2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

真由美 7

「そして再び私達夫婦の事」

『パパっ、来たよっ!』

どうやら、引越しのトラックがやって来たようです。
あの日以来、妻は私の事を時々『パパ』と呼ぶようになりました。正直ムッとして、文句を言ったことがあります。
『二人で居る時は『貴方』って呼ぶのに人前では『パパ』って言うのは何でだよ。
しかも、腕にぶらさがるようにして、店の人の前でそれを言ったら、まるでパトロンみたいじゃないか。
それとも何か、歳も10歳しか違わないのに君の父親だとでも言うのか?』

『そうだよ?他に質問は?』
『むー…』

言ってしまった直後に、妻が幼い頃に父親を亡くしていることを知っている私には何も言えなくなりました。
その時ひと言も言い返さなかったせいで以後『貴方』と呼ぶことすら無くなりました。

最後の家財道具を運び出すと結婚以来住み慣れた家に別れを告げました。
隣家の○○君にも挨拶しました。『来年は頑張れよ!』と。
彼の浪人生活が2年も伸びたのは間違いなく妻のせいでしょう。
私に目を合わせようとはしません。彼には色んな意味で申し訳ない気がしています。

妻の露出癖は相変わらずです。時と場所と時間を妻なりに選んでノーパン・ノーブラで過ごしています。
ですが、見せる相手は私だけになりました。他人の目を盗んでは私を挑発し、その反応を楽しんでいます。
妻に言わせれば、その瞬間ドギマギする私の反応が面白いんだそうです。
露出に限らず卑猥な行為のすべては、私が対象になった、そんな感じです。
四国に讃岐うどんを食べに行った時の事。
満席の店の中で、私は大盛り、妻は小盛りのうどんを注文し長椅子で食べていると、先に食べ終わった妻が『パパ、ほらほら…』と他の人には見えないようにミニスカートの裾を持ち上げ局部を露出していました。
私は思いっ切りうどんを吹き出してしまいました。
妻の言い分は『おかずが無くて可愛そうだったから』の一言でした。あのな。

透ける水着も私が喜ぶから着ています。
最近では私が喜びそうなエロい下着を通販で見つけては内緒で購入したりしています。
この間は、どうせ捨てるブラだからと裏地を取り去り、自作の透けブラを作ってました。
そして私が帰宅すると、それらを着けて下着姿のまま私に抱きついてくるのです。
そんな時、必ずと言っていいほど玄関先でそのまま妻を抱いてしまいます。
今はパブロフの犬の気持ちが良く解かります。

セックスレス夫婦になる以前の妻とのセックスは非常に味気ないものでした。
セックスの時、妻が積極的に何かするということは、まったくありませんでした。
私が頼めば上になったり下になったりと言う事は聞いてくれるのですが…。
んー…それじゃダッチワイフと変わらないと思いませんか?
でも今はまったく違うのです。私が喜びそうなことをあれやこれやと考え出しては私に試しています。

浮気でも何でも妻の好きにすればいい。その気持ちは今も変わりはありません。
でもあの日以来、妻は私以外の男性とは一切、接触しなくなってしまいました。

確かに妻が接触した男達は、体験談に書いたような『妻の合意』が得られるような人達ばかりではありませんでした。
妻にとって有害となる痴漢も多々居ました。元々犯罪行為なので無害の痴漢と言うのも変ですが。
それらから妻を守るにはそれなりにエネルギーを必要とします。
妻が嫌がるようなことをすれば妻の態度でもそれとなく判るし、時には妻自身の口から『あの人に○○された』と言ってくる事もありましたので、そういった人達には妻とは別の場所で、二度と妻に近づかないよう私からお願いしてきたつもりです。
妻に嫌われるようでは私にとっても存在理由が見当たらない訳ですから排除せざるを得ません。

ただ最近は、妻が『あの人に○○されたー』と何でもかんでも報告してくるので『もーそれくらいいいじゃない、許して上げなよ。』とこちらがそれらの男性を擁護する始末です。というか、そんなことでイチイチ起こさずに私をゆっくり寝させて欲しいんですが。
そんな最近の妻を見ていると、最初から好き好んで他人に抱かれたくは無かったんだなと、今にして思います。
私も妻も、この三年間の行動については、お互い相手の事も自分の事も一切口にしませんから真意の程は定かではありませんが。

私は妻と結婚してからこの方、妻以外の女性に目をくれた事など一度もありませんでした。
信じられないでしょうけど本当です。私が女性にもてない訳ではないんですけどね。
妻には『いや、パパは男にもてるタイプだ。』とスッパリ切り捨てられてますが。
『それじゃ、君は何で僕を選んだ。』と問えば『ボランティア』の一言。まさに一刀両断です。
でも、本当に妻以外にはまったく興味が無いのです。
私の『妻が』誰かに覗かれたり『妻が』誰かに抱かれたりすることに興奮する性癖も、その表れだったんだと思います。
そして、その時の『妻の』反応が見てみたい…。という、まあ屈折しているのは確かですが。

妻も私以外の男には、まったく興味が無い人間なんだと思います。
妻に聞いた訳ではありません。ただ、そう考えると妻の取った行動の多くが納得できる気がするのです。

この三年間の性的体験を通して得た、私達夫婦間の不思議な一体感は、ジグソーパズルの最後の一つを嵌め終わった時の感じに似ています。
一度お互いに性交渉を絶ち、性に関して様々な体験をしたことで、自分の心と体の中の足りないものを知り、探してみたら、それはやはりお互いの心と体の中にあった…たぶん、そんなことなんだろうと思います。


最後に残っていた荷物をキャンピングカーに運び終わると新居に向かい出発しました。
私達の新居は郊外の戸建住宅です。私の50歳の節目と二人の再出発の意味も込め思い切って買い替えました。
ここからは1時間足らずの距離です。

引越しの1ヶ月ほど前、荷物を整理しててお宝映像の詰まった8ミリビデオテープが100本近く出てきたのです。
それからは毎晩のように徹夜してテープの取捨選択作業が始まりました。
捨てる物(私にとっての超お宝映像以外の物)はすべてパッケージを破壊しテープを引き出した上でハサミで裁断です。
文字通り、気の遠くなるような作業です。裁断した磁気テープは途轍もない量にかさばります。
強力磁石で消去を試みましたが映像は消去しきれませんでしたし、環境問題から燃やすこともできず、いくら妻を覗かせたい性癖を持つ私でも、さすがに妻のビデオを売ったり譲るわけにもいきません。結局、裁断することにしたのです。

あの日以来、家の中でも妻は私から決して離れようとはしません。常に一緒に居ます。書斎はもちろん風呂まで。
そう、トイレ以外は。いや、トイレに立つ時も『どこ行くの?』って聞かれる時があります。
家の中に居てトイレに立つ時、イチイチどこに行くか奥さんに聞かれる旦那が他に居たら教えて欲しいと思います。
とにかく、妻には極秘の作業を予定している私にとってはマンツーマンディフェンスを掛けられた状態です。
このプロジェクトは妻が寝静まった深夜に決行することになります。

ある晩、黙々と作業をしていると、突然ガチャリとドアが開いて、妻が目をこすりながら『パパー、も1回しよー』と入って来ました。
私は心臓がひっくり返るくらい驚いて、
(も1回しよ…っじゃねーーーぇぇぇよ、トットと寝とけーーーーっっっ!!!ってゆーか、もぅ煙も出ねぇと思うょ)
いや、声は出しませんでしたよ、私が妻にそんなこと言える訳ないですから。絶叫しそうになった、ただそれだけのことです。
『さ、もぅ遅いし、明日は早いし、外は寒くなったし、ローンは始まるし、ちゃんと寝よ?な?な?』
もう家の中に安息の地は見当たりません。


新居に向かい出発して間もなくすると連日の仕事疲れから私は生あくびの連発です。

『目、覚ましてあげよっか?』妻が危険な目をしています。最近よく見かける何か企んでいる時の目です。

シートベルトを外すとパンティを脱ぎました。そして、ドアにもたれる様にして私の方に下半身を向け足を広げました。

『ねぇ見て…』私の大好きな妻の部分を妻は惜しげも無く指で広げて見せてくれます。
膣口まで覗くほど開いた妻の卑猥な姿に私の分身もズボンの布地を押し上げ始めました。、

『やだなぁ、貴方の目を覚まさせてあげようと思っただけなのに、こっちの子も目が覚めちゃったの?…やれやれ、仕方ないな。』

そう言うと妻は、私の股間からペニスを取り出し咥え始めました。

『おいおい、危ないって。』
『貴方は運転に集中してて。真由美はこの子と遊んでるから…ねー?』

私のペニスに話しかけるように、そして愛しそうに唇で咥えると、喉奥まで飲み込み始めました。
しばらくして弄ばれ続けたペニスに射精感が押し寄せてきます。
妻はそれを察知すると唇を離し、

『ねぇ見て…真由美のオマンコも…もぅこんなに…』

トロトロと愛液に濡れた局部を指で押し広げ私に見せました。
パブロフの犬が頭の中を走り回り始めます。
私は通りすがりにコンビニを見つけると駐車場に車を乗り入れました。
そしてズボンを下げシートを倒すと、妻を私と向き合うように跨らせ、妻の膣奥に深々とペニスが飲み込まれていきます。
『あぁ、いぃ…私、すぐ逝っちゃうかも…』
通りがかりの人がこちらを見ています。
『あ…いやっ…見られちゃう、真由美のオマンコ覗かれちゃう…』
『見たいやつらには見せてやればいい。』
妻の膣奥の子宮口の感触をペニスの先端で味わいながら、再び射精感が押し寄せてきました…。
『出すぞ!』
『私も!来て、来て、一緒に、一緒に!』
ガクッガクッと妻が腰を刻みます。
『パパ…』妻はそう言うと、私を強く抱き締めてきました…。


新居に越してから荷物を片付けるのに1ヶ月以上かかりました。
何だかんだと妻の目を盗んではビデオテープの処理です。ハサミを握る握力も増しました。指にはタコまで出来ました。
結局、4本残して全部処分しました。この4本も特に残しておきたいというわけでなく、ただ、何となく、です。
今の妻は、と言うより前からそうだったのかも知れませんが、私が見ていない時より、私が見ている時の方が良い顔をしています。色んな意味で可愛いらしい顔をしています。
私が妻の顔を見るたびに妻は美しくなっていくような気がします。1日毎に綺麗になっていく気がします。
盗撮したビデオは、妻は私に見られていない時の表情です。そして何ヶ月も何年も前の映像です。
撮った時にはあれほど興奮させてくれたビデオも今はライブの妻ほどには私を興奮させてはくれません。
それに気付いた時、ずーっと心に引っかかっていた、あの時妻がつぶやいた『私も生きてるのかなぁ…』の言葉の意味がわかったような気がしたのです。
妻は私に見られていることで文字通り、見守って貰っている安心感を得ていたのではないかと。
そんな些細な事に自分が生きてることの喜びを見出していたのではないかと。
今はそんな気がしています。

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

最近のトラックバック

アクセスランキング

アクセスランキング ☆ランキングの参加は、このページ
http://saeta.blog.2nt.com/
にリンクするだけです☆

ブロとも申請フォーム

お知らせ

(*´Д`)<ハァハァ・・・・・・

かんりにん:(*´Д`)<ハァハァ・・・・・・
相互リンクも大歓迎です。
気に入ったらどんどんリンクしてください。

コメント欄にでも知らせてくださると嬉しいです。

ブログ内検索

注目

ページの先頭へ戻る