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代理出産

 代理出産、というのをご存じでしょうか。

 妊娠・出産ができない妻の代わりに子供を産む、なんとも想像し難い話です。
 妻が彼等を連れてきたのは秋が終わり冬が始まる頃でしたでしょうか。

 優しそうな男性と明るそうな女性、妻とは町内会の集まりで知り合ったそうです。
 彼等夫婦は悩んでいました、そう奥さんが赤ん坊のできない体だったからです。
 その相談のため彼等は私達のところにやってきたそうです、生憎と
私達夫婦はそういった話に疎いもので旦那さんの必死のお願いや奥さんの涙で
代理出産を引き受けることにしました。
 三日後、妻は彼等夫婦の家に行くことになりました、代理出産のためです。
 私は少し疑問に思いました、いくら代理出産といえど自分の妻と見知らぬ男が
体を重ねる、しかし相手の奥さんに「私も辛いんです、だけどそれよりも強く
赤ちゃんが欲しいという気持ちがあるんです」そう言われるとそれ以上何も言えませんでした。

 妻が出ていってから一ヶ月ほどが経ち、ふとテレビを見ているとちょうど
代理出産についての特集をやっていました、そしてその内容を見て私は驚愕しました。


 テレビを消すのも家の鍵を掛けるのも忘れ私は一目散に妻のいる彼等夫婦の家へ向かいます。
 家の前までつくとその時ちょうど奥さんが出てきたところで私は思わず
奥さんに掴み掛かりました「話が違う!」 私の叫びに奥さん・・・いえ、この
女は鼻で笑いながら「もう遅いわよ」そう告げてどこかに行ってしまいました。
 私は女は追わず妻の元へと家へと入ります、玄関の鍵は開いていました。
 家中を探し二階のベッドルームらしき場所を発見しました、しかしいざとなると
怖くなってしまい私は息を潜めゆっくりと扉を開けてしまいます。
 落ち着いてくると部屋から聞こえてくる声に気付きます、多分妻でしょう、しかし
その声は私と寝ているときでは信じられないほど妖艶で淫靡なものでした。
『ほら、いつものように言ってごらん』
 旦那さん・・・いや、男の声が聞こえます。
『ぁはぁ・・んぅ・・あの人より大きくて・・固いモノを下さぁぃ・・』
 それは間違いなく妻の声でした。
『誰のをだい?』
『ぁぁ・・あの人より上手で気持ちいい・・あなた様のですぅ・・』
 怒りなのか悲しみなのか、私は思いっきり部屋に入りました。


 男は慌てるでもなく私を見ながら妻へと挿入をし激しく腰を動かします、そして
「なんだ来てたんですか」そう笑顔で私に言いました、私が「ふざけるな!」
そう叫ぶと男は「なんだやっと気付いたのか」女のように私を嘲笑いました。
 私の声に気付いた妻は途切れ途切れの声で「違う・・のよっ・・んっ・・これはぁあっ・・代理
出産のぉおっ・・ためなんだからぁぁ・・」そう笑顔で言います。
 そして私が硬直している前で男は妻に中出しをし、妻は豪快に果てました。

 訴えようとする私を男に徹底的に仕込まれた妻は止めました、実際
妻が被害を認めないと事件にはならないと言われ、私は納得してしまいました。
 今考えればその時相談した弁護士も怪しかった気がします。
 そして一年が過ぎようとした頃でしょうか、妻から一本の電話が入りました。

『私、代理母としてこの子が大人になるまで育てるから』

 最初意味が理解できず、分かったときには電話は切られていました。

 後で知ったことですが私と同じ被害にあった人がいてホームページで
被害者の会まであるそうです。

 おわり

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