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『練習』・・・8

そこは僕との『練習』を重ねてきた成果かすでに濡れている
モモちゃんは恥ずかしがりながらも逆らわずにする。
「その指で大事な部分を擦るんだ。僕がいつもしてるみたいに」
「うん」
僕はモモちゃんにオナニーをさせようとしている。
そして、モモちゃんは自分の中を指で弄りだした。

「あ……ああっ……やっ……んん」
早くも感じているモモちゃん。
「ちょっと、待ってモモちゃん」
「えっ?」
僕の中断にモモちゃんは驚いたように言う。
これから得られる快楽を邪魔された不満が微かに混じる。
「その前に集中できるようにしようね」
「うん、でもね、シュンちゃん」
不思議そうに聞くモモちゃん。
「なにかな、モモちゃん」
「どうすれば、集中できるの?」
モモちゃんの質問。
「うん、集中するには、何か一つのことだけを考えればいいんだ」
「一つのこと…例えばどんなのがいいの?」
また、僕はモモちゃんにインチキを教えていく。
そうして、モモちゃんを汚してく。
「そうだね…例えば、僕のこととかな」
「シュンちゃんの…?」
よく、分からないといった感じで言うモモちゃん。
「そう、モモちゃんは僕とずっといたから、僕のこと考えるのは簡単だよね?」
「うん…そうだね…」
だんだんと理解の色を深めていくモモちゃん。
「他のことを考えちゃだめだよ、集中できないから…やってごらん」
「うん」
そういってモモちゃんは自分の股間に指をやる。


再び自分の中に指を入れるモモちゃん。
「モモちゃん」
「何?」
オナニーをしようとするモモちゃんを僕は再び止める。
「僕のことを声に出しながらすると集中できると思うよ」
「うん」
そう言ってモモちゃんは始めた。
モモちゃんの敏感なところをモモちゃん自身で刺激していく。
「シュンちゃん、シュンちゃん…やっ…シュンちゃん……あん……シュンちゃん……」
素直に僕のことを呼び続けている。
このまま、モモちゃんの心も僕で塗りつぶされれば、と妄想する。
モモちゃんがだんだんと興奮していく。
僕の名前を呼び僕のことだけを考えながら。
そう思うと僕も興奮していく。
僕はすることがなくなってしまうので、モモちゃんの乳首をぺろりと舐めた。
「あっ……シュンちゃん……」
「続けて、モモちゃん」
乳房を揉んだりしながら言う僕。
その感触を堪能しながらもモモちゃんは僕のことを呼び続ける。
「やん…シュンちゃん、あぁん…シュンちゃん…シュンちゃん…ああっ、シュンちゃん…」
上と下の二つの刺激によりモモちゃんは切ない声を上げながら高ぶっていく。
そうだ、イクんだよ、モモちゃん。
僕のことだけを考えてね。
「シュンちゃん、シュンちゃん、シュンちゃん、やあっ、シュンちゃん、ああああああああああああああああ!」
モモちゃんはイった。
恋人がいながら僕を呼び、僕を考えながら。
オチンチンが射精したいと強く訴える。
そして、しばらく快楽に染まった惚けたような表情で僕を見つめる。
僕はモモちゃんの胸を弄り続ける。
「ああん…シュン…ちゃん…」
「モモちゃん、集中できた?」
「うん…とっても、あん…集中できた…やん」
ぼんやりと僕を見つめながら言うモモちゃん。
なら、この瞬間だけでも僕のことを考えていたんだな。
「そう、良かったね…今度はこっちだよ…」
そう言ってぼくはオチンチンを突き出す。
モモちゃんがイったのを見てはちきれそうに膨らんでいる。
「口に咥えると声に出せないけど、僕のことだけを考えて集中するんだよ…」
「うん…」


モモちゃんは僕のオチンチンを咥えた。
もう、彼女にとってはそれが日常の一部になりつつある。
「ん……んぐ…んぐ…んぐ」
「ちゃんと、僕のことだけを考えて集中するんだよ」
モモちゃんはこくりと頷く。
その後、僕はモモちゃんを5回イかせ、3回射精した。
僕の名前を何度も何度も呼びながら。


僕たちの夏休みは過ぎていく。
あれから、モモちゃんは一人でも『練習』するようになった。
そう言っておいたし、モモちゃんもきちんと報告する。
『練習』の時は僕のことだけを考えるように言っているし、モモちゃんもそのことを守っている。
夏休みはずっとモモちゃんと『練習』をしていたが、その日は登校日なので、学校に行かなければならなかった。
朝起きるのは辛くない。
毎日モモちゃんと『練習』するために早く起きていたからだ。
今日も早く起きてしまい、このままいくと早く着いてしまう。
が、僕は出発した。
遅くなるよりかはましだし、僕としては校舎の周りをぶらぶらして時間を潰そうと思った。
一人での登校。
モモちゃんは先輩と付き合うようになってからは先輩と登校している。
モモちゃんと『練習』を続けていると忘れそうになるが、僕はモモちゃんの恋人ではない。
学校に着くと、運動部が練習をしている。
「夏休みなのに、大変だな」
そんなことを呟きながら、学校の時計を見る。
…まだ、時間はあるか。
僕はそのまま、ぶらぶらとうろつき始めた。
なぜ、そこに行こうとしたのかは分からない。
運動部の練習の声から離れたかったのかもしれない。
旧校舎に囲まれ、人があまり寄り付かない場所。
そこに、モモちゃんと師走先輩がいた。

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