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幼なじみ寝取られ ~3~

「なぁ、真奈美は今日帰りが遅くないか?」
「あなた、野暮なことは言わないの」
「?」
「お隣の翔一くんのところにいるんですよ。ひょっとして泊まってくるかもしれないわね」
「ああ……なるほど。そうか二人ともそんな歳か……嬉しいような寂しいような……」
「翔一くんなら真奈美を任せられますから安心ですけどね」
「真奈美の脱処女にかんぱーい!!」
 由里がジュースの入ったグラスを掲げ宣言した。
 月夜くんも私の横に座り苦笑しながらグラス打ち鳴らす。
 んう……。
 私はぼーっとした頭でぼんやりとグラスを眺めていた。
 すごかった……。
 頭の中が真っ白になって、何も考えられなくなって…………でも、ものすごく気持ち良くて。
 セックスがあんなに気持ちの良いものだとは知らなかった。
 月夜くんに最初に貫かれた後も、由里に責められ月夜くんに責められ……三回も達してしまった。
 セックスをする度に、絶頂に達する度に、快感が深くなり……三回目にイッた時は多分気絶してたんだと思う。
「真奈美ちゃん」
 月夜くんが私の太ももに手をかけながら言った。
 もう私は縛られておらず猿轡も無かった。服も全部脱ぎ捨てて、二人と一緒の裸だった。
 もちろん恥ずかしかったけど、羞恥心よりここで行われる行為への期待感が遥かに強かった。
「んぅ……」


 ただ太ももを撫でられただけだけど……期待に股間がうずく。
 月夜くんが与えてくれた快感はそれほど凄いものだったから。
「喉乾いてない?」
「え、うん。乾いてる」
 私の前にあったグラスを手渡され、反射的に答えていた。
 さっきまで口を塞がれていたし、喉はカラカラだった。
 月夜くんが渡してくれたのは何だか苦いオレンジジュース。
 あんまり好きな味じゃなかったけど、喉の乾きも手伝って私はそれを飲み干す。
「あー」
「…………」
「?」
 由里と月夜くんが何だか微妙な顔をしている。
 ??
「まぁ、いっか」
「真奈美ちゃんはお酒もいけるクチなんだ」
 お酒?
 私はお酒飲んだことないから分からないけど?
「……あれ?」
 なんだか頭がクラッとした何でかな? えっちのしすぎで疲れたとか……。でも、何だか気分はよかった。
「ねぇ、真奈美ちゃん」


「ぅん、はい」
 太ももを這う指にうずきを感じながら私は答える。
「真奈美ちゃんは三回もイッちゃったけど俺はまだ一度もイッてないんだ」
 私は視線をさげる。月夜くんの剥き出しの男性器は勢いよく直立していて元気そうだった。あぁ……。
 私だって男の人がイッたらどうなるかを知っている。
 三回もイカせてくれた月夜くんだけど……彼は一度もイッないんだ。
 そう思うと何だか不公平な気がして心が苦しくなる。
「ど、どうすればいいのかな?」
 私を気持ち良くしてくれた。
 そんな月夜くんに何かしてあげたかった。
「これを口で舐めてくれる」
「これを……」
 月夜くんが自分の性器を指さす。
「あの、男性器を口で舐めればいいの?」
「真奈美ぃ、ダメだよ、それはおちんちんって言うんだから。ちゃんとそう呼ばなきゃ」
 え? え? そうなの?
 月夜くんに目を向けると彼は笑顔で頷いた。
「えっと……おちんちん」
 うぅ、恥ずかしいよぉー。
 おちんちんなんて言葉を口にするのがとても恥ずかしい。でも……なんだかどきどきする。
「俺の言う通り、やってみてくれるかな」


「う、うん……」
 私は月夜くんの言う通りに従う。
 月夜くんの前にひざまづき、おちんちんの前に座る。
 間近で見る月夜くんのおちんちんにはちょっと驚いてしまう。これが……私を気持ち良くしてくれたんだ。
「口でくわえてくれるかな」
「うん」
 おそるおそる月夜くんのものを口に入れていく。私の口では収まりきらないほど大きい……そして熱い。
 ここからどうすればいいのかな?
 上目遣いに月夜くんを見上げると、何だか笑顔で私を見ていた。
「口と手を使ってしごいてくれるかな」
 私は無言で頷くと月夜くんの命令通りに動いていく。
 裏筋を舐めろ、とか喉の奥まで入れろとか、もっと舌を使えとか……色々命令された。だけど……。
「んぢゅ、んぐっ、んぢゅぢゅ……んぅん」
 月夜くんは全然イキそうになかった……由里いわく、私の技術が全然下手なせいらしい……。
「ごめんなさい……」
 私は申し訳なくなって月夜くんに謝る。
 あれだけ私を気持ち良くしてくれたのに……私は月夜くんに何も出来なかった……。
「初めてだし仕方ないよ……」


 月夜くんが優しく私の頭を撫でてくれる……あう……。
「でも、よかったね」
「?」
 月夜くんの言葉に私は首をかしげる。
「彼氏との本番で失敗してたら、別れ話になっていたかもね」
「え?」
「あー、そういうのあるかもねー」
 そ、そうなの? そういうものなの?
「えっちで失敗して別れたなんて話よく聞くわよ。だから良かったじゃん真奈美は今日、月夜くんで特訓できて」
 そ、そうなのかな……。しょーちゃんとの本番で失敗したら嫌われたらイヤだし……
今日特訓して良かったのかな?
「まだまだ時間はあるし、真奈美ちゃん頑張ろうね」
「う、うん」
 月夜くんが優しく言ってくれる。
 彼自身は射精できなくて辛いのに(男の人は射精できないっていうのはすごく辛いらしい……由里が言うには)私の特訓にまだ付き合ってくれる。
 無理矢理縛られた時にはびっくりして怖かったけど、その後はすごく気持ち良くしてくれた。今も優しく……頭を撫でてくれてる。
 私が最初に抱いた印象よりずっと月夜くんは良い人みたいだった。そうだよね……由里ともすごく仲良さそうだし……。


 ただえっちなだけで優しい人なんだ。
(でも……)
 私はふと思い返す。
 これが普通なのかも、とも思う。月夜くんや由里は……その……当たり前のようにえっちしようとしてるし、たしかに昔から私はそういう話が苦手だった。
 だからほかの子より性の知識は遅れてる……ってよく言われてる。
 だからひょっとしてこれが普通なのかな……。そう思えてきた。
「ほら、真奈美ちゃんおいで」
 月夜くんが私を抱き寄せる。
「うん」
 頑張ろう。しょーちゃんのためにも。
 一人前にセックスが出来るように。
「はぁ、んぅ……、ああぁ月夜くん気持ち良い?」
 月夜くんのうえにまたがり腰を振る。
 ただ彼に気持ち良くなって欲しい。その一心で私は動いていた。

 ぐちゅぐちゅぐちゅ。

 私と月夜くんの繋がった場所からえっちな音が響く。
 それは全部私の体から出たいやらしいもので、月夜くんの股間は私の液でぐちょぐちょになっていた。
「ああ、だいぶ上手になったね。その調子だよ」


「うん、頑張る」
 下から覗く彼の優しい笑顔に励まされ私はくたくたになった腰を上下する。
 あれから何回しただろうか?
 もう回数は覚えてない。
 由里も交えて二人で月夜くんのおちんちんを舐めたり、二人交互に貫かれたり、そういったいろいろなプレイの『特訓』をした。
 月夜くんに貫かれる度にとてつもなく気持ち良くなることだけはたしかだった。
 ただ、まだ私一人じゃ月夜くんをイカせてあげてない。
 私一人で月夜くんをイカせてあげること。
 それが今日の私の『目標』。
 イカせれるまで今日は帰さないって由里は笑っていた。
 でも私の気持ちも同じだった。
「んんんっ!」
 絶頂の予感。でもまた私だけイクわけにはいかない。
「大丈夫だよ、真奈美ちゃん」
 大丈夫じゃないもん。月夜くんはまだ……。
「俺ももうすぐイキそうだから」
「ふぇ?」
「だから一緒にイこう」
「う、うん!」
 月夜くんの言葉に胸がパァと明るくなる。何だか胸が暖かくて……おまんこが熱い。
 月夜くんと一緒に絶頂する……それだけを目指して私は動いた。


「ふわぁ!」
 下からの突き上げに突如快感が倍増する。
 き、気持ちいい……頭の中がセックスで……月夜くんでいっぱいになる。
 今までセックスをしてこなかったことを後悔しちゃうような圧倒的な快感。
「いく、いっちょうよ、月夜くん!! ああああー」
「はは、イキなよ。中に出してあげるよ」
 私が絶頂の叫びをあげた瞬間、月夜くんのおちんちんが大きく爆ぜた。
 ああ! 熱い!
 そして気持ち良い。
 私の膣内に月夜くんの精液がどくどくと注ぎこまれる快感。あぁ……んぅ……。
 ようやく月夜くんを満足させられた達成感と絶頂で今までにないほど私の心は満たされていた。
 でも……私は体力の限界で……。ぱたん、と月夜くんに倒れていってしまう。
 月夜くんの胸板に頭を寄せて私は息をつく。
 彼は優しく私を抱きとめると、また恋人にするような優しさで私の頭を撫でてくる。あぅ……これはこれで幸せかも……。
「月夜くん……」
「うん、真奈美ちゃん。よかったよ」
「えへへ、ありがとうぅ」
 月夜くんの言葉にささやかな喜びを感じながら私はゆっくりと眠りに落ちていった。


「うわ、ご主人様……膣内射精しちゃったの」
「え? ああ、もちろん。どうせ真奈美ちゃんは俺のものになるし」
「……ってことは」
「ああ、気に入ったよ。彼女も俺の奴隷に調教する」
「うわ、真奈美も雌奴隷の道まっしぐらかぁ……」
「自分で誘っといて良く言うよ」
「でも、真奈美は親友だから……ご主人様の奴隷になるって幸せを知っちゃったら教えたくなるじゃん」
「はは、友達思いだね」
「あー、でも可哀想なのは真奈美の彼氏かなぁ……何も知らない間に真奈美は雌奴隷に調教されちゃうんだもんね」

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