自分の彼女が自分以外の人にさえたＨ 総集編

いわゆる公立の田舎大学。１００人程が入るだろう広さの古い講堂を
想像してもらえばいい。良くあるイスを倒すタイプの机があり、配置としては
３人並んで座れるが聴講者が少ないこともあって２人ずつ腰掛けている。
俺は部外者ということもあって部屋の奥の一番後ろに座った。
すると俺の座っている席の通路を挟んだ斜め前に
その大学の学生らしい４人組が座ってきた。
痩せた背の高い男、その連れとおぼしき身長にして１５０ｃｍ程、
デブとまではいかないが、水野美紀を少し田舎っぽくした感じの女。
後は身体のでかいジャイアン風の男と黒縁眼鏡のこれまたオタクデブ風の男。



俺はこの女（名前はわからんので美紀とする）が
ナチュラルメイクが似合ういい女だったのと、白Ｔシャツ＆透けブラという
男心をくすぐる格好だったので、聴講半分観察半分で眺めていた。
ブラは肩ひものないタイプで、程良く背中にめり込み、ぽちゃ系特有の
柔らかな抱き心地の良さげな身体に見える。ホック部分が微かに盛り上がり、
美紀の背後に座るオタクデブが手を伸ばせば、簡単に外せる感じだった。
バストはＴシャツをぽこっと盛り上げるそこそこの大きさ。
決して大きくはないだろうが、手の中に収まる程で揉み心地がよさそうだ。


美紀は屈託がなく良く笑い、隣に座る連れの男のノートをチェックしたり、
ジャイアンやとオタクデブとも冗談を交わし、なかなかのアイドルぶりだ。
良く話を聞いてみると、ジャイアンは美紀のブラの肩ひもがないとか
少々セクハラ風の突っ込みもしている。ところが、美紀は怒るでもなく、
適当にあしらい、その裁きぶりに俺もあんな可愛い女が欲しいと思った。



すると不意に連れの男の携帯が鳴った。真剣になにやら話しており美紀も
心配そうに見つめている。結局電話では済まなかったらしく、遠目からも
美紀の表情が曇っているのがわかる。連れの男は美紀に何事か耳打ちすると
荷物もそのままに慌てて講堂から出ていった。美紀は連れを見送っていたが
やがて正面に向き直りノートを取り始めた。ジャイアンも連れの男を
見送っていたが、その姿が見えなくなると待ってましたとばかり美紀の
ことをからかい始め、オタクデブにホックを外すようなジェスチャーを
していた。オタクデブは首を振って「冗談だろ」などとと言っていた。
するとなんとジャイアンは美紀の側背から美紀の乳房を指先でつついたのだ。
美紀が身体をびくっと震わせる。そして、「なんてことするの」と
ジャイアンに抗議した。ところがジャイアンは興奮しているのか止まらない。
執拗に乳房をつつく。美紀が離れるとボールペンを持ち出して脇の下から
差し入れるようにして柔らかな膨らみをつついていた。
その時（バサッ）と机の上の美紀の荷物が落ちた。



その音に学生の何人かが振り返った。男２人は机に伏せるように隠れ、
美紀は荷物を拾いながら「ごめんなさい」と周囲に詫びの声を掛けていた。
その間にジャイアンは美紀の隣の位置に移動していた。
荷物を拾い席に戻った美紀は「しっ、しっ」と追い払うような仕草をしたり
「大きな声出すよー」などと何故か小声で抗議するがジャイアンは
全然聞いていない。それどころかオタクデブに盛んにホックを外せと
促していた。その間に美紀はジリジリと後退する。その様子をオタクデブは
他人事のように眺めていたが、いよいよジャイアンのジェスチャーが
激しくなった。美紀がジャイアンの手から逃れようとイスの端に寄ったため、
オタクデブの側からは逆に美紀の位置が近くなったのだ。
美紀の背中はすぐそこだ。（行け！）なぜか俺までもが心の中で叫んでいた。

顔も上げず淡々と講義を続ける講師。静かな講堂。
しかし、あの３人の一帯と俺だけは異様な雰囲気になっていた。