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水寺真姫 2

私は腕を外して夕平を見た。安心させるように心がけて微笑む。
「そんなことないよ。久しぶりで、ちょっと恥ずかしかっただけ」
それで夕平はとりあえず納得したらしい。
胸をなでおろしたように、
「そっか。えー、じゃ、続けても大丈夫?」と問いかけてくる。
「うん、もっと気持ちよくして?」
私は両手を広げた。迎え入れるみたいに。
こいつに与えられる快楽に期待したわけじゃ、ない。
夕平がベルトを外し、制服のズボン、トランクスと脱ぎ捨てた。
私は身をこわばらせた。
血液が巡り、鋼鉄の棒みたいになった夕平のそれは、とても大きかった。
ガチガチになって、腹まで反り返っていて、赤黒い亀頭はものすごいエラを張っていた。
私をいじめていた時から興奮していたのか、先端は分泌液でぬらぬら光っている。
(……どうしよう、一久のより、全然おっきい)
ごくり、と唾を飲む。
あんなの入れられたら……どれくらいキモチいいだろう。
――って、違うよ私っ!
なに、なにを考えているの。
まるであれに突かれるのを期待しているみたいなことを考えるなんて、絶対いけない。
私には一久という彼氏が居るんだ。
そして私は、犯してもらえるなら誰でもいいなんて言うような、いやらしい女では断じてない。
セックス自体そんな好きなわけじゃない、一久とのセックスでだって滅多にイカないんだし。
だから、期待なんて、ありえない。
あってはならない。
「久しぶりだし、今日はフェラしてもらわなくていいよ。濡れてるから、準備ももういいっぽいね」
夕平は言う。
伊織、これを咥えて、しゃぶってるんだ……。
きゅん、と甘い疼きがあそこの奥で生まれる。
だから、ダメだってば。
「それじゃ伊織ちゃん」
夕平は私の前に膝を突いた。
というかコイツは着衣のままするつもりなのか。
変態め、いつかからかってやる、と私は冗談を考えて、今の状況については深く考えるのを避けようとする。
けど、こいつは私のそんな努力を打ち砕く発言を繰り出す。
「いつもみたいに、やらしくおねだりしてよ」
夕平の顔には情欲の火が見られるけど、それだけ。
平然としている。
特別卑猥なことを頼んでみた、という感じの興奮はない。
今の言葉もごくあっさりと放たれた。
それだけ……夕平にとっては当然の発言ということだ。日常な訳だ。
(ひとの妹に何させてんのよ! このムッツリが!)
怒りで性欲が少し減退する。好都合だ。
まったく、人畜無害っぽい面をしているのに、こいつの性根はなかなかどうしてキてるじゃないの。
伊織が好きになってくれなきゃ性犯罪に走ってたんじゃないの? ふん。
……けど、おねだり自体は……しなきゃいけない。
そういう流れだ。
覚悟を決めろ、私。


頭の中で精一杯いやらしい仕草と文句を考え、検討し、決断する。
私はびちょびちょになったパンツをそっとずらした。
あそこが空気に触れる。
ぴんぴんに勃起したクリトリスが、外気で気持ちよさそうに震えるのに赤面しながらも、口上を並べた。
「ゆー兄さん、久しぶりに気持ちよくしてもらって、わたしのおまんこはドロドロです。
 ゆー兄さんのおちんぽを入れてもらいたくてひくひくしてます。
 立派なおちんちんで、伊織を気持ちよくして、兄さん?」
そして、空いた手であそこの花弁に指を添え、開く。
ぱっくりと、粘液にまみれたピンクの穴が晒された。
……これは恥ずかしすぎる。
怪しまれないように、懸命に考えた台詞だけど。
ここまでいやらしいと、逆にダメだったりしないだろうか?
そんな感じで、私が羞恥と不安の板ばさみになってると、夕平がいざって、私の腿を左右に大きく開いた。
身を乗り出して、私の頭、耳のそばをそっと撫でた。
「いつもよりちょっと大人しいね。久しぶりで恥ずかしいんだから、仕方ないけどね」
普段これより過激なの!?
パネー、夕平さんマジパネーっす。
私は少々呆れた気分になる。
さっきまでの興奮はだいぶ冷めていた。
この分なら、みっともなくよがるような醜態は避けられるだろうなー。
などと考えているうち、夕平は自分のものを手で調節して、私の穴にあてがった。
「それじゃ、行くよ」
「うん……来て」
私は順当に応じた。
次の瞬間、



ずん。



と巨大な衝撃が私を貫いた。
勢いよく埋め込まれた夕平のそれは、ずりゅずりゅと膣の中を突き進み、一発で私の子宮に抉りこんでいた。
脳みそが、
ばかに、なる。
「あっへえええええええっ!」
間抜けな絶頂の声が部屋に響いた。
気分が冷めかかっているなんて些細なことだった。
私は知った。
この、伊織の肉体は、夕平のちんぽに屈服しきっている。
何度も何度も貫かれて、完全に夕平のしもべになっている……そんな事実を。
「やっぱり、久しぶりだと気持ちいいな。……伊織ちゃんは、どう?」
ほっぺたに夕平の手のひらが触れた。
やめ、て。
犯しながら、優しくするなんて。
私の心が、あんたを認めちゃう……。
「さい、こう……だよ、ゆーにいさん。すごい、ちんぽ、すごい」
口は自然に快感を訴えた。


私の頭は早くも朦朧としつつあって――ほんの僅か、夕平が疑念に眉をひそめたのを見逃した。
「……それじゃ、続けるよ」
「う、うん、もっと、もっと乱暴にして」
なに言ってるんだろ、私。
今の、完全に、一久への、裏ぎ――
――ずん。
「ひはあっ!」
思考が千切れる。
一突きごとに、私はどんどん人間からメスへと堕落していく。
ずるずるともぐりこんでは引き出されていく、それ。
エラの張った亀頭は、やわらかいお肉を引っ張り出すみたいに削っていく。
こそげる。
ヒダヒダが物凄い勢いでこすられる。
「んいいっ! あはぁ! いいよ兄さんっ! すごい、すごいすごひ!」
すごいすごいすごい!
セックスってこんなに気持ちいいんだ!
知らなかった!
「らめ、りゃめっ、また、またイクッ、いくのぉ!」
「いいよ、沢山気持ちよくなって!」
びくびくびく、と痙攣。
これが本当の、ほんもののセックス――
一久としてきたのなんて、オママゴトだったんだ!
今までの私がばかみたい!
「いぐ、まらイグ、わたひ、おかしくっ!」
ずんずんずん。
突かれまくってわたしは狂う。
いつの間にか私は、夕平にあわせて腰を振っていた。
ぐじゅぐじゅと、粘膜の擦れる音が部屋を支配した。
ぞりりりりり、と。
まんこの天井側の一部をちんぽが通過した。
瞬間。
「んほおっ! なんかぁ、なんか出ちゃ、」
ぶしっ。
透明な汁を私は噴き出して悶絶した。おしっこ、なの?
「はは、伊織ちゃん、潮まで吹いて、絶好調、だね!」
やや息を切らしながら夕平が言う。
しお……?
しってるけど、いままで吹いたことなんて、ないよ……
あーあ。
一久、ばかだな。
さいしょにわたしに潮吹かせたの、あんたじゃないよ。
これは、伊織のからだだけど……だとしても。
あんたのちんぽ、こんなすごくないし。
むり、むり。


「いぐ! いぐのとまんないっっ!」
すごいよ! ゆーへー、あんたのちんぽ、すごひっ!
「子宮きもちいい! にいさ、もっと、もっどゴヅゴヅほじっへえええええええええええっ♪」
こんなとこ、かずひさのちんぽ、いちどもあたらなかった!
ずるいよ、いおり、ずるい!
わたしにかくれて、いつもゆーへーに、ちょうきょうしてもらってたんだぁっ!
ひどい、わたしは、ほとんどイッたこともないのに、いつもこんなにイキまくってたんだぁっ!
こんなすごいちんぽで、たくさんほじってもらってっ!
「はへ、はへ、はへ、はへぇ♪」
わたしは、かずひさの、粗チンなんかで、しょじょ、なくしちゃってぇ!
しょじょなくすなら、このちんぽのほうがよかったぁ!
「ちんぽしゅごい、しゅご、また、あ、またっ、うううううううううううううううっ♪」
ははっ、と笑うゆーへー。
「調子出てきたねっ、伊織、ちゃん! 僕も犯しがいがある!」
あ、いおり、いつもこうなんだ。
だよね。
こんなすごいのにおかされたら、おんななら……みんなこうなっちゃう。
こんなきもちいいの、はじめてだよ♪
「セックスすき! すき! せっくすすきっ!」
でも、かずひさとするのは、すきじゃない!
きもちよくない! これがほんもの! ほんもののせっくす!
「へえ、セックス好きなんだ」
「うん、だぁいすきぃ!」
「それじゃ、僕の、チンポはっ!?」
どすん。
「すきなのおおおおおおおお! ひぐううううううううううううう!」
きゅんきゅんする! まんこ、すごくきゅんきゅんする!
おんなのこなら、みんなこれすきになる!
さみしいなあ、とゆーへーは言う。
「僕は伊織ちゃんのこと大好きなのに、伊織ちゃんはチンコ好きなだけなのかい!?」
えと、それは、
「好きだよ、伊織ちゃん」
ゆーへーは、やさしくわらった。
「伊織ちゃんは、どーなのさっ!?」
ずん。ごりっ。
「きひゃああああああん!」
あ、あ、わたし、私はっ――!
(やっぱり、かずひさが……っ)
クリティカルな問いに、私の頭がすこしマトモになる。
夕平は伊織に問いかけてるつもりなんだから、この発言はどこまでも自然なだけだ。 
でも私は、どこまで行っても正体は水寺真姫なんだ。
いくら伊織を装ってるからって、ここで夕平に愛を誓うのは……
さんざん夕平のちんぽにイカされて、もう裏切りも何もないのかもしれないけど。


でも、
ドスン。
「んふううううううう!」
「どうなのさ!?」
こ、こころ、心はやっぱり、一久のモノでいたい。
同じクラスになって、同じ委員会になって……。
最初は友達で、でも、私はあいつが好きになって、言えなくて、告白されたときは、泣くほど嬉しくて……。
『あのさ、水寺、その、俺な』
ドキドキしていたのを今も覚えている。
誰も居なくなった教室に呼ばれて。
もしかして、という期待が胸いっぱいになって。
『お前のこと――』
それを聞いたとき、いきなり現実感がなくなった。
何度も想像したことが、急にリアルになったから。
白昼夢でも、見てるかと思った。
でも、それはやっぱり現実で。
夢みたいな、夢じゃない、夢より嬉しい現実で――――
『好きみたいなんだわ。だから、』
私は真っ赤だった、一久も真っ赤だった。
あいつは今も軽い調子でよく言う、愛してるって。
だから、
『だから、』
私は、
『お前に――』
あいつを、
『付き合って、ほしいんだよ』
裏切ら、



ずドんッッ。
「伊織ちゃん! どーなのさッッ!?」



「ゆーへーが、すきですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」



――あは。
あはは。
いっちゃった。
イッて、言っちゃった。
「すきなの、ゆーにいさんがすきです! だいすき! あいしてましゅぅ!」
「……あ、ああ、嬉しいね!」
……どかん。
「きもちいい、きもちいいよう!」
あはは、わたし……ねとられちゃった。
かずひさより、ちんぽがすきになっちゃった。
「すき、たくましい、ちんぽすき! ゆーにいさんもだいすきっ!」
かずひさがいけないんだ。
ゆーへーみたいに、わたしをきもちよくできないから。
しきゅーをガヅガヅえぐれないから、わたしダメになっちゃったんだよ。


「ひいいいい! もっと、もっとぉ! わたし、にーさんのオナホールにしてぇ!」
「してあげるよ! ……伊織ちゃんが望むならね」
オナホール……
かんがえただけで、こーふんするッ!
ああ、ちんぽちんぽちんぽ!
かずひさみたいな、ちっちゃくて、ソーローのじゃない、これがほんものの……ちんぽ!
ゆーへーさいこう!
だいすき!
わたしを、どれいに、どれいに!
「出るよ、伊織ちゃん、そろそろ!」
「だして、わたしのなか、ざーめんでパンパンにしてぇ!」
しきゅーが、下がる。
ざーめんゴクゴクのみたくて、さがる。
「いおり、ちゃん……イクよっ!」
ドズン。
「はがああああああああっ! すごいのくるうううううう!」
でた。
あついのが、しきゅーのなかに、まきちらされた。



なかだし、きもち
よすぎる♪



「とける、しきゅう、とけちゃうううううううううううううううううううううう!」
しあわせ。
このちんぽだけあれば、わたし、しあわせ……♪
「……ふぅ」
だしおわると、ゆーへーはちんぽを抜いた。
にゅるるるる、と抜けていく感触で、わたしはまた、しおをふいた。
だいぶ、つかれた。
でももう、終わり……
じゃなかった。
「さ、もっかい行こうか、伊織ちゃん」
夕平は当たり前のように言って、私をころんとうつ伏せにした。
そしてお尻だけを持ち上げれば、夕平に向けてお尻を突き出す女の完成。
まだするの?
でも、今の口ぶりからして、何回もするのは日常みたい。
じゃあ――それに付き合わないのは、ヘンだよね――。
私は口元がほころぶのを自覚しながら、両方の手を後ろにやった。
まんこをくぱっと開く。
どろりとザーメンがたれて、太ももを流れるのさえ気持ちいい。
「うん……
 私のメスマンコ、もっともっと、犯して……♪」
たのしみ。
わたし、これから、何回イカされるのかな……♪


結局あの後、3回した。
私は数え切れないくらいイッて、その間に何度も夕平に愛を叫んだ。
だらしなく喘いで、卑語を垂れ流した。



バカだ、私。



冷めた頭の中に、後悔が満ち溢れる。
一時の肉欲に流されて、好きな人を完全に裏切ったんだ。
……私が家に戻ると、すでに私の肉体を借りた伊織は帰宅していた。
伊織は私を見るとすぐに事態を察知したようで、「ごめんね、ゆー兄さんが……」と手を合わせた。
そして、自分も一久と致してしまったと小声で白状し、謝られた。
伊織は実際、申し訳なさそうではあったけれど、まとう雰囲気に、
『大したことなかったな、お姉ちゃんの彼氏』
というニュアンスがはっきり存在した。
仕方ないと思う。
あいつは前戯をあまりしないし、下のほうも、夕平に比べれば……認めるしかない、粗末すぎる。
夕平とのセックスに慣れた伊織にとっては、不満足もいいところだろう。
肉欲だけで夕平に愛を叫んだ私と違って、伊織はあいつのことを心でも想っている。
肉体と精神の両面を満足させられてるんだから、一久とのセックスなんて、退屈なだけだったに違いない。
それでも一久は、私にとっては一番大切な存在なんだ。
それは絶対、そうなんだ。
「ごめん、疲れたからちょっと寝てくるね」
夕食まで時間が有ったから、わたしはそう言って伊織に背を向けた。
「そうね、夕平のは初めてだと疲れるものね。ちゃんと休みなさい」
お母さんが傍を通った途端、伊織は姉の性格を装って言ってみせた。
本当、演技派で困る。
私は苦笑しつつ、伊織の部屋に入り、下着を替えてベッドに寝転がった。
姿勢が変わったからか、ぷぢゅ、と音がして、わたしのあそこから精液が漏れた。
一久、ごめんなさい。
謝っても謝りきれないけれど……。
声が聞きたい。一久の声が。
でも、今の私は伊織だから、そんなこともできない。
もどかしくて仕方ない。
思い煩うのも一時のこと。
心身の疲労が噴き出して、私はすぐに眠りに落ちた。
そしてセックスの夢を見た。
私は夢幻の世界で、夕平に犯されて動物みたいに喘いでいた。
しばらくして目覚めた私は、またびちょびちょになった下着を見ることとなった。
物凄く情けなくて悲しかったけど、とても興奮して、オナニーして、潮を吹いてイッた。
「夕平、すごいよ夕平のちんぽすごすぎるよぉ……」
……さっきまでの情事を、妄想しながら。






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