺と英子、山本と村上で寝ればいいや、と。
山本に相談した結果あっさりとOKしてくれました。
夏休み、俺は父の別荘で4人で2泊3日の宿泊を計画し、
山本の協力のおかげで実行する事ができました。

一体そこで何が起きたのか・・・
秀樹(ID:bF4ARbkU、山本の友人 ◆2BKt7TrzAk) ・・・ 主人公
英子(A子、佐伯) ・・・ 秀樹の彼女。同級生。
山本 ・・・ 秀樹の親友。同じゼミに所属。
村上(美香) ・・・ 山本の彼女。秀樹と同じゼミに所属。


俺も学生時代にすげー鬱な寝取られ話があります。

当時、俺は英子という女と付き合っていました。
A子は顔はまぁまぁかわいいほうで、少々ぽちゃっとした
抱きごこちのいい女でした。
そして、同じゼミの友人山本と俺はよくつるんでいました。
こいつにも彼女はいたのですが、色黒の不細工で鶏がらみたいな女で
色気も何もあったものではないです。



英子と俺は同級生で1年の時同じクラスでその時から付き合いだし、
ゼミはお互い別々のものに入りましたが、一緒に旅行に行ったり、
休みの日は彼女の部屋で過ごしたりしてました。
山本の彼女は村上といい俺たちと同じゼミでした。
俺、山本、村上は同じゼミでよくゼミの飲み会やゼミ旅行とか共にしていた
ので、自然と仲良くなりよく英子を含めて4人で出かけるようになったんです。


山本は両親が年をとってからできた子供だったので、かなり甘やかされて
育てられていました。うちは父が非常に厳しくて何するにも不自由でしたが、
学校行事の時やこの山本と出かけることは快く許してくれました。
山本はおっさんに好かれるタイプのやつで、俺に対しても凄くよくしてくれて
いました。
俺が彼女と2人きりで清里に旅行に行くときもゼミの合宿のふりをしてくれて
アリバイつくりのためにわざわざ、うちの母がいるときにやつの車で清里まで
行く振りして迎にきてくれたり、旅行が終わった後もわざわざ、駅で拾ってくれた
後家まで送り届けていかにも合宿帰りかのようにしてくれていました。


だから俺も山本の事は心底から信用していたし、英子も山本さんっていい人ね。
っ言っていました。
俺も、自分の友人がよく言われるのはうれしかったです。
ただ、こんな言い奴が村上みたいな不細工の鶏がらと付き合っているのが信じられませんでした。
確かに、山本はお世辞にも顔はいい男ではなかったけれども、性格は最高の奴でした。
それに対して不細工村上は性格もかなりひねくれていたので俺は嫌いでした。


そんなある時、うちの父が関東のある地方の海辺に別荘を買いました。
もう目の前はすぐ海ですが、そこは特に綺麗なわけでもないし海水浴場でもありません。
まぁ、半ばだまされたようなものでしょう。値段はそんなに高いものではなかったので
週末過ごす分にはいいものでした。
1Fはリビングとバス、トイレ。
2Fは寝室が二つありました。

俺は英子と一緒に海水浴をしたいと思い、ある計画をたてました。
山本と2人で別荘で過ごすと父には言い、俺と英子と山本と村上の
4人で行こうと思いました。
寝室は2つあるので俺と英子、山本と村上で寝ればいいやと。
山本に相談した結果あっさりとOKしてくれました。


ここで、ひとつ英子と俺のことを説明しておきますが、
自慢するわけではないけど俺はけっこうもてるほうです。
ただ、俺は巨乳好きなので、はっきりいっちゃうと
英子とは乳目当てで付き合っていました。
顔はまぁまぁでしたが英子は爆乳でした。
週末はほとんど英子の部屋でセックス三昧でした。
英子は地方からの上京で都内のワンルームで一人暮らししていました。
俺は自宅だったので必然的に英子の部屋に入り浸るようになったのです。

英子は爆乳の割にはあまり遊んでいなく、俺がはじめての相手でした。
だもんで、フェラは下手だし乳がでかい割にはパイズリさせてもあまり気持ちよくなかった。
しかも、セックスは絶対にゴムつきでした。
安全日なら外だしの生くらいいいじゃないかと言っても聞いてくれません。


つまらない前置きが長くなってしまって申し訳ない。
これから本題に入ります。
夏休み、俺は父の別荘で4人で2泊3日の宿泊を計画し、山本の協力のおかげで
実行する事ができました。
この別荘で起きた出来事は俺にとっては大変な出来事でした。

当日、別荘につき、ひととおり買い物をすませてから前の砂浜で海水浴の
真似事をして遊んでから晩御飯に別荘の庭でバーベキューをしました。
この時は、肉を食べながらビールを飲んだ程度でした。
そして、完全に日が落ちてから俺と英子がまず一緒にシャワーして
その後に山本と村上が一緒にシャワーしました。
俺たちは山本達がまっているのでさっさとシャワーを済ませて、
先に夜の酒飲みの準備をしておくからゆっくりシャワーしてろと山本には言いました。


酒の準備をしている間に、俺は軽く英子にフェラチオさせたくらいで特に
Hなことはしませんでした。
山本たちがシャワーしている間に準備を済ませておくためです。
缶ビールくらいしか俺たちは用意しなかったのですが、山本がオヤジの
お酒を持ってきたとかでマッカランというスコッチをもってきてました。
俺は安いバーボンとかサントリーの安物くらいしか知らないのでそれを楽しみにしてました。

山本達のシャワーも比較的短い時間ですんでしまったので、早速、ビールで乾杯して
、俺は山本の持ってきたマッカランを試してみました。
するとやっぱ、いい酒は味が違いますね。
初めはストレートでいけよと山本が言うのでそのとおりにしてみましたが
物凄く飲みやすくてこれならいけると思いました。
しかし、山本はもったいないから初めだけで後は水割りかロックにしろ
というので俺はロックで飲むことにしました。


英子と村上はウイスキーはダメだとのことで初めはビールでそのうち
焼酎のサワー割を飲みだしました。
俺と山本は笑いながらガキだな~とかなんとか言ってました。
やっぱ大人の味だよなとかなんとかガキみたいな事を言いながら・・・
しばらくロックで飲んでいたら、昼間の疲れもあったのか物凄く眠くなってきました。
ふと気がつくと英子も村上も眠そうにしてたのです。
この時は皆つかれてんだろうなとかなんとか思っただけでした。

山本は全然眠そうではなくて、お前は酒強いなとかなんとか言いながら、
俺は英子とセックスもしたかったし、この辺で今日はお開きにしようぜ
とか何とか言っていたのは記憶にあるのですが、その後の事は記憶が無いのです。

次に俺が気がつくと、昼間の間に俺と英子が使うといってかばんやら荷物を置いた部屋
で真っ裸で寝ているのに気がつきました。
それも、真っ裸の英子が俺のことを起したから気がついたという感じです。


しかも、英子はかなり怒っていました。
俺は、酔っ払って寝ちまって、楽しみにしていたHができなかったので英子も怒っているのだと思いました。
というのも、英子が生理でセックスできない時は英子がフェラで俺のことを
いかせてから、俺が指で英子のクリトリスを弄くっていかせるということしていたのですが、
俺が先にフェラでいった後、英子のこといかせようとしながらクリを弄くりながら居眠りする事がたびたびあったからです。
「だから、さきに秀樹(俺の仮名)のこといかせるの嫌だったんだよ」
とかいってマジで怒られたりしてたからです。

しかし、この時の英子の怒り方は異常でした。
マジで怒っていたのです。


その時の英子の怒り方は尋常ではありませんでした。
俺は単にHしないで寝てしまったからだろうと思いましたが、その程度の怒り方ではなかったのです。

「何をそんなに怒っているんだよ」
「ふざけないでよ、私が寝ている間にヤッタでしょ」
「あー?寝ちまったからやってねえよ・・・」
「バカじゃないの?いいかげんなこといわないでよ、おっぱいや顔にもかけたでしょ」
「してねぇよ」
しかし、よく見てみると英子の顔や体には精液が乾いてテラテラと光ったナメクジの
はった後のようなものがたくさん張り付いてました。


「・・・確かにやっちまったようだな・・・」
「あんた、なかだしまでしたでしょ」
「・・・」
そうなんです、英子はなかだしされたから怒っているのでした。

俺は本当にやった記憶はありません。
しかし、確かに、英子のおまんこからは精液臭い白くてドロドロしたものが出てきてました。
英子がまんこをしぼるとまた中からどろりと出てきました。
匂いをかぐと確かに精液でした。


俺は訳がわからず言い訳しました。
やったはずの俺のちんちんは汚れてないのです。
生チンはめたなら汚れているはずだとか・・・
しかし、部屋にはティッシュが散乱してます。
「あんた、いつも終わった後ティッシュを投げ散らかしてんじゃん」
「拭けば綺麗になるにきまってるじゃん。言い訳する男って大嫌いなのよね」

俺はこのままだと泥沼化すると思い、酔ってやっちまったこととはいえ本当に
申し訳の無い事をしてしまった。
今夜は飲まないと英子と約束をした。
それでもやはり英子の機嫌は直らなかった・・・


しかし、俺達は山本の車であいのりしてきたから途中で帰るわけにもいかなかったので
英子はしぶしぶ残っているという感じがした。
そのことは山本や村上にも分かったみたいで山本が心配してどうしたんだ?
とかなんとか聞いてきた。
俺は正直に山本に今朝の出来事を隠すことなく全て打ち明けた。
そしたら山本も事情がわかったらしく、
「酔ってやったこととはいえ秀樹(俺の仮名)が全面的に悪い。
俺も一緒に謝ってやるから機嫌を直してもらおう」
ということになり、
山本も「飲ませすぎた俺が悪かった、今夜はほどほどにするから許してやってくれ」
とか何とかいって取り直してくれた。


そんな山本の協力もあって英子は条件を提示してそれを飲めば機嫌を直すといった。
それは、今夜は俺と山本、英子と村上のペアで寝ることとする、
そしてヴィトンのバッグをプレゼントする・・・
聞くところによるとヴィトンのバッグは10万以上するようだ・・・
俺はこの時、既に就職も決まっていたし、バイトで月15万円ほど稼いでいたので
これは仕方が無いと思い条件を飲むこととした。

そうして昼間は砂浜で軽くビールを飲んだり浮き輪で遊んだりなどして
昼飯に焼きそばを作ったりして和やかな雰囲気で何とか過ごせた。
夜は再びバーベキューをすることにした。
外食も近くにたいしたものは無いし、やはりただ焼くだけで手間がかからないのがいいからだ。


どうせ、今夜は山本と寝ることになっているから英子とやることはできないだろう。
そう思うと、もう飲まないと英子と約束したのに俺はまたマッカランを飲み始めた。
英子も村上と寝る事になっているから安心したのかやはりマッカランの水割りを
飲みたいと言い出した。
山本は本当にいい奴でこのときもこまめに動いてみんなの飲み物を作ったり
バーベキューが焦げないようにしたり炭の追加をしたり忙しく働いていた。

英子はそんなかいがいしく働く山本を見ながら
「山本君っていいひとよねー。私秀樹より山本君と付き合えばよかった」
「何いってんのよー。山本なんて気はきくけど顔とか全然秀樹君の方がいいしー」
「長く付き合うなら見た目なんかよりやっぱ性格よねー」
とかなんとか村上と話していた。
確かに山本はいい奴だ。俺と英子の間を取り直してくれたし、高い酒差し入れてくれたし
いつも俺のお願いを聞いてくれる。
そんないい奴なのに彼女がこの鶏がらのカラスみたいな村上ってのも納得できないな。

俺はそんなことを考えていた。それくらい村上の事が嫌いだった。
とにかく女のくせしてちっとも働こうともしない。
昨日もバーべキューも後片付けも俺と山本と英子がしたし
今も働いてるのは山本、こいつはいったい何様のつもりなんだ???
俺はなんだか腹が立ってきた。

こいつが山本の彼女でなければ俺は絶対に口もききたくない相手だった。
そんなことを考えながら楽しんでいるうちにバーベキューは終わりになった。
後片付けは思ったとおり俺と山本の仕事になった。
使った食器は英子が洗った。
村上はテレビを見ながら昨日の残りのサワーを飲んでいた。


俺は村上にちっとは手伝えよといいたかったが彼氏の山本が黙っているので
何も言うことはできなかった。
ほんと、こいつはいい奴だよな。いい奴過ぎるぜ・・・
俺は山本の事をマジでそう思った。

後片付けが終わると今度は山本が持ってきたモノポリーでもやろうということになった。
このときも山本は忙しく立ち回り、銀行役も兼ねながらまた酒をつくったりしてくれた。
「秀樹、昨日みたいになると困るからそれくらいにしてよー」
「大丈夫、今日は僕がついてるから秀樹にも飲ませてやってよ
ちゃんと見張っておくから大丈夫だよ」
「山本、お前、ほんといい奴だな。山本もこう言ってるし、今日は別々に
寝るんだから飲んでもいいじゃないか。これしか楽しみないんだからよ」
「秀樹のH、やることしか考えてないんだから」
「私の前で下ネタやめてくれない」
「・・・」

この村上って奴は、ホントに場の雰囲気も読めない奴だ。
こんなつまんねぇ事言い出すから場がしらけてしまった。
俺としてはエロイ雰囲気に持ち込んで何とか英子とやりたかった。
やりまくるつもりでゴム2ダースも持ってきたのに1個も使わず終いかよ。
俺はマジつまらなかった。昨日、英子になかだししたといっても
俺の記憶の中にそれは残っていない。
しかし、酔っていたわりになかだし、乳射、顔射に腹の上にも出してるようだった。
4発もやったのか???

俺は昨日の事を思い出すと鬱になっていった。
記憶にも無いなかだししたせいで俺はヴィトンのバッグを買わされることに
なったうえに今夜もやれそうに無い。
セックス三昧になるはずだったこの目的も果たせずにいたから不機嫌にもなる。
モノポリーをやりながら飲んでいたのだがふと眠気が襲ってきた。

俺は昨日の二の舞になるのが嫌だったのでとりあえず、英子に俺の代打ちを頼み
テラスのデッキチェア-でタバコを吸って眠気覚まししてこようと思った。
タバコに火をつけて外に出たあたりまでは覚えているのだがそれ以降の記憶が再び消えた・・・

この次に俺の意識が戻った時は激しい痛みでだった・・・

俺は事情がよく飲み込めなかった。
どうやら山本が怒りながら俺のことを殴っていた。
寝ていたところを上半身起して殴ったようだった。
俺は再び倒れこんだ。今度は数発蹴られた。
山本は何か叫びながら俺のことを蹴った。


激しい痛みで俺ははっきりと覚醒していった。
すると俺は真っ裸だった。
場所は昨日、山本と村上が寝ていた部屋だった。
隣にはやはり真っ裸で事情がよく飲み込めていないような村上がいた・・・

なんてことだ・・・俺は大嫌いな村上とやっちまったのか・・・

騒ぎを聞きつけてしたの部屋からボーとした英子もやってきた。
「朝から何騒いでんのよーーー」
英子は鼻血を出しながら山本に殴られている俺を見てギョッとした。
真っ裸の俺と村上がそこにいたからだ。
村上はまだボーとして事情が飲み込めていないようだが英子はすぐに理解したようだ。


英子は物凄い形相で俺の頬をたたくと、今度は村上に飛び掛っていった。
山本はそんな英子を引きとめると
「こんな奴らはほっといて2人で帰ろう」
そう言うと荷物を片付けだした。

俺と村上はいまだに事情がつかめづにいたが、真っ裸で2人で寝ていたのは
どうしょうも無い事実だった。
村上は自分のまんこを調べると、今度は俺に向かって怒りだした。
「あんた私の中に出したでしょう」
どうやら村上のまんこの中にもなかだししたようだ。
村上の怒り方は尋常でなかった。
「レイプだ!」
と騒ぎ立てだした。


村上は警察に訴えてやるとか何とか騒ぎ立てだした。

山本と英子は片付けが済むとマジで2人で帰ろうとする。
俺はとりあえずパンツだけはいて2人を引きとめようとした。
しかし、2人の石は硬いようだった。

村上は山本にすがりつくようにして
寝ている間に俺にレイプされたと訴えていた。
しかし、山本はそんな村上の懇願も聞かずに村上を振りほどくと
マジで英子と2人で車で帰っていった・・・
俺たちは山本の車で来ていたからこんな不便なところに置き去りにされたら
たまらなかったので必至に違うんだとかなんとか訴えたが無駄だった。


後に残されたのは俺の大嫌いな村上だけだった。
しかも、村上は俺をレイプで訴えると大騒ぎしている。
こんな奴と2人きりで車がなければ辺鄙な別荘で取り残されてしまった。
しかも警察を呼ぶとか何とか大騒ぎしている。

俺はとにかく、村上に土下座して謝りました。
俺はベランダのデッキチェアーでタバコを吸ったところまでは覚えているがそれ以降は記憶がないと。
でも、本当に申し訳の無い事をした、謝って済む話ではないが許して欲しい。
とにかくこんな鶏がらカラスに土下座する事事態むかついて仕方が無いが警察という言葉にびびりまくった
俺は平謝りに謝った。


そこで村上のバカが条件を出してきた。妊娠していた場合は責任をとって欲しいと・・・
この言葉を聞いたとたんに俺は目の前が真っ暗になった・・・
性格が悪い上に色気も無い不細工な鶏がらが俺の嫁に???しかも、ガキができた場合
こんな不細工に似ていたらかわいがるきもしねぇ。責任なんか取りたくねぇ。
しかし、警察という言葉にびびっていた俺は責任を取ると約束してしまった。
もし、妊娠していなくても、なかだしされた上に、彼氏の山本に無残にも捨てられたので
責任を取って欲しいと・・・
責任って一体なんだか分からんが俺はそれにもうなずくしかなかった。
そして、私にもヴィトンのバッグを買って欲しいと。


どうせ、こんな酷い事をしたんだから英子にはふられるのは目に見えているしゼミも
違うから今後顔をあわす事も無いのだから英子にバッグをかってやる必要もないよ
とかなんとか言っていた。
その村上の一言で急に俺は英子の事が気になりだした。
かなり怒って山本と一緒に出て行った。お互い恋人に裏切られたもの同士で慰めあおうだなんて
ことになったりはしないか・・・
しかし、山本は俺の親友だ。これほどまでつくしてくれた友人だ。まさか、落ち込んだ俺の彼女に
手を出すはずが無いとそう思った。

しかし、ふと思った。
俺は、あんなにつくしてくれた親友を裏切った。
大切なかけがえの無い友人の彼女を寝取ってしまった。
いくら酔ってしまったとはいえ不覚にも嫌っていた村上のまんこになかだししただなんて。


俺は英子と付き合う前に2人ほど付き合ったことがある。
その時の1人とは生でやっていた。しかし、必ず外に出して中にもらした事など無かった。
かなり射精を我慢の限界までコントロールする自信はある。それが、英子にしろ村上にしろ
酔っていたとはいえなかだしするなんてありえないことだった。

俺は英子を裏切ってしまった事もショックだったが
よりによって親友の山本を裏切った事の方のショックの方が大きかった。
とにかくなんとか怒る村上も気持ちを鎮めたので、仕方なく我々2人で
電車で帰ることにした。
父の別荘は便の悪いところにあった。電車の駅までは歩いたら30分はかかった。
しかも電車も1時間に数本しかない。また、村上のバカが大荷物を持ってきていて
それを俺はかつがされるはめになった。朝っぱらから日差しが非常に強く感じた。
汗が頭のてっぺんから足の先まで流れているような気がした。
シャツはべとべとで額から流れる汗が眼にしみた。

俺は駅に着いてからも山本の携帯に連絡を入れてみたが電源は切られているのか
全くつながらなかった。当然といえば当然の事だ。
俺はこの後電車で大嫌いな村上と2人きりで帰らなければならなかった。
酷い苦痛だった。話も全く合わない。村上とはなすことといえばゼミの話と
ゼミの他の仲間の事くらいしか共通の話題が無かった。
しかも、別れしなには次のデートの約束までさせられた。
当然、ヴィトンのバッグを買わせるために新宿の伊勢丹に連れて行けときた・・・
伊勢丹にヴィトンが売っているのかどうかは俺は知らないが・・・


俺は家に帰るとすぐに山本の自宅に電話を入れてみた。
すると人のいい山本の母さんがまだ帰っていないと伝えた。
何かあったのですか?と聞かれたが、俺はいろいろと世話になったので
お礼を言いたかったのだと、帰ったら宜しくお伝えくださいと言って電話を切った。

別荘から山本の家までは車ならたいして時間はかからない。
多分、奴の事だから英子の事を部屋まで送っているのだろう。
それから帰るとなると夜になるかもしれないな。
俺はそう考えた。


俺は何とか山本に許してもらって再び英子との間を取り直してもらおうと画策した。
はっきり言ってかなりずうずうしい頼みごとをすることは俺にも分かっていた。
しかし、俺はそんな稚拙な事を考えるくらいパニクッていたし、それだけ英子の事が
好きで好きでたまらなかった。
はじめのうちは英子の体(巨乳)目当てで付き合っていたが、今、こうなってみたら
英子の事を本気で愛しているという事が分かった。
だから、山本なら俺の気持ちをわかってくれると・・・

夜になって山本の携帯にようやくつながった。
しかし、当然のように奴は出てくれなかった。
それでもしつこく鳴らしつづけると電源を切られてしまった。


俺はここで少々冷静になることができた。
今朝の失態からまだ時間もそんなに経っていない、奴の怒りも当然だと。
しばらく、奴にも頭を冷やさせようと。
その間に、村上の事だけはなんとか始末しておこう。
バッグを買うのは止むを得ない。しかし、再び山本との間をとりなおして
俺達は再び元鞘に収まろうと。

しかし、一応、英子の携帯にも電話を入れてみた。
呼び出しコールがなることはなく、着信拒否されているとかなんとか
アナウンスが流れるのみだった。
ここで、俺は少々不安になった。
まさか、山本が英子の部屋にあがりこんでいる事は無いだろうかと・・・


俺はそう思うといてもたってもいられなくなった。
俺は狂ったように、父のサニーに乗り込むと英子の部屋に向かった。
うちからだと英子の部屋までは約1時間、この時間帯ならそれくらいでつくだろう。
俺はあせりながら車を走らせた。
道はそんなに混んでいなかったため1時間かからずに英子のマンションについた。
マンションの側に車を停める。あたりを見渡すが山本のおんぼろパルサーは停まっていなかった。
英子の部屋の明かりはついていなかった。真っ暗だった。

実は、俺は英子の部屋の合鍵を持っている。
この時は、もしかしたら山本が英子の部屋に上がりこんで英子の事を犯しているのではないか!
そんなことを考えると頭に血が上って、裏口の扉を合鍵を使って開けると
(全ての部屋の鍵で開くようになっている)非常用階段を駆け上った。
そして、英子の部屋までいくと、問答無用で英子の部屋のドアを開けた。
中からは人の気配も無かった。俺は部屋の中をチェックしてみたが、旅行かばんも無いし
どうやら山本と英子はまだ帰っていないようだった。


「そんな、バカな」
この時間になってもまだ英子が帰った形跡が無いと言うことはまだ山本と
一緒にいるに違いない。
俺は震える手で携帯から山本の自宅の番号を呼び出してコールした。
再び山本の母さんが電話に出た。俺はゼミのことで緊急の話がしたいのだが
携帯がつながらない、どこにいったか知らないかと聞いてみた。

やはり、山本から自宅に連絡はあったようで、先ほど俺から俺いの電話があったことは
伝えておいたとのことだが、俺と別れた後、バイトに行ってそこで飲み会があるから
今日は帰れないと連絡があったとのことだった・・・

俺は、山本のバイト先を知っているので、急いで奴のバイト先に行ってみた。
英子の部屋からだと少々遠いが、英子の貞操の危機だと思うといてもたってもいられなかった。


おそらく、英子の部屋を出てから2時間近くは過ぎただろう。
山本のバイト先についたときには既に閉まっていた。
こうなることは予想できたが、どうしょうもなかった。
たとえバイト先がまだ営業していたとしても、山本の居所を
知っているわけが無いのに・・・

英子は部屋に帰っていない、山本も家には帰っていない。
そしてもう深夜をまわっている。
当然、2人は一緒にいてきっと夜をともに過ごしているのだろう。
俺の大切な英子が山本にやられるだなんて・・・
あの巨乳を山本の奴がいたぶるのかと思うと涙が出てきた。

結局夏休みの間に山本の自宅に電話を入れたが奴は居留守をつかったり
本当にいなかったりで話をすることができなかった。
ゼミの飲み会や自主研究会にも奴は顔を出さなかった。
英子は大家に鍵を無くしたとか何とか言ったのだろう。
鍵は交換されて合鍵が使えなくなっていた。
非常口や表玄関の鍵は開くが英子の部屋の鍵は開かなくなっていた。

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

最近のトラックバック

アクセスランキング

アクセスランキング ☆ランキングの参加は、このページ
http://saeta.blog.2nt.com/
にリンクするだけです☆

ブロとも申請フォーム

お知らせ

(*´Д`)<ハァハァ・・・・・・

かんりにん:(*´Д`)<ハァハァ・・・・・・
相互リンクも大歓迎です。
気に入ったらどんどんリンクしてください。

コメント欄にでも知らせてくださると嬉しいです。

ブログ内検索

注目

ページの先頭へ戻る