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嫁の彩たんが寝てる間に-23-

九州に配属になって1年が過ぎようとしていた。
智美との関係はその後順調で、週1回のデートが楽しくてしかたなかった。
デート夜は智美の身体に溺れた。
智美との身体の相性は良かったと思う。
ただ、たまに智美を抱きながら、智美の身体を通り過ぎてった男たちのことを考えた。

少しだけ興奮して燃える自分がいた。
そんな自分に嫌悪感を感じることもあったが、自分の趣向を認めつつもあった。

そんな中、支店に新人が配属されてきた。しかも智美のセクションに。
新人の名前は平山といった。体育会系のさわやかな男だった。
俺は平山と気が合って頻繁に一緒に飲みに行くようになった。
平山も同じセクションの先輩の石川よりも俺のほうを慕ってくれていた。
俺も平山をかわいがった。

ある日、支店の男5人くらいで飲んでいたとき、少し酔った平山が突然切り出した。

平山「智美さんって、付き合っている人いないんですよね?」
俺「突然どうした?」
平山「いないんだったら、俺、立候補しようと思ってるんです」
石川は苦笑いしている。
大橋「いないんじゃないのか。その後浮いた話は何も聞いてないよな。石川」
石川はさらに苦笑い。
平山「石川さん、智美さんと何かあったんですか?」
石川「なにもねーよ!」

大橋「石川のやつ、去年、智美に振られてるんだよ」
石川「言わなくてもいいじゃないですか」
平山「石川さん、今でも智美さんのこと好きなんですか?」
石川「もうなんともねーよ」
平山「ありがとうございます!」
『ありがとうってなんだよ』心の中でつぶやく俺。

他の男「それにしても智美のファンって多いよな」
平山「そんなにライバル多いのですか?」
他の男「智美に夢中なおじさん連中多いよな」


大橋「そういやうちの課長もこの間、智美が上がってきたときに
『あの子どこの子や?かわいいなぁ』って言ってたもんなぁ」
平山「皆さんはどうなんですか?」
大橋「まあ、あの乳はええけどなぁ。〇〇(俺)!」
俺「ええ、まぁ」ちょっと動揺した。
平山「智美さんって結構胸ありますよね」
他の男「ああ見えてもでかいらしいぞ!なあ石川!」
平山「石川さん、見たことあるのですか?」
他の男「石川、話してやれよ」

石川は少し自慢気に去年温泉で覗いた話をし始めた。
平山だけでなく、他の男たちも食いつくように話を聞いていた。
俺は、もう忘れろよ!と思いつつもいつも抱いている智美の身体に皆が興味をもっていることに対し、少しだけ優越感を感じずにはいられなかった。

平山は石川の話に目を爛々と輝かせながら聞き入っていた。
おまえもおっぱいフェチか。
この時、俺は平山に対しその程度しか思ってなかった。
後日、この男の存在が俺の人生に大きな影響を与えることになるなんて夢にも思っていなかった。
俺は、ほとんど石川の話は聞いておらず、焼酎を飲みながら、ぼんやりと
次の智美とのデートはどこに行こうかなんて呑気に考えていた。

それから数ヶ月は特に波風もなく、俺たちは順調な交際を続けていた。
・・・・・と思う。

特筆する出来事があるとすれば、支店の若手の男女で海に行った。
石川が企画したものだが、おそらく智美の水着姿見たさだと思う。
だが、智美は競泳用っぽい水着で、しかもTシャツを決して脱ごうとせず、
身体のラインをしっかりと隠していた。
海にも膝くらいまでしか入らず、ほとんどパラソルの下で座って過ごしていた。
それは、多くの男達を落胆させたに違いない。

一方、美由紀さんは結構大胆だった。
濃い赤色のビキニだったが、隠すこともなく、その胸元にはしっかりと
した谷間があった。

あながち自己申告Dカップはうそではないようだ。
俺は海で戯れながら、Dカップを意識せずにはいられなかった。
また、Bカップの愛ちゃんはピンクのビキニだった。
浜辺で砂遊びをしているときにブラが少し浮き気味だったので、
ビーチクが見えないだろうかと角度を変えてチャレンジしたが、
残念ながら拝むことはできなかった。

このような場では、俺と智美は一緒にいないよう心がけていた。
必然的に俺は他の女性と戯れていることが多くなり、
智美が座っているパラソルの下には、一緒に他の男が引っ切り無しに交代で座って話をしていた。
そのときはそんなに気にはならなかったが、今思えば平山が智美の隣りにいる時間は長かった気がする。

最後の方になって、あまりに智美が海に入らないため、他の女性陣が無理やり、波打ち際まで連れてきた。
一斉に男性陣が水を掛ける。

智美は逃げたが、一瞬にしてTシャツがびしょびしょに濡れた。
濡れて身体に張り付いたTシャツがちょっとエロかった。

そんな智美の姿を見ると抱きたくてしかたなかった。
その日も家に帰るとすぐ智美に電話した。
早く今日一日触れられなかった身体に思う存分触れたかった。
その思いを智美にたたきつけようと思っていた。
LuLuLu・・・・・・コールはするものの電話は繋がらない。

未だ着いていないんだ。
30分後、再び電話してみる。繋がらない。
1時間後、繋がらない。

期待が焦りに、そして怒りに変わっていく。
何してんだよ!イライラしている俺。
さらに1時間。智美からの連絡はない。
怒りは諦めに変わっていた。


夜の10時頃、ようやく智美から電話があった。
智美「ごめん。電話くれたよね」
俺「ああ、何してたんだよ?」
智美「帰りに平山君とご飯食べてた」
俺「平山と二人で?」
智美「うん。みんなを家まで送ってって、私が最後で、平山君、一人で夕飯食べるの嫌だから、少しだけつきあってと言われたから」
俺はイラっとした。
俺「そうなんだ。わかった。もういい」
智美「怒っているの?」
俺「べつに」

智美「今からそっちに行こうか?」
俺「もうおせーから、いいよ。じゃあな!」
電話を一方的に切る。意地っ張りな俺。
ほんとは来て欲しかった。
いいと言ったけど、智美は俺を察してこっちに来てくれるのではないか。
そんな自分の都合のいいことを考えた。
少しだけ期待して待っていたが、
その日、智美が俺のマンションに来ることはなかった。

コメント

これいつ終わんの?

このお話とって面白いです。次のお話待ってますhttp://blog65.fc2.com/image/icon/e/257.gif" alt="" width="14" height="15">!

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