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表舞台(舞台裏>>別視点兼続きです)

青鷺さんがいない。
ここ数日の間僕、蕨清明(わらびせいめい)の恋人の青鷺宮(あおさぎみや)さんの姿を見ない。
と、いうよりも僕が彼女に告白をして、OKをもらった日から彼女を見ない。
学校には来ていないし、携帯にもつながらない。
焦りばかりが募る中、DVDが送られてきた。
送り主は青鷺宮、青鷺さんだ。
手掛かりになるのではないかと思い、急いでDVDを再生させた。
真っ白い部屋が映る。
そこには、鎖に繋がれた女の子。
日焼けした健康そうな肌に、短く切った明るい茶色の髪。
全体的にすらりとした体であるけれど、ボリュームのある胸。
だけど、彼女の目はどんよりと濁っていた。
青鷺さんだ…
「どうして…?」
一体何があったのだろう。
そこに、中年ぐらいの男が入ってくる。
上半身が裸で、弛んだ脂肪を揺らしながら歩いてくる。
『グフフ、宮ちゃん、ご主人様が来たよぉ』
いやらしく嗤う男。
すると、表情を輝かせる青鷺さん。
『ご主人様!ご主人様!みやに逞しいの頂戴!』
立ち上がって駆け寄ろうとするが、鎖に阻まれ転ぶ。
『何をそんなに焦ってるんだい?、宮ちゃん…ご主人様は逃げないよぉ』


「えっ…?」
そういって、ペニスを出す男。
『ああっ、早くぅ!早くぅ!』
期待に目を輝かせる青鷺さん。
そんな彼女を乱暴に押し倒し、挿入する。
「う…そだ…」
『いいっ、いいですぅ、もっとぉ、もっとお願いしますぅっ!』
『くっ、まったく、淫乱な、お嬢ちゃんだな』
男は青鷺さんの胸を鷲づかみにしながら乱暴に青鷺さんを突き続ける。
涎を垂らしながら、焦点の合わない瞳で腰を振り続ける青鷺さん。
『はいいっ、淫乱な雌豚にご褒美をくださいいっ!ご主人様ぁっ』
『はいはい、ほらよ、ご褒美の、ザーメンだ』
そう言って、彼女のお腹に射精する男。
彼女が、汚れさていく…
「どう…して…」
彼女は自分のお腹に付いた精液を手にすくい、あちこちに塗りたくる。
胸、頭、口、腕、そして特に念入りに、股間の辺りを。
『ああっ、ありがとうございますうっ、孕んじゃう、孕んじゃう、みや孕んじゃううっ!』
『腹ボテに、なっても、楽しませて、くれるよ、なあ!』
いやらしい笑みを浮かべながら青鷺さんを激しく突く男。
『はいいっ、みやはご主人様の雌豚ですぅっ』
『ほら、続き行くぞ、雌豚の宮ちゃん』
また、青鷺さんの中にペニスを挿入し、腰を振る。
『あんっ、いいっ…もう、らめぇ…』


と、そこで、腰の動きを止める男。
ただ、その手は青鷺さんの豊かな胸をいやらしい手つきで揉み続ける。
『あん…ご主人さまぁ…?』
不思議そうに男を見る青鷺さん。
『そういえば、宮ちゃんには恋人がいるんだよなぁ?』
僕の、ことか…?
『えっ…?』
『恋人がいるのにこんなことをしちゃあいけないよなあ?』
『いやああああああああああ!!』
絶叫する青鷺さん。
『ペニス、ペニス欲しい!無いとダメ!みや死んじゃう!!ザーメン頂戴!!』
『でもなぁ、恋人に悪いだろう?』
半狂乱になる青鷺さんに意地悪く嗤う男。
『いない!いない!そんなのいない!!頂戴!ご褒美頂戴!!』
「そ…そん…な…」
『じゃあ、ちゃんとお願いするんだよぉ』
『みやは雌豚ですっ!ご主人様の僕ですっ!いやらしい雌豚にご褒美を下さいいっ!!』
悲痛な声で懇願する青鷺さん。
『いい子だねぇ…宮ちゃん!』
そういって、激しく腰を振る男。
『もっと!モット!みやを、イカセてぇ!!』
「あ…あ…」
狂ったように叫ぶ青鷺さん。
DVDはまだ続いている。
でも、僕の心はそれ以上の内容を受け入れるのを拒み、
「うっ…ああ…」
僕の意識は暗闇に沈んだ。


暖かい…
目を覚ますと頭に心地よい感触とよく知った顔。
「ゆうなぎちゃん…?うわっ!」
目の前には幼馴染のゆうなぎちゃんが僕に膝枕をしていた。
「あんたね…わたしがせっかく来てあげたのに、スケベなビデオ見てお寝んねしてるとはいい度胸じゃない?」
彼女は意地悪そうに笑って言う。
僕は、思い出す。
「違…うっ…あっ…うう…」
「ちょっと、どうしたの!?」
嗚咽を漏らす僕に彼女が驚いたように聞く。
しばらくして、僕は説明する。
「ふうん、要するにあんたは捨てられたのね」
彼女は容赦ない。
「そ…そんな…」
「こんなビデオ送っておいて、まだ向こうがあんたのこと好きだとおもってたの?」
呆れたように言う彼女。
「で…でも…グス…」
「男が泣くな!あんたいつもへらへら笑ってるでしょ!?」
「いたっ」
彼女に殴られたがそう言われても、いつも通りは無理だ。
「まったく…しょうがないわね…」
彼女は困ったように言った。
彼女は優しい。
ちょっと口が悪いけれど、『し、仕方ないわね!』と言いつつ僕を助けてくれる。
今回も失恋した僕を慰めようとしているのだろう。
それでも…今回ばかりは泣き続ける僕。
「うっ…ぐす……んむう!?」
唐突に彼女にキスされた。
「んむ…ほら、あんた、責任取りなさい!」
「せき…にん…?」
「わたしのファーストキスを奪った責任よ!」
「それは…ゆうなぎちゃんが…」
「言い訳?」
「いや…その…」
「それにあんた『ゆうなぎちゃんのお婿さんになる!』って言ったでしょう!?」
「いや…ゆうなぎちゃんをお嫁さんにするとは言ったけど…アダッ」
また、叩かれる。
それにその話は幼稚園の頃の話だ。
「と・に・か・く。あんたはわたしに付いて来ればいいのよ!」
「う…うん」
やっぱり、彼女は優しい。
幼稚園の頃のことも覚えていてくれた。
「じゃあ、始めるわよ」
彼女はニヤリと笑う。
そして服を脱ぎ始める。
「えっ…待って…」
「なっ何よ!」
彼女の顔が心なしか赤い。


「そんな、いきなり…」
「あんたも脱ぐのよ!」
彼女に押し倒され、服を脱がされていく僕。
「へぇ…あんた、何だかんだ言ってヤリたいんじゃない」
押し倒したまま、僕のペニスを見てあざ笑う彼女。
そう言いながら彼女も服を脱いでいく。
服を脱いだ彼女を見る。
細く白い体。そして、流れるような濡れ羽色の髪。
胸の膨らみは青鷺さんに比べると負けるがそれでも女性を感じさせる。
「あんた、今変なこと考えなかった!?」
「…そんなことないよ!」
時々思うけど、彼女は心が読めるのだろうか?
僕を睨み付けるが、
「フン…いいわ」
と追求を止める。
彼女の体を見ているとDVDを思い出す。
青鷺さんを胸を揉みながら激しく突く男。
青鷺さんは…でも、ゆうなぎちゃんはここにいる。
「ゆうなぎちゃん!」
「えっ…きゃあ!」
彼女を押し倒す。
その胸を乱暴につかんで揉みしだく。
そして、乳首に吸い付く。
「やっ…ん…ちょっと…あん…」
彼女は感じている!
いつも、乱暴で、僕よりしっかりしているゆうなぎちゃんが。
「ゆうなぎちゃん!ゆうなぎちゃん!」
そう言って、凶暴に猛っているペニスを彼女に突き刺そうとする。
なかなか入らない。
「ああっ…やっ…やめなさ…やん」
やった、入った!
そのことに感動し彼女の中を突き進む。
「あん…やめ…痛い!」
ペニスを入れていくと彼女は痛みを訴えだした。
それでも僕は快楽を求めることを止めない。
「イイよ!ゆうなぎちゃん!イイよ!もっと!もっと、したいんだ!」
彼女は僕のモノだ!誰にも渡さない!
「イギ…痛い!やめな、さい…よ…!痛…やめて…お願…い」
「ゆうなぎちゃん!僕の、ゆうなぎちゃん!」
涙を流す彼女。
今はそのことすら僕を興奮させる。
僕は構わずに激しく突き続ける。
「イクよ!ゆうなぎ、ちゃん!」
「痛い…やめて…痛…う」
彼女の中に欲望を解き放つ。
その快感にうっとりする僕。
「最高だよ…ゆうなぎちゃん…」


しかし、しばらくして
「せ・い・め・い・く・ん?」
「あっ…その…」
「ふざけんじゃないわよ!」
上にいた僕を跳ね除け怒り狂う彼女。
そして、また押し倒される。
「あんた、何様のつもり!?わたしに痛い思いさせておいて『最高だよ』?一遍死になさい!」
そう言って彼女に殴られた。
「ご…ごめんなさい…」
「おまけに『ぼくのゆうなぎちゃん』…?逆よ!あんたがわたしのモノなのよ!」
「そ…そんな…」
「まあ、いいわ。許してあげる」
どこか意地悪く笑う彼女。
「あ…ありがとうございます」
「そのかわり…」
彼女は目つきを鋭くして、
「他の女に尻尾振ったら…」
「振ったら?」
彼女の瞳がギラギラと輝く。
「…殺すわ…!」
「そんなことしないよ!」
今の僕には彼女だけでいい。
でも、冗談でもそういうのはやめて欲しい。
「ゆうなぎちゃん…」
そういえばまだ言っていない。
「なによ?」
「あ、愛してる!」
「なっ…あい……まあ、当然ね。私も…あんたのことを、あ、あ、愛してあげるわ…感謝しなさい!」
赤くなってそう言った彼女は、可愛かった。
「ありがとう、ゆうなぎちゃん」
「それと…」
「な、何…?」
「今度は、わたしを、そ、その…き、気持ちよくさせなさい!」

この日、僕は恋人を失った。
そして、新しい恋人ができた。
彼女はちょっと怒りっぽくて乱暴だ。
だけど、優しい。
僕は、彼女を愛してる。

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