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悪魔の尻尾3

結局、信二は承伏せざるを得なくなり、そのまま土曜日を迎えた。
午後二時からの約束ということで信二は会社に行き、そのままクラブへ直行する事にした。とりあえずジャージだけ持って出社した。今日は誰も居ない・・。信二は自分が望まぬ展開になりつつある現在を憂えてほとんど仕事が手につかなかった。ふと電話のベルが鳴った。杉野だった。
「あぁ、高山か?ちょうど良かったうちのかみさん急用で来れなくなってさ、俺だけ行くことになったから」
「あん?お前だけ?じゃ止めようぜ」
「何言ってるんだよ今日はミッチリしごいてやるからな二時に待ってるぞ」
と言ってガチャっと切れた。信二ははき捨てるように「チ!」と舌打ちをした。
(せめてむこうの奥さんのアンダースコート姿だけでも拝めると思ってたのに・・)
信二は失望した。が、次の瞬間信二の頭にあることがひらめいた。
(この場合、俺が急用で行けなくなったらどうなる・・・?)
信二の脳裏に逞しい杉野が華奢な佐和子の背後から手をとりウェストに手を廻しながら教えている姿が浮かんだ。
「これだ!」
信二は手を叩いた。

信二は一時半を時計の針が回るのを待ち、佐和子の携帯に連絡した。
「ごめん!急に得意先からクレームが入って行けなくなった!」
といかにも焦っているような声を出した。
「ちょ、待って!杉野さんは夫婦で来るのに私はどうするのよ」
と佐和子が言った。信二はあえて杉野の奥さんが来れなくなった事を伝えなかった。
「大丈夫、今回は顔見せだけだから俺と杉野夫婦は面識があるんだしいいだろ?」
と信二が諭した。

「いいって・・あなたの運動の為なのに・・」
と佐和子が言いかけたところで
「あ、ごめん!すぐ行かないと駄目なんだ杉野に○○社からのクレームって言えば分かるから」
と言って切った。佐和子が「あ、ちょっと待って」と言った時には既に携帯からは「ツーツー」という音しか聞こえなかった。佐和子は口を膨らませ「もうっ」と言って憤慨した。

時計を見ると既に二時になっていた、前にスポーツカータイプの車が止まるとウインドウが開いて
「やぁ、待ちましたか?」
と精悍な杉野の笑顔がのぞいた。
「いえ、ただ主人が急用で」
と事の成り行きを杉野に説明した。
「○○社かぁ・・やっぱ問題起こすんだよないつもあそこは・・」
と杉野は顔をしかめた。どうやら杉野も知っている問題有りの会社らしい。
「でもまずいな、うちも妻が来ないから」
と言った。

「え、奥様いらっしゃらないの?」
とびっくりして佐和子が問い返す。
「あれ、高山には、さっき言っておいたんだけどな」
と首をひねった。
「もう何も言わないで切るんだから」
と佐和子はまた怒りがぶり返したように口を尖らせた。
「これじゃまるで僕らが夫婦みたいだね」
と杉野はしれっと言った。佐和子も負けずに
「本当ね、たまには違う夫もいいかしら」とふざけていった。

「ま、今日は簡単な素振り程度にしておきましょう。いきなりだと身体こわしちゃいますから」
と軽く佐和子の肩を抱くとクラブの入口に招いた。何人かの子供が中でたむろっていて「杉野先生こんにちはー!」と元気良く挨拶をした。
「まぁ、先生だって」
とちょっとからかうように杉野を見た。

杉野は照れくさそうに
「いや、週末だけちょこっと教えているだけですよ」
と言って笑った。
(学生時代はきっと、もてたんだろうな・・)
杉野の嫌味のないかっこうの良さに少し佐和子もときめいた。ふと、また脳裏にこの間の情事が浮かぶ、杉野は怪訝そうに
「どうしたんです?」
と心配そうに佐和子を見た。佐和子はうつむいて
「いえ・・何でも」
と口ごもった。今目の前にある精悍な男に私は抱かれた・・それがなかなか脳裏から離れなかった。

その時信二は、いそいそと車でテニスクラブへ向かっていた。ノートパソコンで位置を確認する。たしかに佐和子はクラブに到着しているようだ・・・って
(最初から行き場所が分かってるんだったら意味ないじゃないか!)
と自分でつっこんでパソコンを閉じた。
(40万有ったら・・・)
未だに未練たらしく信二は無駄な買い物を呪っていた。
(だからこそ今日は妻が不倫してもらわなければ困る)
と理不尽に考えていた。

社用の車なのですぐバレないように、ちょっと離れた所に置き金網越しにテニスコートを見た。
「うーん、結構いるな・・ええい!ガキはいいんだガキは」
と一人でつぶやいた。
「お!」
と信二はずり落ちかけたメガネを上げると若いピチピチの女性の太股に釘付けになった。既に股間が熱い。走るたびに揺れる太股と胸をしばらく見ていた。たまらず信二は股間をギュっと押さえた。

と、その時見慣れたカップルを発見した。杉野と佐和子だった。ラケットを持って素振りの練習をしている・・。
(ぷ、以外と様になってないな・・)
と佐和子のおぼつかないフォームに信二はクスリと笑った。が、スタイルは良い。後ろにポニーテールにしばると、三才の子供が居るとは思えない若さだ。

信二の想像通り、杉野は佐和子の細い腰に手をあて手首を掴んで素振りの指導をしている。

佐和子は背後からの杉野の吐息を感じ厭らしい気持ちを隠しきれない。その為に腰が揺れてしまい、フォームがおぼつかなかいのだ。

(やだ、どうしよう・・変な気持ちになってきちゃう)
佐和子のヒップは自分の気持ちとは反して杉野の股間のあたりで上下に揺れた。
「お、奥さん・・そんなにしたら起っちゃいますよ・・」
小声で杉野が佐和子に言った。
「ご、ごめんなさい、でも何か体が反応してしまって・・」
佐和子はピッチリめの短パンの尻をクイックイッと杉野の膨らみ始めたペニスに沿って揺れた。

「あ、あ、あ、駄目ですよほんと奥さん、もうちょっと人目の引かないところに行かないと・・あそこで練習をしましょう・・」
杉野は佐和子の手を引いて物置のようなプレハブの裏に入って行った。

オペラグラスで一部始終を見ていた信二は興奮で手元がガクガクと揺れた。
(あれはどう見てもお互いに感じ合っている行為・・)
そして物陰に隠れたという事は、何を意味するのかを察して、既に信二の勃起は爆発しそうだった。

信二は、慌ててプレハブの方に向かう。見ると杉野が背後から佐和子の腰を抱き抱えていた。が、そこからじゃ遠くて良く見えないし、振り向かれたら一貫の終わりだ。信二はもう一回プレハブの表にまわり、そうっとドアを開けてみた。そこはほとんど使われていないらしく埃が降ってきた、古くなったラケットやネットが汚らしく散乱している。信二はそうっと忍び込み、杉野と佐和子が情事に及んでいる側の壁面を見た。小さな小窓が着いている。

幸いそこが少し開いていた。そこから信二は表を覗いてみる。何と目の前に重なり合う二人の体があった。一瞬気付かれたと思ったが、どうやらプレハブ内が真っ暗なので表からは中が見えないようだ。
「さぁ奥さん、ここならいくら押しつけてもいいですよ・・」
杉野が高揚した声で言っている。

「え、えぇ・・」
佐和子は苦しそうにヒップを杉野の股間に押しつけた。
「あー気持ち良い。奥さんこれだけでもイキそうだ」
杉野はめくり上がった佐和子のTシャツの中に手を入れ胸を揉みしだいいる。信二はズボンから自分のペニスを取り出ししごきだした。外からは無邪気にはしゃぐ子供達の声が聞こえた。純粋な子供達の歓声が淫らな二人の行為を更に引き立たせていた。

佐和子はもじもじと杉野の股間にめがけ揺する。その動きに合わせて落ち葉がカサカサと鳴った。杉野はたまらなくなったのか、佐和子のショートパンツを下ろした。佐和子の柔らかそうな尻が木漏れ日に照らされていっそう白く光っている。杉野は前をおろし、ペニスを佐和子の割れ目にあてがおうとした。

それに気づき、やっと佐和子は正気を取り戻したようだ。
「だ、駄目よ杉野さん。私達もう二度と同じ過ちを犯さないって言ったじゃない」
佐和子はそう言うと杉野の股間から自分の尻を離そうとした。が、一度火が点いた男の性欲はそうたやすく止められない。
「お、奥さんここまできてそれはないですよ」
と苦しそうに言って。
佐和子の腰が逃げないようにガッシリと抱えた。

「だ、だめ・・お願い。ゆるして・・」
佐和子がもがいた。しかし、ガッシリした肉体の杉野と華奢な佐和子で力の差が明白だった。杉野は逃げようとする佐和子の腰を強引に引き戻し佐和子の体を金網に押し付けた。
「だ、だめ・・だめ・・」
佐和子が首を振る。だが杉野は聞く耳をもたず自分のペニスを無闇に佐和子の尻に押し付けた。

信二はこの淫夢の万華鏡のような光景に目まいがした。
(妻が最後になって理性を取り戻し、自分に対する貞操を守ろうという気持ちは嬉しかったし、頑張って逃げてほしい気持ちと、いやこのまま最後までいかなければ行き所の無い自分の性欲が爆発しそうだ)
という理性と邪念が交錯した。その間にも杉野はギシギシと佐和子を金網に押し付け、今にも思いを遂げそうだった。

とうとう佐和子は手をかけていた金網から崩れ落ち、地面に上半身が突っ伏してしまった。佐和子のポニーテールは解け髪の毛が乱れている。
杉野は有り余る力で強引に佐和子の尻を引きずり上げた。そして自分のペニスを掴むと、やおら佐和子の割れ目にあてがった。渾身の力で突き抜く。
「あ・・あー!あっ!」
佐和子のかすれた声がプレハブ裏の小さな空間に響いた。

信二は体を乗り出しその瞬間を凝視した。今にも股間が爆発しそうでギュと股間を押えて射精を耐えた。しかしそれにしても何という光景だろう、信二の脳裏に電気屋の店主の言葉が脳裏をよぎった。
(奥さんの寝取られる所なんか覗いたら二度とAVなんか見なくなるよ)
その通りだと信二は思った。

やっと思いを遂げた杉野は佐和子の暖かみに包まれた快感で、
「お、お、おー・・」
と体を反らせ満足そうな声をあげた。
「奥さん、奥さんのあそこは最高ですよ・・」
そう言うと腰を回転させペニスで佐和子の膣の感触を味わった。
佐和子は乱れだ髪をかき上げ
「う、うん私も気持ちいい」
と素直に応えた。

チョップチョップ・・。と粘液が擦れ合う音が信二の耳にも聞こえる。信二は佐和子がもはや理性を失い自ら腰を迎えて杉野の肉棒の感触を味わっている光景に目が眩みそうそうだった。
(やめろ!やめろ!そんな奴の体をむさぼるなんて・・お前は俺の妻じゃないか!)
今自分が飛び出して行って殴ってやろうかとう衝動をかきたてられるが裏腹に信二は自分のペニスに刺激を与え続けた。

杉野は猛り狂った肉食獣のように
「うぉーおぉー・・」
と唸り声をあげ佐和子の尻にパンパン!と突き立てた。
「あぁ、奥さんいきそうだ・・出そうだ・・!」
「だ、駄目!中に出しちゃイヤ!」
佐和子が嘆願する。聞こえているのかいないのか杉野は返事をせず更に強い勢いで佐和子を貫いた。ピシャンピシャン!と音をたてて佐和子の柔らかい尻肉がひしゃげた。
「かっ!あっ!いっぐ、いくいく・・奥さん・・!」
杉野が悶絶の表情を浮かべる。
「いや、駄目、外に!」
佐和子が悲鳴を上げる。

杉野は一際強く突き上げると、砲身を引き抜き二度三度と佐和子の尻の上でペニスをしごいた。すると白濁色の液体がドボドボと佐和子の尻やめくり上がった背中に盛り上がった。
信二はその思いがけない杉野の精液の量に驚愕した。
(俺の三倍は出てる・・)
杉野の精液はブクブクと泡を立て佐和子の太腿を流れ落ちた。杉野はハァハァと荒い息をつき
「奥さんあなたは最高だ・・」
と言って名残り惜しそうに佐和子の尻を撫でた。

そして、佐和子の尻や背中に溜まった自分の精液を指で塗りたくった。それに気づいた佐和子は振り向き
「なにしてるのよ、もうっ」
と上目使いで照れくさそうに杉野の胸を突付いた。杉野は悪戯そうに
「精液はタンパク質だから肌にいいんだよ」
と言って笑った。
「何を言ってるのよ」
と言って佐和子は自分の服装を整え始めた。気づくとプレハブの窓が開いている。杉野はハッとして中を覗いたが幸い誰も居なかった。杉野は気づかなかったがプレハブの床には信二の欲情の痕跡がしっかりと残されていた。

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