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妻と先輩
- 2008/02/02
- 08:32
「あんたがもっと稼げばいいんでしょ!」
俺こと三和明義の小遣いUPの交渉はそんな妻の怒鳴り声とともに却下された。
家計は妻の三和美月が握っており、そこから俺の小遣いをもらっている。
俺こと三和明義の小遣いUPの交渉はそんな妻の怒鳴り声とともに却下された。
家計は妻の三和美月が握っており、そこから俺の小遣いをもらっている。
妻は専業主婦だが、俺に弁当をつくることも「忙しいのよ!」と言ってしてくれない。
もちろん今回の交渉にあたってそのことも言ったが、あっさり無視された。
そのため、小遣いをやりくりしてなんとか昼飯代を捻出すると、後に残るのは雀の涙。
会社の同僚との飲みにもほとんどいけない。
俺が何か悪いことをしたのだろうか?
「ってことなんですよ、先輩」
「はは、そりゃひどい奥さんだな」
なんとか、金があったのでその日は会社の先輩と飲みに行けたので俺の不満をぶちまけた。
先輩の秋田龍平さんには妻を紹介してもらったという恩もあるので失礼千万だが、言わずにはおけない。
「しかし、よくお前離婚しようと思わないな」
「それは…美月は家のことをやってもらってますし、別れようなんて」
と俺は言ったがそれは嘘だ。
実際、別れようとは思ったこともあるが、彼女は今妊娠しているのだ。
俺と美月の子が。
やはり、子育ては両親そろっていた方が良いと俺は思い、離婚を切り出すことを踏みとどまった。
「男は外で仕事、女は家で家事、か?そいつは今の世の中では男女差別だぜ?」
先輩は笑いながら言う。
俺としてはあまり笑える状況ではないが、愛想笑いを浮かべておく。
「だからお前付き合いが悪かったのか」
先輩は納得したように頷く。
「金がないとどうしようもないですからね」
俺は自虐的な笑みを浮かべる。
「まああれだ、世の中には過労で倒れる奴もいる。それにくらべりゃ美人の嫁さんもらってんだ。お前は幸せだよ」
確かにそうかもしれない。
美月は顔立ちも少しきついが美人と言えるし、プロポーションも良い。
天は二物を与えず、性格は良くなかったが…
「そうですね…そういうのと比べれば俺も幸せかもしれません」
先輩への愚痴はこれで終わり、今度は俺が先輩の愚痴を聞く役回りとなりその日の飲みは終わった。
それから一週間後、俺の人生を狂わす信じられない事件が起きた。
その日は仕事が早く終わり、家路についた。
家に帰ると見慣れない靴が置いてあり、不思議に思った。
誰か来ているのだろうか。
そのまま、玄関を通りリビングに入る。
いや、入ろうとした。
そこには妻がいた。
そして、妻に覆いかぶさる男も。
俺は驚きのあまり目が飛び出したのではないかと思ったほど、目を見開いた。
男は妻に激しく腰を突き入れている。
「あっ……ああん……いい…もっとぉ」
美月が甘えるように声をあげる。
俺には決して出したこともない声を。
そして、俺は次の台詞でさらに驚愕した。
「あん…龍平さん…もっとぉ…」
龍平、秋田先輩の名前ではないか。
よく見ると確かに妻を犯しているのは秋田先輩だ。
妻に朝連絡するのを忘れていたことを思い出す。
2人は互いに夢中で俺に気づかない。
「ホント、淫乱だな。美月は」
その声で、俺が勘違いしているかもしれないという可能性が消え去った。
先輩と美月が?
確かに先輩は今日休んでいた。
だが、旅行に行っていたのではないのか?
疑問が頭に渦巻く。
そんなことを他所に先輩と美月はさらに激しく己の体を求め合った。
「ああん!いい!凄い、凄い!私、おかしくなっちゃう!」
「そうだろ、いいだろ?」
俺は目の前の情景を夢だと信じたかった。
だが、それは決して醒めず、2人は達した。
「龍平さん、龍平さん、龍平さん!」
「美月、美月、イクぞ!」
先輩の精液が美月の中に注ぎこまれる。
そして、2人はぐったりとした。
先輩が優しい手つきで美月の髪を撫でている。
「やっぱり、龍平さんはいいわぁ」
うっとりとした口調で美月が語りかける。
「おいおい、旦那はどうなんだよ」
その声に美月が顔をしかめる。
「嫌よ、あんな男。触られるだけで吐き気がするわ。龍平さんに言われなきゃ結婚なんかしなかったわ」
心底嫌そうな口調で俺をこき下ろす。
一体、美月は何を言っているんだ。
「まあ、保険もかけたし、不審のないようにしないとな」
保険…?先輩の言葉に背筋が寒くなる。
一体、誰の保険だというのだ。
「そうよね、この前も小遣いを増やせだの、弁当を作れだの勝手なこと言ってたわ」
俺のことだろう。他に誰がいるというのだ。
「大丈夫、保険金をもらったら3人仲良く暮らそうな」
そう言いながら先輩は美月に微笑みかける。
その笑みは俺にとっては死刑宣告に等しかった。
しかし、3人とはどういうことだろう?
「あの馬鹿、あなたとの愛の結晶を自分の子種と勘違いしてるの。笑っちゃうわ」
そう言って美月はせせら笑う。
つまり、お腹の中の子供は俺と美月の子供ではなく先輩との子供なのか?
「自分の子供だって信じてるから、頑張って働いてくれてるんじゃないか。葬式の時はちゃんと泣けよ?」
「もちろん、夫を亡くした身寄りのない妻を演じて見せるわ」
ふふっと笑う美月。
なんということだろう。
「まあ、あんな男の葬式で泣くのは癪だけど」
美月の声がやたら遠くに聞こえる。
先輩は美月を抱きしめる。
「もう一回…しようか」
そう言って2人は再び愛を交わし始めた。
俺は、それらをただ見守るしかなかった。
終わり
もちろん今回の交渉にあたってそのことも言ったが、あっさり無視された。
そのため、小遣いをやりくりしてなんとか昼飯代を捻出すると、後に残るのは雀の涙。
会社の同僚との飲みにもほとんどいけない。
俺が何か悪いことをしたのだろうか?
「ってことなんですよ、先輩」
「はは、そりゃひどい奥さんだな」
なんとか、金があったのでその日は会社の先輩と飲みに行けたので俺の不満をぶちまけた。
先輩の秋田龍平さんには妻を紹介してもらったという恩もあるので失礼千万だが、言わずにはおけない。
「しかし、よくお前離婚しようと思わないな」
「それは…美月は家のことをやってもらってますし、別れようなんて」
と俺は言ったがそれは嘘だ。
実際、別れようとは思ったこともあるが、彼女は今妊娠しているのだ。
俺と美月の子が。
やはり、子育ては両親そろっていた方が良いと俺は思い、離婚を切り出すことを踏みとどまった。
「男は外で仕事、女は家で家事、か?そいつは今の世の中では男女差別だぜ?」
先輩は笑いながら言う。
俺としてはあまり笑える状況ではないが、愛想笑いを浮かべておく。
「だからお前付き合いが悪かったのか」
先輩は納得したように頷く。
「金がないとどうしようもないですからね」
俺は自虐的な笑みを浮かべる。
「まああれだ、世の中には過労で倒れる奴もいる。それにくらべりゃ美人の嫁さんもらってんだ。お前は幸せだよ」
確かにそうかもしれない。
美月は顔立ちも少しきついが美人と言えるし、プロポーションも良い。
天は二物を与えず、性格は良くなかったが…
「そうですね…そういうのと比べれば俺も幸せかもしれません」
先輩への愚痴はこれで終わり、今度は俺が先輩の愚痴を聞く役回りとなりその日の飲みは終わった。
それから一週間後、俺の人生を狂わす信じられない事件が起きた。
その日は仕事が早く終わり、家路についた。
家に帰ると見慣れない靴が置いてあり、不思議に思った。
誰か来ているのだろうか。
そのまま、玄関を通りリビングに入る。
いや、入ろうとした。
そこには妻がいた。
そして、妻に覆いかぶさる男も。
俺は驚きのあまり目が飛び出したのではないかと思ったほど、目を見開いた。
男は妻に激しく腰を突き入れている。
「あっ……ああん……いい…もっとぉ」
美月が甘えるように声をあげる。
俺には決して出したこともない声を。
そして、俺は次の台詞でさらに驚愕した。
「あん…龍平さん…もっとぉ…」
龍平、秋田先輩の名前ではないか。
よく見ると確かに妻を犯しているのは秋田先輩だ。
妻に朝連絡するのを忘れていたことを思い出す。
2人は互いに夢中で俺に気づかない。
「ホント、淫乱だな。美月は」
その声で、俺が勘違いしているかもしれないという可能性が消え去った。
先輩と美月が?
確かに先輩は今日休んでいた。
だが、旅行に行っていたのではないのか?
疑問が頭に渦巻く。
そんなことを他所に先輩と美月はさらに激しく己の体を求め合った。
「ああん!いい!凄い、凄い!私、おかしくなっちゃう!」
「そうだろ、いいだろ?」
俺は目の前の情景を夢だと信じたかった。
だが、それは決して醒めず、2人は達した。
「龍平さん、龍平さん、龍平さん!」
「美月、美月、イクぞ!」
先輩の精液が美月の中に注ぎこまれる。
そして、2人はぐったりとした。
先輩が優しい手つきで美月の髪を撫でている。
「やっぱり、龍平さんはいいわぁ」
うっとりとした口調で美月が語りかける。
「おいおい、旦那はどうなんだよ」
その声に美月が顔をしかめる。
「嫌よ、あんな男。触られるだけで吐き気がするわ。龍平さんに言われなきゃ結婚なんかしなかったわ」
心底嫌そうな口調で俺をこき下ろす。
一体、美月は何を言っているんだ。
「まあ、保険もかけたし、不審のないようにしないとな」
保険…?先輩の言葉に背筋が寒くなる。
一体、誰の保険だというのだ。
「そうよね、この前も小遣いを増やせだの、弁当を作れだの勝手なこと言ってたわ」
俺のことだろう。他に誰がいるというのだ。
「大丈夫、保険金をもらったら3人仲良く暮らそうな」
そう言いながら先輩は美月に微笑みかける。
その笑みは俺にとっては死刑宣告に等しかった。
しかし、3人とはどういうことだろう?
「あの馬鹿、あなたとの愛の結晶を自分の子種と勘違いしてるの。笑っちゃうわ」
そう言って美月はせせら笑う。
つまり、お腹の中の子供は俺と美月の子供ではなく先輩との子供なのか?
「自分の子供だって信じてるから、頑張って働いてくれてるんじゃないか。葬式の時はちゃんと泣けよ?」
「もちろん、夫を亡くした身寄りのない妻を演じて見せるわ」
ふふっと笑う美月。
なんということだろう。
「まあ、あんな男の葬式で泣くのは癪だけど」
美月の声がやたら遠くに聞こえる。
先輩は美月を抱きしめる。
「もう一回…しようか」
そう言って2人は再び愛を交わし始めた。
俺は、それらをただ見守るしかなかった。
終わり
コメント
スレ違いになるが、2人への復讐編を希望します(`ε´)
終わりかよっ
話はこれからだよな?
釣られてやる
復讐してくれ!
復讐してくれ!