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SFもの 5

何!身体に…何か鋭いので刺された痛みを感じてる!
それもその筈…だって今この身体に鋭い針が刺さったのだもの。
「い、痛い…あ…」
「安心したまえ、直ぐに痛みを和らげ治癒を加速さす薬を塗ろう」
針で貫かれていく…まず乳首が、そして続いて股間部の性器…陰核、クリトリスにも!
女性にとって大切な所が変わっていく、でもそれはまだ前準備だったの、
やがて開けて血の滲む穴に、たっぷりと薬が塗りこまれた小さな装飾品が挿し込まれます。
その薬は効くのか、まだ血が出てるけれど…痛みは緩和されました、
そして今度はマスターは背を向けろと命じます、
それに従うと後頭部の首にも、何かをしているかのようでした、
ちょくちょく痛みも感じるけども…何をしてるのだろ?
気になるけれど今はマスターに従います、だって…絶対なのだからマスターの言葉は。
そして次の六日目の朝…私はその生まれ変わった姿を鏡で知るのです。
「これが…生まれ変わった私の姿?」
「そうだ、これがこれからの君だ」
鏡には確かに変貌した私が映っていました、昨日に穴を開けられた場所は、
傷が塞がり仮の装飾品から、本来ここに取り付けられる事になってたのが飾られていて、
自分の大切な場所に刻まれてしまったのマスターの所有物である証が。
それだけじゃなく、首の後ろにも刻まれてます、彼の証が…そして番号が!
それを見つめ…もう戻れないことを今更に悟ります…。
「気に入ったようだな、さて教えよう生まれ変わった君の名を…」
そして私はこの日…新たな名をも、支配者から貰ったのです。

:::::::::

運命の日が来た…あれから一週間が過ぎ、また主任の部屋に俺達は揃っていた。
各モニターである俺らが提出した書類を見て、今…これからの今後を決められている。
マナカはどう書いたのだろうか?まさか…このまま俺達は。
そんなに時間はかからないと聞いたが、だが不安に胸がいっぱいな今は、
どうしても時間が経過するのが長く感じる、そして…主任に呼ばれた!
「ご苦労だったな、では今後の君達の処遇を言おう」
その結果は…


「今日は好調だったわねナオト!最近、腕が上がったんじゃないの?」
「そ、そんな事…まぁ努力の結果かな!」
あれから三ヶ月後…俺は…再びマナカとパートナを続けていた!
今さっきも、彼女と前と変わらず『敵』と戦いに出撃してたんだ。


一つ…変わったかな?最近になって自分の腕前の上達に自信がもてるようになってたんだ、
あんな事もあったし日々より努力し訓練を重ねて、実力を上げてきたつもりだ。
そうだ…彼女も言ってたじゃないか、努力を重ねたらいつか天才にも勝てるって!
だからこそ今…自信をもてるようになった今こそ、
俺は告げようと思ってたんだ、あの言葉を…
「なぁ…今度の非番にさ、ちょっと付き合ってほしいんだ」
「え?う0ん、考えとくね」
「あぁ頼むよ」
そうだ…言おう、彼女に俺の思いを!そして次に関係を進むんだ、
俺達の関係を…友人から恋人に、いやそれ以上に!
その来るべき日に備え、俺はこれまでに溜めた給料を使い、
豪華な指輪も用意していた…これから未来を共に歩む約束を意味する装飾品を。

自分の部屋に戻った…あの一週間を過ごした部屋とはレベルがかなり低い狭い部屋に、
そういえばサーリャさんに会ったらお礼もしないといけないよな、
俺が実力をつけた事に彼女の助力もあるのだから、訓練メニューを考案してもらってたんだ。
それに男として、色々と経験をつませてもらった事も感謝しないといけないし、
あはは…今は自分の手で処理してるけどな、んっ?
ふと俺は自分の机に置かれたPCに、自分宛のメールが届いてるのに気付く、
誰からだろうか?宛先は不明か…動画ファイルのようだが。
とりあえず俺はそれを観てみる事にした、すると…
「な、なんだ…これは!」
俺はその映し出された映像を観て激しく驚愕する、
裸だ…裸の美女達が高級そうな家具で飾られた部屋で、
それぞれがくつろいでる映像だったんだ…何だ、エロ映像だったのか?
しかし次に部屋に入ってきた屈強そうな少し年配の男性に見覚えを感じた、
彼は…ニースさんじゃないか!すると周りの裸の美女達は、彼を取り巻き…
それぞれ愛しいように肌を重ね、彼を迎えてる…
そういえば彼女達…その胸にピアスを付けてる!
あれは…サーリャさんと同じ!まさか…彼女らもそうなのか!
ニースさんの女…あっ!よく見ればサーリャさんも混ざって居たんだ。
それに…この女性達も見覚えがある、眼鏡をかけた女の人は作戦課の天才と称されてる人だし、
他にも各所属で優秀と称えられてるようなエリート組の美女だらけじゃないか。
だが驚きはこれだけで済まなかった…いや、これからが本番だったんだ!
『今日は新しい君達の仲間を紹介しよう、さぁ…着たまえ』
そう言って、彼は部屋の奥から誰かを呼ぶ…すると、
若い少女がゆっくりと彼に歩み寄ってきたのだ、それを見て俺は更に驚愕する!
信じられない…嘘だろ!だって彼…ニースが連れてきた少女は、
俺のよく知る少女だったのだから!
「マ、マナカ!!」
そうだ、俺のパートナーのマナカだ…何でまだニースと!
しかもシーツで身を包んで、何でそんな格好に…
『ほら、皆に見てもらいなさい…生まれ変わった君の姿を』
『はい…』
「!!?」
パサッとマナカの身体を包み隠していたシーツが脱ぎ落ちる、すると…
中には生まれたままの姿のマナカがあったのだった!
いや…違う!何だ…あれは何を付けてるんだ!!
俺はPCのモニターを間近に迫って凝視する・・・
マナカの小さく可愛らしい胸にある鮮やかなピンクの突起、それに何か付いてる…
輝かしい金属の光沢を放つリングが…ピアスとして飾られてる!
それだけじゃない、よく見れば彼女の晒されてる股間にも…あれは女性器のあるところ、
そこの小さな突起、そして入り口に…同じようにリングが付いてる!
そ、そんな…これはまさか!


ふと俺は以前にサーリャから聞いた事を俺は思い出していた、
ニースが堕とした女の証の事を…そうだ言っていた、ニースに心を奪われた女は、
性器に…彼の所有物という証として特注したリングをピアスとして付けられると!
周りの女もそうじゃないか、まさかそれか…マナカにそれを!
そういえばサーリャさんは他にも言っていた、彼の女であるもう一つの証を…それは
『この通り、これから彼女マナカ…いや、11は君達と同じ私に選ばれた女なのだよ!』
『よろしくお願いします…私は11…11です!』
そう言って、彼女は後ろ髪を上げ、首筋を見せる…すると、
そこにはニース独自のエンブレムマーク、獅子をイメージさせるがタツゥーとして彫られ、
更に11という数字が刻まれたのがあった…

そうマナカは…サーリャさんと同じ、ニースの女にされてしまったのだ。

俺は目の前の光景が信じられなかった…悪夢だろ、これって…現実なわけないだろ!
しかし現実は更に俺に追い込む光景を見せ付けていく。
『さぁ、儀式を始めよう…自分で股を拡げたまえ』
『はい…んっ』
マナカはその自分の股をニースの前で広げた、マナカのアソコ…あんな姿だったのか、
濡れて綺麗なピンク色に輝く秘所を、マナカは自分の指で拡げてる…
つけられたピアスのリングに指をかけ、淫らに拡げていくのだった。
『ふっ…綺麗だ、ちゃんと手入れして保つのだぞ』
『はい…マスター』
!マスターって…なんでそんな風にニースを呼ぶんだ!?
するとニースは機嫌良く微笑み、自分の晒してる股間のを、
自慢するかのように前方に見せ付ける!あ…あれがニースの!
その容姿に俺は驚く…まるで俺のと違う!!
『そうだ、薬は飲んだかね?』
『は、はい…』
薬?何の事だ…俺はその会話に不安を感じた、
その不安は的中する…最悪に!
『あれは排卵剤だ、今までのでも受胎してるかもしれないが…これで確定だな』
『はい…』
それってまさか!排卵…つまり危険日状態、
頭の中が混乱する、認めたくない…まさかマナカは!
『今日この日…11、お前の中に我が子を宿すんだ、嬉しいだろ?』
『はい、嬉しいです…あぁ…マスターの子供…産みたいの』
『あぁ、産ませてやる…これからずっと!孕ませてやるぞ!!』
「ば、馬鹿な!や、やめろぉぉぉ!!」
俺は叫んだ、しかし画面向こうに声が聞こえるわけがない、
俺の目の前で…その生まれたままの姿になった男女は、
ある行為を始める…セックス、性行為だ…しかも避妊なんかしていない、
紛れなく生殖を目的とした行為だったんだ!
『あんっ!あぁぁ!!マスター…あぁ!!』
『はは、11の膣は最高だ…うぅ!!』
『私も…マスターの最高です…あぁぁ!!』
卑猥な声が響いてる…こんな声、聞いた事がなかった…
ずっと一緒だったのに、彼女の淫らな声なんて一度も!
それがPCの中から部屋内に響く、そして互いの性器が繋がり合い、
卑猥な効果音も響く…その果てには!

ドブゥゥゥゥ!!!

『あぁ…子種を、ありがとうございました…マスター』
見事に膣内に射精され、ニースに感謝の声をかける、
俺の好きな…大切な女性の声が聞こえたのだった。


最後に映る…マナカの拡がったピアス付きの女性器から、
濃い目の白濁の粘液が溢れている光景が…
「う…うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ガシャァァァンッ!ガシャァァァ!!!

俺は叫んだ…そして辺りの物を叩きつけ破壊し狂ったように暴れ…
そして泣き叫ぶのだ!!もう戻らない…一緒に居ても、
彼女はもう…俺の手に届く所に居ないのだった。
数分後…俺の部屋は滅茶苦茶になっていた、
あっちこっちに壊れた機材や家具の破片が散らばってる、
その中に輝く装飾品が落ちていた…俺が買った、彼女へ渡す筈だった指輪が。
だけどもうこれがマナカの指にはまる事はない、彼女はそれよりも、
自分の女性として大切な部分に、あの男の証を…ピアスを付ける事を選んだのだから。

::::::::::


「あっ…んん00」
「ふぅ、いいぞ…11、その調子だ」
ベッドの中で彼女は一生懸命に、この三ヶ月の間により学ばされた事を生かし、
主と認めた彼に口で奉仕をしています…
その表情には、どこにも悲痛な感情はありません…むしろ幸福そうです。
きっと本当に幸福なのでしょう、その…男性器に奉仕する役割を与えられた事に。
彼も上層部に命じて策略し、ようやく堕とす事に成功した少女の出来に、大変に満足そうでした。
三ヶ月前のパートナ交換は彼の企みだったのよ。
全てはあの少女を手に入れる為の罠だったわけ。
「マスター…言われたとおりに例の画を送信しましたが、よろしかったので?」
「んん00…あんっ、あ…例の画?」
「お前は知らなくていい、奉仕を続けろ」
「は、はい…んっ…んんっ」
私の言葉に彼女は反応するも、彼が知る必要は無いと告げると、
再び奉仕に集中してゆきます、彼女にとって彼の言葉は絶対なのです。
「ふっ…もしもこれで潰れるようなら、所詮は私が若きゆえの過ちで、凡人に産ませた凡人よ」
「はぁ…」
「だが、この試練に耐え、奮起するなら…少しは私の優秀な遺伝子が目覚めるかもな」
彼は微笑み、そうなる事はまずありえないとばかりに一蹴します、
確かに…あの繊細そうなあの人には衝撃が強すぎる事実だと思う、
今頃…精神はズタズタに引き裂かれてるかもしれません。
「そういえば11、例の検査はどうだったのだ?」
「んっ…んんっ…はい、こちらです…」


ベッドの横に畳まれた彼女の衣服、その中から取り出し彼女が手渡したのは、
妊娠検査薬というものでした…ちなみに使用済みです。
それの示したのは…陽性、つまり妊娠した証だったわ。
彼はそれを見るなり、高らかに歓喜の笑いを放ちます。
「ふはははは、そうかそうか…これでまた一人、優秀なる遺伝を受け継ぐ子が生まれるのか!」
11と呼ばれた彼女は…そのお腹に彼の子を身篭ってしまったの…
三ヶ月前に、彼に選ばれた証を刻まれた少女は、
自身の優秀な遺伝と、彼の優れた遺伝を合わさった命を宿してる。
ちょうど妊娠期間も同じ…三ヶ月目になってます。
彼女はその事実に一つも悲観な気持ちは持ちません、
逆に心から喜ばしく思ってるみたい、彼と会う前には別の男性を愛してたのに…
今はもうその男性に対する気持ちは失ったみたい。
いえ…もしかしたら今も愛してるかもしれません、
しかし彼女はそれよりも彼が優先される事になったのかもしれないわ。
他の女達のように…彼の子を産む事が生きがいになってるのね。
「10もすまなかったな、危うく凡人の子種を植え付けられる真似をさせてしまって」
「いえ…これも御主人様の為になるのなら…それに前は使わせてませんから」
彼…ニース=ヴァーネットは、自分を選ばれた人間だと信じきっていた、
そして戦況が有利になったとはいえ、いまだに人類にとって脅威な存在『敵』が存在する今、
自分こそがこれからの世を生き残るべき種なのだと考え、
自分と同じ優秀なる才能を持つ女性を、あらゆる手で自分の虜にさせ…
優秀な遺伝子を受け継ぐ子を産ませているのよ。
これまでで彼女を入れて10人選ばれたわ、
彼女達は生きてる限りその胎を彼の子孫を増やす為に使われ続けるの。
「マスター…もう赤ちゃんできてますが、その優れた子種をください…」
「あぁ、くれてやるとも…10もこっちに来い」
「はい…」
「そうだ君達は、今後も私の優れた子種で優秀な子を産む為に存在するのだからな!」
「はい…私達のマスター」

本当に彼はこの星に巣つく人類の中でも、もっとも優れたオスだわ…
彼に惹かれ優れたメスも集まるし、ふふ…どこまでも優れたサンプルね。
やっと我々が送り出す三世代前の偵察機に対抗できるようになった人類の中で、
彼だけは特殊みたい…私が監視するに相応しいわね。
さぁ…貴方の好きなように動きなさい、いつかサンプルの回収を命じられるまで、
もっとこの辺境の星の優秀な素材を集めるのよ。
それまで…私も暇潰しに付き合ってあげる、
貴方の10番目の所有物になった少女サーリャとしてね。


【おわり】

コメント

かなりいいです。今まででも上位に入る感じ
ありがとうございます

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