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幸せでしたよ。アイツに出会うまでは。

自分の事も吐き出したくなりました。
いっときますがエロ描写なしです。書いてもいいすか?


俺と香織が出会ったのは高1のとき。
出席番号は男女混合だったので、席が前後になったのが仲良くなったきっかけです。

香織は150センチないのにコンプレックスを持っているようでした。
自分も入学当時は160センチしかなかったので『チビは辛いよなぁー…(´・ω・`)』とか言い合ってました。


11月林間学校でも同じ班になったし、
行く過程のバスでも先生の趣向により男女隣り合わせにする事になったのですが、お約束のごとく隣り合わせになりました。
普段から仲が良かったのでミーハーな女子が黙ってるわけがありません。
安田くん(俺ね)香織と仲良いよね~好きなの?とか聞いてきましたがそんな気は全くありませんでした。


二年になるとまたクラスも一緒。
出席番号もひとつ違い…香織に『コレって運命?w』と言われましたが『そうかもなww』と言いつつも本気ではありませんでした。
もちろん香織もそうだろうと思ってたし。
話を戻すと僕は野球部に所属していました。香織は吹奏楽部。
僕は二年の時から試合に出てました。その時スタンドで応援してた福井が後に香織と付き合う事になります。
付き合うと知った時ですら『おーおめでとう』とくらいしか思ってませんでした。


ただひとつ心配なことがありました。
福井は初体験を中学の時にすでに済ませ、高校でも俺が知ってる限り2人に手を出してます。
だから香織も福井に色々された上、捨てられてしまうのではないかと恐れたのです。
ただ香織はその点しっかりしてました。
『うち高校生のうちにエッチなことなんてやらないもんw!勇馬(福井)だってそれでもOKしてくれたし♪』
この時初めてコイツしっかりしてるなぁ…と、好意を持ちました。


彼氏ができると女って変わるものですね。
これまでのショートカットの綺麗な黒髪も、二年の冬ごろには肩くらいまで伸びてパーマって言うのかな?髪がちょっとくるくるしてるやつ。
とにかくより美人になってました。例えるなら…AVの麻美ゆまw似てます!


三年になると初めてクラスが別れました。
しかも俺が一組で香織が六組。結構離れました。
そのうち話す機会が減ったのですが、6月頃に福井と香織が別れたという話を耳にしました。
福井はいつかヤらせてくれるだろうと思ってたのに結局ヤらせてくれないのでどーでもよくなったんだとか。
アンタそれでも高校球児か?と思いました。
その夜香織に長電話しました。ひたすら慰めてた気がします。
多分『今度福井の顔面にボール当ててやるよw』とか言ったと思います。あいつファーストだったし。


あの電話以来俺と香織は急速に仲良くなっていっきました。
夏大では僕の応援曲(必殺仕事人)のソロパートも務めてくれたし。
福井はあれからすぐ新しい彼女をつくったようです。 三学期を迎えたころ、三年生は受験を控えるため自由通学となりました。
そのせいで香織と逢う機会が減ったのですが、時間をみて短いながらも少しずつメールのやりとりもしました。
香織と俺は第一志望の大学に落ちて同じ大学に進学しました。
『これも運命なのかもねw』と相も変わらず言い合いました。これが俺と香織のスタートラインでした。


僕には今まで彼女がいませんでした。
何度か告白されたことがあるのですが部活で家に帰るのも遅かったし(全体練習後自主練で。福井は一切しなかった)学校から
家までチャリで3、40分かかったので余裕ないのでゴメンナサイと断りました。
香織もその事を知っていたので付き合い始めた時に色々迷惑かけても
『心配しないの!どんまいどんまい』と励ましてくれました。本当に素晴らしい彼女を持てて幸せでした。


今までヤったことのないカップルってのは味をしめたらのめり込むもので…多分毎日のようにヤってました。
お互い一人暮らししてたので場所には問題ないし。
香織も『うちと〇〇が結ばれるのも運命なのよねw』とかぬかしてるし。幸せでしたよ。


ア イ ツ に 出 会 う ま で は


俺も香織も知らなかったんだけどヤツ一浪してうちの大学来てたんだよ。福井。
坊主引退してから一段とカッコよくなったと思ったらさらにカッコよくなってやがる。少し心配してしまいました。


まぁ香織は一途だし大丈夫だろうと思ってた。
でも福井が香織の所属してるサークルに入った時点で狙われてるのではないかと感じた。
どう考えたって福井にオーケストラ鑑賞サークルなんて興味ないもん


福井が香織と同じサークルに入ってからなるべく関わりを持たないようにしろと言いました。
不安はありました。少なからず未練が残ってたはずだからです。
サークルの飲み会がある時など心配のしっぱなし。30分に一回のペースで電話しました。


電話をかける度に香織の酔い度が上がってる気がしました。
元々酒に強くない彼女でしたし…11時半回った時はさすがに帰ってこい!と電話を入れました。しかし彼女は
『ダメだ!歩けないから友達ん家に泊まるわ~プツッ』
ヤバいと思いました。友達ってもちろん女だよな?え?え?男もいるの?てか福井は?


その日は寝れませんでした。ずっと留守番だしメールこないし


俺は速攻電話をかけました。
香織『もしもし〇〇?昨日は…ゴメ…』
俺『今すぐ食堂に来てくれ。必ずだからな』
香織『え?どうしたの?』
俺『昨日なんで電話出なかったんだ?』
香織『だって…寝てたんだも…』
俺『もちろん女の家に泊まらせてもらったんだよな?そうだよな?』
香織『も、もちろん…』
俺『わかった。とにかく早く食堂に来いよ。』
多分付き合い初めてから香織の話を聞かず一方的に話したのは初めてだと思います。とにかくキレました。


結論から話すと、ズバリやってました。
福井は経験豊富だからそのテクにはまってしまい、三回イってしまったそうです。
しかも前は愛し合ってた者同士。また福井に惹かれているそうだ。
浮気してしまった自分が許せないからふってほしい。
だと。ふざけるな!とまたキレました。香織は泣くばかり。


もうね、彼女にあんなこと言われたら返答の仕様がない。
彼女の前で泣いた。
多分夏大負けた時に泣いた以来の彼女に見せる涙だった。
香織もひたすらごめんなさいごめんなさい。と泣いて謝るばかり。
とりあえず彼女置いて家に帰って泣きました。


次の日、福井を呼び出しました。バツの悪そうな、それでもかすかな笑みを浮かべる福井。
『お前本当に香織を幸せにできるのか?』
『あぁ…大事にしたい』
『これで別れたりしたらぶっ飛ばす。俺の幸せ踏みにじったんだからな』
『あぁ…みていてくれ』


俺は彼女にあんなこと言われたら愛情が薄れていった。
あんな冷酷なヤツだったか?あんなに非常識だったか?
おれは彼女が高校の打ち上げの時、騒ぎまくって店に迷惑をかけたときみんなが店を出てから一人レジの人に
『迷惑かけて申し訳ありませんでした』と謝ってたのを知ってる。
大学入試の試験会場に行く途中に発作を起こした子供を病院に連れてったせいで第一志望を受けられなかったのも知っている。
あんなに優しくて礼儀正しかったのに…


最後になるだろうけど書きます。
結局アイツらが付き合ってから3ヶ月たたずに別れたそうです。その時に福井を殴りました。
じゃあ何故俺から香織を奪った?あの日交した約束はなんだったんだ?
何発殴ったか覚えてません。その後香織に会いたいとメールが来ましたが無視してメアドを変えました。
あんな簡単に別れたのを見たら馬鹿馬鹿しくなって醒めてしまいました。
今は結婚した妻と幸せに暮らしています。香織は…どうなんだろう。
少なくとも福井以来は彼氏つくってなかったと思う。


これも運命なのかなぁ

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