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自分の彼女がチンピラの情婦でソープ嬢

婚約している彼女に別れ話を切り出された。
実は半年くらい前から、他の男と関係があったらしい。
お願いだから、何も言わずに別れて欲しいと言う。

この男と言うのが、半端者というかなんというか実に生活力のない男で、
盃こそ受けていないものの「筋」の方の下働きをしているそうだ。
その彼は、彼女がいないとまったくダメなようで、
組織へ納める金も用意できずに、彼女にソープで働いて欲しいと泣きついてきたのである。
彼女いわく「彼には私がいないと…」
       「彼の為に働いてあげたい!」

俺は彼女がソープで働くことも彼の女になることも、
内心は歓迎だが、いかんせん別れたくない。
自分の彼女がチンピラの情婦でソープ嬢なんて萌えるじゃないか!

さてさて、どうしたものやら・・・


お互いの親もその気でいるのに、今更それはできないだろう。
俺だってお前にそばにいて欲しいよ。
と説得すること数時間、なんとか即別れだけは回避した。

けど彼女は彼を助けたい気持ちだけは変わらないようだ。
それに彼女の言うには、
毎月の上納金のほかにまとまったお金を作ればエンコを詰めずに足抜け出きるらしい。
確かに、小指が失くなっては足抜けしても社会生活は難しかろう。


結局、あらゆる儀式をすっとばして籍を入れ、
もう俺と別れたいなどとは言わないことを条件に、
彼の為にそのお金を用意する仕事を始める事を同意した。

まあ、どうせその男は本気で彼女と結婚したいなどと思ってなく、
彼女の気持ちと肉体を利用してカネを作ることが目的だろうから、
たくさんの男達に彼女を抱かれたい俺と、その点での利害は一致する。



そして数日後、
彼女から「本当はいつか結婚したかったのだが、
     今の婚約者がそういうのなら仕方ない。
     お前が俺に協力してくれることだけでもありがたい」
という彼の弁を聞き、俺は自分の推測が間違っていなかったのを確信した。
かくして彼女は彼の紹介による大衆ソープでコンパニオンをすることになり、
店長による講習も済ませて、お風呂デビューを果たしたのだった。

週6日の勤務、彼女の帰宅は深夜1時を過ぎるのだが、
激しい肉体労働らしく、俺にマッサージを受けながら気持ち良さそうに寝てしまう。
新人のせいもあるだろうが1日平均3~4人の客が付き、
総額1万5000円ポッキリで彼女の秘所を、その息子で味わって帰るらしい。
俺は最近、同じマンションの住人や会社の同僚までが、
「こいつの女は1万5000円」と知っているような妄想にかられてしまう。
まあ知っているはずがないのだが、特別な地域ではなく繁華街にある店だけに、
いつ、誰が俺の彼女に跨っていたか、可能性は否定できない。



店のHPには彼女の写真が目線なしで公開されている。
ランジェリー姿でひざまずき、上目遣いのポーズで撮った写真は、
たぶんにマニアックな客以外の多くの目に一度はとまるだろう。
いつ知り合いが見てもおかしくない。そして見れば気が付くだろう。
もしもバレたらバレたで、
開き直って彼女の宣伝をするくらいの神経の太さがあれば良いのだが、
俺にそれができるだろうか・・・



「まさか」の日は意外と早くやってきた。
と言っても「最悪のまさか」ではないのが救いだ。
会社の昼飯時に後輩から、久々にソープで大当たりをしたと聞き、
店と姫を聞いたところが、こちらも大当たりだったというワケだ。

とはいえ会社では彼女の顔を知っている者はいないので、
もしも今後式を挙げても、
こいつからは彼女がソープ嬢になったのではなく、
ソープ嬢と付き合って結婚したと思われるだろう。



そんなわけだから、俺は特にビクつきもせずに、
どう当たりだったんだ?顔か、サービスか、アソコの具合いか?と、
普通に会話を続けることができた。
彼によると、顔はそこそこキレイ目、(そこそこかよ!!)
サービスはぎこちないが丁寧で良い、(新人だから当然だろ!!)
そしてアソコはややユル目だが、早漏の自分にはちょうど良い具合いなのだと言う。

会社の昼飯時に、後輩から面と向かって自分の彼女のアソコの具合いを聞かされるなど、
妄想したことすらなかった事態に、俺は少しクラクラきてしまい、
昼休みが終わる間際、トイレの個室でその様子を思い浮かべて果ててしまったよ。



射精の後、男は冷静になることができる。なりたくなくてもなってしまう。
それからしばらくの時間、俺は後悔の念にさいなまれながら過ごした。
しかし何でだろうなあ。時間が経つにつれ被虐的興奮がよみがえり、
退社のころには、再び現状を楽しめるようになっていた。



俺は帰りに「よぉ、昼間の続きだけどさ、そのユルマンのソープ嬢の他に良い娘はいなかったのか?」と、
今度は違う角度から話を振ってみる。
すると「他の子はみんなゴム着なんすけど、
    その娘は次に指名するって約束で生でヤラしてくれるんすよ。
    だからその子以外は別にお勧めはないですねえ。」
・・・!?
生?聞いてないぞ!
そういう店ってみんなコンドームを着けるのが普通だと勝手に思い込んでいたが、
指名を欲しがる嬢はそういう交渉で生本番できることがあるんだそうだ。
そしてこいつはやりやがった!
彼女の中に直接入り込んだのだと、俺が彼氏だと知らずにとはいえサラっと言ってのけやがった!
俺は彼女を見知らぬ男に抱かれるのと知り合いに抱かれるので、
これ程までに被虐の度合いが違うのだと、この時初めて知ったのだった。



しかし仕方ない。俺自身が望んだ結果なのだから、
俺が文句を言うことは、彼女に対してもこいつに対してもできやしなかろう。
俺は彼女に、誰にでも股を開く女になって欲しいと思い、
たまたま彼女に近づいたチンピラの存在を利用してその夢を叶えたのだ。
それが現実となった今となっては、
俺は、自分の彼女をどんな男に抱かれようが文句を言う権利もない男に成り果てた。
料金さえ払えばお客様である。
そのカネは、1円たりとも俺や彼女の収入にはならないが、
お客様に彼女の秘所を利用してもらって、喜び感謝できる自分が不思議でもある。

世間から見れば、チンピラが俺の彼女を利用したのだろう。
確かにチンピラが手にしている金銭的な利益は、
俺が会社で働いて稼ぐ何倍ものものだろうが、俺はいま、間違いなく幸せだ。
金銭の問題ではない!



こうして目の前の後輩が、彼女の中に直接入って行く様子を思う浮かべると、
俺はまたトイレに駆け込みたいくらいに激しく興奮してしまっている。
ああ、俺の彼女は有料ダッチワイフだと、すべての人に知ってもらいたいと心底思う!

しかも今度行くときは、3度目にも指名してくれるならということで、
生で中出しもさせてもらえるので、この後輩は次の給料日を楽しみにしていやがる。
そして俺も給料日が近づくのを心待ちにして残りの15日ほどを過ごすだろう。



そして給料日。
俺はあいつに今日はソープかと聞きたい気持ちもしたが、
あえてその話題は持ち出さない。
放っておいても行くものは行くし、俺が催促する話でもないだろう。

普通に帰宅して、いつものように家事を済ませ、
深夜に帰宅した彼女の肩やら足を揉みながら、
最近すっかりご無沙汰のHを誘ってみる。
彼女は普段、俺に悪いと思っているためか、
疲れているはずなのに、誘ったときには断らない。
逆に俺の方が、普段は遠慮してしまっているのだが、今日の俺は、
彼女の身体から後輩のザーメンの匂いを確かめたくて仕方がなかったのだ。



今日までの間に、彼女からは指名の為には生も中出しも受け入れている事は聞いてある。
彼女を気に入ってくれたお客さん3名がリピーターとなって通っていることも・・・
そのうち一人が俺の後輩であることは、彼女には黙っている。
俺は今では、見知らぬ男性に彼女を抱かれることに飽き足らず、
顔見知りに彼女を抱かれて悶えることに快感を見いだしてしまっている。

そして今、後輩のザーメンの匂いを嗅ぎながらのセックスに心躍らせているのである。

女の膣とは不思議なもので、
退勤時にも帰宅時にも身体を中まで洗っているにも拘らず、
中だし精液は、翌日になっても中から垂れて来ることすらある。
まして当日の夜には、愛液と一緒にタラタラと流れ、クンニする俺の口へと雫を落とす。
知らない客の精液を、やはりその日の夜にクンニしながら飲み込んだ事はあるが、
その時とは比べ物にならない被虐感に襲われる。



俺は、彼女の中を気持ちよく堪能してくれた後輩に、
心の中で頭を下げてお礼を言いながら、
確かに匂う愛液以外の液体を口の中に感じ、彼女の中に入り、外に出て果てた。

そして後戯を終えると彼女の隣に寝そべり、暗闇の中、冴えた目で、
明日、あいつと顔を合わせたら、まともに話ができるかなと考える。
少なくとも、俺の心の中では、もはや俺とあいつは対等な関係ではない・・・



会社では、後輩の顔を見るたびに昨夜のザーメン臭を思い出してしまい、
俺は、その日一日を卑屈な思いで過ごしたのだった。

たまたま隣の小便器で用を足した時など、
横目でチラリと覗き見て、思わず勃起してしまい、
結局、用を足した振りだけしてトイレを出た。
自分はホモなんじゃないかと本気で思えてくるが、
このペニスが彼女の中で精液を吐き出した様子を想像して、
俺はまた個室へと向かってしまった・・・


もしも会社のトイレが自動水洗でなかったら、
俺は小便器に残った後輩のしぶきをなめ取っていたに違いない。
どうしても、彼女と直に触れ合い擦れ合ったペニスに、
感謝と敬意を感じてしまうのだ。
そして何より、
自分はさっきチラリと覗いたあのペニスから吐き出されたザーメンを、
なめ取り飲み下した卑しい男なのだ・・・

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