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嫁の彩たんが寝てる間に -5-

店のカウンターに彩はいた。
久しぶりの彩の私服。店の照明のせいか、以前より大人っぽく見えた。
相変わらずのスタイル。長袖の白いTシャツを押し上げた胸。
少しドキドキした。
俺は黙って、彩の隣に座った。生ビールを頼む。
彩「来てくれてありがとう。来てくれないかもと思ってた」
俺「今日はバイト遅くまでありがとう。ほんと助かった」
彩「ほんと今日は大変だったね」
当り障りの無い話が続く。

限られた時間であることを思い出し、思い切って話題を変えた。
俺「今日はどうした?何かあったか?」
彩「・・・・・」
俺「美里(彩の友達)がなんか彩落ち込んでいるみたいって言ってたよ」
彩(ぼそぼそと)「実は大阪行ってきたんだ」
また、胸が苦しくなった。

聞きたくないけど、聞きたかった。
俺「どうだったの?」
彩は少しずつ大阪のことを話し出した。

1週間ほど前に遡る。

彩は新大阪の駅にいた。小林が迎えに来る。
1ヶ月ぶりの再会に彩は少しだけ胸が躍った。
迎えに来たのは小林だけでなかった。もう一人の同期、中村も一緒だった。
彩は中村のことは余りよく知らなかった。
旅行中もほとんど一緒に行動することはなかったし、飲み会等でもほとんど
話をしたことが無かった。
彩は、小林一人ではないことに少し落胆していた。

小林と中村は大阪が初めてという彩をいろいろなところに連れて行って
くれた。あまり憶えていないが、道頓堀とか通天閣とか行ったんだと思う。
夕食は3人でお好み焼きを食べながら、飲んだそうだ。
彩は小林と二人で話したかったが、中村は帰る様子は無い。
小林の会話は当り障りの無い話ばかりだった。

ただ気になったのは中村の彩を見る目が少しいやらしい感じがしたこと。
その日の彩の服装は、少し大胆だった。
Vネックの白のサマーセーターに少し短めの黒のミニスカート。
服の上からも彩のスタイルの良さが十分うかがえる服装だった。
何度か、彩の胸元を舐めまわすように見ている中村と視線が合った。
中村はその度に視線を不自然に宙に彷徨わせた。

食事をしながら、これからどうするかという話になった。
彩は次の日の朝すぐ東京に帰れるように新大阪のホテルを予約していた。
「俺んちこっからそんなに遠くないから、俺んちで飲み直すか」
と小林が提案した。

彩は小林の家に行くことに若干の不安を感じた。
今回大阪へ来たのは、自分の気持ちと小林の気持ちを確かめることが目的
なのだ。小林とは今回は深い関係になってはいけない。
そう思って、先にホテルの予約もしたのだ。
小林の家に行って、自分を失わずにいられるだろうか。
そんな思いが彩の頭を駆け巡った。

そんな彩を見透かすように
「俺んち彩のホテルとの間にあるから、後で車で送っていったるから」
「それに中村も一緒や」と小林。
彩はほっとすると同時にまた中村が一緒であることに若干の苛立ちを感じた。
未だ目的を果たさずして、東京に帰るわけにもいかない。
彩は小林の提案に従った。
三人は途中のコンビニでお酒とおつまみを買い小林の家に向かった。

大阪の小林のマンション。
彩と小林と中村の3人がワインを飲みながら、雑談している。
六畳のワンルームだが、ものが多いせいかとても狭く感じる。
彩は小林と二人で話をし、小林の気持ちを確かめたかったが、
中村は帰る素振りどころか、今日は小林の部屋に泊まるつもりでいるようだ。

彩と中村が隣りあわせで床に座り、小林はベッドに腰掛けている。
時折、話をしながら中村が身体を密着させてくるのが気になった。
小林「そう言えば、この間の旅行の写真できあがっているけど見る?」
彩、中村「見る見る!」
小林、30枚くらいの写真を分けて二人に渡す。
写真を見ながら、旅行の思い出話で盛り上がる。
「おおっ!」中村の写真を捲る手が止まる。

その写真を覗き込む彩。そこには白とブルーのストライプのビキニを着た
彩が写っている。
中村「彩ちゃんのおっぱいでかいよな」
彩「やめてよ!」中村から写真を取り上げようとするが、中村が仰け反り
ながら手を上げてかわす。そのとき彩の胸が中村の肘に触れた。
中村「おおっすげ-弾力!」
彩は思わず自分の胸を押さえる。
中村「ビーチじゃ、彩ちゃんのおっぱいの話題でもちきりだったよな」
彩「もーやめてよ」
中村「小林、俺にもこの写真焼きまわししてくれ!ネタにするから」

彩は嫌がったが、結局その写真は中村が持ち帰ることになった。
そんな感じで時間も進み、ワインボトルの2本目が空いた。
彩も小林もそれほど飲んではなく、ほとんど中村が飲んでおり、
中村はほぼ出来上がっている状態だった。
このころから中村は露骨に彩に密着してきた。

肩越しに彩のVネックのセーターの胸元を覗き込む中村。
中村「俺も彩ちゃんのおっぱい見たいな~」
酔っ払って呂律の回らない口調。
彩「えっ?」
中村「小林!お前一人で彩ちゃんを独占するなんてずるいぞ!」
小林の方を見る彩。苦笑いしている小林。

中村「彩ちゃん、小林とやっちゃったんだって?」
彩「・・・・・」
酔っ払って呂律の回らなくなった中村はさらに彩に絡んでくる。
中村「彩ちゃん、小林とのエッチどうだった?」
彩「・・・・・」
中村(彩のビキニの写真を見ながら)
「この中身を小林が知ってるなんて、悔しい!エッチな身体だよな」
突然、中村が彩の胸を服の上から触った。
彩「いやっ!」
両手で中村の手を払いのけ、胸を隠す。
中村「おっ、柔らけ~」
小林「中村、やめとけ!」
小林が彩と中村の間に割って入る。

小林「彩ちゃんごめん。こいつ酔っ払ってるだけだから」
小林は酔っ払った中村をベットに寝かしつける。
中村はすぐに大人しくなり、スース-と寝息を立て始めた。
彩「中村君に話したの?」
小林「悪りぃ。うれしくて、つい中村に話しちまったんだ」
彩「深くまで話さなくてもいいのに・・・・・」
小林「中村がねほりはほり聞いてくるんでつい」
彩「やだなっもう」

小林「実は中村さぁ、彩のこと好きだったんだよ」
彩「えっ?」
小林「今日も彩が東京から来る話をしたら、会わせろってきかなかったんだ」
彩「でも私、中村君のことは・・・・・」
小林「悪りぃ、こんな話するつもりはなかったんや」
彩「・・・・・」
暫し沈黙。
小林「やっと二人きりになったな」

彩の側に座る小林。キスをしようとする。
拒む彩。
小林「どうした?俺に会いにきてくれたんやろ?」
再びキスをしようとする。
今度は抵抗しない。
彩「・・・・・(何か違う)」
小林、彩の胸を触る。無抵抗の彩。
彩「・・・・・(何か違う)」
彩の胸を触る小林の手がだんだん激しくなる。

小林、彩のサマーセーターを捲り上げる。
黄色いフルカップのブラに包まれた彩の豊満な胸が顔を出した。
彩(セーターを押さえながら)
「やめて、中村君が起きるでしょ!」
小林(ブラ越しに胸をさわりながら)
「あんだけ、しこたま飲みよったら起きやせんよ!」
小林、ブラの上から乳首の位置あたりを執拗に攻める。
彩「やだっ」

小林、彩のブラを上にずらそうとするが、彩の胸が大きくてずれない。
彩「中村君が起きちゃうよ!」
小林、無言で彩の背中に手を回し、ブラのホックを外す。
ブラの下から、彩の豊満なおっぱいと少し大きめの薄いピンクの乳輪が
顔を出した。
小林「相変わらず、エッチなおっぱいやな」
彩「そんなこと言わないで」


さらに小林は彩のスカートの中に手を入れ、下半身を弄る。
彩は中村がいることが気になっていた。
ベットで寝ている中村の身体の向きがさっきまでは背中を向けていたのに、
こっち向きに変わっている。
小林「濡れてるやないか。彩はエッチやな」
彩「・・・・・(何か違う)」
小林(おっぱいを寝ている中村に見せつけるように持ち上げながら)
「これが中村が見たがっていた彩のエッチなおっぱいや」
その言葉に寝ているはずの中村が反応した気がした。

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