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紅 kure-nai (2)


 紫は満足そうに頷きながら、竿をしごき続ける。陰茎は哀れに刺激され続け、痙攣し続けた。
 真九郎は少し前までとはまったく違う少女を見た。口調も何もかも同じなのに、その笑顔すら同じなのに、心が別のものに入れ替わってしまっている。

 なにがあろうとも自分を曲げない強さを持った少女は、今は兄に奉仕する事が唯一の喜びである奴隷になっていた。
「なあ、紫……、戻れないのか? もう、前みたいに……」
「今のわたしは兄様に飼ってもらって幸せなのだぞ? 戻るもなにもないではないか」
 紫はきょとんとした顔で、しかし断言した。まだ希望はある筈だ、そう思いながらも殆ど絶望的なのは分かってしまった。
 紫がスカートを上げて、ショーツを取り出した。ショーツは横を紐で止めるタイプのもので、ガーターベルトをしながらでも外す事が出来た。
 ショーツは濡れていない場所の方が少ないほど湿っていた。真九郎まで愛液の甘い匂いが漂ってくる。その量は相当なもので、手に持たれた部分から重力に引かれ、地面に垂れた。
 ショーツの最も愛液が染みた部分を表にだしながら丸める。それを真九郎の鼻先に突きつけて、紫が言った。
「ほら、口をあけろ。上映中に騒がれては敵わんからな、これを口に詰めとく」
「な……っ! ふざけ――!?」
 真九郎の反抗を予測してた紫は、喋りだした瞬間口の中に指を入れた。真九郎は思わず指を噛みそうになるが、それは紫の囁きによって止められる。
「わたしを守れなかった上に、今度はわたしを傷つけるのか、真九郎」
 紫の泣きそうな顔に、思わず顎を開く。すぐに泣き顔はなりを潜め、笑顔に変わる。それが演技だと知ったときには、もう遅かった。
 舌にシルクの柔らかさと、紫から分泌された甘ったるい液体が触れる。吐き出そうとするが、その前に布で猿轡を絞められて吐き出せなくなった。
「どうだ、幼女のマンコの味は? ロリコンの真九郎には大好物だろう? ああ、安心しろ。一度腸内まで洗ったからな。精液は付いてないぞ。全部わたしの愛液だ」
 違う、そう叫びたかったが口から漏れたのは無意味な呻き声だけだ。舌にねちねちとした愛液が絡み、少女の味を堪能してしまう。
「なぁ、真九郎。思い出してみてくれ」
 紫が耳元で囁いた。口から出された息が触れるほど近くで、まるで自分の媚熱を伝えるように。
「今はこんなに淫乱なわたしが、かつてお前の隣で裸になって寝ていたのだぞ?」
 思わず背筋がぞっとした。紫に言われた事を想像してしまったのだ。
 昔、紫が真九郎の家で世話になっていた頃、紫は真九郎と同じ布団で裸で寝ていた。当時は性的な知識などもっていなかった紫だが、今は違う。
 もし、いまの紫が真九郎の隣で寝ていたら。愛液で甘い臭いを撒き散らしながら同衾していたら。淫らな表情と体で真九郎をさそっていたら。
「お前がどんなわたしを想像したかは、聞くまでもないな」
 陰茎は痛いほど勃起し、皮のベルトをぎちぎち鳴らした。紫は亀頭を撫でながら、真九郎の顔を見て嘲る。
「やっぱり真九郎はロリコンなのだな、この変態」
 真九郎を罵りながら、紫はドレスに手をかける。ドレスは簡単に脱ぐ事が出来たのだろう、足元に皺を作りながら落ちた。
 九鳳院紫の体は、淫らに彩られていた。ガーターベルトに、それに止められている靴下は黒く、紫の透き通るような白を際立たせている。
 ブラジャーはつけているものの、大事な場所は全くかくしていなかった。下から殆ど存在しない乳房を支えているだけであり、ストラップはないタイプだ。
 体は全体的に赤くほてり、特に恥部は高潮し愛液を床まで垂らしていた。
「これからが本番だ」
 紫は笑うと、ディスプレイの電源を入れた。リモコンをもったまま、真九郎の上で抱きつくように座る。
 淫液で濡れた恥丘を陰茎に当てると、前後に腰を動かす。秘所の奥からあふれ出る液体が潤滑油になり、紫の淫らな遊びが始まった。
「真九郎に優しくしてやれ、と兄様が言ったがこれで終わりだ。もうお前には優しくしてやらんぞ」
 真九郎は驚愕した。紫は真九郎の話を全く取り入れることはなかったが、それでも優しげに接してはいたのだ。だからこそ真九郎はまだ希望があると考えていた。
 しかし、それも全て演技であり、その演技は兄に言われたからだと紫は言った。それに、と紫は続ける。
「そうすれば、お前はころっと騙されると兄様が言っていた。兄様の言った通り、お前は騙されたな」
 にやにやと、真九郎を嘲笑しながら言う。紫は別の誰かが乗り移ったかのような変わりようを見せていた。
「お前が、わたしに好意をもっていたのは知っている」


 腰を振り、息を荒らげながら紫は言った。火照った体を真九郎に押し付け、顔を耳元に寄せて呟く。
「真九郎が守ると誓ったわたしが、どうやって兄様のものになったか全て見るのだ」
 紫はリモコンを操作し、もう必要がなくなったそれを投げ捨てた。腰の動きを止めて、真九郎の陰茎を掴む。亀頭の位置を調整して、自分のアナルに押し当てた。
 なぜそんな事を、驚愕で真九郎は紫を見た。
 真九郎の顔が自分に向くのを待っていた紫は、視線が交わるとぺろりと唇を舐める。その仕草で、紫は真九郎にまったく知らない少女になったのだと語った。
 紫のアナルに真九郎の陰茎がずぶりと差し込まれた。快楽はこれまでの非ではなく、陰茎が全て吸い取られるような感覚がした。
 陰茎が全て埋まると同時に、亀頭が腸の奥を押したのに気づいた。亀頭が舌とは違う感触の腸壁に喜び、ぐりぐりと擦り付ける。
 こんな状況で、かつて守ると誓った娘に犯されてまで出てきてしまう男がひたすら情けなかった。紫は真九郎の表情を満足そうに見ている。
「ほら、始まるぞ。無力なお前が守れなかったわたしの末路、7歳幼女の調教日誌だ」
 液晶ディスプレイの明かりが部屋の中を照らした。目をそらそうとする真九郎を、アナルを絞めて刺激する。わたしはこうされたのだ、と現実を叩きつけ、顔を掴んで無理矢理正面を向かせた。
 ディスプレイには、服を破られ縛られて、顔を泣きはらしながら後ろから犯される少女が映っていた。
『いやあああぁぁぁ! 痛い! 痛いいぃぃぃ! に、兄様、やめてええぇぇぇぇ!』
『はははははは! どうだ紫! これでお前が俺のものだと言う事が分かっただろう!』
 その凄惨な姿に、真九郎は顔を真っ青にする。酷い目に遭っているだろうとは思っていた。その姿を想像し、無力に泣いた事もあった。しかし、このディスプレイ越しの現実感は、どんな想像をも圧倒していた。
『し、真九郎、助けて……、助けて!』
『馬鹿だなお前は! あいつは鉄腕に叩きのめされて帰っただろう! お前を助ける奴なんていないよ!』
『お願い、助けてええぇぇ! し、しんく、真九郎ぉぉ! 痛い、怖いよ! 助けて!』
「ほら、ここだ。今お前のチンポを犯してるここを、兄様に貫かれたのだ。凄く痛くて苦しくて怖かったのに、お前の名前を何度も呼んだのに、結局助けてくれなかったな」
 ディスプレイの中の紫は、押さえつけられながらも必死に逃げようとしていた。そんな紫の様子が面白いのか、紫の兄、竜士はにやにや笑いながら多弁鞭を振り下ろした。
 鞭は独特の打撃音を立てて、紫の背中に当たった。服が弾け飛び、肌が赤く染まる。
 真九郎は悟った。紫の服の裂け目は、全てあの鞭でやられたのだと。全身くまなく叩かれ、服はもう機能しておらず肌こそ裂けてはいないものの、全身が蚯蚓腫れになっている。
『うっ、うえええぇぇぇ……。たすけて、しんくろう、たすけてぇ……』
『おい、真九郎助けて、じゃないだろう! 今ここに居るのは誰だ! お前は誰にお願いしなきゃいけないんだ!?』
 ばしん、と鞭が勢い良くベッドに叩きつけられる。紫はひぃっ、と悲鳴を上げて頭を抱えた。
『ご、ごめんなさい。兄様です。竜士兄様にお願いしなきゃいけないんです……。おねがいしますから……ぶたないで』
『そうだ、それでいいぞ紫。お前は俺のものなんだ。頼るのも、俺にだ。分かったな』
『は、はい、そうです。わたしは竜士兄様のものです』
『よーし、いい子だ。じゃあ、しっかり尻を絞めろよ』
『ぎいいいぃぃぃぃ!』
 また乱暴な挿入が始まった。紫は涙と鼻水でくしゃくしゃにした顔をディスプレイに映す。あの気丈だった九鳳院紫がここまで絶叫する、それだけで竜士の攻めの過酷さを理解できた。
『痛いいいぃぃぃ! やめてやめてやめて! 嫌ああぁ! 助けて、真九郎たすけてぇ!』
『真九郎じゃないって言ってるだろうが! まだ分からないのか!』
 多弁鞭が何度も振り下ろされる。一発ごとに布の切れ端が飛び、背中を少しずつ露出していた。唯一、顔にだけは振り下ろさないようにしている様だったが、当時の紫の救いにはならなかっただろう。
『ごめんなさい兄様ぁ! ううぅぅぅ! やめて……痛いよ、痛いよぉ……うぅ』
「この時はまだ兄様の愛がわからなくて、泣き叫んでいたんだ。愚かにもまだお前が助けに来てくれるなどと思っていたしな。こうやってわたしは一週間痛めつけられて、最後には部屋の隅でずっと震えていたんだ。世界中の全てが怖くて仕方なくなってな」
 あくまでも楽しそうに、紫は真九郎の上で踊っている。こんなに凄惨な映像を見せられても、真九郎の股間は興奮し続けた。それほどに紫の淫技は卓越していた。



 陰茎は腸内をびくびくと跳ね回り、腸壁を叩いた。先ほどからずっと絶頂感がとまらず、陰茎は狂ったように充血する。
 紫が体を上下しながら真九郎のシャツのボタンを外し始めた。左右に開いて体を露出させると、紫は自分の体にローションを塗り始める。そして体を真九郎に密着させると、胸を押し当ててこすり始めた。
 真九郎の興奮が増し、心臓がばくばくいってるのが分かる。紫の体は柔らかく、それだけに勃った乳首が体を這い回るのを直に感じ取れた。
「ほら、次のシーンだ。変態真九郎を満足させてくれるかもしれないぞ」
 一瞬画面を砂嵐が通過し、次の画面が移る。
 紫は診察台に四肢を拘束され、泣きそうな顔で白衣の男たちを見回した。体に次々と注射が打たれ、針はアナルや膣にまで刺される。
 最初こそ泣いていたが、すぐに紫の目の色が妖しくなる。曖昧な視線が辺りを泳ぎ、やがて表情が虚ろになる。肌は高潮し、恥丘が開き愛液が大量に出ていた。
「九鳳院は女を屈服させるために、あらゆる手を開発した。わたしに投与された薬はな、ぜんぶ体を敏感にする薬だ。分かるか? あれだけの量全部がだ」
 紫が示すとおり、薬品の量が尋常ではなかった。大小の注射器だけで20本あまり、点滴でも投与されているのだ。
 投薬を終えた紫は、裸のまま竜士に抱えらて運ばれた。その間、紫は微動だにしなかった。いや違う、できなかったのだ。
 全身を性感帯に変えられて、抱えられているだけですら絶頂しそうになっていたのだから。
 竜士は紫を後ろ手に縛ると、犬のような体勢で寝かせた。と言っても、手は使えないので尻を突き出す形で。
『ほら、紫。今度はどうだ? お前があまりに痛いのは嫌だっていうから、気持ちよくしてやったぞ』
 竜士の指は、紫のアナルに突き刺さっていた。指で内側を掻いたり、出し入れしたりする。
『お、あああぁぁぁぁ! 兄様やめへぇ! こりぇ、へん! へんにらるぅ!』
 プシプシと連続で潮を吹きながら、紫は絶叫した。痛みではなく、快楽で攻撃される。苦痛ですら屈服しかけていた紫に、その攻めはあまりにも刺激が強かった。
『へぇ、指だけでこんなになったな。これでチンポを入れたらどうなるんだろうね』
 竜士は紫の腸液が絡みついた指を、楽しげに見つめた。たった少しの刺激で、腸液は指全体に絡みつくほど排出されている。
 指に付いた腸液をアナルに擦りつけ、潤滑油がわりにした。小さなつぼみに、大きな陰茎の先端が当てられる。
『や、やめへください兄様ぁ! こんなのやられたら、わたしおかしくなります!』
『けどお前いつまでたっても言う事聞くようにならないじゃない。分からない? 悪い子はおしおきされるんだよ!』
『や、やめてお願ああああおおおぉぉぉ! ああああぁぁっあっあっあっあっ、おああああぁぁぁぁぁ!』
 あたりにいろんな体液を撒き散らしながら、紫は始めての絶頂を迎えた。尿すら垂れ流しだらしのない顔をして、ひたすらアナルからの快楽に嬲られ続ける。
「こうして、わたしは始めてイかされたんだ。わたしがイっても兄様はやめてくれなくてな、ずっと気持ちいいままだったんだ。本当に頭がおかしくなりそうだったぞ」
 紫が懐かしそうに語る。左手は真九郎の首に回されながら、右手はいつのまにか自分の股間を弄っていた。
 真九郎は映像から目を放せなくなっていた。映されているのは間違いなく陵辱の記録である。凌辱の記録であるのに、自分の大切な人が嬲られている姿であるのに、酷く興奮していた。
 真九郎の陰茎が僅かに大きくなったのを、紫は腸の中で感じる。紫はにやりと笑いながら、アナルを絞めて刺激を強くした。うっ、と真九郎から呻き声が漏れる。
「やっぱり真九郎は変態だな。7歳の子供が処女のまま淫乱アナルに変えられるのはそんなに面白いか? お前が守るはずだったわたしがこんな風にされてるのにな。ちょっとアナルでチンポを弄られただけでこんなに興奮するんだな。この真性ロリコンの変態め」
 紫の腰は、ディスプレイの中の紫と同じように動かされていた。ディスプレイの紫の腰が右に振られれば、現実の紫も右に振り、陰茎が腸壁を強くこすれば、紫もそうなるように体を動かす。
「どうだ? お前はわたしに犯されてるのに、わたしを犯してるような気がするだろう」
 実際、その通りだった。真九郎の目はディスプレに釘付けになり、紫を嬲る竜士と同じ感覚を得ている。それが、まるで自分が竜士になり紫を鳴かせているような感覚に陥っていた。
 真九郎は紫を性的な対象で見た事などない。しかし、この倒錯的な映像と今与えられている快感、そして紫の言葉で、しだいに紫自体に淫らな欲望を向けるようになってきている。



「映像の中だけじゃなくて、ちゃんとわたしも感じろ。ほら、わたしのおっぱいはどうだ? お前なんかのために、わたしの体全体で気持ちよくしてやってるんだぞ」
 アナルの締め付けは緩められ、その代わり体を強く押し付けてきた。胸の感触など殆どないが、その柔らかい肌は興奮を誘ってやまなかった。
 いつの間にか、口の中のショーツを味わっている事に気が付いた。ショーツを舌で転がし、愛液を啜り出して飲み込む。生臭い香りが鼻腔の奥まで刺激し、これが紫の淫液なのだと主張する。
 真九郎は自分が少しずつ紫の体にのめりこんでいる事に、まだ気が付いていなかった。そして、気が付いていないのは真九郎だけだった。
 ディスプレイの中の紫は、何度も犯されていた。怯える紫を何度も竜士は凌辱する。その方法は様々で、ただ獣のように犯すことから、吊り下げて鞭で叩き続けたりなど様々だった。
 痛みから快楽に方法が変わっても、紫は竜士に怯え続けた。だからこそ、調教は次の段階に変わる。
 紫は椅子に座っていた。拘束されている訳ではなく、抵抗もしない。さりとて怯えている様子も無い。ただ椅子に座って、焦点の遭わない目で正面の男を見ていた。
「ここから山場になるぞ。変態が満足するくらい愚かなわたしがぐちゃぐちゃに壊されるからな。見逃すんじゃないぞ?」
 ぞくり、と脳に快感がよぎる。なぜこんなものに興奮しているのか、真九郎には理解できなかった。そして、なぜ紫の言葉ひとつでこれほど体が反応してしまうのかも。
 あれほど健気で強かった紫がこんな風に変えられてしまうのだ。あの会場のように、兄の命あらば誰にでも股を開いて差し出すように。
 今、裸よりも淫らな姿で陰茎を排泄機関で咥えながら、嬉々として淫欲を貪るように。
『確認します、竜士様。よろしいんですね』
『ああ、いいとも。早くやってくれ』
 男は虚ろな紫に近付くと、耳元でぼそぼそと呟く。体を触りもするが、その行為には性的なものは一切感じられず事務的で、医者が診察しているようにも見えた。
 真九郎にはそれがどういった効果を表すのか理解できなかった。ただ、紫の調教の為であると言う事だけは分かる。
「なぁ、真九郎。わたしを見ろ」
 紫は両手のひらを真九郎の首裏に触れて、体を離した。腰の上下も止まるが、その代わりに腸がうねる様に陰茎をしゃぶる。
 真九郎はディスプレイから目を離し、紫を見た。そして、自覚無しに少女の体を嘗め回すように視姦する。
 少女の顔はあどけなさを忘れ、快楽に溶けていた。顔は高潮し、視線は淫悦を誘惑している。うなじを、流れる黒い髪が強調し少女特有の美しさを際立たせた。
 胸は小さいながらも膨らんでおり、その幼さを補って有り余る滑らかな肌はローションで艶やかに彩られる。胸を支えるブラジャーはローションで透けて、肌とは違う魅力を出していた。
 ショーツが守るべきつるつるで筋しかない幼丘をガーターベルトが強調し、誘蛾灯のように男を誘う色香がある。
 黒いレースの靴下に包まれた足は、大人の男に跨っていると言うだけで倒錯的な幼い性を強調していた。
 むき出しの恥丘は赤く爛れ、あふれ出る愛液は腰が動くたびにズボンに擦り付けられ甘い匂いを撒き散らす。毛ひとつ生えていないそこは、何にも阻まれる事なくさらけ出されていた。
 その奥にある小さなすぼまりは今は大きく開かれ、グロテスクな肉の棒を美味そうに飲み込んでいる。肉棒の大きさに対し少女の幼尻は不釣合いなのに、それが当然と言わんばかりに舐め取っていた。
 これら全てが、ただ一人の少女の、九鳳院紫という少女の下に集まったのだ。
 真九郎は興奮した。性的刺激を与えられたからではなく、この幼い少女の姿に、確かに欲情した。
「どうだ、真九郎。お前はさっきまでわたしの裸をみても何も反応しなかったな。けど今は、わたしの体を見ただけで興奮するんだろ? 犯したいと思っただろ? お前は変わってるんだ。わたしに変えられてるんだ。本当に幼女に欲情する本物の変態にな」
 真九郎は首を振って否定した。紫に伝えると言うよりも自分に言い聞かせるように。
 紫は嘲笑いながら、腰を浮かせた。陰茎がアナルから半ばまで出される。露出されたそれは、真九郎も見た事がないほど血走り硬くなっていた。
「嘘をついても無駄だぞ、ド変態。お前がいくら否定しても、お前のチンポは正直だからな。わたしを視姦しながら、必死にわたしの中を味わおうとしてたぞ。見られただけで妊娠させられそうな視線だったしな」
 紫が腰を落とすと、また陰茎は全て隠れた。下半身は正直で、それを喜んでいるのが分かる。つながっている紫にもそれは伝わり、真九郎ににやにやと嫌らしい笑みを向ける。



 紫は視線を誘導しながら、秘所を指で開いた。綺麗な桃色をしたそこが粘液ごしに外気に晒される。真九郎の目は、食い入るようにそこを見てしまった。
「どうした、変態。ここに入れたいか? でもここは駄目だ。わたしのマンコはご主人様専用だからな。初潮が来たら真っ先に犯してもらうのだ」
 自分の行為は犯罪だと知りながらも、視線を外せなかった。そこが何よりも魅力的だと、そう思えてしまうのだ。
「マンコはもう永久脱毛を済ませたのだ。わたしは一生子供マンコのままだ。変態好みだろ? お前が使う機会は一生ないがな」
 紫の言った事に、思わず頷きそうになる。理性で違うと否定しても、本能がそこを舐めたいと思ってしまう。毛の生えない幼丘をしゃぶりたいと感じてしまう。
 こんな幼女の小さな恥膣に、口をつけ舌を差し込んで蹂躙したいと、本能が言っているのだ。
 真九郎は何も出来ない無力感と同時に、恐怖心を感じた。一体紫は自分をどうするつもりなのだろうか、と。喋る事ができない今は、されるがままになるしかなかった。
 ディスプレイでは、いつの間にか男が去っていた。部屋の中には二人だけが残り、紫は竜士を怯えた目で見ている。
 竜士は紫に触れようとしなかった。それどころか、近付こうともしない。それなのに、楽しそうな視線を向けられる紫は得体の知れない恐怖に怯えていた。
 竜士が調教の効果を確かめるべく、一言だけ言葉を発した。
『イけ』
『え、えぇ! あ、あっあっあああぁぁ!』
 刺激を与えられたわけではないのに、紫の体は勝手に跳ね回った。がくがくと崩れ落ちそうになる膝を支えながら、座り込んでしまうのだけは堪える。
 スカートの中から涎が垂れた。ねっとりとしたそれは糸を引きながら、床に数滴の水滴を落とす。
 彼女には自分が何をされたか分からなかっただろう。ただイけ、と一言言われただけなのだから。
『イくな』
『あ、あぁ。っふー、っふー』
 絶頂が中断される。しかし、それは快楽や興奮までも止めるようなものではなく、本当に絶頂のみを抑制するものだった。紫の顔は赤く、未だに絶頂の余韻を引きずっているのが分かる。
 竜士は紫に近付いていき、スカートの中に手を入れた。スカートに隠れた部分では、指がクリトリスを激しく刺激している。敏感に改造された紫の体ではとても耐える事が出来ない刺激、の筈だった。
『あ、あああぁぁ!? な、なにこれぇ! う、ああ、ああぁ!』
『はっはっはっはっはっは! どうだ、全然イけないだろ! お前の体がどうなったか知りたいか?』
 紫に答える余裕は無かった。頂点限界にまで刺激されているにも関わらず、その先に行く事ができない。
 竜士はそんな事お構い無しに刺激し続ける。自分の手の上で踊り狂う様を存分に堪能しながら。
『お前にはな、暗示をかけたんだ。といっても精神にまで作用するものじゃない。けどな、肉体は絶対に逆らえなくなった。お前は俺の命令一つでたとえ何も刺激されなくてもイくし、逆にどんなにイきそうになってもイけなくなるようになったんだよ!』
 指を離されると、その場に座り込んでびくびくと体を震わせた。絶頂しそうな感覚は未だにあり、それが調子を狂わせる。
 人形のようにされるがままの紫は、そのまま手枷と首輪が一体になった道具で拘束された。続いてギャグボールを噛まされ、アイマスクで視界を隠される。
 耳にはヘッドフォン型の耳栓を当てられ、これで何かを知ることも伝える事もできなくなった。
 不自由な状態で持ち上げられて、テーブルの上にある器具と拘束具がつながれた。パーティー会場の時の格好で、身動きが取れなくなる。
 スカートをたくし上げられると、ショーツを破いて取り除かれる。その代わりにアナルの部分だけが開いた貞操帯を取り付けられた。
 準備が整うと、ドアが開く音がする。映像の外から数人の身なりのいい男が現れ、竜士に挨拶をした。
 代表らしき男が前に進み出て、握手を交わす。
『いやあ、申し訳ありませんな竜士くん。まさかこんなに面白いイベントに招待されるとは』
『いえいえ、私の方もいつもお世話になっておりますので。これくらいはやらせていただきますよ』
 竜士は営業スマイルで答える。内心はどうだか分からないが、その外見だけは完璧と言えた。
『それでは皆様、お楽しみください。私がいると落ち着いてお楽しみ頂けないでしょうから、これで席を外させていただきます』
『ん? そうかね? 気を使わせてしまってすまないね』
 一人が進み出て、紫の尻を撫でた。少女の肌触りと反応を見て、男は満足げに頷く。
『うむ、すばらしいね。完全に出来上がってる。流石は竜士くんの仕込みだ。いつ見ても見事だよ』
『確かに。顔が分からないのは残念だが、たまにはこういう趣向もいいだろう』
 口々に好き勝手な事を離しながら、紫を弄り回す。乳首を摘んだり、太腿を撫で回したりと。その度に体は反応し、震えていた。
『それでは、お先にいただきますよ』
 アナルに肉棒が埋め込まれた。つぼみは皺がなくなるほど伸ばされれば、痛みがないはずはない。しかし、紫が感じているのは快楽のみで、ギャグボールの隙間から涎を垂らし、艶声を上げていた。
 紫が犯されている間でも、男たちに容赦はなかった。全身をまさぐり、快楽を引き起こしていく。
 貞操帯の間から愛液が溢れるが、それでも紫は絶頂することができない。事情を知ってか、それとも知らずにか、男たちは少女を苛め抜いた。
「これはな、わたしが始めて輪姦された時の映像だ。気持ち良いのに絶対にイく事ができなくてな、気が狂いそうになってしまった。最後には全部忘れて、頭の中全てイきたいとしか考えられなくなってしまった」
 少女の体が弄ばれ続ける。精液で白い肌をさらに白く染め、髪に張り付き固まる。全身から玉のような汗を流し、アイマスクが変色するほど涙を流していた。
 

 腹は精液でぽっこり膨らみ、浣腸で全て出される。綺麗になった腸内は、また男たちの欲望で汚された。
 紫は男たちがそうしたように、真九郎を弄び続けている。早く射精したい、それしか考えられなくされていく。
 男たちの宴が終わり、めちゃくちゃに汚された紫の下に宴の主犯が現れた。ギャグボールとアイマスクのみ取り外す。
『やっぱり、お前はぼろぼろに汚された姿がよく似合うね。気分はどうだい、紫?』
『イか……せて。おねがい……します……、イか、せて……』
「どうだ真九郎。わたしは始めて兄様におねだりしてしまったのだ。どうするのだ、真九郎。いや、お前は何もできないんだったな。なにせわたしのロリアナルで締められて喜んでいるんだ」
 腰の振りが速くなる。真九郎の欲の塊は腸液に浸され、生ぬるい粘りに歓喜の声を上げた。
 大切だった少女との思い出が、淫欲に侵食されていく。そして、汚している相手は大事な少女本人だった。
 紫はもう思い出など欠片も大事にしていない。真九郎との初恋の物語は既にゴミであり、今大事なのは兄の命令だけだった。
「今わたしがお前の隣で寝たら大変だな。お前はきっとわたしの口を塞いで、この変態チンポをわたしのアナルにねじ込もうとするんだ。何も知らない頃のわたしでもお構い無しにな」
 ディスプレイの中の少女が、汚れたまま兄に犯される。足に力が入らないために、体重をテーブルに預ける。肉棒を挿入されるごとに、イかせて、イかせてと機械のように呻いた。
『なあ、紫。お前はもう俺に逆らわないよな』
『は、はい。逆らいません』
『俺のためなら何でもするよな』
『なんでも、します。だから、はやく、イかせて』
『お前は俺の性奴隷だ』
『そうです、わたしは兄様の、性奴隷、です』
『もう誰にも頼らないよな。頼るのは、俺だけだ』
『そうです。わたしは、兄様にしか、頼りません』
『そうだろう、例え相手が真九郎とかいう奴でもだ』
『はい、しんく……え?』
「ほらここだ! あははははは!」
 紫が笑い出す。かつて無いほどアナルを絞めて、彼女自身が興奮しているのが分かった。上下運動が早くなり、真九郎を攻め立てる。体を後ろに倒し、全身を見せ付けるようにしながら。
 黒く美しい長髪が、腰に合わせて舞を始めた。幻想的なほどの淫らな演舞は、真九郎の脳に幼女の艶姿を何度も焼き付ける。
 九鳳院紫は美しく淫らだ。そして、その幼さ故の淫惑こそが正しいのだと、脳が強く記憶する。それこそ、二度と忘れられないほどに。己を蔑む視線でさえ、興奮を誘惑する。
 真九郎の本能が、紫という幼女の性的興奮で満たされていく。本能が、紫という幼い性の具現に逆らえなくなっていく。下半身が、幼女のアナルに隷属する。
 竜士は紫の言葉が詰まったのに、今まで笑顔だった表情を消して能面になる。すぐにアナルから陰茎を引き抜くと、使用人に命じて何かを持ってこさせようとした。
『いやああああぁぁぁぁぁ! 兄様ごめんなさい! ごめんなさい! 許してください!』
 紫の絶叫に、竜士は何も反応を見せなかった。口に無理矢理ギャグボールを詰め込み、耳栓もつける。紫はどうする事もできずに、ただ無意味に暴れ続けるしかなかった。
 使用人が大量の器具を持ってくると、貞操帯は外された。そしてより大きなものが取り付けられ、アナルにも太いバイブが差し込まれる。胸に何かが張り付き、その上からベルトを締める。
 そんな処置が全身に施され、少女の肌は殆どが隠れた。



 全て取り付け終わると、紫から離れた。手に握られたものを操作すると、紫に取り付けられたもの全てが起動する。
 あるものは振動し、あるものは微弱な電気を流した。一つ一つ別の効果を表すが、それらに共通するのは、紫を攻め立てると言う事だ。
 紫の口端から声にならない絶叫が出た。全身を痙攣させ、体液を振りまく。正に性で操られる人形だった。
「ふふふ、この攻めは凄かったぞ。何せ――」
 なめくじのように幼女が真九郎の体を這い登る。耳元に口を付けて、致命的な言葉を呟いた。
「お前への気持ちを全部壊したんだからな」
 瞳孔が開き、快楽に犯されつつあった正気が一瞬で覚める。がたがたと体が震え、絡みつく紫を直視できない。一月前に味わったあの絶望が、再び正面に現れた。
「わたしは、この時はまだお前が助けてくれると勘違いしていた。この時まではお前を愛していた。でも、これで全部終わった。これでわたしの安っぽい初恋は終わり、かわりに兄様への深い愛を得たのだ」
 紫が艶かしい仕草で、首筋を舐める。くちゃりと舌が当たった瞬間、幼女の感触に背筋までわななく。
 これほどの絶望の中でも、まだ真九郎の体は紫を求めていた。
「なあ、なんでわたしがこんな事をすると思う。当然兄様に言われたからなのだがな」
 画面上の紫は陸に上げられた魚のように飛び跳ねていた。それを見続ける真九郎の視線を遮るように、紫の顔が迫る。
 わたしを見ろ、という意思表示に、真九郎は逆らえない。心で何と言おうと、快楽を与えてくれる紫には体が動いたとしても従うだろう。
 紫は、真九郎の全てを掌握した事を確認した。
「兄様がお前を変えると言ったのだ。お前が、わたしでしか射精できなくなるようにとな。お前は一生わたしを奪われた無力感に打ちのめされながら、わたしを思い出し、わたしの淫らな姿を思い出し、一人寂しくチンポを擦り続けるんだ。
 だから、お前にはわたしのアナルでも射精させてやる。光栄に思え、お前のような下賎な輩がわたしのような高貴な人間に出させてもらえるんだからな。兄様に一生感謝するのだ」
 真九郎の心はふざけるな、と抵抗した。しかし、体はその言葉に喜んでいる。
 舌はショーツを、まるでそこに紫の恥丘があるようにねぶった。陰茎は積極的にアナルをほじり、少しでも快楽を得ようと震えては腸壁を叩く。
「わたしはもうお前の事など、どうでもいいのだがな。兄様が慈悲でわたしの淫らな姿を映像で送ってやると言っていたぞ。出産まで全部だ。
 よかったな、これでお前が汚い粗チンを扱くネタには困らんぞ。わたしでしか射精できなくしてやるのだからな、せめてこれくらいはしてやるとの事だ」
 それでも、真九郎は抵抗しようと涙まで流すが、それを嘲笑うかのようにアナルを絞められる。抵抗は一瞬で吹き飛ばされた。
「抵抗など無駄な事をするな。お前は変態なのだ。変態にこらえ性など必要ないぞ。大人しくわたしの味を、体の感触を脳髄にまで刻み付けて、一生わたしでしかチンポ勃たなくなってしまえ」
 紫はディスプレイを見て、映像の進み具合を確認した。画面には全身ぐしゃぐしゃの紫と、丁度もどってきた竜士が映されていた。
「これが、完全に兄様のものになったわたしだ」
 顔についたものを全て外され、紫の酷い顔が現れた。涎を垂れ流し、覇気の欠片もなく目は死んだ魚のように濁っていた。兄が正面に回っても何の反応も示さず、快楽に踊らされ続ける。
 竜士はその表情に満足し、器具のスイッチを止めた。器具は次々に取り外され、紫の裸体が現れる。
 未だに呆けたままの紫の尻を叩くと、紫はびくんと震えた。顔に生気が戻り、ゆっくりと後ろを向いて相手を確認する。
『に、いさ、ま』
 消え入りそうな声で、紫は言った。そして、再び尻を軽く叩かれる。
『違うだろ。俺はお前のなんだ?』
『あ、う……。ごひゅじん、しゃま。ご主人様です』
『お前は俺のなんだ?』
『どれい、です。ご主人様に、言われれば、いつでも、またを、ひらく、性奴隷、です』
『よしよし。いい子だね、紫は』
 竜士の手が、頭を撫でた。紫は心底嬉しそうに、奴隷としての愛情を受け入れた。
『愛しの真九郎くんは助けてくれたかい?』
『たすけて、くれませんでした。こんなに、苦しいのに、守るって、言ったのに……。つらかった、です』
 そして、自分の強さも思いも何もかもを捨て去り、奴隷になる事を受け入れて。隷属し支配される事を望んだ。
『お前を助けたのは誰だ?』
『兄様です。わたしのご主人様です』
 こうして九鳳院紫は強く在る事を捨て人を辞め、九鳳院竜士の忠実な家畜として生まれ変わった。
『良く分かったな。よし、それじゃあご褒美にイかせてやろう』



 ただの雌になった家畜は、幸福に満たされ笑みを浮かべた。
 紫のアナルは、竜士の肉棒で征服された。腸内を乱暴に叩くそれを、アナルは残り少ない体力全てをつかい、全力で奉仕する。
 現実の紫も、かつての自分の姿かに興奮して腰を早くした。アナルが絞めるだけではなく、腸内がすぼまり柔らかい肉が陰茎に張り付く。腰が動くたびに全体が刺激され、精液がせりあがり続ける。それでも射精できないため、射精感がずっと脳を攻め立てた。
「あはは! 見てみろ真九郎! これでわたしはお前のものでなくなったのだ! 兄様のものになったのだ! 頭のなかを全部兄様の事とエッチの事しか考えられなくなったのだ!」
 ディスプレイの中の紫が幸福そうに奉仕していた。いままではどんなに淫欲にまみれようと、決して見せなかった穏やかな幸せを享受する顔だ。
「悔しいか、変態! 失敗の代償を見せられながら幼女にチンポしごかれるのはどんな気分だ? 幼女マン汁必死で舐め取るお前にはお似合いだがな!」
 本当に、これで、彼女は変わった。真九郎はそれを見せ付けられながら、紫のアナルを味わっていた。
 紫は手を真九郎の陰茎根元に沿え、ベルトを触った。ベルトはばちん、と音を立て拘束を解く。しかし、紫が手で固定して射精を制御された。
「ほら、射精すのだ。お前は、わたしが堕とされるのを見ながら、情けなく射精するがいい!」
 映像の中の紫が幸福に踊る。性奴隷にされて、自由をなくして、それでも支配される幸せに溺れた。
 竜士の腰が強く紫に押し付けられる。射精を感じたアナルは、一滴も精液を出すものかとぎゅぎゅっ、と絞められた。
『ほら、イっていいぞ』
「イってしまえ、変態」
 ディスプレイ中の紫と、真九郎が同時にイた。両者とも激しく、今まで味わった事が無いほどの開放感を味わいながら。違う点があるとすれば、それは紫が幸福そうなのに対し真九郎は不甲斐なさに泣いた事だ。
 精液は紫に大量にそそがれ、侵食する。アナルは尿道を吸い上げて精液を全部奪っていった。紫の指が真九郎の胸元で遊び、乳首をつついた。淫らな表情を見せ付けて、宣言する。
「これでもう、お前は射精を耐えることはできない。あとは、変態チンポに変えられるのを性奴隷になったわたしを見ながら待っているがいい」
 紫が下腹部に力を入れる。力の抜けかけた陰茎を刺激して、硬さを取り戻させた。腰の振りは速さよりも上手さを前面に現し、股間から走る快楽は脳を焼くほどになる。
 映像の二人も、未だに交わっていた。兄からの愛情に、精一杯のお返しをする少女に、嫌悪や恐怖は存在しない。そこには主に奉仕を続ける奴隷が誕生していた。
 拘束具を外され、紫は体を持ち上げられる。竜士は服が汚れるのも気にせずに、紫を犯したまま抱きしめた。
 アナル以外の筋肉が緩みきった紫は、尿をびちゃびちゃと漏らした。それでも兄は怒らずに紫を犯し続ける。最早恐怖の象徴ではなくなった兄に、紫は愛を語った。
『にい、さまぁ。はぁ、はぁ、あんっ! あいして、ふわぁ! いますぅ! にいさまだけを、ああぁぁぁ! 愛してますぅ!』
『そうかい。嬉しいよ、紫。俺も紫を愛してるからね』
『ありが、とう、あんっ、あんっ、ございます! にいさま、ふぅ、あっ、ご主人様』
 竜士は幼い妹に口付けた。紫も、最愛の兄に口付けする。犯されながら、愛されながら積極的に下を絡めて流される唾液を飲み込んだ。
 その時の紫の顔は、間違いなく恋が成就した乙女の顔だった。
 愛する二人のキスを見ながら、真九郎は犯されてまた射精した。




 あれから何度射精したか、もう真九郎には分からなかった。紫はずっと真九郎を言葉で攻めながらも犯し、勃起と射精を支配権を奪われている。
 未だに紫の調教記録は流れ続けている。性奴隷に成り下がった紫は、様々な方法で辱められていた。
 アナルバイブを入れられたまま人前に出される。スカートの中をぐちゃぐちゃに濡らし、時折の振動に絶頂を迎えながらも表面上は笑顔で接客を続けた。
 テーブルの上に仰向けで縛り付けられ、クリトリスを弄られ続ける。絶頂を禁止されながらもっとも敏感な場所を遊ばれ、男たちの前でイかせてと哀願し、喘ぎ声で楽しませた。
 首輪のみをつけて、リードを引かれながら屋敷を歩かされる。使用人に会うたびにイけと命じられ、はしたなく潮を飛ばす。汚物を見る目で見られようとも、奴隷は媚びた目で主を見ていた。
 攻め具の大量についた椅子に固定され、イかされ続ける。紫は兄への愛を綴り続ける事を言いつけられ、絶頂を迎えながらも決して言葉を止めなかった。最後は竜士にキスをされながら、気絶するまで嬲られた。
 どんな事でも快感を得るように、紫が調教されていく。昔の面影を調教で上書きされていき、一つ一つ丹念に破壊されていた。
 紫が紫ではなくなっていく。竜士好みの奴隷に変えられていく。趣味趣向に至るまで、全てが隷属と快楽に染められていった。二度と戻れないように。
 そうやって、今の紫が誕生したのだ。
 よくこれほど思いつくものだ、というほど多種多様の攻めが展開された。そして、その一つ一つに真九郎も興奮していしていた。それがいけない事だと自覚しても、やめられなかった。
 それほど紫との交わりは甘美で、手放せないものだった。度重なる快楽と射精は、真九郎の感覚を麻痺させている。
 紫は完全に性の中心になっていた。たとえ彼女が普通の服を着ていたとしても、真九郎は股間を充血させて脳内で少女を思うまま犯しているだろう。もしかしたら、もう本当に紫でしか勃たないようにされているかもしれない。
 真九郎の中では未だ変わらず、紫は大切な少女だ。しかし、紫という幼女でなければ興奮できない。最低の屈辱だ。
 今の紫は、散歩の最中だった。首輪をつけ、エナメル質のボンテージを纏い、アナルバイブに尻尾を付けた飼い犬の姿で。四つん這いのまま体を飼い主に擦り付けて、精一杯雌犬である自分の存在をアピールしている。
『散歩はどうだい、紫?』
『わん、わん!』
『そうか、嬉しいか』
「散歩は定期的に行われていてな、見られるかどうかと言うのが凄く興奮するんだ。けど犬は隠すことなんかできないから、いつも見られてマンコを濡らしてしまうのだ。ほら、人が来たぞ」
 真九郎の上で精液を搾り続ける紫から説明が入る。
 使用人らしき男が、竜士らの前に現れた。犬にされた少女の姿に驚くが、竜士を確認するとすぐに威儀を正した。
『丁度良いな。ほら紫、ご挨拶だ』
『わん!』
 飼い主の言葉に答えて、紫は体を起こした。二足で立つが、膝は曲げたまま限界まで股を開く。濡れそぼった幼女の陰部と、アナルの尻尾付きバイブの存在が明らかになった。
『あ、の……これは』
『いいのいいの、君は見てるだけで。紫が喜んでるんだから、なあ?』
『わん!』
 返事をしながら、頭を撫でられる。紫はペットになりきり、人間の言葉は絶対に喋らなかった。
 ペットの喜びを噛み締め、恥部を見せつけ続ける。使用人は異常な光景に顔を引きつらせていたが、紫にはそんなもの関係なかった。
 彼女は、もう兄意外に取り繕う気などないのだから。兄が言えば、例え親の前でも痴態を見せ付けるだろう。
『君はもう行って良いよ。当然この事は他言無用だ。分かるね?』
『は、はい!』
 使用人は走って去っていった。今少女をペットにしている彼の権力を知っているのだから、口が裂けても何一つ語らないだろう。
『よくできたね。じゃあご褒美だ。イっていいよ』
『わ、んあああぁぁぁ!』
「わたしがイったぞ。お前もイけ!」
 アナルが強く締められ、陰茎はそれに答える。既に紫の腹には精液で膨らむほど射精されており、その泉の中に新たな水が注がれる。
 これも、何度も繰り返された光景だった。真九郎は紫がイかされるごとにイかされ、紫の痴態を効率的に刻み付けられる。変態的な行為が進むごとに、真九郎も変態にされた。
 射精の弁も、紫に犯されるという事がスイッチになりかけ、アナルを絞められるだけで射精してしまうようになっていた。
「随分と早漏になったな、真九郎。いい傾向だぞ、変態のお前にふさわしい。チンポをとっとと硬くしろ! まだ萎んでいいと言ってないぞ!」



 紫の言葉の通りに、股間は再び硬さを取り戻した。下半身は完全に紫の言いなりで、声が上がれば勃起をする。
 真九郎自身も、紫の言いなりになりつつあった。度重なる快楽と射精で思考を溶かされ、そこに紫を流し込まれる。紫が褒めれば、それがどんな内容でも嬉しく感じてしまう。
「これから兄様に犯してもらうところだ。散歩の後のセックスは最高だぞ。犬のわたしは何度も幸せになってしまうのだ」
 紫が家畜の体勢のまま、尻尾を取り外した。ごぷりと腸液があふれて、バイブは転がされる。指でアナルを開きながら腰を振って誘い、腸液があたりに飛び散るのも気にせずひくつかせた。
 だらしなく開いていたアナルは、ご主人様の肉棒が入ると同時にきゅっ、と絞められる。出し入れのタイミングで締め付けを調整しながら、腰を操り飼い主が一番感じる場所で奉仕していた。
 顔を床に擦り付けて、犬の喘ぎ声で鳴き続ける。淫欲に溶けた顔は、幸福に満たされたペットの顔だった。
「連続でイくぞ! 準備をしろ!」
 紫の声で、精液が根元で準備する。紫のアナルが絞められるのを今か今かと待ち構えていた。
『わん! わんんっ!』
「イけ!」
『んあぁ! あん! んわん! うああぁぁ! あっ、わんぅぅぅぅ!』
「ほら、イけ! わたしが、アナルを、使わせて、やってる、んだから、もっと、イけ!」
 命じられるままに、映像の紫と同じように連続して絶頂した。陰茎は紫と同じようにびくびく震えて、それぞれの主に従う。
 絶頂が終わり、痛いほど射精した陰茎が柔らかくなる前に、紫が刺激する。陰茎は硬さを維持し、次の射精のための準備を開始した。
 完全に自分の意思から離れている。その事実に顔を歪めた真九郎を、紫は嘲る。
「なんだ、情けない顔をして。ロリコンの変態チンポが7歳幼女のアナルに入る事など二度とないのだぞ。しかもこっちは望んでやっているわけではないのだ。喜んで勃たせ続けるべきだろう」
 俺は望んでいない、そう真九郎が答える代わりに、陰茎が腸の奥をつつく。紫は膨れた腹を満足げに撫でて言った。
「そうだ、それでいい。そっちの変態は反抗的でも、こっちの変態は素直だな。まだ幼女を犯したいと言ってるぞ」
 それでも真九郎は抵抗した。今真九郎の頭を支配するのは、紫に従順になれという思いと、変えられる恐怖への抵抗だった。
 紫が真九郎の体を抓る。それ自体は痛くもないが、紫が憎悪の目で睨んでくるのが何より心に響いた。
「兄様の慈悲を賜る分際で。変態は変態らしく従っていろ」
 陰茎を飲み込んだまま、片足だけ上げて真九郎の顔を踏みつけた。兄を崇拝しながら、ぐりぐりと足を動かす。
 屈辱的な状態であるのに、真九郎は自分を踏む足にさえ欲情していた。視線は大胆に開く股間の、幼丘を自然と追う。
 足が動くごとに秘所がぱくぱく開き、中に隠れた桃色の媚肉が見え隠れする。膝が動くごとに、陰茎を飲み込み爛れた蠢動を繰り返すアナルがつなぎ目を見せ付ける。
 紫の視線から憎悪の色が消え、再び嘲けながら笑顔を見せた。
「そうやって抵抗せずに素直にしていれば、わたしも少し優しくしてやるぞ。しっかりとわたし専門の変態になって、幼女の魅力に骨の髄まで浸かり切るのだ」
 紫は体を後ろに倒し、体全体が真九郎に見えるようにした。股を大きく開いて、足で真九郎の体を挟む。開きかけた幼丘に指をかけ、ぐにりと広げて開帳する。
「お前が変態になるための協力ならしてやるぞ。つるつる無毛の幼女マンコを見てみろ。お前の大好物だろう。もっと大好きになっていいんだぞ」
 真九郎は言われるまでもなく、そこに注目していた。彼の性癖は、意思を無視してどんどん暴走する。
 つい数時間前まではなんとも思わなかったそこが、魅力的に見えてしかたがなかった。変態の謗りを受けたとしても、跪いて舐めたいとさえ思ってしまうのだ。その思いはどんどん強くなっている。
 幼い子供の陰部である。しかし、なにより性感を刺激する媚肉でもある。一時の衝動ではなく、心の底からそう思えてしまうのだ。
 紫の幼丘がそこにある。まだ処女膜を張った、幼女の穢れなき魅惑の恥部がある。そんな考えが思考を渦巻き、本能を犯していた。本当に、幼女だからこそ大好きになっていた。
「そうだ、わたしにはまり込んでわたしだけに興奮しろ。ちゃんと7歳幼女の幼なマンコ好きになれば、後で口や手でシてやるかもしれんぞ?」
 陰茎がその台詞に喜び、腸内を叩いた。言うとおりにします、と答えるように。腸壁がうねり、従順な陰茎に答える。
 紫が見せ付ける体勢のまま、自慰を始める。ぐちゅぐちゅとわざと音を出しながら、しかし絶対に膣の中に指を入れずに。あふれ出る愛液を、手の上に溜めた。

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