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続・さよなら明日香 その4 完

バスタオル一枚を纏った明日香だった。
その姿が裕樹には現実に思えなかった。
アダルトビデオを見ているような感覚がする。
辻内は明日香に近付くといきなり抱き締めた。
明日香が驚いて、辻内の耳もとで何かを懇願している。
しかし、辻内はその言葉を無視すると明日香の身体をなんとか隠していたバスタオルを剥ぎ取った。
明日香の一糸纏わぬ裸体が画面に映し出される。画面を通して映る明日香の裸体は卑猥に映る。
明日香は恥ずかしそうにその場にしゃがみ込む。
しかし、辻内に何やら言葉をかけられると、抱きすくめられ、ベッドに寝かされた。
辻内はベッドに寝かした明日香の上に乗りキスをした。
辻内のねっとりとしたキスに明日香の様子が変わっていくさまが見て取れる。
辻内は明日香の身体を嘗めまわしはじめる。
辻内の舌が身体に触れるごとに明日香の身体がビクビクと反応する。
それが、乳首を吸われた瞬間一際大きくなる。
「ああぅ」
その瞬間明日香の声をテープが始めて伝えた。
明日香の声で、その興奮具合が分かる。
辻内は次々と卑猥な言葉を投げかけ明日香を辱めていく。
そして、明日香の身体中を逃さず確認していく。
明日香は辻内の卑猥な言葉に恥ずかしそうに頬を染めている。
しかし、身体が敏感に反応してしまう。
「あぁう。・・・あっ・・あ」
明日香は辻内の前で足を拡げその秘部を晒している。
自分とのセックスでは必ず電気を消させる明日香が、明るい光の元、すべてを辻内に見られている。
そして、辻内は明日香の陰部に触れる。


その瞬間、明日香の身体が弾み喘ぎ声が漏れる。
辻内は明日香の顔を満足げに見ると、陰部を触れた手を激しく動かし出す。
「いや、いやっ、やめて」
明日香の身体が辻内の激しい指の動きで揺れる。
明日香の顔は崩れ、情けない顔をしている。
辻内はさらに指を激しく明日香の陰部に出し入れする。
そのとき、辻内が明日香に何かを囁く。
「いや!お願い、お尻は・・・やめて」
また辻内がなにか呟く。
すると、張っていた糸が切れたように明日香が変わった。
「気持ちいいよ・・・あぁう、あう・・・いきそう」
明日香の喘ぎ声が先ほどとは変わった。
裕樹とのセックスでは、このような喘ぎ声を出した事はない。
「気持ちいいよぅ!だめ、ホントにいきそう!」
その言葉に辻内は更に明日香の陰部を襲う。
辻内の指には明日香から溢れ出た液体がべっとりとつき、その卑猥な音が聞こえる。
明日香の身体がそり上がる。
「いきそう、いきそう、いっちゃう・・・はぅ、あっああああう!!」
裕樹には明日香がその瞬間確かに果てた事が分かった。
明日香の口から涎が垂れている。
その涎を吸い取るように辻内が明日香の口に吸い付く。
辻内が耳もとで囁くと明日香が頷き、辻内が目の前に持ってきたそそり立った性器を銜える。
ぎこちない手付きと口の動きで懸命に奉仕する明日香の姿が痛い。
辻内の感じ入った顔がその痛みを助長させる。
その時、辻内の顔が歪み達した。
明日香の口に放出された。辻内の性器を銜えたままその口に放出された表情が痛々しい。
明日香は漸く口を外すと、辻内の言葉に従い辻内の性器を丁寧に嘗めはじめる。
そして・・・明日香は口に含んだ精子を吐き出すことなく飲み込んだ。
裕樹は凝視していた画面から始めて目を逸らした。
後ろからずっと見ていたあゆみが裕樹に近付く。

「・・・もう消そう」
あゆみが裕樹の手を優しく握る。
裕樹は放心していて、あゆみの冷たい手の感触すらない。
ただ、あゆみに向き直りこの絶望をどう伝えればいいのかそれを無碍に考えていた。
その時、テレビから気味の悪い音が響く。
裕樹がまた画面を見遣ると、明日香の陰部にアダルトビデオでよく見たローターが押しあてられていた。
明日香はそのローターで激しく感じているのか、身体がそり返り、
ローターが感じ入る所に触れる度にビクッと動く。
まるでアダルトビデオの中の女優のように悶える明日香の姿に、
裕樹は絶望と明日香への微かな怒りのようなものが沸き出す。
辻内はその様子を満足そうに見て、造作もなく明日香の上になると、一気に明日香の陰部に性器を突きいれた。
その瞬間、裕樹の心の中の何かが崩れていった。
裕樹の否応無しに耳に入る、明日香の悶えた声で気が変になりそうになる。
裕樹の瞳から涙が止め処なく溢れ、息遣いが激しくなる。
その時あゆみが裕樹を後ろから抱き締めた。
「・・・ゆうき」
裕樹はもう我慢出来ずあゆみの胸に顔を埋める。
あゆみは胸で泣く裕樹を抱き締める。
「いや、いっちゃう、辻内君、いっちゃうよ」
「おれもいきそうだ一緒にいこうぜ」
部屋の中に裕樹の泣く声と、明日香の絶頂に達する声が重なる。
「あっ、あっ、あっ、いきそうだよ・・・ああああああああああ、うふぅーーん」
裕樹はあゆみの胸のなかから画面を見ると、辻内が性器を明日香の顔面に向ける。
性器から勢いよく精子が飛び出し、明日香の顔一面に降り掛かった。
明日香は降り掛かった口に回りについた精子を嘗め取った。
そこで画面が突然暗くなった。


漸く終わった。裕樹はそう思った。漸く終わったんだ。
もういやだ。明日香をもう信じられない自分がいやだった。
明日香は酔わされて、無理矢理やられたんだ、願うようにそう思っていた。
でも、明日香の辻内とやっている顔を見た瞬間その淡い希望はなくなった。
明日香が自分以外の男に感じさせらていた顔が言い様のない悔しさとなる。
 その時また無気味な音がテレビからする。
画面には目隠しをした明日香の顔がアップで捕らえれていた。
そして、画面が舐めるように明日香の身体を映し出し、明日香の陰部が大写しになった。
卑猥な陰部の皺一つまで映し出され、陰部から溢れ出ている液体が光る。
「ああああぅぅううぅうっつう」
聞いた事のない明日香の激しい喘ぎ声、笑いながら体中を弄ぶ辻内の声。
もう耳を覆いたい、もう・・・
その時裕樹の頭から手を離し、あゆみがテレビを消した。
「・・・ゆうき」
「・・・あゆみ、俺・・・どうしたらいい」
「・・・」
「・・・おれ・・・情けないよな。彼女寝取られて・・・そいつに何も言えなくて・・・
こんなビデオ見せつけられて・・・
・・・おれ自分に都合よく考えてたんだ・・・明日香は絶対離れないって・・・
ずっと自惚れていたんだ・・・」
「もういいよ」
あゆみは震える裕樹を強く抱き締める。
「もういいから」
そう言うと、あゆみは裕樹の頬、額、そして、口に優しいキスをする。
「・・・あゆみ」
「覚えてる。私、裕樹のこと好きって言ったでしよ。今も変わらないよ」
あゆみは優しい笑顔を見せる。
裕樹は何も言えず、顔が震え、涙が流れる。
そんな裕樹にあゆみは涙を優しく拭いまたキスをした。
今度は裕樹もそれに答えた。


「村上俺とずっとやりたかったんだろ」
「いや。そんな事言わないで」
「じゃあ、なんでこんなに濡れてるの」
辻内は明日香のスカートを巻くり上げ、下着の中に手を入れ呟く。
「ほんとのこと言えよ」
「・・・うん」
「村上って清純そうな顔してほんとすけべだな。みんなに教えてやりたいよ」
「いやっ」
「ふっ」
辻内はそのまま押し倒し、明日香の服を剥ぎ取っていく。
明日香は服も下着もすべて剥ぎ取られると、身体中から辻内の愛撫をもとめている。
辻内は舌で乳首を舐め、指で明日香のクリトリスに触れる。
それだけで、明日香の身体はビクビク反応する。
「なあ、村上、もっと興奮したくないか」
「・・・うん」
明日香はもっと感じたいという欲求が湧き出る。
初めての性の体験への好奇心と性欲が身体から溢れる。
辻内は明日香の返答ににやつくと、「いいぞ」と言った。
すると、バスルームのドアが開き、昼間見た眼鏡の男が現れた。
「いやぁああ!」
明日香は叫び、身体を隠すように捩った。
すぐに、辻内が明日香を押さえ込み耳打ちする。
「あいつ、童貞なんだよ。だから、混ぜてやろうぜ」
「いやっ、いやっ」
「村上もっと気持ちよくなりたいんだろ、あいつは口固いから大丈夫だよ」
男は興奮した様子で頷く。男はすでに裸になっていて驚くほど大きい性器が漲っている。
「あのチンポ見てみろよ。入れたいだろ」
「・・・」
明日香はこの男は生理的に受け付けられないと感じていた。
しかし、その男の性器に見とれ、男の性器に興奮していた。
「こいよ」
辻内は男に手招きする。
男は舌舐めずりすると、のそのそ近付いてきた。


明日香は怯えて身が縮こまる。
そんな明日香を辻内は押えつけながら、足を拡げる。
明日香の陰部が男に晒される。
明日香は恥ずかしさから顔を背ける。
すると、男はいきなり明日香の陰部に吸い付いた。
「いやぁああ」
男は鼻息を荒立て、顔を左右に振りながら舐めまわす。
明日香は嫌悪感から鳥肌が立つが、やがて感じ始めてしまう。
「あっ・・・あ・・・」
「村上もう感じてんのかよ。好きものだな。はっは。じゃあ、俺の舐めろよ」
辻内は明日香の口に性器を押し付ける。
明日香は差し出された性器を口に含み、夢中でしゃぶる。
「あぅうっ・・・」
「俺入れたい」
男が辻内に言う。
「もういれんの。まいいや、入れろよ」
辻内は笑う。
「へっへ。こんな綺麗な子のまんこに入れられるなんて」
そう言うと男は一気に明日香の性器に突き入れた。
「あぅぅぅぅう」
明日香は自分の膣に入ってくる巨大な性器を感じる。
男は夢中で性器を膣に擦る。
「村上、顔見てやれよ。気持ち良さそうにしてるぜ」
明日香は辻内の言葉に男の顔を見る。
その気持ち悪い容姿の男にやられていると言う惨じめさが沸き上がる。
しかし、その男の性器にどうしようもなく感じてしまう。


「あっ・・・・あっ・・・あぅぅぅぅぅ」
「なんだよ、童貞にいかされるのか」
「いっちゃううう・・・」
明日香の身体が仰け反る。
「あぅ、俺もダメだ」
二人は同時に絶頂に達した。
明日香の膣の中が男の精液で溢れる。
「あっ、中でいっちゃった」
「ぷっ、お前なにやってんだよ」
辻内は可笑しそうに笑う。
明日香はその事実に気が狂いそうになる。
「かき出してやれよ」
辻内は笑いながら言う。
すると、男は指を明日香の膣に捩じ込みかき出す。
男の指に男の精液と明日香の液体がねっとりとつく。
「あぁぅ」
その指の動きに明日香は不覚にも再び感じてしまう。
「お前ほんとに変態だな」
その時、明日香の鞄から着信音が聞こえる。
しかし、辻内と男は無視して再び明日香に襲い掛かる。
明日香は二人の男の愛撫の気持ちよさにまた身体を打ち震わせる。


明日香が裕樹からのメールを結局読んだのは、それから、何度も二人に身体を弄ばれた後だった。

『明日香、俺ずっと明日香のことが好きだった。
あの男とやってしまったって知った時も、辛かったけどそれでもやっぱり明日香が好きだった。
でも、明日香があの男とやってるビデオ見て、その時の明日香の顔見て、俺もうダメだよ。
こんな形で別れるの辛いけど、もう明日香の顔見れない。ごめん。
さよなら、明日香』

コメント

全然残酷な結末じゃないと思う。
こう言う救いのある話は好きだな。
肉便器は勝手に堕ちて彼氏と親友失って、サレた男は本当に自分を想ってくれる人に気付いて、一途な女は片想いを成就させる。
イイ話だ。

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