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家庭教師の唯先生 その3

ぼんやりとした口調で唯が話す。
「この前は、唯さんの口で気持ちよくしてもらったよね、ありがとう」
勇人は笑顔を浮かべながら感謝を述べる。
その途端に、唯の顔に羞恥が浮かぶ。


「あ、あれは…」
自分がしたことを思い出し、顔を俯ける。
「今度は僕が唯さんを気持ちよくしたいんだ」
そう言いながらスカートを脱がせようとする。
「えっ?」
驚いた唯が勇人の手を掴む。
「勇人君、何をするの?」
「だから、唯さんに気持ちよくなってもらいたんだ」
勇人の言葉に唯の目が大きく開く。
「駄目よ、そんなこと…」
「唯さんが僕のを咥えてくれたんだから、僕が唯さんを気持ちよくしないと」
そう言ってスカートに手を伸ばす。
「駄目、駄目よ。勇人君」
首を横に振り、勇人を止めようとする。
「兄さんが裏切って他の女といるのに、何で唯さんは何もしないの?これは兄さんが裏切った仕返しだよ」
「仕返し?」
「そうだよ。兄さんのいないところで僕と気持ち良いことして、兄さんを見返すんだ」
唯の目を見つめて言う。
「そんな…」
その瞳が揺れる。
勇人はそんな唯に再びキスをすると甘い味がした。
そして、服をたくし上げて白いブラジャーごしに胸を弄る。
「ん……んちゅ……んむ…ああ…だめ」
キスから逃れようとする唯だが、その声も艶めいている。
その声が勇人をさらに興奮させる。
(また、直接おっぱい触りたいよ)
ブラジャーを外そうとする勇人。
しかし、なかなか外せず悪戦苦闘する。
だが、ホックをいじっているうちにプツンと外れた。
(やった!)
自分の手で外したことに感動を覚える。
露になった乳房と乳首。
そして、直に乳房の感触を堪能する。
以前にもしたが、何度しても心地よいものに勇人には思えた。


(たまんないよ…)
「んぁ……ああ……だめっ…いやっ」
唯の喘ぎ声が勇人に満足感を与える。
(唯さんも気持ち良いんじゃないか)
そのうち、乳首を口に含んだり舐めたりし始めた。
「ん…ああっ……あぁ……」
(よし…そろそろいいかな…)
唯のスカートを下ろす。
ショーツの色はブラジャーと同じ白。
「あっ…」
唯の声。だが、今回は止めようとしない。
(とうとう見れるんだ)
そのまま、ショーツもまたずり下ろす。
そして、割れ目の中に指を入れると、粘り気のある液体が指に付く。
その指を唯の前に持っていき
「ほら、唯さんも気持ちよくなってるんだよね?」
「違う…こんなことしちゃだめよ…」
「嘘ばっかり…」
そう言って勇人は唯の秘所を弄り始めた。
ひだになっている部分を撫でたり、筋に沿って指を這わせたりした。
そして、突起物に行き当たる。
(これがクリトリスかな?)
そこに触れてみる。
「あっ…」
ビクンと唯の体が震える。
そのまま、指で擦ってみたり摘んでみたりといろいろと弄り続ける。
「あぁっ……あん…はぁ……だ、駄目…あん…こんなこと…ああん」
「唯さんの嘘つき。こんなに体は悦んでるのに」
「そ、そんな」
唯の言葉を無視して、刺激を与え続ける。
唯がどんどん高ぶっていくのを感じる。
「あん……駄目……ああっ……いやっ、ああっ、やあっ、駄目ぇ、やあああああああああああああああああ!」
唯がイってしまった後には2人の荒い息遣いが残った。
「勇人君…私たち…なんてことを」
欲情の名残が残った声で悲しげに唯が呟く。
「兄さんが悪いんだよ。そう、兄さんが悪いんだ。ほら、僕もこんなに唯さんが欲しくなってるんだ」
そう言ってズボンを脱ぎ、下着を脱ぎ、自らの肉棒をさらす。
「勇人君…」
その声には多量の恐れと微かな期待が含まれているように勇人には感じられた。
「入れるよ、唯さん…」


「ああ…そんな、勇人君…」
唯を押し倒して、彼女の中に入ろうとする。
(なかなか入らないや)
焦りながら何とか唯の中に入ろうと試みる。
(入った!)
唯の中はたっぷりと濡れていて勇人を受け入れる準備が出来ていた。
彼女の中は温かく、優しく勇人を受け入れてくれた。
たっぷりとした唯の胸もまた、勇人を受け止めてくれている。
(気持ちいい…すぐ、出しちゃいそうだ…)
快楽の中で唯と一つになった感動が押し寄せる。
「唯さん、僕たち一つになれたんだよ…」
自らの喜びを言葉にする。
「健人…ごめんさい、許して…」
唯の発した言葉に勇人の嫉妬に火がついた。
(僕と一つになってるのに、兄さんのことなんか口にして…)
「ほらっ、唯さん、これでどう?」
そう言って勇人が腰を動かす。
出来る限り強く、激しく、唯の記憶に残るように。
「あっ…駄目っ……やん……そんな…健人…ああっ…許して…」
頭を激しく振り、唯が乱れる。
(もっと、もっとしないと)
喘ぐ唯に気を良くしてさらに腰の動きを激しくする。
「あっ、あぁん、はぁっ、ああっ、いやっ、やぁっ」
(もう、限界だ!)
勇人の肉棒がビクンと跳ねる。
ドクン、ドクンと唯の中に勇人の子種が入っていく。
「ああっ…駄目、駄目、駄目」
唯は魂が抜けたような声で「駄目」といい続けた。
勇人は唯の上に覆いかぶさる。
(やった…)
勇人の中に達成感が満ち溢れていく。
そして、同時にもっとしたかったと渇望が生まれていく。
子種を出し切ってしまった後、力強さを失った肉棒はそのまま、唯の中から抜けた。
(抜けちゃった…)
唯との結合が解かれたことにわずかに寂しさを覚える。
「勇人君…なんて事を…」
「兄さんだって、他所の女とこんなことしてるかもしれないんだよ…」
そう言いながら勇人は唯の胸を揉む。
自分の肉棒に活力が戻るのを感じる。


「やっ、あん」
(さっきは、すぐ終わっちゃったしな。でも、一回したから今度は長く持つはずだ…)
先ほどのことを思い出し、勇人は期待に胸を膨らませる。
「じゃあ、またしようか。唯さん…」
「また…?」
「そう、さっきはすぐ終わっちゃったから。ごめんね、唯さん。今度はもっと長くしていられると思うんだ」
そう言って自らの欲望を再び唯の中に埋めていく。
そこは先ほどと同じように勇人をすんなりと受け入れた。
「ほら、唯さんの中、こんなに喜んでる」
「いやぁ、ああ、健人、許して」
未だに兄の名を呼ぶことに怒りを覚えつつ勇人は腰を動かし胸をまさぐっていく。
(兄さんなんかより、僕が良いって言わせてやる!)
目標が出来たことにより、一層勇人の欲望に力が沸いてくる。
「どう、どう、唯さん?」
「勇人君…あん…駄目、ああっ」
その日2人は時間いっぱい交わり続けた。


「唯さん、どうだった?」
「こんなこと…いけないのよ、勇人君…こんなこと…健人、ごめんなさい…」
2人の交わりが終わった後のやりとり。
(あんなにいやらしかったのに、終わった後は兄さんに謝るなんて…)
勇人にはそのことが不満であった。
(でも、何だかんだで、止めないもんな…)
結局、否定しているのは口先だけではないか。
勇人はそんなことを思いながら、唯の胸を弄り余韻に浸った。


勇人と唯が交わってから、1週間が過ぎたその日、唯は涙目で勇人の元へきた。
「勇人君…私、私」
今にも崩れ落ちてしまいそうな様子に勇人は驚きを感じた。
「どうしたの、唯さん?」
「健人が、健人が…」
言いながら唯は、勇人に倒れこむように抱きついてきた。
「唯さん?」
「健人が他の女と、宝石を買っていたの…私、捨てられたんだわ」
そのまま、唯は声をあげて泣き出した。
勇人は彼女の腰に腕を回し、優しく抱きしめる。
「唯さん、僕は唯さんのこと愛してる」
「勇人君…わ、忘れさせて、あの人の…こと」
唯が積極的に自らを求めることに勇人は嬉しく思った。
涙で濡れた目のまま、勇人にキスをしてきた。
彼女の方から積極的に舌を絡めてきて、勇人もそれに答える。
「んっ、んん…もっと、もっとしましょう…」
そう言うと、唯は自分から服を脱いでいった。
白い肌が美しく輝いて見える。
「勇人君も脱いで…」
唯は勇人の服も脱がしにかかる。
そうして、たちまち2人は全裸になった。
彼女の裸体を見つめる。
整った顔に、美しいうなじ、揉まれるのを待ち望んでいる乳房とつんとたった乳首。
ももは引き締まっているが、女性らしい柔らかみがあり、すらりとした足も美しい。
そして、その間にある彼女の秘所。
その全てが勇人に犯されるのを待っている。
「あんまり…じろじろ見ないで」
恥ずかしそうに唯が言う。
「だって、唯さんすごくきれいなのにじっくり見る機会が今まで無かったんだもの」
「もう…」


勇人の言葉に唯がさらに赤くなる。
(今日は唯さん、とっても積極的だ…)
兄の浮気が原因でも、自分に対してこうまで積極的になったのは初めてである。
「唯さん!」
勇人は見るだけではもう我慢できず、彼女の乳房から攻めることにした。
勇人の手が乳房を揉むと、柔らかく弾力を持って応えてくれる。
「あんっ……やぁ……勇人君…いいっ」
唯が積極的に快楽を肯定する。
初めてのことに勇人はさらに興奮する。
「ほんとにいい?気持ちいい?」
彼女をベッドに押し倒して肉体を堪能する。
そして今度は乳首に口付けして、チュパチュパと吸い付く。
「あっ…あんっ……いいよ、勇人君いいよ、もっと良くしてぇ」
頭を反らし、黒髪を振り乱して快楽を受け入れる唯。
自分の力で唯に快楽をもたらせばもたらすほど唯を自分のモノにしたような気分になる。
さらに乳房と乳首への刺激をさらに強くする。
「唯さん、今度は唯さんのここを気持ち良くするね」
そう言って、彼女の足の付け根に指を持っていく。
唯はその台詞を聞いて足を広げる。
(すごいよ、唯さんとっても積極的だ!)
兄に対して感謝の念すら湧いてくる。
彼女の秘所はすでにたっぷりと濡れていて準備は整っているように見えた。
しかし、勇人は彼女の乱れる姿を見たくて、秘所の突起に指を伸ばす。
「唯さんって、淫乱だね。ここ、こんなに濡らしちゃってさ。洪水だよ」
言いながら唯のクリトリスに刺激を与える。
「やっ……はぁん…私…淫乱じゃ、ない……ああっ…んぁ」
その声に勇人は指の動きをピタリと止める。
唐突に快楽の供給が止まり、唯が不思議そうに勇人の顔を見つめる。
「勇人君…?」
「唯さんが淫乱じゃないなら、こんなことしなくて良いよね?」
そう言って秘所から指をゆっくりと抜こうとする。
「い…いや!続けて!勇人君続けてよ!」
抜こうとした指を止める。
「唯さん、淫乱じゃないんでしょ?」
「そ、それは…私…」
唯が躊躇うのを見て勇人は指を這うようにしながら、彼女の亀裂をゆっくりと移動させる。
「あっ…ああっ……」
唯が喘ぎ声を抑えきれずに声を出す。
「淫乱じゃないなら、こんなことしなくていいでょ?」
笑みを含んだ勇人の声。

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