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『自宅で妻を他の男に寝取られて』 -妻との出会い編-

勢いで「妻との出会い編」いってみますw
あんまりエロくないですが、マターリと楽しんで頂ければ・・・
あ、ちなみに妻の名前は仮名ですので^^;

真奈美との出会いは、今から12年前の夏にさかのぼる。
灼熱のバルセロナでオリンピックが開催され、暗黒時代真っ只中
だった阪神タイガースが首位争いをした、そんな夏だった。

FMラジオからはB’zやらミスチルやらT-BOLANの曲が流れ、
僕は大学3回生、真奈美は同じ大学の文学部の2回生で、長い
人生において真夏とも呼べる大学生活をお互いに謳歌していた。



僕は大学公認のテニスサークルに所属しており、学業はほどほど、
サークルはそこそこ、バイトはそれなり、という典型的な大学生活を
送っていた。

テニスサークルという性格上、女性と知り合う機会は多く、実際に女
の友達は多かったが、高校が男子校だったことに加え、元来の奥手
な性格が邪魔をして、なかなか特定の彼女は出来なかった。
それでもサークルの女の子と二人っきりでドライブに行ったり、飲み
に行ったりはしてたから、当時の僕が童貞だったことを知っている
知人は少ないと思う。女の子からすれば、まぁ人畜無害な面倒見の
いい男友達という感じだったのだろう。


同じサークルの一学年上に、藤井(仮名)という男の先輩がいた。
背も高く、テニスも上手いし、まぁ男前と言ってもいい男だった。

その年の夏のある日、藤井さん主催の合コンに呼んでもらった。
彼は特に後輩の面倒見がいいという訳でもなく、単に就職も決まり、
夏季試験も終わり、合コンのメンバーが足りなかったから、僕に
声をかけてくれた、それだけのことだった。

場所は梅田の安居酒屋で、男性のメンバーは藤井さんと僕の他に
僕と同学年のサークルの男が二人。女性のメンバーは藤井さんの
知り合いらしい同じ大学の2回生の女の子とそのゼミの友達だった。


僕は一目見て、その幹事の女の子を気に入ってしまった。
名前を真奈美といい、当時としては珍しい茶髪に、ラルフ
ローレンのポロシャツとバーバリーの短いスカートを上品
に着こなしている姿が今でも印象に残っている。

聞けば、真奈美は帰国子女で、今も両親はアメリカに住ん
でいた。彼女が日本の大学を卒業することを希望した為、
彼女だけが日本に戻り、大学の近くに一人暮らししていた
のだ。

彼女はアメリカ育ちらしく、人見知りすることもなく、僕に
対しても、初対面とは思えないくらいに楽しく会話した。
話をするとき、話を聞くとき、相手の顔をじっと覗き込んで、
相手の目をじっと見つめる、それが真奈美の癖だった。



すでに真奈美のことを気に入っていた僕は、藤井さんとの関係を
こっそりと聞いてみた。
すると真奈美は少し答えにくそうにして、「ただの友達」と言った。
そういえば最初の自己紹介のときもはっきりと言っていなかった。
俺は少し気にしながらも、二次会のカラオケまで楽しんで、帰路に
ついた。

梅田から神戸方面へ帰る面子は偶然にも僕と藤井さんと真奈美
の3人だった。僕たち3人は最終に近い阪急電車に駆け込み、
車内で他愛もない話をしていた。


電車が大学に程近い駅に着いたとき、真奈美に続いて藤井さんも
電車を降り、僕に手を振った。僕と藤井さんの最寄り駅はここから
3つほど先の駅なのだが、この時は特に気にすることもなく、二人
を見送った。さっきまで楽しそうだった真奈美の表情が少し曇って
いたような気がしたのは気のせいだったのだろうか?12年経った
今も真相は謎のままだ。そしてそれはきっとこの先も永遠に謎の
ままなのだろう。

僕は電車に揺られながら、駅から家までの道を自転車に乗りなが
ら、ずっと真奈美のことを考えていた。藤井さんはどうして真奈美
と同じ駅で降りたんだ?あの駅は乗り換えの中継ぎ駅になってい
るから、あの後すぐに真奈美とも別れて、他の駅に向かったのか
もしれない、藤井さんはサークルの幹事なんだから顔は広いはず
だ・・・いろんなことが頭をよぎってしまい、僕が完全に眠りについた
のは夜明け近くだった。



大学の講義はすでに終了しており、いくつか残っている課目の試験も終わると、
大学は長い夏休みに入ることになっていた。だからこの時期に僕たちが大学に
行く理由は本来ないはずだったが、今のように携帯電話が普及していなかった
当時、サークルに所属している学生は大した用事もないのに大学へ行き、知り
合いを見つけるや、徐々に合流して、取りとめもない時間を過ごすのだった。
僕は真奈美と出会った合コンの数日後、サークルのたまり場で藤井さんを見つ
けた。
僕「どーも。先週はおつかれでしたー」
藤井さん「おぉ。おつかれさん。ちゃんと帰れた?」
僕「大丈夫でしたよ。藤井さんも大丈夫でしたか?」
藤井さん「ツレん家に泊めてもーてん。あの時間に家帰ってもしゃーないしや」
僕「そーやったんですか」
藤井さん「で、どーやった?誰か気に入った子おったか?」



僕「みんなかわいかったですよねぇ。緊張しましたわ」
藤井さん「その割には楽しんどったやん」
僕「そーいえば真奈美ちゃんって彼氏いるんですかね?」
藤井さん「どやろなぁ。おらんのんちゃうか?よー知らんけど・・・
なに?あいつのこと気にいったん?」
僕「いや、気に入ったっていうか、ええ子っぽかったし、また飲み
に行けたらなー、みたいな感じですかね」
藤井さん「でもあいつ、夏休みはアメリカに帰ってるんちゃうかな」
僕「そうなんですか・・・」
藤井さん「そんなに残念そうにすんなや。来週いっぱいまでは
おるんちゃうかな。何やったら誘ってみるか?」
このとき、なぜ藤井さんが真奈美の夏休みのスケジュールを
詳細に知っていたのかを疑問に思っていれば、僕の人生も、
また、真奈美の人生も微妙に違ったものになっていたかもしれ
ない。だけど僕がその疑問を抱くには、僕はあまりに若すぎた
し、そして、あまりにも真奈美に夢中だった。


僕が真奈美と再会したのは、真奈美がアメリカに帰国する2日前の
ことだった。藤井さんが真奈美に声をかけ、2対2の飲み会をセッテ
ィングしてくれたのだ。この男は人間としては尊敬に値しない人物だ
が、こういう部分の如才のなさはさすがであり、その要領のよさも手
伝ってか、就職活動の前半で某都市銀行への内定を早々と決めて
いた。

当時は今ほど飲酒運転に厳しくなかったこともあり、僕は藤井さん
の車にピックアップしてもらい、その足で女の子2人を拾った。
真奈美は前回と同じく短いスカートで、藤井さんのハイラックスサー
フに乗り込むときに、スラッとした健康的な長い脚が見えて、僕は
訳もなく赤くなってしまった。


真奈美の友人はどちらかというと美人で、藤井さんが好きそうな
タイプだった。共学よりも女子大にいそうなタイプで、きれいな子
だとは思ったが、真奈美ほど人を惹きつける何かを持っていると
いう感じではなかった。
その苦楽園のショットバーに入ってからも、藤井さんは僕に気を
遣ってくれていたのだろうか、それとも単純に初めて会う美人に
一目ぼれしたのだろうか、僕に真奈美を任せて、もう一人の子に
つきっきりだった。おかげで僕は真奈美と前回以上に親密に、
たくさん話をすることが出来た。真奈美は相変らず、僕のさして
面白くもない話に対しても、素敵な笑顔で笑ってくれて、先週の
別れ際の寂しそうな表情が嘘のようだった。



途中しばらくして、藤井さんと美人の女の子がいなくなった。
おそらくトイレか駐車場でいちゃついているのだろう。
僕はそんなことよりも、隣に座っている真奈美が大事だった。
真奈美がアメリカに帰ってしまうと、新学期が始まるまで、
2ヶ月間は会えないことになる。僕は真奈美と付き合ったり、
セックスしたりするなんていう大それた考えはなく(なんせ僕
は当時、まぎれもない童貞だったのだ)、ただ純粋に真奈美
と一緒にいたいと思った。
僕「明日予定あるん?」
真奈美「うん。明日はちょっと・・・」
僕「あさっては?」
真奈美「成田経由やから、11時に伊丹に行かなあかんねん」
僕「あ、ほな送るわ。荷物も重いやろ?」
真奈美「ええよ。そんなん悪いし」
僕「ええって。どうせヒマやし」


こうして僕たちは真奈美が日本を去る日に会うことになった。
僕たちは自宅の電話番号を交換した。

しばらくして藤井さんと美人の女の子が帰ってきて、再び4人
で飲み直すことになった。美人の女の子はかなり酔っていた
が、自宅生ということもあり、しばらくしてお開きになった。
まず藤井さんが美人の女の子を送り、次に僕を送ってくれた。
順序から言えば藤井さんと家の近い僕が最後になるはずだ
ったが、藤井さんは先に僕を降ろし、真奈美を助手席に乗せ
て、再び来た道を猛スピードで引き返していった。


二日後、僕は9時ちょうどに真奈美が教えてくれた真奈美の
アパート近くの駐車場に車を停めた。間もなくスーツケース
を持った真奈美が現われた。真奈美は今までの2回とは異
なり、Tシャツにジーンズというラフな格好だった。
出来れば海とか山に行きたかったのだが叶わず、僕は空港
までの短い距離を出来るだけゆっくり、同じ時間と空間を共有
できる喜びをかみ締めながら、国道を北東へと向かった。
平日の昼間ということもあり、道はまばらで、午前中の陽射し
が心地よかった。あと数時間もすれば、今日もひどい暑さに
なるのだろう。その頃には真奈美は空の上だ。


フライトまで少し時間があったので、真奈美が搭乗手続きを済ませた後、
僕たちは空港の中の喫茶店でお茶をした。他愛もない話が続き、真奈美
が腕時計を気にし始めた頃、僕は勇気を振り絞って気持ちを伝えた。
まだほとんど真奈美のことを知らないけれどもっと深く知りたいこと、最初
に会ったときから気になっていたこと、軽いと思われるかもしれないけれど
自分なりによく考えて告白しているということ、このまま気持ちを伝えない
ままだと二ヶ月の間後悔して過ごすことになるから思い切って気持ちを
伝えるに至ったということ・・・そんなことを一気に伝えた。
真奈美は少し困ったような、驚いたような、でも優しい表情で「ありがとう」
と言った。そして、そんなふうに思ってくれてるって全然知らなかったから、
正直びっくりしたけど、気持ちは素直に嬉しい。だけどすぐに気持ちに答え
れるような状況にはない、というようなことを続けた。



チャットもメールも普及していなかった頃だ。僕は真奈美にアメリカでの
住所を教えてもらい、エアメールすることを約束した。そして、最後に握手
をして、搭乗ゲートに向かう真奈美が小さくなるまで見送った。

真奈美が去ってしまうと僕は心にぽっかりと穴が空いてしまったような気が
して、空港からの帰り道、ひどく悲しい気分になってしまった。真奈美とキス
したり、抱きしめたりできることを期待していた訳ではなかったが、それでも
真奈美と親密な時間を過ごしたことの証のようなものが欲しかったのかも
しれない。右手に残った真奈美の手のひらの感触を思い出しながら、僕は
家路についた。

僕は翌日、早速、真奈美に手紙を書いた。他愛もない文章だ。

そして、その約一週間後、サークルの合宿の日がやってきた。
ここで僕は衝撃の事実を聞かされることになる。


僕が所属していたサークルはテニスサークルとはいえ、実際には
テニス半分、遊び半分といった感じのどちらかと言えばナンパ系の
サークルだった。
その年の夏合宿は信州で実施され、事実上引退していた藤井さん
を始めとする4回生のメンバーも多く参加していた。四泊の合宿は
あっという間に過ぎ、最終日の宴会を残すのみとなった。宴も佳境
に入りつつある頃、僕は藤井さんと他の4回生の会話を偶然聞いて
しまったのだ。
山田さん「なぁ、藤井。お前、あの子とまだ続いてんの?」
藤井さん「あの子って誰よ?」
山田さん「あの子に決まってるやん。文学部の2回生の」


藤井さん「あ~。続いてるも何も、お前、俺の彼女知ってるやろ?」
藤井さんがこの春サークルに入部した女子大の1回生の女の子と
付き合っているのは周知の事実だった。その彼女は家が厳しかった
為、今回の合宿には参加していなかった。
山田さん「じゃあ完全に切れてるん?俺けっこう好きやってんけど」
田中さん「こいつが切る訳ないやん。上手いことやってるよな~」
藤井さん「別に上手いことやってるつもりないねんけどなぁ」
山田さん「なに?もしかして二股かけてんの?」
田中さん「ちゃうちゃう。やりたなった時だけの女。そやろ?」
藤井さん「ストレートに言うなやw」
山田さん「マジで?うせやー!!信じられへん・・・」



藤井さんはかなり酔っていて、僕が近くにいることには気付いていない
様子だった。いや、もしかすると、知ってて話していたのかもしれない。
山田さん「しかしあの子やったら他になんぼでもいそうやのに・・・なんで
藤井やねん」
藤井さん「俺も複雑やわ。あいつ(本命の彼女だ)がなかなかやらせて
くれへんから、真奈美キープしとくしかないねん・・・」
山田さん「遊びに行ったりとかもするんかいな?」
田中さん「ある訳ないやんwやりたなったらあの子ん家行くだけやんな?」
藤井さん「そーいえばこの前、真奈美が連れてきた子かわいかってん
けどなぁ。トイレで口説いてんけど、あかんかったから、真奈美で我慢
しといたわ。あいつに頼んで合コンしたら、他の子食えたらラッキーやし、
あかんかっても真奈美で出せるからどっちに転んでも充実やぞー」
田中さん「鬼畜やの~」


僕は半ば吐き気を催しながら、それでも藤井さんの話を聞き続けた。
席を外して他のグループの会話に加わるか、または別の部屋に戻る
かすれば、この地獄のような告白から逃れられるにも関わらず、だ。
その夜、僕が聞かされた話はおおよそこんな感じだ。
まず、僕が真奈美と初めて会った日の夜、そして二度目に会った夜
のいずれも、藤井さんは真奈美を抱き、真奈美の部屋に泊まっていた。
さらに言えば、真奈美がアメリカに発つ前日も、真奈美は藤井さんから
部屋で待機することを命じられ、藤井さんが本命の彼女とのデートを
終え、彼女をきちんと定時で帰した後、部屋を訪れた藤井さんに何度
も犯られたようだ。その晩は藤井さんは真奈美の部屋には泊まらず、
翌朝に僕が彼女を空港に送るために迎えに行ったのだった。



藤井さんはアルコールの勢いも手伝ってか、上機嫌で真奈美のことを
面白おかしく言いふらした。あいつ俺が初めて抱いたときはすでに処女
じゃなかったな、口内射精した精液は必ず飲み干してくれるよ、あいつ
が生理のときはいつも口で処理させてるんだよ、会うのは週に3回くらい
かな、まぁセックスの回数ならその3倍はいくな、コンドームはあいつに
買い置きさせてるよ、おっぱいは小さいけど乳輪と乳首はキレイだな、
オマンコは最初はかなりきつかったけど俺がやりすぎたせいで最近は
ゆるくなってきて困ってるんだ、おい山田、そんなに気に入ってるんなら
抱かしてやってもいいぞ、なに、俺が頼んだらあいつ何でも言うこと聞く
から、いや、でもやっぱりお前と兄弟になるのは嫌だな、でも実際少し
真奈美には飽きてきてるから最近はバックばっかりだな、真奈美をバック
で犯しながら本命の彼女のこと考えて射精するんだよ・・・



僕は真奈美の人間性が踏み躙られている現実に激しい怒りと悲しみを
感じ、真奈美のことを愛し始めようとしていた自分に惨めさと哀れみを
感じていた。そして、真奈美に会いたいと思った。僕が真奈美に抱いて
いた幻想は脆くも崩れ去ったが、それでも僕は真奈美との関係を断ち
切ることは出来なかった。
藤井さんたちは真奈美のネタで1時間近く盛り上がっていたが、やがて
別の話題になり、僕は布団が敷かれている部屋に戻り、深い眠りにつ
いた。夢に真奈美は出てきてくれなかった。真奈美は今何をしているだ
ろう?アメリカの東海岸はちょうど朝だ。遠いアメリカの空の下で真奈美
は笑っているのだろうか・・・



合宿が終わってから新学期が始まるまでの一ヵ月半、僕はバイトも
休みがちになり、サークルの行事にも極力顔を出さなくなった。
一度だけサークルの飲み会に顔を出したが、藤井さんの本命の彼女
の隣の席になり、ひどくつらかった。藤井さんは彼女とセックスが
出来ないから、真奈美を性欲のはけ口に使っているのだ。その真奈美
を愛しつつある僕が、藤井さんの本命の彼女と一体何を会話すれば
いいのだ?

僕は当たり障りのないエアメールを真奈美に送り、真奈美からも気の
ない返事が何通か僕に届いた。そして新学期が始まった。


僕が二ヶ月ぶりに真奈美と出会ったのは10月半ばのキャンパスだった。
新学期が始まり、真奈美も日本に帰国したものの、僕たちはどちらから
連絡を取るわけでもなく、二週間が過ぎていたのだ。僕たちはキャンパス
から駅までの道をゆっくりと歩きながら、真奈美のアメリカでの生活やら
僕の夏休みの出来事やらを取りとめもなく話した。真奈美は少し日焼け
していて、それが一層真奈美の大きな目と白い歯を際立たせていた。
僕「あのさ。空港で言ったことやねんけど」
真奈美「うん」
僕「あの時はあんまり時間なかったから。ゆっくりちゃんと話したいねん」
真奈美「わたしも聞いてもらいたいことあるし」

そして僕たちはその週末、会う約束をした。



僕は夕方に車で真奈美を迎えに行き、川沿いの洒落たレストランで食事を済ませ、
それから南に向かい、何隻かの貨物船が停泊している港に車を停めた。
少しの沈黙の後、僕は切り出した。
僕「付き合って欲しいねん」
真奈美が口を開くまで実際には数秒しかかからなかったかもしれないが、僕には
数分間のように感じた。そして真奈美は次のように話した。
気持ちはすごく嬉しいけどわたしはMくんと付き合う資格がないと思う、わたしの
こと何も知らないからそう言ってくれるだけで、わたしのこと色々知ったらきっと
嫌いになると思う、こうやって二人きりで会いたいって思ったのは本当の気持ち
だから多分わたしもMくんのことは嫌いじゃないと思う、だけどそれと付き合うと
いうのは別問題なんだ・・・



何度も言うが、当時の僕は童貞だった。しかし、何度か女の子とキスをしたこと
はあったし、そもそも夜の港に車内で二人っきりという状況は、ある意味で部屋
で裸の男女が寝ているよりも、危険な状況である。僕とは付き合えないというこ
とを説明しようとする真奈美の口を、僕は唇で塞ごうとした。少し僕と真奈美の唇
が触れたが、真奈美はすぐにキスを拒み、少し緊張した表情で僕を睨んだ。
真奈美「そーゆうつもりちゃうし・・・」
場は白けてしまい、僕らは帰路についた。帰り道、僕たちはお互いに会話をしな
かった。僕は童貞にありがちな下衆な感情を消すことが出来なかった。真奈美、
君は藤井さんのチンポをしゃぶり、彼の精液を口の中に受け入れ、それを残さず
に飲み干しているんだろう、なのになぜ僕にはキスさえ許してくれない・・・君の
唇はそんなに価値のあるものか?そうじゃないはずだ・・・そんなことを考えて、
そしてひどく嫌な気持ちになった。



当時の僕は本当に余裕がなかった。もし女性に対して余裕のある扱いが
出来る童貞がいたら、それは相当に貴重な存在だと思う。
かといって「付き合うのがムリなら、セフレになろう」などという発想など生
まれるはずもなく、僕たちは真奈美のアパートに着いた。
僕はこのまま別れるとこのまま会えなくなるんじゃないか、と思い気の利
いたセリフを探したが何もなく一言「さっきはゴメン」と謝った。
すると真奈美は何も言わずにそっと僕にキスをしてくれて、少し窮屈そう
な笑顔で「おやすみなさい」と言い残し、車を後にした。
真奈美の甘くて柔らかい唇の感触が残っている間、僕はそこから身動き
一つ出来なかった。なんて柔らかで可憐な唇なんだろう。そして、僕はさ
っきまで抱いていた邪まな考えを悔やみ、何とか真奈美と一緒に歩んで
いきたい、そう強く思った。人の一生を変えてしまうほどの威力を持った
キスがあってもいいじゃないか、そんな風に思った。




その後、何回か僕と真奈美は食事に行ったり、ドライブに行ったりした。
僕は真奈美と一緒にいると、いつも親密で心地よい時間を過ごすことが
出来た。真奈美は大抵は無邪気に笑い、ときにムッとしたり、拗ねてみ
たりした。純粋な子なんだな、と思った。僕は藤井さんの話をしなかった
し、真奈美からも藤井さんの話題は出なかった。
11月半ばのデート(それは誰が見てもデートだったと思う)で僕たちは
季節外れの海に行き、三宮で食事を済ませた。いろいろ寄り道をしたせ
いで、真奈美のアパートに着いたのは11時過ぎだった。
僕は真奈美に優しくキスをした。真奈美は以前と違い僕を拒まなかった。
僕は調子に乗って舌を入れたが、真奈美は僕の舌を受け入れてくれた
けれど、それはあくまで受け身で、彼女の方から積極的に舌を絡めてく
るということはなかった。



真奈美のアパートの傍には車一台分の空きスペースがあり、僕はそこに
車を停車させていた。周辺は人が頻繁に通行するような場所ではなかった
から、僕たちは狭い車内で文字通り二人きりだった。
僕は一人で真奈美のことを考えているとき、藤井さんに無理やり抱かれて
いる真奈美の姿や、藤井さんのチンポをしゃぶらされている真奈美の気の
ない表情なんかを想像してしまい、決まって自己嫌悪に陥っていた。
しかしこうして真奈美の顔を見て、真奈美の唇に触れ、真奈美の肌のぬく
もりを感じていると、真奈美と藤井さんがセックスをしていることなんて全く
信じることが出来なかった。僕は真奈美を独占したいという欲求を我慢でき
ず、ついに告白してしまった。
僕「あのさ。藤井さんのことやねんけど・・・」
真奈美の表情が少し曇ったような気がした。



僕「付き合ってるとかじゃないやんな・・・?」
真奈美「・・・付き合ってはないよ」
僕「でも会ってる?」
真奈美「でも会ってる・・・」
僕「好きなん?藤井さんのこと」
真奈美「好き・・・なんかなぁ。自分でもよーわからんかも」
僕「やっぱりさ。俺、何回か真奈美ちゃんと遊びに行って、それでも気持ち
変われへんし、それどころかますます好きになってきてんねん。それで、
付き合ったらもっと真奈美ちゃんのこと好きになると思うし、真奈美ちゃん
にも好きになってもらえると思うねん。自信ある訳ちゃうねんけど、何となく
そう思う。前に言った付き合うって話・・・もう一回考えてみて欲しいねん」
大体こんな感じのことを僕は一気に伝えた。
長い沈黙の後、真奈美が重い口を開いた。
真奈美「藤井さんからわたしのこと何か聞いてる?」



僕「いや、別に・・・」
僕はとっさに嘘をついてしまった。
真奈美「合宿のときに聞いてないの?」
僕「・・・藤井さんが俺に話したって真奈美ちゃんに言ったの?」
真奈美「・・・すぐ横で聞いてたから知ってるハズだって」
僕は自分でもわかるくらいに顔が熱くなってきた。
僕「聞きたくなかったけど耳に入ってきて。辛かったけど」
真奈美「ごめんね」
僕「真奈美ちゃんが謝ることじゃないやん・・・」
真奈美「そやね。でも、そういうことやねん」
僕「最近も会ってるん?」
真奈美「・・・うん」
僕「つい最近も?」
真奈美「昨日も会ったよ。っていうかうちに来た」



僕「そっか・・・」
つい24時間前に真奈美はまさにここから目と鼻の先にある自分の部屋で
藤井さんに抱かれていたのだ。僕は胸が痛くなった。
真奈美「来てもすぐ帰りはるけど・・・」
そりゃそうだ。藤井さんは真奈美に会いたくて来るんじゃない、真奈美の口
や膣の中に射精したいから来るんだ、用が済めばさっさと帰るだろう・・・
僕「けっこう頻繁に来はるん?」
真奈美「気が向いたらって感じ。あ、飲み会の後とかは絶対に来はるかな」
男は酒が入ったらセックスしたくなる。考えてみれば当然の話だ。
僕「遊びに行ったりはせーへんの?」
真奈美「二人で外で会うんはないかな。前みたいな飲み会ぐらい」
僕「今日は来はれへんの?」
真奈美「今日は朝まで友達と飲んでるらしいよ」



そんなことを話していたら、背後から僕の車にパッシングをしてくる車があった。
バックミラーを覗いてみると、それは見慣れた藤井さんのハイラックスサーフだ
った。真奈美は僕より先に気づいていたみたいで、少し青ざめている。
僕「うわ・・・藤井さんやん。まずいんちゃう・・・?」
真奈美「でも今日会うの言ってるし大丈夫やと思う」
僕は車を降り、藤井さんのハイラックスサーフの運転席側に近づいた。
助手席には藤井さんと同じ4回生の山田さんが座っていた。合宿の夜の告白を
聞いていた一人だ。どうやら二人ともかなり酔っている様子だった。
藤井さん「お~。どうしたん、こんなとこで何してるん?」
慌てふためいていた僕はとっさに「ちょうど今から帰るところやったんですわ」と
言ってしまった。その直後、僕は自分の吐いたセリフに吐き気を催していた。
俺は最低の男だ・・・僕が車から真奈美を降ろし、バックで車を出すときに、
ちょうど藤井さんと山田さんの横顔が視界に入った。二人は僕がそれまでの
人生で見たことがないほど下劣で卑しい笑みを浮かべていた。



真奈美のアパートからの帰り道、僕はかつてないほどの屈辱感と喪失感に
襲われていた。僕は真奈美を彼らに売ったも同然だ。僕がき然とした態度で
「俺は真奈美のことが好きだ。まだ一緒にいて話をしたいんだ」と言えばそれ
で済んでいたんじゃないか?藤井さんも山田さんも先輩とはいえ、暴力なん
かに訴えてくる人間じゃなかったし、僕が自分の気持ちを伝えることが一番
大事だったんじゃないだろうか?何よりも真奈美の意思はどうなるんだ?
真奈美は僕と一緒にいたかったのだろうか?それとも藤井さんのみならず
山田さんも部屋に入れて一緒に過ごしたかったのだろうか?それさえ僕は
真奈美に聞かなかった。びっくりして慌てて藤井さんに遠慮してしまったの
だ。こんな最低な男に真奈美と付き合う資格などある訳がない。僕は帰り道
で何度もハンドルやらサイドのガラスを力いっぱい殴った。そんなことをした
ところで何の意味もないことはわかってる。後に残ったのは拳の胸の痛みだ
けだった。





今から話す内容は、後日、真奈美や藤井さん達から聞いたその夜の話を
僕なりにまとめたものだ。僕はその場にいた訳じゃないから真相は闇のま
まだが、3人の話を総合するとおおよそこんな感じだ。



藤井さんは僕が車を停めていたスペースにサーフを駐車し、山田さんと共
に真奈美の部屋に入った。藤井さんは真奈美に対して、僕とどこに行った
のか、キスはしたのか、おっぱいは触られたのか、といったことを執拗に質
問した。真奈美がキスしかしてない、と答えると、藤井さんはふーん、と気
のない返事をした。藤井さんと山田さんはついさっきまで梅田の居酒屋で
男5人で飲んでいたらしい。男5人が集まってする話と言えば、ほとんどが
女の話だ。そして手持ちのあった残りの3人は風俗に行き、手持ちのなか
った藤井さんと山田さんが真奈美の部屋に来た、ということだった。これは
少し後になって分かったことだが、藤井さんは真奈美を抱かせる代わりに
居酒屋での飲み代を山田さんに奢ってもらっていた。



藤井さん「真奈美さぁ。まだビール残ってたよな?あ、せっかくやし自分も飲みーや」
山田さん「真奈美ちゃん、ごめんな。こんな時間に。藤井がどうしても人恋しくなって
真奈美ちゃんの顔見たいって言うから・・・」
真奈美「わたしは別に大丈夫ですよ!明日も3限からやし・・・」
山田さん「真奈美ちゃんまだ2回やもんなぁ。語学なんか何やってたかも忘れたわ」
真奈美はビールがあまり好きではなかったが、この夜は藤井さん達の勧めもあって
3人で缶ビールで乾杯となった。3人「かんぱーい!」
藤井さん「考えてみたら真奈美と山田ってまともに話すん初めてとちゃう?」
真奈美「そーいえばそうかも。学校ではよくすれ違いますど。。」
山田さん「藤井がサークルの説明会に来た真奈美ちゃんを個人攻撃して、サークル
に入れへんかったしなー」
真奈美「そーですよ。わたしもサークル入りたかったのに・・・」
藤井さん「いやいや、あのサークルの俺らの上の代は女癖の悪い先輩ばっかりやっ
たからさ。そこに真奈美を入れる訳にはいかんかなーって」
山田さん「そんでお前かいな。どっちもどっちと思うけどな~」



おそらく藤井さんと山田さんのトークは、ついさっきの車内で事前に打ち合わせ
されていたのだろう。
山田さん「あ、ところでさ。前から気になっててんけど、藤井と真奈美ちゃんって
どういう関係なん?付き合ってるん?」
藤井さん「どうなん?真奈美ちゃん」
真奈美「え?そんなんわたしに聞かんといてよー」
藤井さん「まぁ友達以上恋人未満ってとこかな」
山田さん「それってテレビのコマーシャルやん(注:当時、トヨタ自動車のサイノ
スという車のCMで使用されたフレーズ)」
山田さん「でも真奈美ちゃんって前から思っててんけど、スタイルいいよなぁ」
真奈美「え?そんなことなぃですよー」
藤井さん「そうそう。全然そんなことないで。胸もないし、幼児体型やし・・・脚が
細いくらいやな、まともなとこは」
山田さん「ひどっ。それは言いすぎやろー。仮にそうやとしても、顔がかわいい
からオッケーやで、真奈美ちゃん」




真奈美「ありがとーございますっ」
藤井さん「おっ。山田、優しいなぁ。どう?真奈美ちゃん、山田みたいなタイプ」
真奈美「マジメそうで優しそうでいい感じだと思うよー」
藤井さん「そーやんなぁ。でも山田って彼女いない暦何年やっけ?」
山田さん「前の彼女と別れたんが去年の夏やからちょうど1年やな~」
ちなみにこれは嘘で、山田さんは小太りの奥手な男だったので彼女はずっと
おらず、ちょうど1年前にソープで筆おろしを済ませたいわゆる素人童貞だ。
真奈美「いぃ人いなぃんですか?」
山田さん「それがなかなか・・・真奈美ちゃんみたいないい子はそうおらんし」
真奈美「わたしくらいの子なんかあちこちにいますって^^」
藤井さん「じゃあさ、真奈美。山田とM(僕のことだ)のどっちかと付き合えって
言われたらどっち選ぶ?」
真奈美「えーそんなん決められへん^^;」
藤井さん「ええやん。どっち?」
真奈美はこういう状況で、あえて目の前にいない方を答える女じゃない。



真奈美「・・・山田さんかなぁ」
藤井さん「お~。山田、よかったやん!」
山田さん「よっしゃぁ~!」
藤井さん「そーいえば真奈美さぁ、Mとキスだけってホンマなん?あいつ童貞やから、
お前のことサルみたいに求めてきたんちゃうん?」
真奈美「ないって。ホンマにキスだけ」
藤井さん「オッパイくらいは揉まれたやろ?」
真奈美「揉まれてません・・・」
藤井さん「太ももは・・・ってお前、今日も短いスカートやなぁ。それ触れってゆーてる
ようなもんやで」
真奈美「触られてないよ。Mくんマジメやもん」
藤井さん「あいつ根性なかっただけやで。キスの間も勃起しまくってたと思うわ」
これも後で聞いた話だが、藤井さんは真奈美と会うとき、いつも短いスカートをはくよう
にリクエストしていた。藤井さんの性癖で、真奈美にスカートをはかせたまま、それを
捲り上げて、バックで突きまくってからフィニッシュを迎えるのが大好きだったらしい。



藤井さん「まぁええわ。あ、でもさ、Mとキスしたってことはやで。Mよりも山田のこと
好きなんやったら、山田とはキス以上のこと出来るってことちゃうん?」
山田さん「おーーーーー!マジで?」
真奈美「そんな訳ないやん!」
藤井さん「真奈美、飲みが足りんなぁ。俺がいるからって気ぃ遣わんでええねんで」
真奈美「気は遣ってなぃけど」
藤井さん「恥ずかしいんやったら俺ちょうど今から便所行くし。二人っきりにしたるわ」
真奈美「ちょっとー」
藤井さんはわざとらしく席を外し、部屋には真奈美と山田さんが残された。
普段の山田さんは女の子を積極的に口説けるようなタイプではないが、今夜に限って
は、藤井さんからのお墨付きを得ている上、アルコールも山田さんの勢いを加速させ
ている。まして、山田さんはそれまでに藤井さんから散々、真奈美が性欲処理用の道
具のような女であることを聞かされているのだ。おそらく山田さんは真奈美のことを、
風俗嬢に対するよりも気を遣わずに接したのだろう。



山田さんはおもむろに真奈美の隣に移動し、無言で真奈美にキスしようとした。
当然、真奈美は拒もうとしたが、小太りではあるが屈強な男の力に適うはずも
なく、両手を力強く掴まれて、結局ディープキスをされた。山田さんは風俗嬢と
の業務的なキスしか経験がなかったから、素人の女の子とのディープキスなど
上手く出来る訳がない。山田さんは大量の唾液を真奈美の口の中に流し込み、
溢れた山田さんの唾液が真奈美の唇から溢れ出し、真奈美と山田さんの唇は
二人の唾液でドロドロになっていた。
いつの間にか戻っていた藤井さんが背後から真奈美が着ていたタートルネック
のセーターの上からオッパイを揉んでいた。
藤井さん「お前ら、何二人で楽しんでんねんー。俺も混ぜんかい^^」
真奈美は驚いて声を出そうとするが、山田さんの口に塞がれて声を出せない。
真奈美の長い夜が始まろうとしていた。



藤井さんの両手はいつの間にか真奈美のセーターの中に入っていて、藤井さんは
いつものように真奈美のブラのホックを外し、真奈美のオッパイを揉み始めた。
藤井さん「おっ。真奈美、早くも乳首かたなってんで。山田とのキスで感じてた?」
それを聞いた山田はキスを中断し、真奈美の胸のあたりをじっと見た。藤井さんは
背後から真奈美の両腕を持ち上げ、「さぁ山田さん、真奈美のセーターを脱がせて
あげて下さい。真奈美は勃起した乳首を山田さんに見て欲しいようです」
山田さんが真奈美のセーターを乱暴に脱がせると、すでにブラが外されていたため、
真奈美の形のいいオッパイが露わになった。山田さんはゴクリと息を呑んだ。
藤井さん「どない?山田先生、真奈美のオッパイは」
山田さん「かわいいな~。藤井に吸われまくって乳首もっと黒いと思ってたけど」
藤井さん「お~。よかったやん、真奈美ちゃん」
真奈美「ちょっと・・・マジで恥ずかしいから止めて欲しいんやけど・・・」
藤井さん「そんなこと言うなや~。ノリの悪いやっちゃなぁ」



山田さんは真奈美のオッパイからブラを完全に外すと、それを放り投げ、
オッパイにむしゃぶりついた。山田さんの唾液まみれの唇が乳首に触れ、
無精ヒゲが乳輪に当たり、真奈美は思わず声を出してしまった。
真奈美「んっ・・・」
藤井さん「真奈美~相変らずエロいのぅ。いきなり声出してw」
真奈美「ちゃうって・・・痛かったの!」
藤井さん「お~い、山田さん。真奈美が優しく乳首しゃぶって欲しいって」
このときの真奈美は上半身が裸で、下半身は短いプリーツスカートという
格好だった。おまけに当時19歳になったばかりの真奈美は水をはじく様な
みずみずしい肌で、男からすれば、セックスの対象としては最高の存在だ
っただろう。最初は半分冗談で真奈美の美しい身体を触ることが出来れば
ラッキー程度に考えていた山田さんも、この時点では真奈美のオマンコに
チンポをぶち込み、思う存分に射精することしか考えていなかった。



余談になるが、この山田という男はこの時点でまだ就職先が決まっていなかった。
どちらかと言うと冴えない風貌で、性格的にも内向的だった彼はサークル内でも
いじられキャラとしてのイメージが強く、その性格が災いして、バブル崩壊後、最後
の売り手市場と言われた92年の就職活動でも惨敗を喫したのである。
彼が大学を卒業してからは二度と会うこともなくなったが、噂によると、就職に失敗
した彼はバイトを転々としながら公務員の試験を目指していたが、数年前に諦めて、
現在は実家の商売の手伝いをしているらしい。まだ独身のようだ。
そんな負け組人生を邁進している彼が、あろうことか、現在の夫である僕さえ触れた
ことのない19歳の真奈美の若い肉体を思う存分に弄んで快楽を貪ったのである。
それも一度や二度ではなく。僕はそのことを考えるとたまらなく胸が痛くなる。
幸いにも希望の会社に就職し、最愛の真奈美と結婚できた僕であるが、その真奈美
は山田に散々弄ばれた後の中古品であり、僕がこの先どんなに努力をしても、真奈美
が山田の薄汚れた欲望と汚らしい精液を受け入れていた事実は永遠に覆らないのだ。



なんかむかついてきたから山田は今後、敬称略でいこうと思う。
藤井さんはその前日も真奈美の肉体をたっぷり堪能していたから、この夜は
どちらかと言うと、「モテない友人に自分のセフレを抱かせてやって、たっぷり
恩を売っておいてやろう」的な感覚だったのかもしれない。
とは言いながらも当然自分もやることはやるつもりだ。なにせ山田と藤井さん
はヘルスに行くお金が惜しくて、真奈美の部屋に来ているのだ。
山田の舌と唇、そして両手による真奈美のオッパイへの執拗な攻撃が続いて
いた。山田は真奈美の小ぶりな左右のオッパイをそれぞれの手で鷲掴みにし
て、勃起した乳首を激しく吸い続けた。何度も山田の歯が真奈美の敏感な乳首
に当たり、真奈美は痛みで声が出るのを何度も我慢しなくてはならなかった。


藤井さんに「なぁ山田。お前、いつまでチチすーてんねん。もうええやろ」と
言われて、やっと山田は真奈美の乳首から口を離した。真奈美の乳輪は
山田の唾液と、山田に噛まれた歯型が無残に残っていた。
藤井さん「真奈美ちゃん、さっきからずっとオッパイ吸われて、オマンコが
寂しがってるみたいやで」
真奈美は両脚を閉じようとするが、両腕を藤井さんにがっしりと掴まれ、力
が入らない。当時40キロしかなかった真奈美に、欲望の権化と化した二人
の男を拒否する力などあるはずもなかった。山田はその汚らしい手を真奈美
のすべすべの脚に伸ばした。そしてふくらはぎから太ももへと這い上がる。
ついに山田の手がプリーツスカートをめくり上げ、真奈美のパンティが露わに
なった。こんなに恐くて嫌な思いをしているにも関わらず、惚れて止まない
藤井さんに背後から抱きつかれている状況に、真奈美は濡れていた。



真奈美は元々濡れやすい子だったから、それはパンティの上からでもすぐ分かった。
藤井さんは大喜びで「お~。えらいシミ作ってからに。犯られる気マンマンやな」
真奈美は藤井さんに目で何か訴えかけようとするが、藤井さんは構わず「なぁ山田。
真奈美のオマンコ舐めたってや。最近俺が面倒で舐めたれへんから、寂しがってる
と思うで」藤井さんは基本的に奉仕するタイプではなく、奉仕されることに価値を見出す
タイプだったから、藤井さんが真奈美のオマンコを舐めることはほとんどなかったらしい。
余談になるが、藤井さんは真奈美とはキスさえあまりしなかったようだ。当時の藤井さん
は本命の彼女とお金をかけたデートを済ませ(藤井さんは相当のボンボンだった)、彼女
を紳士的に自宅まで送り届け、オヤスミのキスをする。彼女の実家がかなり厳しかった
こともあり、別れ際の車内でのペッティングやセックスは禁物だった。そのため藤井さん
はカウパー液が溢れるギンギンのチンポを鎮める為に、その足で真奈美の部屋に向か
い、真奈美の身体で思う存分に射精を楽しんだ。


一度、真奈美が藤井さんにキスをせがんだとき、藤井さんは真剣な顔で拒否したらしい。
その直前に藤井さんは本命の彼女とキスをしていたのだ。ついさっきまで本命の彼女と
舌を絡ませ合っていた藤井さんは、真奈美をキスの対象としては見ていなかった。
真奈美の唇と舌はキスの為のものではなく、激しく勃起した藤井さんのチンポを鎮め、
快楽に導き、大量の精液を飲み干す為の道具だった。そもそも藤井さんは真奈美に
勃起しているのではなく、本命の彼女との愛情溢れるキスによって勃起しているのだ。
他の女に対して勃起したチンポをしゃぶらされ、口内に射精され、挙句にそれを飲まされ
る女の気持ちは僕には一生分からない。ただ一つ言えることは、その行為は真奈美本人
が望んでやっていた、ということだった。僕には一生かけても理解できない心境だが、
当時の真奈美は藤井さんのチンポをしゃぶっている間、愛撫らしい愛撫もされないのに
(せいぜい乳首を弄られる程度だった)、いつもオマンコは溢れるように濡れていたらしい。



山田は初めて目にする素人の女の子のオマンコに胸を期待でいっぱいに膨らませ、
またチンポはギンギンに勃起していた。まして山田は合宿の藤井さんの告白以来、
何度となく真奈美をネタにオナニーに興じていたのだ。当時はデジカメがなかった
から、真奈美の身体を画像で楽しむことは出来なかった。従って山田は真奈美を
妄想の中で犯すしかなかったのだが、画像どころか生身の真奈美を今まさに犯す
ことが出来るのだ。山田にとっては人生最大の僥倖と言ってよかった。しかし、もし
当時にデジカメが普及していたら、と思うとぞっとする。おそらく真奈美の若い身体
は何十倍、何百倍という男の目に晒されていただろう。さて山田はパンティの上から
オマンコを触ろうなどという余裕もなく、真奈美のパンティを乱暴に引きずりおろした。
真奈美のうっすらと生え揃った陰毛が露出した。山田は息を呑ん、「真奈美ちゃん、
ちゃんとマンコの毛、生えてるやん!おれ藤井に剃られてるって勝手に想像してた
わ~」と嬉しそうにはしゃぐ。



藤井さんは「はよ舐めたりーや」と督促する。山田は待ってましたとばかりに真奈美の
股間に顔をうずめる。すでに濡れていた真奈美のオマンコを山田がピチャピチャという
いやらしい音を立てて舐める。真奈美は赤の他人に自分のオマンコを舐められるとい
う屈辱を味わいながらも、藤井さんに背後から抱きつかれながら、この冴えない小太り
の男を自分の股間にひざまずかせ奉仕をさせるという行為に、少しの優越感と快感を
抱き始めていた。そんな真奈美の心情を藤井さんは察したのか、「山田どない?真奈美
ちゃんのオマンコ美味しい?」と真奈美に聞こえるように聞く。山田は必死に真奈美の
オマンコにむしゃぶりつきながら「・・・サイコー」と一言だけ発して再び吸い付く。山田に
女の子を気持ちよくさせるテクなどあるはずもなかったが、真奈美のオマンコは濡れ続け
ていた。そして藤井さんは立ち上がり、おもむろにジーンズのファスナーを外した。真奈美
の目の前に何度も何度もしゃぶった藤井さんのチンポがだらんとぶら下がった。



悲しいことだが当時の真奈美は藤井さんにとっては性欲処理用の機械みたいな
ものだったから、藤井さんのチンポを目の前にして、ほとんど反射的にそのチンポ
に舌を這わせた。真奈美は藤井さんの性感帯をほぼ完璧にマスターしていたから、
カリの先、裏スジ、玉袋、ケツの穴・・・それら全てを丁寧に舐めまわし、おかげで
深酒の影響で少しおとなしくなっていた藤井さんのチンポは瞬く間にそびえ立つほど
に隆々と勃起してしまった。真奈美は目をトロンとさせながら、藤井さんを見上げて、
少し潤んだ目で彼の顔を見つめた。そしてそのまま口を大きく開け、藤井さんのチン
ポを咥えた。真奈美の口の中に藤井さんの熱いチンポが挿入され、ドクドクと脈打っ
ている。そのシチュエーションに真奈美は限りなく興奮し、再びオマンコを濡らし、
山田を悦ばせるのだった。



仁王立ちの藤井さんが真奈美にチンポをしゃぶらせ、その真下で山田が真奈美の
オマンコにしゃぶりついている。そんな状況がしばらく続いた。真奈美は散々藤井
さんにフェラチオを仕込まれていたが、藤井さんが遅漏気味だったこともあり、フィ
ニッシュが近くなると、決まって藤井さんは両手で真奈美の後頭部を鷲掴みにして、
激しく腰を振る。もしくは自分は動かず、真奈美の頭部を前後に激しく動かす。まる
でオナホールのように。この日は自分のセフレを山田に抱かせるという非日常的な
シチュエーションも手伝い、藤井さんもかなり欲情していたのだろう。真奈美の頭を
激しくシェイクし、早くも一度目の絶頂を迎えようとしていた。藤井さんはしたたかで
プライドの高い男だったから、山田に真奈美を抱かせるとはいえ、真奈美の口内に
も膣にも、絶対に山田より先に射精しておきたかった。自分が射精した後の真奈美
にしか射精させないことで、藤井さんは山田に自分の優位性を見せつけたかったの
だ。



真奈美はそれまでに数え切れないくらい藤井さんのチンポをしゃぶってきたし、
ほとんど口内射精されているから、藤井さんが射精するタイミングもほとんど
分かっていた。激しく頭をシェイクされながら、「そろそろだ」と真奈美は感じ、
喉をつまらせないように心の準備をした・・・


次第に藤井さんの息が荒くなり、不意に真奈美の後頭部を掴む両手に力が入った。
「んっーーー」真奈美が苦しそうに呻く。藤井さんは真奈美の頭部を自らの手で固定
し、腰を存分に振り続ける。やがて、藤井さんの精液が尿道を経由して、真奈美の口
内に流し込まれる。藤井さんは精液の最後の一滴が搾り出されるまで、ゆっくりと、
ねっとりと、自らのチンポを真奈美の口の中でかき回した。真奈美は慣れ親しんだ藤
井さんの精液の粘り気と味、匂い、舌触り・・・そんな全てを唇と舌で存分に味わいな
がら、股間を山田に舐められ続けている。見知らぬ男に股間を舐められながら、藤井
さんに口内射精される・・・そんな非日常なシチュエーションが真奈美を更に興奮させ
た。藤井さんがようやくチンポを真奈美の口から抜いた。真奈美はそれを当然のように
喉を鳴らして飲み干す。


真奈美は当時19歳で、それは僕が知っている真奈美の中で最も美しい瞬間
だった。しかし僕は結局、19歳の真奈美を抱くことが出来なかった。藤井さん
はまだしも、あの山田でさえ存分に楽しんだ19歳の真奈美の身体をだ。僕は
真奈美と結婚した後に、そのことが悔しくて不眠症になった時期がある。隣で
幸せそうな寝息を立てている真奈美は、かつて他の男達の性欲処理用の道具
、精液処理マシーンだったのだ。



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