2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

降りかかる悪夢 2

明後日、貞夫はやっぱり午後から家を空けた。
綾乃には、自分は古書店仲間と釣りに行くから、店を閉めておけと言っておく。
その上、今夜は帰らないと言っておいた。
「気をつけてよ、お父さん」
「釣果を楽しみにしていろ」
娘に見送られた後、少し外で時間を潰してから、貞夫は蔵の中へ潜り込んだ。
そしてその夜、綾乃はやっぱり少年達の来訪を受けた。
「親父さん、居ないんだって?」
「今夜は一晩中、騒げるわよ。あら、久しい顔が居るわね」
少年達の顔ぶれは、一昨日に見た物とは異なっていた。
あの連中以外にも、綾乃が肉体関係を持って輩がいる事を知ると、貞夫の心はまたしても暗鬱になる。

「久しぶりに、綾乃先生に会いたくなってね」
「嘘つけ。やりたくなって、だろう」
「どっちでも同じことよ。さあ、上がって」
綾乃の部屋に灯かりがついた頃、蔵の中でこっそりと蠢く影があった。
言うまでも無く、貞夫である。

(何やってんだ、まったく・・・)
心の中で呟くその言葉は、自分と綾乃に向けた物だった。
綾乃は今、少年達の前で、一枚ずつ服を脱いでいく所だった。
「さっさと脱げよ」
「早くアソコを見せろ」
少年達に野次られると、綾乃は口元に薄笑いを浮かべて、もったいつける素振りを見せた。
「慌てない、慌てない」
両手を頭の後ろにやって、淫らに腰を振る綾乃の体には、すでに純白のパンティしかない。
しかも、それは極端に布地が少なく、尻は丸出しで、恥部を覆うはずの布地は、激しく透き通る素材が選ばれていた。
これをパンティというには、あまりにも卑猥である。

「もう待ってられねえ。やっちまおうぜ」
誰かの一言で、綾乃は少年達に襲い掛かられた。
パンティ一枚、残していた体はすぐさまベッドに押し倒され、足を強引に割られてしまう。

「誰か、縄を持ってきただろう。出せよ」
「やだ、縛る気?困ったわね、うふふ・・・」
何処からか良くなめされた縄が現れ、綾乃を後ろ手に縛り上げた。
少年達は卑劣な事に、ただでさえ力で劣る女を、戒めによって辱めるつもりなのだ。
「きつくないか?先生」
「女を縛るのに、いちいちそんな事、聞いてちゃだめよ」
綾乃の頬が紅潮し、目が潤んでいた。
縄で縛られる事も初めてではないらしい。
どころか、喜んでいるふしもある。蔵の中で見ている貞夫も、いい加減、娘の性癖が恐ろしくなってきた。


「浣腸もあるぜ。綾乃先生が、良く学校でぶち込まれてたやつだ」
「懐かしいわね」
縛られた綾乃はベッドの上で身を返し、尻を高く上げた。
そこに、少年が手にした浣腸器が迫る。
「薬液も入れてきたぞ」
「お手柔らかに、ね・・・ううッ!」
浣腸器の嘴が小さなすぼまりにあてられ、シリンダが押された。
一瞬、綾乃は苦悶の表情を見せたが、次の瞬間、うっとりと目を細め、低いため息をついたのであった。

(これは・・・どうしたものやら・・・)
目の前で行われる娘の陵辱劇は、貞夫の常識の範疇を超えていた。
今、綾乃は尻穴に薬液を注がれ、便意を待っている。
この後は当然、排泄が待っているはずだ。
まさか、それすらも少年達の目に触れるのであろうか。
貞夫の背に冷たい脂汗が流れる。

「・・・そろそろ、トイレに行かせて」
浣腸の効き目が出てきたのか、綾乃の腰が細かく震えている。
便意の限界が近いと悟った少年達は、縛ったままの綾乃を、部屋の外へ出してやった。
「学校じゃあ、男子トイレでさせてやったけど、覚えてる?先生」
「そうそう。俺、先生が糞ひるのを初めて見た時、ショックで仕方がなかったよ。
あの、綾乃先生が、こんな臭い糞するなんて、思いもしなかったからさ」
「嫌な話を思い出させないで。私だって、死ぬほど恥ずかしかったんだから」
姿は消えたが、会話だけは聞こえてくる。
声の遠さから、綾乃たちがトイレに居る事は、貞夫にも分かった。

「うわッ、出たぞ」
「すげえな、綾乃先生」
少しして、少年達のはしゃぐ声が響いた。
きっと、綾乃が排泄したに違いない。かつての教師と教え子達がこのような関係にある事を、彼ら自身はどう考えているのだろう。
貞夫は蔵の中で、ギラギラと目を光らせながら思った。

「すっきりしたところで、アナルセックスといこうか。
おい、綾乃先生のケツの穴に、ローション塗ってくれ」
部屋に戻ってすぐ、綾乃は再びベッドの上で尻を高く上げさせられた。
そこに、少年が何やら粘っこい液体を塗りこんでいる。

「つッ、冷たい」
「辛抱してくれよ。これがないと、先生のケツが壊れちまう」
「ああ・・・恥ずかしいわ。もう、先生って呼ばないで」
縛られ、排泄する所まで見られた自分に、かつての教師としての、どんな威厳があろう。
綾乃のしおらしい態度は、これから排泄孔までも犯されるさだめを嘆くようである。
「いいじゃん。先生はいつまでも、俺達の先生さ」
「保健体育の、な。ハハハ」
「じゃあ、さっそく、ご教授願いましょうかね、綾乃先生」
ローションをたっぷり塗られ、指で解された綾乃の尻穴に少年達の肉棒が迫る。
一番手は、やたらと野太いカリ首を誇る肉棒を持った少年だった。

「入れるよ、先生」
「あううッ!ふッ、太い・・・」
ギリギリと歯噛みしながら、尻姦を感受する綾乃。
だが、ほんの数秒で、少年の肉棒は綾乃の肛内へ飲み込まれていく。
「あああ───ッ・・・」
「入ったぞ」
肉棒を打ち込んだ少年が、綾乃の尻を掴んで腰を振った。
その様子を、他の少年たちはさも楽しそうに見つめるのだった。

翌日、貞夫は釣り道具を下げて帰ってきた。いや、やはり帰ってきたふりをしたのだ。
実際は、昨晩からずっと蔵の中に潜み、綾乃と少年達の乱行を見守ったのである。
そして頃合を見て魚屋へ行き、鯛を一匹、買ってきた。
釣りに行ったというアリバイ作りのためである。

「お帰りなさい。何か釣れた?」
「ほれ。何とかボウズは免れた」
「あら、鯛じゃない。今夜はこれをお刺身にしようか」
「ああ、頼む。父さんはちょっと疲れたから、寝るよ」
「お布団敷くわ」
「自分でやるから、いい」

貞夫を迎えた綾乃は、やはりいつもの綾乃であった。
昨晩、少年達と荒淫に溺れ、尻穴でも彼らの欲望を受け止めた女とは思えぬほど、まともな反応である。

「お父さん」
「なんだ」
「小学校の近く、桜が咲いてたよ」
「そうか。後で、見に行こう」
「一緒に行こうよ。たまには、娘の連れ添いも良いでしょ?」
「そうだな。ちょっと、照れくさいが」

貞夫は自室に戻り、着替えもせずに布団を敷いて、横になった。心身ともに、疲労していた。

(お父さん、か・・・いい響きだ)
眠気がそこまで来ている。目を瞑ると、綾乃の笑顔が浮かぶ。
子供の頃から少しも変わらぬ笑顔だった。貞夫の体から、力が抜けていく。

日常の中に潜む悪意が、いつ降りかかるかのかは誰にも知りえない。
綾乃はそんな物に躓いているだけではないか。
貞夫は眠気に誘われながら、考える。
(俺も体を鍛えてみるか。あんなガキどもに負けないように)
六十を前にして、奇妙な決意かもしれない。
もし、自分が明日からジョギングでも始めたら、綾乃は笑うに決まっている。
いや、もしかしたら、呆れるかもしれない。そう思うと、何だか可笑しくなってきた。
貞夫はもう、半分、眠りかけている。

(後で、桜を見に行こうな、綾乃・・・)
先ほど見た愛娘、綾乃の顔を思い出しつつ、貞夫は眠った。そして、桜吹雪が舞う中、親
娘でほこりっぽい道を、果てしなく歩いていく夢を見た。

おしまい

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

最近のトラックバック

アクセスランキング

アクセスランキング ☆ランキングの参加は、このページ
http://saeta.blog.2nt.com/
にリンクするだけです☆

ブロとも申請フォーム

お知らせ

(*´Д`)<ハァハァ・・・・・・

かんりにん:(*´Д`)<ハァハァ・・・・・・
相互リンクも大歓迎です。
気に入ったらどんどんリンクしてください。

コメント欄にでも知らせてくださると嬉しいです。

ブログ内検索

注目

ページの先頭へ戻る