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梓 1

午後六時ごろ帰宅した努は、自宅に灯かりが無い事に気がついた。普段であれば、母
の梓が台所に電気をともし、夕食の準備をしている時間にも関わらず、外から見る限り
家の中は真っ暗である。
駐車場を見ると、車があるので出かけている訳ではなさそうだ。努は物憂げな表情で
玄関を開けると、そこにたくさんの靴が並んでいるのを確かめた。どれも汚れており、
自分と同じ中学校の校章が印刷されている。そして、居間の方から何人もの話し声が
聞こえてきた。

「おばさん、誰か帰ってきたみたいだぜ」
「大変、努かしら」
あえてその声には気づかぬ振りをして、努が階段を上ろうとすると、居間の扉がすうっ
と開き、その中から裸の男女が現れた。と言っても女は一人で、後は皆、努と同じような
少年ばかりである。

「よう努。おばさん、借りてるぜ」
そう言って、梓の肩を抱くのは、泉という不良少年だった。学校でも教師が匙を投げる
ほど悪に染まった生徒で、たびたび警察のご厄介にもなっている。そんな輩が、母を
愛妾のように扱い、勝ち誇っていた。
「・・・おかえりなさい、努」
梓はうつむき加減で、蓮っ葉に着ているキャミソールの裾を握っていた。我が子にこの
ような所を見られて恥ずかしいのだろう、頬は薄桃色に染まっている。

二人の向こうに、こちらも見慣れた顔がいくつかある。彼らは泉の仲間で、事ある毎に
努を苛めていた連中だった。そいつらも、全裸かそれに近い格好で、にやけながら努を
見つめている。

「俺たち、昼からずっとヤッてたんだ。おかげで、チンポがヒリヒリするぜ」
泉は肩を抱いていた手を乳房に回し、やんわりと揉む。その動きにつられた努は、あら
ためて母の体を見た。

梓は三十二歳。昔、モデルをやっていたという容姿は今も若々しく、美しかった。誰が見
ても、美人だとか綺麗などという陳腐な褒め言葉が出るほど、その美しさは洗練されて
いる。それは、精力旺盛な少年たちの目から見ても、相当、魅力的に映ったのであろう、
思わず努が目を背けたくなるほど、梓の全身には陵辱の痕跡が見て取れる。泉が今、言
った、昼からずっと──という言葉は、嘘ではなさそうだった。

「おばさんさあ、俺たちに代わる代わるやられると、もう死んじゃうとか言って泣くんだ。可
愛いよな」
「お願い、言わないで・・・」
泉が唇を寄せると、梓は顎を上げてキスで応えた。大ぶりな乳房は少年の手で丸く揉み
込まれ、敏感な乳首はキリキリと尖り始める。

「ねえ、おばさん。今日、俺たちの前で誓った、あのセリフ。努に聞かせてやってよ」
「え・・・で、出来ないわ」
唇をつけたり離したりを繰り返しながら、泉と梓は濃厚な口づけを続けている。その様子
は、まるで熟しきった夫婦が交わすような、悩ましい口唇愛撫であった。それだけ、母は
泉に飼い慣らされているのだと思うと、努の心は張り裂けそうになった。

「なあ、努。おばさんは今日、俺たちの奴隷になるって誓ったんだぜ。その時のセリフ、
聞かせてやれよ。なあ、梓」
「い、嫌です・・・あッ!」
命令を拒む梓の乳首が突然、引きちぎられんばかりに抓りあげられた。泉が背後から梓
を抱くようにして、両の乳首を力任せに嬲っていた。
「言わないと、親子共々、酷い目に遭うぜ」
「ああ、努には・・・手を出さないで・・・」
前のめりになり、いやいやと頭をふる梓。そこへ、他の悪童どもが乗りかかっていく。

「おばさん次第で、努の学生生活は天国と地獄ほども変わってくるぜ」
「さあ、言えよ」
そう促されると梓は観念したように、ぽつりぽつりと言葉をこぼし始めた。

「わ、私こと梓は・・・これより、泉様をはじめとする皆様の、せッ・・・精液便所になる事を
誓います。何時、如何なる時でも股を広げ、どの穴でも皆様の精液を一滴残らず、飲み
干します。特に、アッ、アッ・・・アヌスを死ぬほど可愛がってくださいね・・・」
「良く言った、梓」
この瞬間、悪童どもはどっと笑い出した。見目麗しい淑女が、自分たちの欲望の思うがま
まに出来る事と、それを誓わせる事が叶い、たまらなく楽しいのである。

「実はな、努。お前のママ、ケツでするとメチャクチャ喜ぶんだぜ」
「今も、俺たち全員分の、精子がケツの穴に入ってる。歩くと、こぼれるぞ、多分」
そんな戯言を耳にすると、梓はいよいよ辱めに耐えられず、うつむいてしまった。息子と同
じ年の少年たちに、自分が精液便所となる事を誓う母の心境は、死にたいほどの屈辱に違
いない。また、母の口からそんなセリフを聞かされ、努も死にたいほど悔しかった。

「まあ、そういうこった。もうちょっと、おばさん借りるが、よろしくな」
泉がそう言って、梓を抱きかかえた。ちょうど、白馬の王子がお姫様を抱く様な格好である。
もちろん、立場的には奴隷とそれを扱う商人ほどに違うのだが。
「ここにいる全員で、これからやりまくるぜ。なあ、努。親父さん、出張で居ないんだろ」
梓は泉の腕の中で、怯えるような眼差しを努に送った。しかし、その中に悪童どもへの媚が
含まれている事を、努は直感で悟った。そして居間の扉が閉まった時、母、梓は女、梓と変
化する。

「ああ───ッ・・・」
悲痛な叫び声は、梓の心に芽生えた被虐欲から出されたものだった。こうすれば、少年
たちはもっと、悪い事をしてくれる。自分をぼろ布のような扱いにして、気を失うほどに責
め抜いてくれるだろう・・・梓には、そんな期待感があった。

実際、悪童どもは梓を上に下にと体を入れ替え、自分たちの欲望をねじ込んだ。布団の
上に這う梓を、三人がかりで犯す事もある。そうかと思えば尻穴ばかりを狙い、気絶する
まで梓をいたぶるのだ。

そうして気絶から常世に戻り、下半身に激しい陵辱の跡があるのを知ると、梓は喜んだ。
少年たちは避妊もしないし、それこそ全身へ精液を浴びせていくのに、そのようなリスク
や背徳感が更なる被虐欲をいぶり出し、梓を淫靡な女へ仕立て上げてしまう。
「ああッ!いっそ、犯し殺してッ!」
気がつけば、扉一枚向こうに息子が居るというのに、梓はよがり狂っていた。これから何
時間に及ぶのかは分からないが、梓は犯され続けるだろう。

そして努はそれを知りながら、黙っているしかないのであった。

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