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すべては永遠に夫婦でいるために

妻・理恵との出会いは妻がまだ短大生の時でした。
二十歳前の妻は幼顔の美少女で憧れる男性は多かったようだが、おとなしく
控えめな性格で男性と会話するときは恥ずかしくて目線を落としてしまうよ
うな娘でした。私と知合ったときも、はにかみ、目線を泳がせながらも一生
懸命しゃべる彼女の愛らしさに心を引きずり込まれるような魅力を感じまし
た。
妻が同級生に無理やり参加させられているコンパが私たちの出会いでした。

私は高卒で安月給のサラリーマンだったのですが、医者になった高校時代の
友人から人数が足りないので顔を出すだけで良いから来いと言われ強引に連
れて行かれたのです。どうせ自分は偏差値の高いお嬢様学校の女子大生にな
んか相手にされるわけがありません。ただ黙って座っているだけのつもりで
いたのですが、真っ赤な顔をしながらうまく会話に加わることもできず健気
に酒を注ぎまわっている童顔のマドンナに一目ぼれしてしまったのです。
私も臆病な性格でぽつりぽつりとした話し方しかできなかったのですが、そ
れがかえって妻を安心させたようで、心を許したまぶしい笑顔を私にだけ見
せてくれたのです。


6つも年上のさえない私と清純を絵に描いたような妻とのつきあいが始まり
ました。
しかし彼女の家は地元の名家であり父親は大企業の社長で、一人娘の妻は会
社の後継ぎになる優秀な男と結婚することを期待される身でした。
彼女の父親は彼女が短大を卒業するとすぐに見合い話を持ちかけてきました。
彼女の父はとても傲慢な男で、当然私のような男とのつきあいは認めず無理
やり自分の選んだ男と結婚させようとやっきになっていましたが、妻は私と
の結婚を望み、暴君のような父親に生まれて初めての激しい抵抗を見せまし
た。しかし私には大企業の次期社長としての器は当然ありません。
根負けした妻の父は私と妻の結婚に一つの条件を出してしぶしぶ承諾しまし
た。


それは、必ず男の子を生み英才教育を施し、次期社長となるべく立派に育て
ること。それまでは自分が何としても現役を退かずに待ち続けると言うので
す。
自分一人ですべての責任を背負いまっとうする覚悟をしてまで娘の幸せを認
めた彼女の父親に私は男として尊敬し、心から感謝しました。
こうして妻21歳、私が27歳のときに私たちは永遠の誓いと養父との約束
を胸についに結婚したのです。


しかし私たちには3年たっても子供は授かりませんでした。
なんとしても子供を作らなければならない妻と私は不妊治療を決意して病院
に行ったところで悲劇が発覚しました。

なんと私は子供を作れない体だったのです。

私たちはあせりました。養父からは顔を合わせるたびに子供のことでなじら
れ続け、「おまえの体が欠陥品なんじゃないのか?もうおまえたち離婚しろ
!理恵にはおれが立派な男と結婚させる」とまで言われていたのです。
妻と私は心から愛し合っています。離婚なんて考えられません。しかしこの
ままでは本当に無理やり二人は別れさせられてしまいます。


人工授精も考えました。しかし実験動物のように大きく股を開いて固定され
た妻の体に医者の冷たい手から誰の物ともわからない精子を注入される…考
えるだけで私には耐えられないことでした。
それならいっそ…


そのときの私はどうかしていたのかもしれません。あの、医者になった高校
時代の友人、Kの顔が浮かんだのです。
Kは高校時代から体格が良くてラグビー部のキャプテンをしていました。そ
れでいて医大に現役合格をするほど頭の良い男です。
彼の子供なら丈夫で頭脳明晰に違いありません。
妻にこの恐ろしい考えを話したとき、私以外の男を知らない妻は泣きじゃく
りました。
そんなことは嫌だと私にしがみつき許しを請うてきましたが、しかし二人に
は子供を授かる以外に夫婦を続ける道はないのです。
三日三晩泣いたあと、ついに妻は泣きはらした顔をこくりとたてに振ったの
でした。
こうして私たちは、彼に妻の種付けを依頼することにしたのです。


翌日Kを喫茶店に呼び出しました。
妻は恥ずかしがって話し合いには参加したがらずすべて私にまかせるとのこ
となので、Kと私は二人だけでテーブルをはさみ、コーヒーを飲みながら話
し合いました。
この話をKにしたとき、最初は非常に驚いていましたが、二つ返事で喜んで
引き受けてくれました。それはそうですね。清純貞淑な人妻を夫公認で中出
しできるのですから…
そしてその場で詳しい約束事を取り決めました。


・ 妻は毎週土曜日の夜から翌朝まで彼のマンションに泊まりこみ種付けを行うこと。
・ 種付け期間は妻が男児を妊娠するまでとする。
・ 妻の体には一切傷をつけないこと。
・ 口・アナル等での射精は不可。必ず妻の膣内にて中出し射精を行うこと。
・ 報酬としてKの性欲処理を兼ねるので、Kの種付け行為の内容に対して口出しは一切しないこと。
などが主な約束として決められました。


舞いあがる気持ちを押さえるようにKは神妙な顔つきを作っていましたが、
私は話の最中、胸の中に湧きあがるどす黒い興奮を覚え、指先が小刻みに震
えているのを悟られないように必死でした。妻が夫ではないこの男に毎週種
付け射精を受ける…妻の膣内に出された子種が発芽するその日まで…そう思
うとしゃべることも苦しいほどの興奮でした。
その様子を見てKは察したのか、もう一つ取り決めを付け加えました。
・ 種付け行為の記録を毎週夫に提出すること。


Kと妻の初めての種付け日のことを私は一生忘れません。
土曜の夜、入浴して身を清め、念入りに化粧をした妻は、Kの指示で買って
おいた黒いブラと細い紐が食い込む小さな黒いパンティを身につけました。
普段は普通の白い下着しか使ったことのない妻は、しきりに恥ずかしがり、
食い込むパンティの感触に顔を赤らめて太ももをよじらせていました。丸い
ヒップはほとんど露出していています。


私は強い興奮に襲われ抱きついてキスをしようとしましたが、化粧がはげる
からと拒否されてしまいました。そして妻は黙ってストッキングとミニスカ
ートをはき白いブラウスをはおるとうつむいて小さな声で、
「じゃ、あなた…頑張って…妊娠して…きますから…」
と告げました。その声が少し涙声になっていたのはまだ抗う気持ちが残って
いたからでしょうか。すぐには出て行こうとせず、立ったまま私の返事を待
っています。
私は目を合わせず、妻を突き放すように
「ああ、行ってらっしゃい」
といいました。妻はそれを聞くとうつむいたまま黙って出て行きました。


私は一人部屋で身悶えるしかなかった。
他に手がなかったとはいえ、妻を他の男に差し出す…妻に対する済まない気
持ちと、小さくなり怯えながらも出掛けて行った妻がこれから為す行為に対
しての激しい嫉妬と興奮。
明日妻はどのような顔をして戻ってくるのか、種付け記録の報告内容はどの
ようなものなのか、そして自分がどれほどの興奮の底へと落ちて行くのかと
いう期待に、まるで全身が激しく勃起した性器になったような感覚になり自
分を持て余していた。


このままでは明日まで自分の精神が保てない…私は通らぬ喉に大量の酒を流
しこみベッドに潜りこむことで無理やり眠りについた。
童顔に真っ赤な口紅を引いた妻が黒い下着で迫ってくる夢を見た。全身を汗
で光らせ艶かしく挑発的なポーズを取っているのだが、なぜか私は妻に触れ
ることができない。口元に笑みを浮かべ、妖しい目つきで、悶え苦しんでい
る私をじっと見つめている…


ガチャリと玄関の扉を開ける音がして夢うつつから現実に引き戻されたとき
にはすでに翌日の昼前になっていた。
パジャマのズボンがびしょびしょに濡れている。射精はしていないようだが
、シーツにまで染みこむほどに分泌したものを片づける間もなく妻が寝室に
入って来た.。両膝をそろえてイスに腰掛けるとうつむいたまま小さな声で
「ただいま戻りました…。り、理恵の子宮に…種付け…してもらって来まし
た…」とつぶやくように言った。あとで聞いた話だが、この露骨なあいさつ
はKに命じられたものらしい。


髪にブラシは入っているようだが化粧はしていない…風呂上がりのような姿
の妻はストッキングを履いていなかった。非常に疲れ切った様子だが怒られ
た子供のように背筋を伸ばしてうなだれたままイスに座っている。ふとハン
ドバッグに手を伸ばすと中から一本のビデオテープを取り出した。バッグの
中に丸められたストッキングが見えた。
「これ…Kさんがあなたにって…約束の物…」
ビデオを受け取った私は居間にあるビデオデッキの方へ行こうとしたところ
「待って、やめて!あたしのいるところで見ないで…お願い…お願いだから
…」とすがりついてきた。妻のいないときというと来週の種付けの日しかな
い。しかたなく私はベッドに座り直すと、まっすぐに見つめながら妻に話し
かけた。


その姿は蛇が小さな雨蛙を追い詰めて命乞いを強要しているようだったかも
しれない。
「どうだった?」
「…Kさんは大きくて…とても…いたかった…」
「何回仕込んでもらった?」
「…わからない…いつかビデオで…見て…」
「気持ち良かったか…」
それには妻は答えず、きゅっと体を強張らせた。太ももを締めつけている。
体が感触を思い出しているのだろう。
「イッたか?」
妻は全身を真っ赤にしながら消え入るような声で答えた。
「………………はい…」


たまらず私は妻の手を引きベッドに引きこみました。
すると妻は「あなたやめて、あたし今日はもう無理…もういっぱいなの…お
願い…」と抗います。しかしびしょびしょになったシーツと私のパジャマの
ズボンに気づくとハッして、「…手で…してあげるから…」というと私を寝
かせ覆い被さり、キスをしながら濡れたパンツの中に手を入れてきました。
普段は決して妻のほうから積極的にふるまうことはなかったので興奮した私
はおとなしくなされるがままにしました。
妻は顔を右に左にと傾けながらキスをしてきます。妻の温かい吐息を味わい
ながら私はまもなく大量に放出してしまいました。
唇を離すと妻はバスタオルを取りに行きましたが、部屋を出るときにちらり
と私を見た妻は、夢の中で見た妖艶な表情を浮かべていた…


結局、妻とセックスできたのは水曜の夜だった。
それまでも毎晩求めていたのだが、妻に拒まれその度に手で抜いてもらって
いた。
私たちのセックスは、私が淡白なのと妻が恥ずかしがり屋のためとても静か
なものだ。いつも正常位で行い、妻は声をまったく出さない。絶頂の瞬間に
声が漏れる程度である。
その日は私が興奮していたこともあって二度もしてしまったのだが、妻は一
度もイクことができなかった。まだ妻の体が完全に回復していないのかと思
い悪いことをしたと思ったが、「あなた、愛してるわ」とキスをされると安
心して私はそのまま寝入ってしまった。


しかし夜中にふと目を覚ますと、隣の妻の様子がおかしい。体をまっすぐに
伸ばしたままうつぶせになり、顔を枕にうずめたまま細かく体を揺すってい
るのである。
「はあ…はあ…」妻の息遣いが聞こえる。布団の中からかすかにくちゅくち
ゅと音がする。
「あ…あぁっっはあっ!」聞き覚えのある妻の絶頂の声と共に静かになり、
しばらくすると妻はバスルームに消えて行った。
妻のオナニーを見たのは初めてだった。


次の土曜日がやってきた。
妻は先週と同じように身繕いを済ませると、「これからKさんに…種付けし
て…もらいに行ってきます…」とあいさつし、家を出て行った。
私は急いで居間のビデオデッキにテープを挿入すると、食い入るように画面
を見つめた。
左手の薬指に光る結婚指輪以外、何一つ身にまとっていない妻の姿が映し出
された。


妻は私が最初の男であり、私以外の男とは直接裸を見たことも見せたことも
ありません。
だから私のすることや私の体が当たり前だと思い込んでいたのですが、この
ビデオには、それがまったくの間違いであり、すべてにおいて新しい経験を
させられる妻が記録されていました。


部屋の中央にマットレスが敷いてありライトが照らしています。そしてカメ
ラは部屋の角に据え付けてあるようです。そしてなんと、反対側、対角線上
の角にもう一台のカメラがマットレスを狙っています。Kはビデオを2本撮
影し、1本を私に渡すために、もう一本を自分のために残すようです。
ダビングする時間を省くためだけにもう一台カメラを用意し、それどころか
撮影用ライトまで購入するとは、気の入れようが伺えます。
これほど明るいところでセックスをするのは妻も初めてですが、Kの性欲を
満たすための行為に口出しをしない約束なので大目に見るしかありません。


マットレスの真中に全裸の妻が正座しています。
そしてカメラに向かって、おそらくKに吹きこまれたあいさつをしました。
「…き、今日からKさんに…理恵の子宮に…た、種付けをしてもらいます。
一日も早く妊娠できるよう…一生懸命…がんばります…。」
すると妻は反対側を向き、向こう側のカメラに向かってもあいさつしました

「今日からKさんの…せ、性欲処理を…お世話いたします…。Kさんの…ペ
…ニスを…喜ばせるために…一生懸命がんばります。よろしくお願いします。」
言い終わると向こう側のカメラに向かって三つ指ついてふかぶかと頭を下げ
ました。


すると扉が開き、トランクス一枚のKが入ってきました。おそらくドアの隙
間から覗いてタイミングをはかっていたのでしょう。
Kが部屋に入ってくると、妻の体は緊張のあまり硬直していますが、目線は
Kの体に釘付けになっていました。
Kの体は見事です。がっしりした筋肉質で180cmある身長がノッポに見
えません。腹も引き締まっており、医者の不養生を軽蔑するといつも言って
いましたが、口だけでなくしっかりと自己管理をしているようです。男から
見るとほれぼれするようなたくましい肉体も、153センチしかない妻にと
っては恐竜に迫られるような恐怖を感じさせているようでした。


怯えて固まっている妻を、Kはやさしく抱きしめました。
耳元で、内容までは聞こえませんが、とてもやさしい口調で何かを囁きなが
ら妻の髪や肩に軽く触っています。
妻の緊張が徐々に解けていくと、キスを交わし、胸や太ももを愛撫し始めま
した。
しかし、Kが妻の右手を自分の股間に導いたとき、妻はひっと叫んで手を引
っ込めると、両手で顔を覆って泣き出してしまいました。
すでに大きくなっていたKのペニスはトランクスの上から頭を突き出してい
ます。標準より小さ目の私のペニスを普通だと思っていた妻には、いきなり
2倍近いものに遭遇してまた恐ろしくなったしまったのです。


「こわい…こわい~…」怯えて涙をぽろぽろと流して固まってしまった妻を
Kはまたやさしく抱きしめました。そして片手でトランクスを脱ぎ始めまし
た。
ますます怯える妻をKはまるで始めからやりなおすように髪をなで耳元で何
かを囁きながら徐々に愛撫を強めていきます。やがて妻の緊張も取れてきて、
妻の股間をKの指がまさぐる頃にはすっかり興奮し、はあはあと息を荒げな
がら体をくねらせるまでになりました。


しばらくして、いよいよKが妻の両足を大きく広げさせのしかかってきまし
た。
妻は興奮し上気して真っ赤になった顔をカメラに向けました。涙目の妻がカ
メラを見つめています。
そして唇の動きが「あなた…ごめんなさい…」と告げました。

妻からのこのメッセージをカメラ越しに受け取った時、私の中に衝撃が走り
ました。
今行われている行為は私たち二人が共に暮らして行くためであり、私が提案
して妻に半ば強引に承諾させたことです。なのに妻は私に対して不貞を働い
ているという気持ちを拭い切れない…精神的にも肉体的にもすべての負担を
妻が背負っている。
それは妻が女に生まれたためだ。


女であるために、妻は品格や清廉な心を汚され見たくもない新しい世界に無
理やり放りこまれている。男の私はといえばただ悶々としているだけだ。
(理恵、本当にすまない…)私は暴れ出したいほどの気持ちに襲われた。
しかし同時に、その強い感情が瞬時にどす黒い性的興奮へと変わっていくの
を感じた。そう、妻の心が、体が、汚される…そのことに。そして何もでき
ない自分自身に。
禁断の快楽、背徳の興奮…ずっと胸に渦巻いていたもの、強い嫉妬による興
奮、その快楽に自分は既にはまり込んでいることをそのとき自覚してしまっ
たのです。
しかも今現在この瞬間もこのビデオと同じことがKのマンションで行われて
いる。そう思うと脳が沸騰するような感覚に襲われ、眼でテレビを飲み込も
うとするように画面にかじりつきました。


画面では、Kがゆっくりと腰を進めています。
が、次の瞬間妻が悲鳴をあげました。
「うっ…ぐっ…ああっいたいっ!…駄目ぇ、ああ駄目、いたいっ!…ああ、
ちょっとやめて、お願いお願い~!」

Kのペニスは大きすぎて妻の膣内に挿入できず亀頭が入り口で止まってしま
うようです。
あまりに妻が痛がるのでKは一旦離れると「これが一番痛くない形だよ。理
恵さんのペースでゆっくりと入れられるからね」と言って自分が下になり妻
の体を乗せ上げました。


妻はこの体位は生まれて初めてで、戸惑いと恥ずかしさでおどおどしていま
したが、やがて息を止めて目をつぶると、ペニスに手を添えて真上を向けさ
せるとゆっくりと体重をかけ始めました。
ゆっくり、少しずつ。時々Kが軽く突き出したりして協力します。
痛みのあまり「ひゃっ」と小さく悲鳴を上げて腰を持ち上げてしまっては、
またペニスの先に座りこむ努力をしていき…それでも亀頭が埋まったあたり
まででどうしても止まってしまいます。
ずいぶん時間をかけましたが、とうとうあるときKの突き上げと妻の意を決
した座り込みのタイミングが一致して、いきなりズズズッとKのペニスが半
分近くまで入り込みました。


「っあああっっ!!」一瞬鋭い声で悲鳴をあげると妻は、目を見開き、大き
く開いた口ではあはあ息をしながら、Kの胸に両手をついてゆっくりと前傾
姿勢になりました。

次にKが下からまた腰を送り込むと、今度はどんどん入って行きます。妻は
「あはっ!…あはっ!…」とその都度苦しそうな悲鳴をあげますが痛くはな
さそうでした。そして2・3度の突きでKの大きなペニスはすべて妻の中に
収まってしまいました。
Kは妻を抱き寄せて上半身も密着させると、大仕事をした子供をほめてあげ
るように両手で頭や背中を撫で回しながら、額や頬や耳元に「チュッチュッ
チュッ」と短い音を立ててキスを始めました。二人は体をゆらゆらと揺らし
て、股間の密着を馴染ませています。


しばらくすると妻の興奮がだんだん大きくなっていって、たまらなくなった
ように自分からKの唇に激しいキスをし始めました。激しく呼吸を乱しなが
ら、乱暴に舌をKの口の中に押し込もうとしています。
私は妻がこれほど自分から積極的に振舞うのを初めて見たので興奮しました。
ディープキスは、したことはあってもされたことは一度もありません。
これから起こることに対する期待がますます膨らんできて、心臓が破裂しそ
うなほどに強い鼓動が体の中から聞こえ続けていました。


やがてKが妻の上半身を持ち上げ、「理恵さん、さあ」と言うと腰を振るよ
うにうながしましたが、妻は「はあぁ…」と溜息とも悲鳴ともつかない声を
あげるとまたKの体の上に突っ伏してしまいました。
Kの耳元に小声で何かささやいています。おそらく、自分は男性の上に乗る
のが初めてでどうすれば良いのかわからないことを告白しているのでしょう。
Kは「うん…うん…わかった…」とうなずきまた妻の上半身を起こさせると
、両手で妻の腰を掴み、妻の体を動かし始めました。
しばらく上下に動かすと手を離し、妻が自分の意志で動くようにさせます。
動きが悪いとまた手を貸して動きを教え、また妻にやらせます。


「理恵さん、いいよ…すごく気持ちいいよ…」と声をかけながら。
大体妻がうまく動くようになると、次に腰をグラインドさせます。右周りも
左周りも大回り小回りまでマスターさせ、次に体をのけぞらせて股間を突き
出しながら腰を使うやり方や両足の裏を下につけるやり方や肩膝をついたや
り方、ペニスを収めたまま後ろ向きになる方法など様々な体位を、それぞれ
に挿入の深さやスピードのバリエーションもつけさせるように教え込んでい
きました。興奮しきっている妻はKのいいなりになり必死に取り組んでいま
した。


妻が私以外の男に性技を仕込まれている…Kの性欲処理のためには必要なこ
とだし、覚悟はしていましたが、その光景を目の当たりにすると、見る見る
うちに技を覚えさせられ成長させられていく妻はまるで遠くの存在に感じ、
激しい嫉妬と興奮を感じました。


最後にKが「理恵さんの一番気持ち良い動き方を探してごらん」というと、
ある程度慣れてきた妻はいろんな動きを自分の体に試し、最終的には少し前
傾になりクリトリスのあたりを前後に小さくぐりぐりとKの陰毛にこすりつ
けるような動きをして「ああ…ああ…」とあえぎ声をあげました。
そしてKが「いいよ。それじゃあ理恵さん。俺を思いっきり感じさせてよ。
いろんな動きで俺を犯してよ。ほら」と言うと、妻は髪を振り乱しながら覚
えたての色々な技を披露し始めました。それはまるで踊り狂う夢遊病者のよ
うで、声も出さずに静かに抱かれる妻しか知らない私は圧倒されてしまいま
した。


様々な動きを駆使し、懸命に妻はKを犯しています。
だいぶ経った頃、妻は私とのセックスではまず聞かれない喘ぎ声をあげ始め
ました。
「ああ…は~…あっああ、…ああ…うっ、はあ~…あああん…」
「理恵さん、可愛いよ。…すごく可愛い声だよ。…もっともっと可愛い声を
…もっと聞かせてよ、…感じちゃうよ」Kの言葉を聞くとますます妻の声が
大きくなり、徐々に腰振りダンスのスピードが上がってきました。
「イクんだね?もうイキたいんだね?」とKが聞くとうんうんと首を縦に振
ります。


「理恵!イッてごらん!ホラ理恵!一番気持ち良いやり方で!理恵の一番可
愛い声を聞かせて!」
呼び捨てで命じられると、妻は体位を変えてKの胸に両手をつき、股間を前
後に擦りつける動きに切り替えました。さっきと違うのは、倍のスピードで
腰を振っていることです。
「あっあっあっあっあっ…」自らの腰の動きに合わせて細かい喘ぎ声を響か
せます。


Kの性欲処理の世話をする…膣内に精液を採集する…もはやこのセックスの
本来の目的を忘れ、妻は自らの快楽を極めるためだけに、もう戻れない道を
全力疾走していました。
「あっあっあっ……っあーーっ!、あーーっあああーーーっ!」
妻が顔を天井に向けて背中を反らせました。
イキ始めた妻にまたKが声をかけます。
「理恵!イクんだ!理恵!イキますと言って、思いきりイクんだ!」
「あああーーーっ!……ああ、…イキます!…り、理恵、イキます!…イキ
…ますぅ…」
声を絞り出し体をのけぞらせて遂に妻は激しく絶頂を極める姿を晒してしま
いました。


艶めかしく胸を突き出すように背を反らしたまま全身を硬直させ、妻はこち
らのカメラを見つめていました。濡れ乱れて頬にかかる髪、血が噴き出さん
ばかりに真っ赤な顔に汗だくの壮絶な表情、その瞳はうつろで、涙を一杯に
湛えて輝いていました。
私の人生で見てきたあらゆるものの中で、この時の妻の姿ほど圧倒的に美し
いものを見たことがありません。


まもなく弛緩した妻がKの上半身に倒れこみました。
大きく呼吸をしながらも動けなくなってしまい、Kが腰を揺すりたててもビ
クビクッと痙攣するだけです。
妻のあまりの激しい絶頂に小休止を入れることにしたKは、大きく勃起して
いるペニスをずるりと引き抜くと、妻の体をやさしく横たえ、ティッシュで
妻の股間を拭ってあげました。
すると急に驚いた声で、
「あれ?血がついてる!理恵さん、大丈夫?」
なんとティッシュが赤色に、いえ、妻の分泌した大量の愛液と混ざりあって
ピンク色に染まっていたのです。
差し出された物をぼんやりとした目で見た妻は「…いやだぁ、もう……いや
ぁん…」と言うとうつぶせになって顔を隠してしまいました。


そのとき私は初めて妻を抱いたときのことを思い出しました。
妻はロストバージンのときに出血がなかったのです。
まれに処女膜が柔らかい体質の人がいて、膜が伸びることで破れずに男根を
受け入れてしまい出血しない場合があるそうです。妻がそういう体質だった
ということですが、それが今、Kの巨大ペニスによって破られたということ
でしょうか?
そういえばペニスの入り方も、入り口付近からなかなか進まなかったものが
、急に何かふさいでいたものがはずれたように、いきなりKのペニスが半分
近くまで突き刺さったし…。ちなみに私との初体験は、ペニスの先から根元
まで粘土にすりこぎでも埋め込むようにゆっくり圧力に抵抗しながらの挿入
でした。


しかし3年近くも夫婦生活をしていて、処女膜が残っているなどということ
はありえるのでしょうか?激しいセックスで膣内のどこかが擦れて出血した
だけかもしれません。
しかし私はこのとき妻はKに女にされてしまったのだと信じることにしまし
た。


愛する私の妻、理恵…、
人妻、理恵の処女喪失…。
そのビデオがここにある…。
そう考えると興奮がますます激しく高ぶったからです。
私は夢中でビデオテープを妻の処女喪失場面まで巻き戻し、その瞬間…日付、
時間、秒数まで…を脳裏に刻み込みました。


二度目の妻の交尾が始まりました。
今度こそは本格的な種付けが行われるはずです。
Kは大きく開かせた股の間にひざまずき、妻の股間を舐めまわしていました
。私はクンニリングスはほとんどさせてもらえないので、妻はこれほどしつ
こくそこを口で愛撫されるのは初めてです。汗を噴き出し体をくねらせて逃
げるような動きをしますが、Kが腰を両腕で抑えつけて唇を離そうとしませ
ん。
再度カメラが回りだすかなり前から舐め続けていたようで、すでに妻の息遣
いはかなり激しいものになっていました。


Kは口をはずすと四つんばいになるよう命じました。
妻は後ろからされたことも一度もないため非常に恥ずかしがって一瞬中躊し
ましたが、一切の拒否する権利を持たない妻はおずおずと後ろを向いてKに
大きな尻を向けました。
しかし、両の掌をマットについて脚を閉じ背中を丸めた格好です。
Kは妻の背中を抑えて反らさせると肘を付かせて股も大きく開かせました。
ライトが照りつける中で肛門を丸出しにされてしまった妻はあっと叫んであ
わてて右手を伸ばすと肛門をふさぐようにして隠してしまいました。


Kは後ろから妻の股間に片手をくぐらせるとゆるゆると愛撫を始めました。
妻は「くぅ…くぅ…」と屈辱の悲鳴のような喘ぎ声をあげましたが、そのう
ち片腕の肘で体を支えることが辛くなったのか胸をマットにべたりとつけて
しまいました。それでも右手は肛門を押さえています。
よく見るとその右手の指にはわずかに力が入り、自らの肛門をそろえた指の
腹で軽く揉み込んでいるように見えました。


Kはそのまま後ろからぐぐっと妻に挿入しました。
マットに体を突っ伏し尻だけを掲げた妻の上に覆い被さるように根元までね
じ入れると、股間をぐるぐると碾き臼のように回して性器をよく馴染ませま
す。Kの腹の下に埋もれた妻の右手は、それでも必死に肛門を守っていまし
た。
Kがいろいろと動きを変えながら攻めていくと、妻の性感は更にどんどん高
まり、汗みどろになって「ああっ…ああっ…ああっ…」と声をあげるように
なっていきます。


ドスドスと連続したピストン運動に切り替える頃に妻は「あああっっ!理恵
、イキます!」と叫んで全身を硬直させながら再びイカされてしまいました。
そして妻の体から力が抜けるのを確認するとKは再び激しいピストン攻めを
続行します。Kはこのまま種付けまで持っていくつもりのようです。
連続した激しいピストン攻めに妻は「ああ…ああぅ…あっはぁ…」と喘ぎ声
をあげるだけで、もはや右手は尻の上に力なく置かれているだけになり、そ
の手をKがそっとはずすとついに妻の肛門が丸出しにされました。妻の、そ
の見事に美しいピンク色の肛門を見たのは私も初めてです。
Kが左手で妻の尻肉を鷲掴みにし、右手を伸ばして妻のクリトリスを擦りだ
すと、妻は狂ったように悶え、なんとはずされた右手を自分の鼻先に持って
いき、指に残る自らの肛門の匂いを嗅ぎ始めました。そして更に激しく喘ぎ
ます。


「あああっ…すー…ふっはあぁ、…あっあー…ああーん、すっすー…はーっ
…ああ…」
その姿は、清楚で上品で恥ずかしがり屋な妻が、今、自分が人であることを
忘れ去り、本能にすべてを支配されている証拠でした。
そしてまもなくまた「理恵っ…イキます!……ううぅっ…」
イク瞬間を宣言することは妻の本能に完全に刻み込まれたようです。

とうとうそのときが到来しました。
Kが「理恵、イクぞ」と宣告しますが、狂ったように喘ぎ続ける妻の耳には
届いてないようです。
しかし私にとってその宣告は、いつしか呆然とビデオを見ていた私をいきな
り現実に引き戻すものでした。


あまりに激しい興奮にすっかり我を忘れて引き込まれ、まるで妻が主演して
いる極上の裏ビデオでも鑑賞しているような感覚に陥っていた私はそのひと
ことで魂が戻ってきたように感じました。
それは「ドクンッ」と心臓を激しく鳴らしたと思うと、血液と共に全身に強
く苦しいショックが行き渡って行く感覚でした。しかし二度目からの心臓の
鼓動は激しい性的快感に変わり、心臓が止まるほどの苦しみは心臓が止まる
ほどの恍惚に化学変化していきました。
初めての妻の種付けへの期待に全身の血が沸き立ちます。


Kはうめき声をあげると妻の膣内への射精を始めました。
びくんっびくんっと痙攣するように腰を突き上げます。妻の胎内にある子宮
は、生まれて初めて精子による受精をすべく激しい侵入を受けています。後
ろから体を跳ね上げられる度に妻は「ああっ!…ああっ!…」と声をあげて
いますが、自分の体に何が行われているのかもはや理解できていないでしょ
う。帰宅したときに何度Kに精液を仕込まれたのか覚えていないと言ってい
ましたから。
9度、妻の体を突き上げて初の種付けを完了したKは、ペニスを抜き去らず
にそのまま妻の片足を持ち上げて再び激しいピストン運動に入りました。
その後もさまざまに体位を変えながらKは2度妻の体内に子種を仕込み、そ
の間に妻は5回も絶頂を宣言しました。
ぐったりとしてびくびくと痙攣する妻を最後にその場面は終わりました。


すかさず始まった次の場面は翌朝のようです。
正常位で、前日の夜に比べるとおとなしいものでしたが、妻は腰を振りなが
ら艶声をあげて2度昇天させられました。
私とのセックスに比べれば一晩でずいぶん大胆に変わっています。
セックスが終わると妻は、もっと感度を上げるために日曜日から水曜日まで
の間によくオナニーをして、最低15回は絶頂を味わうようにと命じられて
いました。
木曜・金曜を抜いてあるのは土曜日の種付けセックスで食傷しないようにと
の配慮でしょう。
両腕で胸を隠し顔を赤らめて、小声で「はい、わかりました」と小さくうな
ずく妻は元の恥ずかしがり屋の私の妻に戻っていました。


ビデオを見終えると私はベッドに入りました。
例によってパジャマのズボンは先走り液でどろどろになっていますが射精は
していません。
何故なら、新婚の頃に妻とこんなことがあったからです。
それは結婚してまもなく、夫婦の交わりを終えたばかりのベッドでのことで
した。


妻:「ねぇ、男の人って結婚しても風俗とか行ったりするものなのかしら?」
私:「そういう人もいるかもしれないけど、僕は絶対行かないよ。君がいる
からね。約束するよ。」
妻:「うん、絶対そんなとこ行っちゃ嫌よ。」「…ところで、男の人ってよ
く我慢できなくなって自分でしたりするんでしょう?…あなたもしてるの?」
私:「う、うん、…それは、まあ…」
妻:「…これからは私がずっとそばにいるんだから、自分でなんて絶対しな
いで。したくなったらいつでも私がいるんだから。絶対にしないって約束し
て。お願い。約束よ。」
私:「うん。わかったよ」


オナニーにすら嫉妬する妻が可愛いくてつい受け入れてしまいましたが、つ
まり私は妻の手によらない射精を一切禁止されているのです。
ズキンズキンと脈打つ股間がうるさくて眠ることもできず、ベッドの中で悶
々と妻の帰りを待つしかありません。体を抱え込みながら、先週、妻のオナ
ニーを見たのは一度だけだが私のいない昼間に何度もしているのだろうとか
、先週の私との営みは水曜と木曜の2度だったがいずれもビデオのように乱
れることなくいつも通りに静かな妻だった、しかも1度もイクことはなかっ
たな、などということを考えていました。


やがて朝になり妻が帰って来ました。
私はベッドの中で妻が部屋に来るのを待っていました。
妻は部屋のドアを開けて私の顔を見るとすべてを悟って、無言のまま優しい
表情で近づいて来ると、ふとんをめくり私の股間の状況を確認してにっこり
微笑み、先週と同じように私に覆い被さり手で擦り出しました。しかしその
日は、キスはたまにする程度でほとんど私の表情を見つめて反応をじっと観
察しています。


そして天国へ誘う妻の指使い…先週までと違い、様々な動きでいろんな部分
を撫でまわし、私のポイントを探るような…以前はただ掴んで上下に動かす
だけだったのに。
明らかにKに何か仕込まれてきたことを体感しながら、やがて妻の手により
射精させられました。
その週の夫婦の営みは火曜と木曜、やはり妻は一度もイクことなく静かに私
を受け入れるだけでした。変わったことは、妻に手で愛されることが2度あ
ったのですが、私の方からではなく、妻が自分から仕掛けてくるようになっ
たことです。


その週のビデオでは案の定、手と口による愛戯をKに手ほどきされていまし
た。
寝転んだ姿勢の男性を手で高める方法を学んだ後、イスに座ったKを口で導
く練習をしていました。膝立ちになり顔を左右に傾け、大胆に舌を出して舐
め回し、大きなペニスを飲み込む…それを妻は手を使わずに口だけで行いま
す。右手は自らの乳房に、左手は自らの股間に当てられてそれぞれを揉み込
んでいました。妻は全身を汗で光らせ体をくねらせながら必死に口唇愛撫を
続けます。股間からときどきキラリと光る結婚指輪が私の興奮をますます高
めました。
やがてKが絶頂を迎えると妻はくるりと四つんばいになって尻を突き出し、
Kは急いで妻に後ろからつながると膣内へ射精しました。
これは、射精は必ず妻の膣内にて行うこと…という最初の約束に従ってのも
のです。


アダルトビデオで顔射や口内射精がありますが、これは逆の要領で口でイカ
せて膣内射精。妻のオナニーはそのために自らを潤しているのでした。
このプレイはその後二人の定番になっていきます。
それというのもやがて、妻とKの絶頂のタイミングを合わせようとする欲が
二人に出てきたからです。妻が自らの体をオナニーで絶頂寸前まで高めてお
いてKの射精と同時にイク…しかしこれは、妻が自分を九分九輪まで高めた
状態を保ち続けたままでKの発射を待たねばなりません。
「あああっ!…ごめんなさい……」と、いきなり叫んで妻が先に暴発してし
まうことが多く、これは二人の挑戦課題として毎回のように行われるように
なりました。
一度も妻が暴発することなくタイミングを一致させることができた時、二人
で満足そうな笑みを浮かべて見つめあうシーンは私の嫉妬をかき立ててたま
りません。


しかし不思議なもので最初の頃に何度か繰り返されたパターンというのはリ
ズムとして定着していくものなのでしょうか。
日曜の朝に帰って来た妻はまず最初に寝室に入り、前夜のビデオ鑑賞で興奮
しきっている私を手で慰めるというのがお決まりのパターンになりました。
そうなると私も、妻は土曜の夜にどんなに激しいことをしていても必ず朝に
なれば帰って来て温もりのある手で私を慰めてくれるという安心感のような
ものが生まれます。
そして、私とのセックスでの妻は今まで通りの恥ずかしがり屋で、決して自
分から積極的に動くことは一切ありませんが、たとえ淫らな姿を全て知られ
ていても、いや、それだからこそ、私の前では品性を守りたい、恥じらいを
忘れない清楚な女でありたいという妻なりのいじらしさがとても愛しくて、
むしろ妻のそういった部分を守り通してあげたいと思うようになりました。


2ヶ月を過ぎたとき、Kからある申し出がありました。
木曜日から土曜日にかけて、私に妻との性交渉を持たないで欲しいというの
です。
これは別にKが私を苦しめたいわけではなく、Kは学生時代から潔癖症で、
ラグビー部のキャプテンなのにやかんの水を回し飲みすることすらできなく
て仲間から笑われていた男です。自分が妻と種付けするときに膣内に私の精
液が残っているかもしれないと思うと気になるというのです。学生時代から
のKの性癖をよく知っている私はこれを承諾しました。
妻はKのマンションから帰った日とその翌日は疲れていてセックスをしたが
りません。これで私が妻を抱くチャンスは火曜日と水曜日の二日だけになっ
てしまいました。


しかしこの頃、妻は性交渉よりも手で私を攻めることに喜びを見出していま
した。
私とのセックスではイクことができない体になってしまったということもあ
るかもしれませんが、それよりも、この行為にセックス以上の歓びと快楽を
得ているようなのです。
こちらから持ちかけようとベッドの中で妻の下着の中に手を入れても、妻は
すっと体勢を入れ替えて私のペニスを触り始めます。
私をじらす楽しみも覚えました。優しい微笑みを浮かべながら私を擦ってい
るかと思うとイク寸前で動きを緩めて、喘ぎ悶える私を見て「うふふふ…」
と笑っています。すっかり私の弱点を把握されてしまい、生かすも殺すも妻
の思うがまま。
妻との本格的な夫婦の営みは月に2・3度程度になっていきました。


やがてだんだんと妻の考えていることが読めるようになってきました。
妻はお嬢様学校を卒業してすぐに年の離れた私と結婚してしまい、私は決し
て亭主関白タイプではないのですが、世間知らずで何もわからない上に元々
男性に対して控えめな性格の妻は、何事においても私の決定に従うようにし
ていたのです。
勢い自然と目に見えない力関係のようなものができあがってしまっていたの
ですが、普段は完全に支配されている者を指先一つで完全に支配している…
そんな喜びを妻は味わっているようです。


そして完全に手のうちにある弱いものに対する深い愛情…これは女性が子犬
を可愛がる心理、はては母親が我が子を慈しむような気持ち。
妻の私に対する愛情が以前よりも更に強くなっていることは肌で感じます。
私もまた、観音様のように温かい笑みを浮かべながらも、瞳の奥に隠微で妖
しい光を宿して私の体を玩ぶ妻、そして妻にキスをしながら、あるいは妻の
指を口にくわえながら、あるいは柔らかい胸元に顔をうずめながら、与えら
れる絶頂は何物にも代えられない幸福と歓びです。


たまらなく切なくなって必死に甘えかかる私に対して妻は激しい愛しさを感
じているようで、ベッドの中で私を慰めている最中に感極まったように「あ
なた!本当にかわいいわ!」と叫んでいきなりぎゅっと抱きしめられキスの
雨が降り注ぐこと度々です。そんなときに聞こえる妻の胸の鼓動と吐息は間
違いなく性的興奮に酔っているときのもので、妻は私への一方的な愛撫で精
神的絶頂感を味わっていることがよくわかります。
妻はKとの交わりとオナニーで体の欲求を満たし、私との奇妙な性生活で心
の性欲を満たしているのです。


そうして私に対しての心の余裕を得た妻は、実生活でもやはり何かと私の考
えに従うのは同じですが、どこか微妙に雰囲気が変わりました。以前のよう
に力関係から選択の余地なく従うというのではなく、どんな結果になろうと
も私の考えを認めるというような妻の意志がまずあり、その上で夫である私
を立てているというような。
もちろん妻はそのようなことを口に出すはずもありませんが、私は温かく包
まれる安心感を感じ取ることができます。私にとって妻は内面的にもまぶし
いほどに優しく魅力的になり、私にとってますます大切な存在になりました。


そして数ヶ月もすると妻はときどき私にいじわるをして楽しむようになりま
した。
私がイク寸前に急にすっと手を引っ込め、プイと後ろを向いて寝てしまうの
です。
たまらなくなっている私は妻の背中に抱きつき、中途半端に放られてぎちぎ
ちになったままの股間を妻の柔らかい尻に押し当てていると、妻は背を向け
たまま「くすくすくす…」とかわいらしい声で笑っています。でも決して私
を最後まで連れて行ってくれません。
身悶える私を背中に貼りつけたまま2枚の重なったスプーンのようになって
眠るのが妻のお気に入りになってしまいました。
ある3夜連続でいじめられた翌朝、私は激しいオルガスムスと共に目覚めま
した。



目を開けると妻がいたずらっぽい目で微笑んでいます。仰向けに眠ったまま
激しく勃起している私を発見した妻が、指先ですうっと一撫でしたら激しく
イッてしまったというのです。
本当に指先一つだけで妻に玩ばれる自分…しかし自分の痴態を妻だけに知ら
れていることはとても心地よい絆を感じます。「かわいい。」と言われると
、たまらず妻にすがりついて強く抱きしめてしまいます。
日曜日、種付けから帰ったばかりの妻にいじわるされると大変です。種付け
ビデオを観て興奮の極致に置かれている上でのいじわるなので、狂わんばか
りの切なさを抱えさせられたままの私は一日中妻の後を追い掛け回し、隙あ
らば妻の背後から抱きついたりキスをしてしまいます。
そんなときに逆に妻からぎゅっと強く抱きしめられると、そのまま腰が抜け
てぺたりと座りこんでしまうほどの幸福感が全身を走り抜けて行きます。


しかし、これほどまでに胸焼けるほどもどかしく、妻に恋焦がれるたまらな
い心地良さは恋愛時代を遥かに凌ぐもので、いじわるされることは私にとっ
て妻との夫婦生活における新しい喜びでもありました。


半年もすると妻の体つきが変わってきました。
度重なる激しい絶頂の連続で全身の筋肉を強張らせ続け、常に体内中を女性
ホルモンで満たしているからでしょうか、ふうわりとした風情だった体が、
太腿と腰はたくましく引き締まり、バストとヒップが女らしく充実し、女体
とは雄を惹きつけるようにできていることを思い知らされる肢体です。若く
しなやかな健康美と艶めかしい成熟した女の色気が同居して、通りすがりの
男性の誰もが一瞬で魅了され思わず振りかえるほどです。
そして相変わらずの清純で愛くるしい童顔に穏やかな微笑み。
温かく包み込むような優しさ。
私にとって天使のようだった妻が女神に変わりました。
しかもこの女神さまはときどき小悪魔になって私を甘く悩ませるのです。


しかしその女神さまも、Kに最初に命じられた自らを改造する課題を律儀に
こなし続けていた成果か、秘密の部分もすっかり出来あがって女の盛りを迎
えてしまったようです。
実質、月曜から水曜のたった3日間で15回以上オナニーで絶頂を極め続け
ています。だんだん木曜からの禁欲が辛くなって来たらしく、金曜日の深夜
あたり、開花して甘い蜜を吐き出す女性自身を持て余し、私が寝静まったの
をみはからった頃に押し殺した荒い吐息とわずかなベッドスプリングのきし
みが枕を通して聞こえてくることが多くなりました。
私には清らかな面しか見せたがらない妻に恥をかかせないよう私も気づかな
いフリをしてあげていますが、あるとき薄目を開けてそっと様子をうかがっ
てみたら、私の顔をじっと見つめながらオナニーしていました。
自分の寝顔をおかずにされていることほど嬉しいことはありません。


木曜日以降の絶頂を禁じられている妻は2・3度自らの体に寸止めを与える
と疲れて眠ってしまいますが、翌朝になり私が抱きしめると、「あら、なあ
にあなた?うふふふ」と何も知らずにとてもうれしそうな声をあげて抱きし
め返してきます。


その頃から私たちは抱きしめ合うことがとても多くなりました。
ぎゅうっと抱きしめ合ってお互いの匂いと感触を味わっていると、私たちは
本当に心まで一つになれたような幸福感に浸ることができるのです。


そして一年後、ついに子宝が授かりました。
私たちは抱き合って歓喜に浸り、さっそく養父とKに連絡しました。


とある休日、妻が病院に出かけたすきに、私は逆算して妻の子宮に種が宿っ
た日のビデオを見直しました。
四つんばいの妻をバックから責めているKが、妻の両手首を後ろに引っ張っ
たまま立ちあがって完全な仁王立ちになります。体が小さい妻の両足は完全
に宙に浮いてしまってぶらぶらと揺れています。その体勢のまま激しいピス
トンが繰り返されました。


宙に浮いた妻の両足は、つま先を伸ばしたり縮めたり、股を締めたかと思う
と力が抜けてだらりと開いたりします。上げていた顔が疲れてがくりと下を
向き、突き上げられて背を反らすとまた激しいよがり顔を正面に向けます。
カメラに顔を向けさせられた妻はうつろな目でこちらを見つめていました。
そして妻は宙に浮いたまま3度絶頂を極めさせられました。Kが射精するこ
ろには、妻の両足のつま先から溢れ出した愛液がぽたぽたとマットレスにし
たたり落ちています。


このときに宿った子なのでしょうか?
どさりと降ろされた妻は、仁王立ちのままのKにすがりつくと、半立ちの勃
起を口に咥えました。イスのある場所まで後ろ歩きするKに、妻は口にペニ
スを収めたままずるずると膝立ち歩きでついていきます。
あるいはこのあとのフェラチオプレイで宿った子なのかもしれません…。
その興奮はこれまでとはどこか違うものでした。


次の土曜日の晩は、感謝を込めてKを我が家にご招待です。
妊娠は妻の膣とKのペニスの別れを意味しますが、そんなことは一切構わず
、くったくのない笑顔でKは祝福してくれました。
妻はサービスでKの大好きな黒のタイトミニに白いブラウスを着て真っ赤な
口紅を引いています。そんな姿で家庭的に料理を作り清らかな笑顔で明るく
しゃべられると私の方がもぞもぞしてしまいます。
種付けなどの野暮な話題は一切なく、なごやかに楽しく時間は過ぎて行きま
した。


ただ一度だけ、妻が飲み物を取ろうと席を立つ瞬間にKが強い声で「理恵!」
と妻に声をかけると、立ちあがりかけていた妻は中腰のまま腰砕けのよう
になり股をぎゅっと閉じると「あっ…」と小さく声をあげました。
Kが妻を呼び捨てにするのは妻がイクときだけです。妻の体が条件反射で反
応して、濡れてしまったかもしれません。
Kが「とてもおいしいよ、この料理。」ととぼけて言葉を続けると、妻はに
こりとして台所に行き、飲み物を取ってくるとそのままさりげなく寝室にこ
もってしまいました。(しかし、妻はあれでさりげないつもりだったのでし
ょうか。)


Kと私は顔を見合わせてにやりとしました。おそらく部屋の中で妻は大急ぎ
で自分を慰めているのでしょう。5分もしないうちに何気ない表情で戻って
きた妻の頬の紅潮が、予想を裏切らない妻の秘め事を物語っていました。
「どうしたの?真っ赤な顔して?」とにやにやしながら耳元で囁くと、バレ
てしまったことに気づいて下を向いた妻に、太股をぎゅうっとつねられてし
まいました。
酔いも手伝ってつい妻をからかってしまったわけですが、その晩から、お仕
置きの10回以上寸止めの末の放置いじわるを4夜連続で食らったことは言
うまでもありません。

5日目の晩に私がとうとう泣いてしまってやっと許してもらえましたが。


3ヶ月を過ぎると胸もふくよかになり、妻の体が母親になる準備を始めてい
ました。
お腹の子供に良くないから…ということでセックスはまったくさせてもらえ
なくなりましたが、相変わらず妻は手で私を翻弄しながら慰めてくれます。
妻はKがいなくなっても自らの指で充分な満足を得ているようです。真夜中
の、秘密の一人遊びの音も頻繁になりました。
これも相変わらず私は気づかないフリをしてあげていましたが。


しかし5ヶ月に入る頃、悲劇が起こりました。
養父が病気で入院してしまったのです。
下手をすると命に関わる大病で、すっかり気弱になった養父は生まれてくる
子供が男の子であるようにと、そのことばかり気にするようになり、妻のか
かっている医師が養父の懇意にしていた人物であったため、とうとうお腹の
子供の性別を無理やり聞き出してしまったのです。

子供は女の子でした。
そして錯乱していた養父は、私たちに堕胎を命じました。

養父の口から我が子が女であることを告げられ、堕胎を命じられた私たちは
大変なショックを受けました。


もちろん生まれてくる子供が男であれ女であれ私たちの愛情に変わりはあり
ません。考え直すようにお願いしましたが、完全に自分を見失っている養父
は断固中絶するようにと言って聞き入れてもらえません。
とにかく考えさせてくれ、返事を保留にしてくれと、なんとかその場しのぎ
でごまかしましたが、どうすることもできず頭を抱えながら日々だけが過ぎ
て行きました。

そんなある日、仕事中に私の携帯が鳴りました。自宅からの着信ですが、1
-2度鳴るとすぐに切れてしまいました。すぐにかけなおしても誰も出ませ
ん。


胸騒ぎを覚えた私は仕事を放り出して自宅に向かいました。誰もいない部屋
のテーブルに書き置きがあります。
男の字で、病院に行っているので心配しないように、と。
私は急いで病院に向かいました。
病院に着くと、待合室で三人の背広の男に囲まれた妻がべそをかいています。
男たちを無視して妻のそばに行くと、無理やり中絶手術を受けさせるために
連れて来られたと言うではありませんか。
私は病院と男達に自分は夫であり妻に堕胎をさせるつもりはないことを怒鳴
りつけるように告げると強引に妻を連れて帰宅しました。
あやういところで強制堕胎を免れた妻は家に着くなり私の胸の中で大声をあ
げて泣きじゃくりました。怒りに震える私は妻の手を引いてタクシーに乗り
込むと養父の入院している病院へと急ぎました。


病室に入ると、怒り狂って怒鳴り込む私よりも、嗚咽をあげて泣きじゃくる
妻を見て養父はショックを受けたようです。
どうやら強制堕胎は養父の部下たちの勝手な行動だということが、見舞に来
ていた会社の者の調べですぐにわかりました。病ですっかり気弱になった養
父がうわごとでまで男の子でなくては認められないと言い続けているのをみ
かねての行動だそうです。
そのまま流産してしまうのではないかというほどの嗚咽をあげる妻の姿に、
養父はいきなり自分の腕から点滴を引きぬくと、妻と私の足元に土下座しま
した。


そして泣きながらわびました。
思えば、養父も女の子一人しか子供を授からず、過去に相当辛い思いをして
きたに違いありません。そして私たちの結婚および結婚生活に一族からの非
難の類がまったく届いて来ないのは、きっと養父が影で必死に守ってくれて
いたのでしょう。
そんな辛い思いの連続が、錯乱した養父の心の隙に黒い影を入り込ませてし
まったのでしょうか。
傲慢で誇り高い男が涙を流して土下座をしている…。
私は自分こそわびたいほどの気持ちで養父を許すしかありませんでした。


その後の経過も順調そのものでした。
7ヶ月に入ると母乳が出るようになったとうれしそうに報告してくれました。
それがきっかけか、それから妻はお腹の子のことを考えてオナニーを禁止し
たようです。すがるような目で見つめられることが多くなったのですぐにわ
かりました。
私が大きく膨らんだお腹をさすっていると妻は気持ち良さそうに目をつぶっ
ていますが、あまり長い時間そうしていると妻がもじもじしだしてだんだん
心拍数が上がってきてしまいます。発情させてしまうとかえって可愛いそう
なので「チュッ」と軽いキスをするとほどほどのところで切り上げて我慢し
てもらいますが。


毎日朝晩に「お腹の子にあいさつして。」と言ってさすってもらおうとする
のは妻の精一杯のおねだりだったのでしょうか。私も愛する妻と我が子を同
時に愛撫できるのがとても幸せで、一日も欠かさずに優しく妻のお腹をさす
り、頬擦りを繰り返しました。


休日の立場は逆転し、家の中でも私の後を追いかけまわして来て、隙あらば
と抱きついてキスしてきます。私がトイレに行きたいというのにすがりつい
てきてしょうがないので、邪魔だとばかりに抱きしめて、うっとりしてる隙
にトイレに駆込んだりもしました。トイレから出てきても恥ずかしそうにと
ろりとした上目使いでその体勢のままちゃんと待っていたりします。
自分がうずいていることを言えない性格の妻はあくまでただの愛情表現の装
いをしているつもりのようですが私にはまる分かりです。


もちろん妻もえっちなことばかり考えているわけではなく、雑誌を買ってき
てはうれしそうに書いてあることを話してくれたり、ぼんやりとお腹に手を
当ててはにこにこしていたりして、赤ちゃんが生まれてくるのをとても楽し
みにしています。
「あなた、私しあわせ…。しあわせすぎてとろけそう…」
私もこんなにかわいい妊婦がいていいのかと思うほどに妻がかわいくて、生
まれてくる子が楽しみで、ただ二人でとろけている毎日でした。


そして妻は元気な女の子を産みました。
予定より2週間ほど早かったのは、妻がこっそりオナニーして破水してしま
ったというのは私のえっちな想像です。もちろんそんなこと妻に確認できま
せんし。
元気になった養父も大喜びで娘を抱き上げ、「女の子でも何でもいいから早
く次の子供を作れ。孫は多ければ多いほどいい」などと言っています。
しかし、私たち夫婦は何としても男の子を産む決意をしていました。


半年後、妻への種付けが再開されました。
Kはお腹の子が女の子だとわかった時点で覚悟を決め、1年あまりもの間、
彼女も作らずに待ち続けてくれていたのです。
新しいプレイが加わりました。豊満になった妻の胸からあふれ出る母乳プレ
イです。
妻はKを胸に抱いて母乳を与えます。
フェラチオのときはKのペニスに母乳をかけてまぶします。
騎乗位のときにはもちろん、妻は両の乳を揉みしだき、Kの体に母乳を振り
かけまくりながら腰を振って昇天します。
そんなビデオを私は娘が眠っているのを確認しながらこっそり見ています。
そして帰って来た妻と私はまた強く抱きしめ合います。


すべては永遠に夫婦でいるために、始められたことでした。
そして私たちは、強く抱きしめることで愛情を確かめ合うようになりました。
すべては永遠に夫婦でいるために、何もかも乗り越えてきました。
そして私たちは、世界中の誰よりも深く、互いを愛する夫婦になりました。
すべては永遠に夫婦でいるために、これからも何もかも乗り越えて行けるで
しょう。
そして強く抱きしめ合うことで魂と魂が強く結びついた私たちは、
たとえ肉体が滅んでも、
永遠に夫婦でいることでしょう。

今は強く、そう信じています。


コメント

作り話乙。矛盾がいろいろありすぎるw

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