2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

動き出した歯車(その21)

大人しくて 控えめな彼女が、自分の方から抱きついて来るなんて、考えても見なかった。

でも、何で。
どうして、突然こんな事をするんだ。

「どうしたの?」

返事は返ってこない。
「ね、遠野さん 何かあったの?」
それでも返事はない。ただ頭が左右に振れただけだ。

「ね、落ち着いて。これじゃぁ何もできないよ。ね?」
とりあえず、落ち着かせようと引き剥がそうとする。と彼女は腕に力を入れて離れまいと抵抗してきた。
何故?どうして?何があったんだ?

「ね、落ち着いてよ。ね?とにかく一旦、この手を離してくれないかな?」

「嫌!」
いつもの彼女からは考えられないくらい強く激しい言い方だった。

「何故、どうしたの?」

「嫌。……今、この手を離したら、もう二度と一緒に居られなくなるから」

「え?どういう事?もしかして……転校……しちゃうの?」

「ううん。」

「じゃあ、どうして。僕は何処にも行かないよ。だから一緒に居られなくなるなんて事はないはず……

「違う。違う!!!そうじゃない!!!」
まるで駄々ッ子のような科白。こんな彼女の姿、考えもつかなかった。

「じゃあ、何で?解らないよ。一体何かあるの?」

「本当に?本当に解らない?」

「うん」
情けないけど、自分の理解の範囲を越えている。

「そう……あのね、多分 伊藤さん、あなたの事 まだ諦めてない」

「え?だってあれは、あいつの口から『冗談だ』って……」

「本当に冗談だと思ってるの?あなただって言ってたじゃない。『とても冗談には思えない』って」

「そりゃあ……」

「じゃあ訊くけど、昨日伊藤さんの家に寄った時、ご両親は居たの?」

「……いなかったよ……」

「二人きりだったんでしょ?そんな時に、まして他に付き合っている彼氏が居るのに、冗談でそんな事言うわ
けないじゃない」

「……でも」

「それとも、あの人はあなたが間に受けて襲ってくる事は絶対にないと確信していたとでも?」
「だとしても、そういう事、あなたが嫌っているのは充分知っている筈なのに、そういう事を、わざわざ何で
するの?」

反論の余地がない。というか、昨日から俺もずっと感じていた事だ。それを彼女が言葉に替えてくれただけだ。

「じゃあ、何で『冗談だ』何て……」

「多分、彼女 あなたの反応を見てたんだと思う。そして、誘いに乗って来ないのが解ったから、冗談だって……自分を誤魔化したんだと思う」

「誤魔化した?」


「彼女、きっと思い切って賭けに出たんだよ。でも……外れた。だから、誘いそのものを冗談にして、無かっ
たことにしたんだよ。自分を、あなたを傷つけないために」

「そう……そうだったんだ。でもね、僕の気持は変わらないよ。だから安心して」
そう言って一旦引き剥がそうとした。

「嫌!離さないで!!」
彼女の腕を解く事は出来なかった。
より一層離れまいと彼女の腕に力が入る。何か意地になっているようだ。

「ね、大丈夫だから。何処にも行かないから。聞き分けのないことを言わないで」
心臓の高鳴りは、一刻一刻と大きくなっている。駄目だ!もうすぐ限界だ。このままじゃ、彼女を襲ってしまう!
もう、本能を押さえることが出来ない。頼む解ってくれ

「嫌!絶対に嫌! 確かに今は私の方を向いていてくれてる。でも、もう一度あの人から誘われたら、断れる?
今まで通り私を見てくれるの?」

返答できなかった。
嘘でも良いから『断れるさ!』って胸をはって言うべきなのは解っていた。
でも、実際香織から又誘われたら……きっと断れないだろう。嘘はつきたくなかった。

「やっぱり、断れない……か。でも、もしそうなったら、あなたは私の側からいなくなってしまう……」

「……ごめん……」

「謝らないで。あなたからこの話を言われた時から、察しはついたから。
人の気持なんてそう簡単に割り切れるものじゃないのはわかっているつもり。それよりも、今は言ってくれた事が嬉しいの」
彼女の腕に込められていた力が緩み、やさしく抱きしめるような感じに変わった。


「でも、嫌。あなたを他の女に……ましてあの人に取られるなんて、絶対に嫌!」
「だから怖いの。このまま手を離したら…と思うと不安で」

「どうしたらいい?どうしたら君の不安を取り除く事ができる?」
「言って。僕にできる事なら、何でもする。だから言って」

「絆が欲しい」

「絆?」

「うん。あなたと伊藤さんのものよりもずっと太い、こんな事があってもびくともしないような絆が欲しいの」



絆、彼女が俺に求めたもの。
だけど、一体どんな絆を彼女との間に築けば良いんだ?
彼女は言った。俺と香織の間よりも太くて強い絆が欲しいと。
でも、どうすればそんなものを作ることができるって言うんだ?
彼女の方を見る。相変わらず俺の体にその身を預け、両の腕を俺の体にまわしてしがみついている。

彼女の望む絆とは一体何なんだろう。
俺だって、彼女との絆が欲しい。でも、それは彼女が望んだものと同じなのか?自分が求めた事が彼女に嫌わ
れる事になりやしないか?
相変わらず進歩がない。同じ処をグルグルと堂堂巡りしているだけだ。

それよりも、今はもっと差し迫った問題がある。
さっきから、自分の心臓は非常サイレンをずっと鳴らしっぱなしだった。
興奮は極限までに達している。
と同時に 俺の一物は大きく 硬く竣立し、ちょいと針でもさせば爆発してしまうのではないかと思うほど 
腫れ上がっていた。
何時まで理性を保っていられるだろうか……時折、臍下の奥の辺りがギュッと熱くなるような感じがした。

本能に負けたのかもしれない。俺の腕は彼女の華奢な肩を掴むと、強引にグイっとかなりの力で自分の方へ引
き寄せた。
自分がこんな事を……相手の気持も考えずに抱きしめる事をするなんて、考えても見なかった。
我ながら呆れてしまう。
なのに 彼女の腕は、俺の腕から逃れようともがくのではなく、逆に『もう逃がさない』とばかりに力を込めて
しがみつき、その後 手を背中に、胸に、肩に 俺の体を優しく弄る様に せわしなく、柔らかく動かしてい
た。

な……何て事をしているんだ、彼女は。


理性が…辛うじて首の皮一枚で繋がっていたものが切れる……駄目だよ。こんな事されたら、俺は君を襲って
しまう。もう限界はとっくに超えてるんだよ!

「と……遠野さん」

返事がない。相変わらず彼女の腕は俺の体に絡みついたままだ。俺の声が聞こえなかったかのように、その手は俺の体を弄り続けている。

「遠野さん」

「嫌!」
また『嫌』だ。しかも、さっきより激しい。一体どうしたんだ?

「『嫌』って、どうしたの?」

「そんな呼び方しないで」

「呼び方……」

「あの人の事は『香織』って名前で呼んでるじゃない。なのに、私の事は『遠野さん』なの?名前で呼んでく
れないの?」

「名前……」

「私の事も……名前で、…呼んで欲しい」

「名前で?」

「『景子』って呼んで」

今まで、彼女を名前で呼ぶ事を考えていなかったわけじゃなかった。
でも、実際に呼ぼうとして、どうしても言葉がでなかった。
気恥ずかしさがあったし、それに 怖かった。
俺は、女の娘に向かって名前で呼べるほど言えるほどの親しいと、胸を晴れるだけの存在なのか。単なる独り
善がりじゃなかろうか。
もし、名前で呼んで、『狎れ狎れしい』って言われたらどうしよう、そう思っていつもためらっていた。
けれど、今は違う。彼女の方から要求しているんだ。

「景子……ちゃん」
今言われた事がまだ半分信じられなくて、恐る恐る呼んでみる。声は震えていたのは間違いない。
香織以外の女性に、初めて名前で呼んだ。
何だか、くすぐったい。けれど、彼女グッとが近づいた感じがする。
頭では解っていたけど、苗字で呼ぶか名前で呼ぶかでこんなに感じが違事に、少し驚いた。

「博昭……くん」
彼女も名前で呼び返してくれる。やはり、『田川君』と呼ばれるより、数段嬉しさが違う。

「景子ちゃん」
「博昭くん」
「景子ちゃん」
「博昭くん」
「け い こ ち ゃ ん」
「ひ ろ あ き く ん」
何度も呼び合い、強く抱きしめあう。……完全なバカップルだ……


それでもいい。二人でこうしていられるなら、何を言われてもかまわない。
でも……自分の気持は、さらに上に行こうとしている。
ここから先、思いに任せてやってしまうのは、獣のする事だ。そんなことはしたくない。
……でも……したい。
彼女を、自分のものにしたい。メチャメチャになるほど、彼女を愛したい。

もう、本能が理性をはるかに上回っていた。
完全に理性を覆い尽くすまで、もう後幾程の余裕もない。
とにかく、冷静にならなくちゃ。こんな事で嫌われたりするのなんて、ごめんだ。
「景子ちゃん……あのね……落ち着いて訊いて欲しいんだけど…」

「……どうしたの?……」

「あ…あのね、こういうの……本当嬉しいんだ。君の事ギュって抱きしめることができて……いつまでもこうし
ていられたらって思って……」

「……うん。……私も、ずっとこうしていたい。……このまま、時間が止まればいいのに……」
その言葉に、思わず腕に力がこもる……。彼女の手は、変わらず 優しく俺の背中を撫でていた。

「だから……だからね、…………怒らないで、冷静に聞いて欲しいんだけど、……一旦、ちょっと離れて……」

「何故?」
胸元に押し付けられた彼女の額が左右に揺れる。彼女の吐息が水月を暖め、さらに興奮が増してくる。

「わぁっ……たっ……ちょ…ちょっと、……ごめん。もう、限界なんだよ。これ以上こうしてると、君の事 襲
っちまいそうなんだ」

「……え?……」

「僕は、君が……好きだ。君の事、大切にしたい」
「だけど、……情けないけど、こうしていると 君を襲ってしましそうなんだ」

「…………」

「僕はね、古臭い考え方かもしれないけれど、そういうのは二人がお互いの気持を確かめ合って、その上で、
両方が したい と思わなければ、しちゃいけないと思ってる」

「……うん……」

「いくら好きでも、激情にまかせて……ていうのは、ダメだと思う。
「このまま、君の気持ちも解らずに暴走するなんてのは、許されないから……だから……」

「いいよ」

「え……?」

「あなたに……博昭君に傷つけられるのなら、私は構わない。だから、傷をつけて。消える事のないあなたの
爪痕を、私につけて」

「本当に、良いの?」

「……何度も、言わせないで」
頬がうっすらと赤く染まっている。
既に彼女の腕に力はなく、目は伏せられている。
もう、止める事は出来ない。

彼女を力一杯抱きしめた後、俺は 彼女の淡くピンク色をした唇に、自分の唇を重ねた。


柔らかい。
生まれて初めて感じる 唇の柔らかな感触は、甘美だった。

最初は、おそるおそる そっと。やがて大胆に。
上唇を、下唇を啄ばみ、吸って、舌で感触を味わう。

「ぁ……」

彼女から漏れる吐息が、より一層性的な興奮を沸き立たせる。
もっと……もっと激しく もっと深く愛し合いたい。


自然と俺の手は、彼女の胸を掴んでいた。
女性の持つ この胸の膨らみというものは、神秘の存在だ。
あそこからは、なにか特別な光線でも出ているのだろうか。
男にとって、あの二つの丘を征服したいという欲望には、とても抗えるものではない。
そっと触れると、彼女の体がキュッと跳ねて硬くなった。
いけない、まだ早かったか?……慌てて手を離そうとした瞬間、誰かに手の上から押さえつけられた。
誰が?……考えるまでもない。今此処には、二人しかいない。彼女の……景子の手だった。
その手は、俺の右手を握って自分の胸に押さえつけて、緩やかに 円を描くように動かした。
布越しに伝わる胸の感触、……なんて柔らかいんだろう。
心臓の拍動はさらに激しさをまし、股間の物は破裂せんばかりに腫れ上がり 一部先端から液が漏れつつあった。


直に触れて見たい。もう、布越しじゃ満足できない。

右手を掴んでいた彼女の手を左手で剥ぎ取る。自由になった右手でブラウスのボタンを一つ外し、空いた隙間
から中へ手を滑り込ませた。
又、彼女の体が硬くなる。でも、もう俺は手をどけない。止める事なんて出来ない。
初めて手に触れる彼女の柔肌は、すべすべで、柔らかくて、暖かくて、とても気持がよかった。
このまま、ずっとこうしていたい。いや、もっと……もっと彼女に触れたい。
もっと直に触れて、そして一つになりたい。

唇から頬、下顎、耳たぶ、鼻、瞼と、彼女の顔中に唇を 舌先を這わせていく。
その度ごとに、彼女は体をビクッと震わせ吐息を漏らす。その声が、その時の表情が堪らなく愛おしい。

左手でブラウス越しにブラのホックを外す。
戒めが解かれると同時に手をカップの中にいれ、彼女の胸全体を手のひらで包みこんだ。
柔らかくて、且つ弾力のある感触が手に伝わってくる。その中で一点だけ、丁度掌の真中の辺りにある、ちょっ
と硬い感じ、胸の先端だ。
その先端を親指と人差し指の付け根の辺りではさみ、掌で胸の下を支えるように掴む形にかえると、5本の指
にそっと力を入れ、同時に円を描くように手を動かす。
「ふぅ……ぁ……ぁぁ……あぅっ」
先端は見る見るうちに固くなり、彼女の漏らす声が少し大きくなった。

感じるのか?
感じてくれているのか?

「気持いい?」

答えはない。微かに首が縦に振れる。頬の赤みがちょっと増したような気がした。


嬉しかった。
あいつは言った、『女の子だって、一緒に気持良くなりたい』と。
彼女と事に及ぶ前、真っ先に頭に浮かんだのはこの事だった。
彼女と一緒に気持ちよくなれるのだろうか、彼女を気持ちよくさせる事はできるのだろうか。
どうすれば彼女は気持ちよくなるのだろうか。

彼女は感じている。気持ちよくて声を漏らしているんだ。俺の愛撫に気持いいと感じてくれているんだ。
何かもう、例え様もなく嬉しくて、彼女をギュッと抱きしめた。
それに反応して、彼女も抱きしめ返してくる。
俺は、幸せだ。
こんなに幸せを感じた事は、生まれて初めてだ。
もう、彼女さえ側にいてくれたら他には何もいらない。
そう感じた。

手の動きを止め、抱きしめ合ったまま、暫くの間じっとしていた。
布越しに 直に 彼女の肌を感じ、全身で重みを感じ入る。
他の何にも替え難い至福の時。
自分と彼女がいる、この空間だけが、永遠の時を刻んでいるかのように感じていた。

しかし、その状態も長くは続かない。
この沈黙を破ったのは、彼女だった。


「もっと……胸以外も触って」


一瞬、耳を疑った。
大人しくて清純そうな彼女から求めてくるなんて……
慌てて心の中で首を振る。彼女を神聖視するな。彼女だって人間の女の娘、性欲だってあるんだ!

彼女の言葉をお墨付きにして、左手を腰から下へゆっくりと這わせていく。
それに合わせるかのように、彼女の下半身が俺の一物にこすりつけるように艶めかしく動いている。
なんと言うか、『私が気持ちよくして欲しいのはここよ』と誘導しているかのようだ。
その誘導に従って、手を太腿へと滑らせていく。

胸とは全く違う感触が、左手に拡がる。
勿論、腿の手触りは、すべすべだし、柔らかい。
けれど、弾力が……触った時に手に跳ね返ってくる力が違っていた。
丁度、胸の感触が、ほんの少し気の抜けたゴム毬だとすると、太腿は、パンパンに空気の入った自転車のタイ
ヤ(勿論表面はあんなにゴツゴツしていないが)のそれだ。
左手で、膝の辺りから付け根の近くまでゆっくりと何回も往復して さする。
最初は外側を、徐々にそれを内側に移動させていく。
やがて左手は、両足の真中にある、もう一つの柔らかい場所、神秘の場所へとたどり着いた。

履いているのは木綿素材のものだろうか、指先に感じる繊維の感触は柔らかく、しっとりと湿り気を帯びていた。
『?!』
この湿り気は、そうなのか?
それとも、普通こんなものなのか?

股間に這わせた指先を、ゆっくりと前後に動かしていく。
「……ぁ……ぅ……ふぅ……ぁぁ……」
その動きに合わせて彼女の吐息が漏れ聞こえてくる。何とも艶めかしい音だ。


指を動かしていくうちに 湿り気は染みに、そして少しずつその領域を広げる様相を呈していた。
間違いない。彼女は俺の愛撫に感じてくれている。
そう確信し、最期のヴェールに手をかけた。

スカートをたくし上げ、上のゴムの所から左手を入れる。
手を両足の中間にある、僅かに盛り上がった、低めの丘へと、這わしていと、ちょっとごわごわした感触が指
先に伝わってくる。
それは、彼女の陰毛……目的地がもうすぐそこ、という事だ。
既に、そこは彼女が自分で出す分泌液によって 濡れていた。
これって、彼女の愛液だよな?

『ぬるぬるしてる……』

「いや……恥ずかしい。 そんな事言わないで」

「あ……ご、ごめん」
その言葉と裏腹に、心の奥底では『もっと濡らしてやる。この部屋を彼女の愛液で洪水にしてやる』と、鬼畜
な考えが、頭をもたげていた。
恥らう彼女を愛しく感じ、傷つけたくないと思う心。
彼女の中に、決して消える事のない傷を刻み、壊れるほどに愛したいと思う心。
どちらも、本音だ。

真中にある 窪み、というか裂け目にそってゆっくりと指を動かしていった。
粘り気のある液体に覆われたクレバスを辿る。
小さな突起に指先が触れた瞬間、微かに『ウッ』とも『ハァッ』ともつかない声が漏れてくる。恐らくここが
女の娘の一番敏感な所-クリトリス-なんだろう。
さらに前進していくと、不意に指が何か深みに嵌った様に、ずぶずぶとのめり込んでいった。



指を動かしていくうちに 湿り気は染みに、そして少しずつその領域を広げる様相を呈していた。
間違いない。彼女は俺の愛撫に感じてくれている。
そう確信し、最期のヴェールに手をかけた。

スカートをたくし上げ、上のゴムの所から左手を入れる。
手を両足の中間にある、僅かに盛り上がった、低めの丘へと、這わしていと、ちょっとごわごわした感触が指
先に伝わってくる。
それは、彼女の陰毛……目的地がもうすぐそこ、という事だ。
既に、そこは彼女が自分で出す分泌液によって 濡れていた。
これって、彼女の愛液だよな?

『ぬるぬるしてる……』

「いや……恥ずかしい。 そんな事言わないで」

「あ……ご、ごめん」
その言葉と裏腹に、心の奥底では『もっと濡らしてやる。この部屋を彼女の愛液で洪水にしてやる』と、鬼畜
な考えが、頭をもたげていた。
恥らう彼女を愛しく感じ、傷つけたくないと思う心。
彼女の中に、決して消える事のない傷を刻み、壊れるほどに愛したいと思う心。
どちらも、本音だ。

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

最近のトラックバック

アクセスランキング

アクセスランキング ☆ランキングの参加は、このページ
http://saeta.blog.2nt.com/
にリンクするだけです☆

ブロとも申請フォーム

お知らせ

(*´Д`)<ハァハァ・・・・・・

かんりにん:(*´Д`)<ハァハァ・・・・・・
相互リンクも大歓迎です。
気に入ったらどんどんリンクしてください。

コメント欄にでも知らせてくださると嬉しいです。

ブログ内検索

注目

ページの先頭へ戻る