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紅 kure-nai (3)
- 2009/03/19
- 09:22
「これは、ロリアナル大好きになった変態チンポ分のご褒美だ」
そう言って、愛液を口の中に流し込んだ。最初にショーツについていた分とは、量も濃さも遥かに上だった。
そう言って、愛液を口の中に流し込んだ。最初にショーツについていた分とは、量も濃さも遥かに上だった。
真九郎の舌は喜んで淫液を受け入れ、舐めとり味わう。紫に分かるようにいい子である事を示して、口いっぱいに淫蜜を塗りこんだ。
「ご褒美は嬉しかったか?」
真九郎は涙を流しながら、自然と首を立てに振っていた。自分で自分が分からなくなるほど、当然のように嬉しいと思ってしまう。
順調に事が進んでいる事に満足し、愛液まみれの手で変態の顔を撫でる。鼻周辺にも擦り付けて、匂いを覚えさせながら。
「またご褒美がほしければ、自分からわたしを求めるのだ。小さい体を、貧乳を、つるつるマンコを大好きになれ。わたしの事しか考えられなくなるんだぞ?」
頷くのを辛うじて自制する。これ以上変えられる事を許す事など、容認するわけにはいかない。
紫はすぐにアナルの刺激を止めた。それどころか、全ての動きを止める。真九郎の目が情けなく歪むのを見て、紫は笑った。
「返事はどうした? 返事もできない奴には、アナルだって動かしてやらんぞ」
返答は素早かった。何度も首が縦に振られ、目で刺激を要求する。たとえ最低の策略にはまっている事が分かっても、抜け出す事ができない。
「そうだぞ。変態であることを自覚するんだ。お前は最低のロリコンで、幼女のわたしでないとチンポ勃たない役立たずになるんだ。約束するな?」
もう抵抗できなかった。真九郎は反射でなく、自分の意思で首を振る。自ら今の立場を受け入れてしまった。真九郎は、屈服してしまったのだ。
あとはもう一直線だろう。真九郎の心は紫の調教に抵抗せず、変態である事をどんどん受け入れる。
真九郎の終わりは、間近だ。紫は力強く動き出した。
「ロリアナルは大好きか? 幼女マンコも大好きだな? わたしの平坦な胸で欲情するな? 蔑まれても興奮するんだろ? わたしでしか射精しないな?
わたしが出せと言ったらすぐに射精するな? 出すなと言えば射精しないな? 絶対に逆らわないな? よしよし、いい子だ。立派な変態になったな。ご褒美に、すぐに沢山射精させてやるぞ。からっぽになっても出すんだぞ?」
紫の言葉に、真九郎は全て頷いた。一つ一つの言葉が心に刻まれ、がんじがらめになる。逃げ場がどんどん失われ、やがて紫が逃げ場になっていく。
時間が足りないのだから、紫の教育は完璧にはならないだろう。それでもかなりの強制力を持つ。紫が命じれば、真九郎が逆らうのは難しい。
少なくとも、紫でしか射精できなくなるという事は、絶対に変わらない。
真九郎にとって絶望的な未来が、殆ど決定していた。意識の大半が紫に従属する事を望んでいるのだから。
僅かに残る薄弱な意識で形だけの抵抗をしながら、この時間が終わるのをただ耐えた。
『ヘイ、小僧。見てるかい?』
急に、鉄腕の声がした。それは直接声をかけられたものではなく、機械特有の電子的なノイズが微かに混ざっていた。
ディスプレイを見ると、そこには裸で椅子に座り、股間を大きくした鉄腕がいた。その大きさは正に凶器と言うのが正しく、長さだけでも真九郎の倍はありそうだった。
「ほう、そろそろ最後だな」
紫の呟きに、やっと終わると真九郎は思った。これで、この地獄のような時間が終わるのだと。しかし、股間のそれだけは惜しげに跳ねた。
「チンポは正直でいい子だな」
紫の腸内が、子供を労わるように可愛がる。柔らかく揉まれて、最後まで幼女の味を堪能しようとした。
画面の中に、紫が現れる。その姿は信じられないものだった。
乳首とクリトリスにリングがはめられ、それぞれが紐で結ばれている。体にも同じように紐が巻きつかれ、紐から宝石が垂れ下がり、少女の体を美しく淫靡に飾っていた。
紫は鉄腕に抱き寄せられながら、正面を向かされる。
『ほらお嬢ちゃん、何か言いな』
『はい。わたしは兄様のいいつけで、鉄腕にたくさんイかせてもらう。変態真九郎はそれを見て汚い精液を撒き散らすのだ』
真九郎は思わず、紫を見た。紫は相変わらずにやにや笑っているだけだ。
この頃から、既に計画されていたのだ。真九郎は気づき、事実に戦慄した。
『はい、よくできました。それじゃあ早速。悪いな小僧、お嬢ちゃん先にいただくぜ』
鉄腕が紫を持ち上げて、肉棒の上に紫をもっていった。肉棒がアナルに当たると、一気に突き刺される。その大きさから根元まで入らず、半分と少しだけで止まり腸壁を引きずり内臓を押し上げた。
たったの一刺し、それだけで紫は白目を剥くほどイってしまった。浮いた体から潮が吹き、鉄腕の足にかかる。
「最初の命令だ! 全力でイけ!」
真九郎も攻められた。紫は持ち上げた体を落としながら、アナルに力を入れた。陰茎は腸壁に絡まりながら上り、ぐちゅりと壁を叩く。何度も射精したとは思えないほどの精が、紫の中で爆発した。
体は紫の命令を忠実に実行し、どばどばと精液を吐き出す。アナルと命令の相乗効果で、脳が裏返るほどの快感を生み出した。
『お嬢ちゃん小さすぎだな。全然入らないぜ。小僧、まさか根元まで入っちまったんじゃないだろうな?』
「あはは! その通りだ。真九郎のチンポは細くて短いからな、幼女アナルでもずっぽり埋まっているぞ!」
紫のそしりを受けながら、真九郎は連続で射精した。
紫にもう調整などする気はなく、ただ射精させるためだけに体を大きく振っていた。
『まあ仕方がないな。ほら、そんなんじゃイけねぇよ。しっかり尻を絞めろ』
紫を突き刺したまま、尻を叩く。ひうっ、と小さく悲鳴を上げた紫は急いでアナルに力を入れた。
あとは、人形遊びのようだった。小さな紫はひたすら揺さぶられ続け、鉄腕の大きなもので突き刺される。ひと突きごとに絶頂を迎えているのではないかというほど、股間から淫蜜が飛び散っていた。
それは真九郎も同じだった。跨る紫に、人形として弄ばれている。何度も命令され、その度に射精を繰り返す。
自分でいつ射精をしているのかも分からなくなる中、にやつく紫の笑みだけが印象的だった。
『なぁそっちのお嬢ちゃん、小僧のペニスでイけたかい?』
「こんな、粗末な、ものでは、何回、犯されても、イけん、ぞ」
アナルでぐちぐちとねぶりながら、紫が答える。鉄腕は、画面越しに笑った。
『こっちのお嬢ちゃんはイきまくりで喋る余裕もないぜ! 小僧もがんばるんだな』
「がんばった、ところで、たかが、知れている!」
精液と腸液が混ざり合った海の中を、陰茎が踊る。尿道口がパクパクと開き、精液を少しずつ吐くがもう殆ど残っていなかった。
紫は真九郎に密着し、胸を擦り付ける。紫の胸が触れている、それが真九郎を興奮させ、また精液を出す。
「お前の、チンポは、淫乱幼女を、イかせる事も、できないのだ! せめて、精液くらい、ちゃんと、出せ!」
びゅぶっ、と音がするほど勢い良く出た。陰茎は最初の半分の硬さもなくなっているが、それでも健気に言いつけを守った。
連続射精の最後には、真九郎は半分意識を失っていた。映像が終わり、部屋が明るくなる。紫がアナルを離したところで気づき、顔を上げた。
真九郎は酷い有様だった。股間付近のズボンはいろんな液体で濡れ、陰茎は縮んで倒れている。体はローションでぐしゃぐしゃになり、口の中のショーツは唾液を吸って大きくなっていた。
紫は一滴も腸の中をこぼさないように、慎重にアナルを引き抜いていた。大量の液体が腹の中に溜まり、ちゃぽちゃぽと音をたてている。
「時間は……、あと少しか」
時計は深夜の2時近くを指していた。一体何時間紫とつながっていたのか、まったく分からない。
紫は腹の中に精液を入れたまま真九郎に近付き、膝を曲げて真九郎の股間に顔を寄せた。何をする、そう言う事もできずに、紫の動向を不安に駆られながら見守る。
「2時まで、もう少しだけお前に付き合ってやろう。喜べ変態」
紫が陰茎を弄りだした。もう勃たない、そう思っても、紫はペニス弄りをやめない。
柔らかい竿と玉袋を弄りながら、紫は顔を上げる。いくら刺激されても勃つわけがないのに、射精感がこみ上げた。
「知っているか? チンポは柔らかくても刺激があれば射精するんだ」
紫が淫靡な唇を真九郎に見せ付ける。その唇を真九郎が見えるように動かし、陰茎を咥えた。じゅる、と強く吸われて、また射精する。
こんなに柔らかい状態でも射精してしまう、その事が真九郎には信じられなかった。
紫はちゅるちゅると精液を吸い、全て出すと口を離した。口を開いて舌を出し、精液が見えるようにする。
「もう味などないな。搾りかすだ」
口を閉じて、殆ど透明だった精液を飲み込む。紫が自分の精液を飲み込んだ、それだけで真九郎の股間はまだ射精できるような気がした。
「時間まで、何度だせるかな」
紫は全力で陰茎を嬲った。透明な精液を顔に射精させて、それを真九郎に見せ付ける。そうやって興奮を誘い、次の射精につなげた。
柔らかい陰茎から、透明な精液が飛ぶ。胸に飛んだそれを、手で塗りたくる。目でもっと出していいのだ、と誘いまた射精。紫の体臭に精液のすえた臭いが混ざり、独特の空間を作る。
僅か十分足らず。その間に、真九郎の陰茎は最後まで堪能するかのように、紫の刺激を受け入れた。透明な精液を吐き出された紫は、どこまでも淫らに真九郎を誘う。
尿道に乳首を入れられ、その視覚的な興奮で射精、精液で紫の乳首を征服する達成感を得る。フェラチオも一度や二度ではない。亀頭だけを舐め回すものから、全て口に入れられぐちゃぐちゃに回されもした。
そうやって、紫は真九郎に自分を刻み付けた。もっと貪欲に、自分にはまり込むように。紫意外では勃起もしないようにと。兄に言われるままに、真九郎を教育し続けた。
真九郎に自覚はなかったが、彼の目はずっと紫に懇願し続けていた。もっとください、お願いします、と。紫にねだり続けていた。
精液で穢れた紫はそれでも、いや、だからこそ美しく、この上なく淫惑していた。紫の胸で陰茎を擦られるのは、たとえ自分の精液が付いても嬉しかった。すぐに射精し、紫の体をまた彩る。
そうやって真九郎の調教は完了し、2時を迎えた。
二人の淫らな遊戯の音しかしない筈の部屋に、ドアが開かれる音がした。
紫は音に気が付くと、すぐに真九郎の陰茎を投げ出す。そして、入ってきた人物に笑顔を向けた。
「兄様!」
「やあ紫、上手くやったようだね」
入ってきたのは紫の兄にして主、九鳳院竜士だった。
今までの行為で沈殿していた意識が一瞬にして覚め、頭に血が上る。猿轡も気にせずに絶叫し睨みつけたが、それはすぐに中断させられた。股間では、紫が真九郎を睨みつけながら玉袋を握っていたのだ。
「兄様を睨むなど、なんという無礼を働くのだ」
少しずつ紫の手に力が込められる。真九郎は痛みに顔を青くして、歯を食いしばり耐えた。
それを止めたのは、意外にも竜士だった。彼は爽やかに笑いながら、紫を制止する。
「いいさ、紫。それよりこっちにおいで」
「はい、兄様」
紫は裸同然の格好のまま、竜士に寄り添った。真九郎には決して見せなかった幸福の表情で。
竜士が紫の頭を撫でる。紫はそれに笑顔で返し、腹を差し出した。ぽっこりと妊娠初期のように膨らんだ腹を撫でられ、紫の体が震える。兄が満足そうに頷くと、紫の顔が花開いた。
「よしよし、上手くやったようだね。それじゃあ、あっちの成果を見せてくれ」
「今すぐにやってきます」
返事をして歩く少女を見ながら、真九郎は何をするつもりだと考えた。そんな状況でも真九郎の視線は、幼女の裸体から離せなかった。
紫は手のひらの上に陰茎を乗せると、柔らかいそれをぐにぐにと弄った。刺激にもならない筈のそれは、紫の手だというだけで射精しそうになる。
「ほら変態、出すのだ」
手のひらで少し遊ばれて、出せと言われた、それだけで真九郎の陰茎は精を放ってしまった。透明な精液にもはや勢いはなく、手の上にとろりと流れ出ただけだった。
「ぷっ、あっはっはっはっはっは!」
それを見た竜士は、その情けない姿を嘲笑った。
たとえ睨むだけだったとしても怒りを表したいが、それは紫が静止させるだろう。
殺したいほどの憎悪なのに、紫が怒るというだけで憎しみが萎む。それほど体に幼女の味が染み渡っていた。真九郎には僅かな抵抗も許されなかった。
「随分情けなくなったね、君。俺にあれだけ啖呵を切っておいて! けどまあ、もういいか。君には今の姿がお似合いだよ」
竜士が紫を手招きする。紫は手についた精液を、汚物を処理するように払って飛ばし、ご主人様に向かった。
「君が紫を直接見る機会は、もう二度とない。最後の紫の姿を、俺に犯されて喘ぐ紫の姿をそのちっぽけな脳に刻み付けるんだな。さあ、紫。手筈通りに」
紫は竜士の前でしゃがむと、股を大きく開いた。映像に出てきたペットになっていた時のように。
彼女の足元に、洗面器がさしだされた。まさか、と真九郎が思った瞬間、アナルから精液と腸液の混合物が排泄される。汚物は一切混ざっていなかった。
「こんなに絞ったのか。よくがんばったね」
「はい、紫はがんばりました。だから、ご褒美ください」
竜士が備え付けのベッドに座ると、紫は口でファスナーを下ろして陰茎を舐める。大きくなるまでぴちゃぴちゃと音を立てながら、わざと顔を横にずらして真九郎に見えるように奉仕した。
勃起したのを確認すると、紫は真九郎に体を向ける。まだアナルからぼたぼたと精液を垂らしながら、その言葉を発した。
「紫の淫乱アナルが、変態粗チンの汚い精液で汚されてしまいました。お願いします、ご主人様の精液で紫の腸内を消毒して下さい」
半ば理解していたとしても、紫の言葉は突き刺さった。
真九郎の様子を面白そうに見ながら、竜士は笑った。恐れ多くも九鳳院家の人間に逆らった者の末路としては、まずまずだ、と思いながら。
紫が小さい体を動かしながら、竜士の陰茎をアナルに迎えた。そして、それを入れきった瞬間股間から潮を吹く。
「んあ、あっ、あっ……、ふ、あああぁぁぁぁ!」
「なんだい紫、随分激しいな」
竜士は自分から動かずに、紫がするのを眺めていた。紫の奉仕は真九郎の時より遥かに激しく、なにより熱意があった。
紫は連続で絶頂しながらも腰を止めず、兄のほうに振り向いた。
「んあ、だ、ってぇ! へん、たいの、ミニチンポじゃ、きゅううぅぅ! 一回も、イけなかった、ああぁぁっあ! んですぅ!」
「は、はははは! なに? 一回も? あれだけ何時間もヤっといて? 自分だけ満足しといて相手をイかせられないなんて、どれだけお粗末なチンポだよ。あぁ、今のその情けない様を見れば分かるか」
真九郎は紫がイくな、と命じられているのだとばかり思っていた。しかし、紫は竜士の陰茎を迎えただけで絶頂した。紫がイかなかったのは、ただ刺激が弱かっただけだったのだ。
男としての最悪の敗北、それを味わった。
「そうかそうか、じゃあ仕方がないな。紫、好きなだけイっていいぞ。遠慮する事はない」
「は、はい! っぁぁぁああああ! ありが、っくぅぅぅ! とう、ひゃあっ、ございます! またっ、くるぅぅ!」
先ほどまで自分とつながっていた少女が、今は他の男に犯されている。しかも、自分は何時間もつながっていたのにイかせる事ができず、今の男はたった数分で何度も絶頂に導いている。
紫は背面座位の格好で奉仕をしていた。そのために、真九郎からは紫の全てが見えた。あの侮り蔑む視線はなく、仕える奴隷の喜び、飼われるペットの喜びがある。秘所からの愛液の量も桁違いだった。
たったこれだけの時間で、竜士のズボンはずぶ濡れになっている。なにより潮が飛び、ベッドに落ちて吸い込まれる。陰茎は紫に入りきらず、亀頭が腸壁を押し上げていた。
これほど違いがあるのに、真九郎と竜士の状態は同じだった。どちらも紫に任せきりであり、直接刺激をしていない。
紫がご主人様として信奉する竜士との、比べる事も出来ないほどの圧倒的な器だった。真九郎の矮小な小指は惨めに転がり、竜士の肉の凶器は今なお紫をイかせている。
紫を奪われて、調教されて、性奴隷にされた。あまつさえ一度も絶頂させる事ができなかった。
真九郎は、負け犬だった。
「それじゃあ、俺も動くかな」
「あぁ、兄様、んあ! 嬉しいですぅ、あっ、ああぁっ!」
「ほらお前はペットだ! しっかり鳴けよ」
「わん! わんわん! きゃう、きゅううぅぅぅん!」
紫は太腿を抱えられて、子供が用を足す格好にされた。陰茎が深く入り込み、少女の肉を更に刺激する。
竜士は立ち上がって、真九郎の元まで歩いた。真九郎が座る椅子の背が落ちて、丁度紫の股間あたりに顔がくるようになる。
やめろ、真九郎は脳が切れる勢いで念じた。そんな思いを無視して、竜士が近付いてくる。
竜士の前進は、紫の幼丘が顔に触れる直前で止まった。真九郎の目は、紫の淫らな姿に釘付けだった。
犯されるアナルも、勃ったクリトリスも、うっすら開き中の肉ヒダを見せる秘所も、その全てが真九郎に見せ付けられる。
「紫の生セックスの見納めだ、存分に拝めよ! はははははは!」
「わん、わぅん! ふわ、ああぁぁぁ!」
弾け飛ぶ潮と愛液が、真九郎の顔面に降り注ぐ。口の中に流れてきたそれはショーツに染み、舌を動かして懸命に味わった。
淫乱に改造された幼女すらイかせる事のできない真九郎には、おこぼれに与る事しかできない。たとえ、どれほど情けなくても。
「紫、自分で開いて見せてやるんだ!」
「んああぁぁ! わ、わん!」
紫はあくまでもペットに徹し、竜士に忠実だった。
開かれた少女の陰部は、淫らで美しかった。幼女の桃色はまだ何にも汚される事はなく、肉が震えて伸縮を繰り返す。入れて入れて、と語りかけてくるように見えた。しかし、そこに入るのは竜士のものだろう。
真九郎の鼻息が荒くなる。半ば血走った目で幼女の股間を見続け、瞬きもせずに光景を焼き付ける。今の真九郎は、本当にただの変態だった。
竜士は真九郎の変貌に満足する。彼は自分に逆らった人間を、こうしてやりたかったのだ。
「くっくっく! 今日の俺は気分が良いからな! サービスをしてやるよ! じっくり味わえ!」
開かれた紫の陰部を、真九郎の顔面に押し付けた。腰の上下運動で、幼女の恥肉は顔を行き来する。恥肉はやわらかく顔面を包み、淫液で化粧を施した。
顔に自分が求めたものを擦り付けられた真九郎は、この上なく興奮した。肉の柔らかさは史上のもので、なにより紫の幼丘だという事実が興奮を最高潮まで押し上げた。
真九郎の柔らかい陰茎から、ぷぴゅっ、と情けない音がする。尿道口が開いて、透明な液を垂らしながらぴくぴくと動く。
顔に陰部を擦り付けられただけで、真九郎は射精してしまったのだ。
「あっはっはっはっはっは! 凄いな君は! たったこれだけで射精するなんて、俺にはとても真似できないよ! ほら紫、ペットはもういい! 何か言ってやれ!」
「あっ、はぁ、はい。しんく、ろう、あん! 幼女マンコを、あぁん、つけられただけで、ふぅ、あっ、ああぁぁぁ! 射精するなんて、あぁ!
もう立派な、んぁあ! 変態だな、ふぅぅぅ、うぁ、それでこそ、ぅあぁ、わたしが、んんっ! 調教したかいが、はぁぁ、あったぞ」
真九郎には、屈辱に涙を飲むこともできなかった。そして、紫の痴態から目を離す事もできなかった。
これが終われば、真九郎は紫が犯される映像を見ながらでしか勃起させる事もできなくなる。それを心の芯まで理解してしまった。だから、目を離せなかった。
「今日の映像はちゃんと録画してあるよ。紫に犯されて、一度もイかせられなかった無様な姿ぜーんぶね。嬉しいだろう粗チン君。それも君にあげるから、精々がんばってシゴくんだね」
悔しさに泣く自分の中に、喜ぶ自分がいた。紫に犯される姿がまた見れると、あのつるつる幼丘を見せ付ける姿がもう一度見れると、幼女の変態奴隷が喜んだ。
きっと、自分が犯される姿を見ながらアナルの感触を思い出して自慰するのだ。紫が目の前で犯される姿を反芻し、無力に泣きながら射精するのだ。
そんな状態でも興奮してしまうほど紫は淫靡で、真九郎は変態になった。
「もう遅いからなぁ。これで最後だ。紫、中に出してやるぞ。お前も出すんだ!」
「はい、兄様ぁ! がんばって、あぁん! ご奉仕します!」
挿入のペースが速くなる。アナルをかき回す音が部屋中に響き、それが真九郎を刺激した。
紫のアナルは擦り切れそうなほど赤くなり、それでも奉仕は緩めない。ぎちぎちに力を入れて、少しでも快楽を得てもらおうとしていた。
ずん、と紫の体が落とされる。肉棒の衝撃は脳まで駆け上がり、紫に性奴隷の快感と幸福を刻み付ける。
「ほら、イけぇ!」
竜士は叫ぶと同時に、紫の中に射精した。どぷどぷと精液が注がれ、真九郎の精液を駆逐していく。正に、精液で腸内を洗い流していた。
紫も、愛するご主人様の精を受けながら、幸福に包まれて絶頂した。快感は子宮を叩き背筋を貫く。一際大きく潮を出し、そして兄の言いつけ通りに放尿した。
「んんっ、はあああぁぁぁ……」
黄金水をかつて愛した人に、今はどうでもいい人間に、びしゃびしゃとかぶせる。紫は絶頂の余韻に浸りながら、その様子を見続けた。
真九郎の顔は、絶望に染まっていた。目元に涙を溜めながら呆然としている。その癖に、視線は紫の恥部に釘付けだった。
浴びせられる黄金水を、避けようともしない。それどころか、口の中に入ったものを必死に味わっていた。ご褒美だと言わんばかりに。
挙句の果てには、たった数時間で変態奴隷にされた陰茎が、かわいらしく震えていた。先端から透明な液体を出している。
真九郎は絶頂したのだ。紫に尿をかけられただけで。大切な少女を犯されているというのに。変態に改造された体は喜んでいるのだ。
これがそうだったのだ、と紫は確信した。兄は、真九郎のこの姿が見たかったのだ。この、全てを奪われた哀れで惨めな敗者の姿が。
紫は、ご主人様の意図を完璧に察した。だから、最後に真九郎に優しく微笑みながら言った。
「なあ真九郎、これがわたしからの最後の手向けだ。あとは一人寂しく、部屋でわたしが犯されるのを見ながら、負け犬の自分を思い出して粗チンをしごくんだな。幼女好きの真性変態」
紫は尿を浴びせながら、かつて愛した人を嘲笑い続けた。そうやって兄への愛を証明した。それは、身震いするほど気持ちよかった。
真九郎はこれから一生、体を紫に支配されながら生きていく。嘲笑と尿の味を思い出しながら。そしられながら絞められた、アナルを思い出しながら。
支配される紫を眺める事しか出来ず、負け犬の自分を死ぬまで刻まれながら。
真九郎は、紫を奪われ続ける。
終
「ご褒美は嬉しかったか?」
真九郎は涙を流しながら、自然と首を立てに振っていた。自分で自分が分からなくなるほど、当然のように嬉しいと思ってしまう。
順調に事が進んでいる事に満足し、愛液まみれの手で変態の顔を撫でる。鼻周辺にも擦り付けて、匂いを覚えさせながら。
「またご褒美がほしければ、自分からわたしを求めるのだ。小さい体を、貧乳を、つるつるマンコを大好きになれ。わたしの事しか考えられなくなるんだぞ?」
頷くのを辛うじて自制する。これ以上変えられる事を許す事など、容認するわけにはいかない。
紫はすぐにアナルの刺激を止めた。それどころか、全ての動きを止める。真九郎の目が情けなく歪むのを見て、紫は笑った。
「返事はどうした? 返事もできない奴には、アナルだって動かしてやらんぞ」
返答は素早かった。何度も首が縦に振られ、目で刺激を要求する。たとえ最低の策略にはまっている事が分かっても、抜け出す事ができない。
「そうだぞ。変態であることを自覚するんだ。お前は最低のロリコンで、幼女のわたしでないとチンポ勃たない役立たずになるんだ。約束するな?」
もう抵抗できなかった。真九郎は反射でなく、自分の意思で首を振る。自ら今の立場を受け入れてしまった。真九郎は、屈服してしまったのだ。
あとはもう一直線だろう。真九郎の心は紫の調教に抵抗せず、変態である事をどんどん受け入れる。
真九郎の終わりは、間近だ。紫は力強く動き出した。
「ロリアナルは大好きか? 幼女マンコも大好きだな? わたしの平坦な胸で欲情するな? 蔑まれても興奮するんだろ? わたしでしか射精しないな?
わたしが出せと言ったらすぐに射精するな? 出すなと言えば射精しないな? 絶対に逆らわないな? よしよし、いい子だ。立派な変態になったな。ご褒美に、すぐに沢山射精させてやるぞ。からっぽになっても出すんだぞ?」
紫の言葉に、真九郎は全て頷いた。一つ一つの言葉が心に刻まれ、がんじがらめになる。逃げ場がどんどん失われ、やがて紫が逃げ場になっていく。
時間が足りないのだから、紫の教育は完璧にはならないだろう。それでもかなりの強制力を持つ。紫が命じれば、真九郎が逆らうのは難しい。
少なくとも、紫でしか射精できなくなるという事は、絶対に変わらない。
真九郎にとって絶望的な未来が、殆ど決定していた。意識の大半が紫に従属する事を望んでいるのだから。
僅かに残る薄弱な意識で形だけの抵抗をしながら、この時間が終わるのをただ耐えた。
『ヘイ、小僧。見てるかい?』
急に、鉄腕の声がした。それは直接声をかけられたものではなく、機械特有の電子的なノイズが微かに混ざっていた。
ディスプレイを見ると、そこには裸で椅子に座り、股間を大きくした鉄腕がいた。その大きさは正に凶器と言うのが正しく、長さだけでも真九郎の倍はありそうだった。
「ほう、そろそろ最後だな」
紫の呟きに、やっと終わると真九郎は思った。これで、この地獄のような時間が終わるのだと。しかし、股間のそれだけは惜しげに跳ねた。
「チンポは正直でいい子だな」
紫の腸内が、子供を労わるように可愛がる。柔らかく揉まれて、最後まで幼女の味を堪能しようとした。
画面の中に、紫が現れる。その姿は信じられないものだった。
乳首とクリトリスにリングがはめられ、それぞれが紐で結ばれている。体にも同じように紐が巻きつかれ、紐から宝石が垂れ下がり、少女の体を美しく淫靡に飾っていた。
紫は鉄腕に抱き寄せられながら、正面を向かされる。
『ほらお嬢ちゃん、何か言いな』
『はい。わたしは兄様のいいつけで、鉄腕にたくさんイかせてもらう。変態真九郎はそれを見て汚い精液を撒き散らすのだ』
真九郎は思わず、紫を見た。紫は相変わらずにやにや笑っているだけだ。
この頃から、既に計画されていたのだ。真九郎は気づき、事実に戦慄した。
『はい、よくできました。それじゃあ早速。悪いな小僧、お嬢ちゃん先にいただくぜ』
鉄腕が紫を持ち上げて、肉棒の上に紫をもっていった。肉棒がアナルに当たると、一気に突き刺される。その大きさから根元まで入らず、半分と少しだけで止まり腸壁を引きずり内臓を押し上げた。
たったの一刺し、それだけで紫は白目を剥くほどイってしまった。浮いた体から潮が吹き、鉄腕の足にかかる。
「最初の命令だ! 全力でイけ!」
真九郎も攻められた。紫は持ち上げた体を落としながら、アナルに力を入れた。陰茎は腸壁に絡まりながら上り、ぐちゅりと壁を叩く。何度も射精したとは思えないほどの精が、紫の中で爆発した。
体は紫の命令を忠実に実行し、どばどばと精液を吐き出す。アナルと命令の相乗効果で、脳が裏返るほどの快感を生み出した。
『お嬢ちゃん小さすぎだな。全然入らないぜ。小僧、まさか根元まで入っちまったんじゃないだろうな?』
「あはは! その通りだ。真九郎のチンポは細くて短いからな、幼女アナルでもずっぽり埋まっているぞ!」
紫のそしりを受けながら、真九郎は連続で射精した。
紫にもう調整などする気はなく、ただ射精させるためだけに体を大きく振っていた。
『まあ仕方がないな。ほら、そんなんじゃイけねぇよ。しっかり尻を絞めろ』
紫を突き刺したまま、尻を叩く。ひうっ、と小さく悲鳴を上げた紫は急いでアナルに力を入れた。
あとは、人形遊びのようだった。小さな紫はひたすら揺さぶられ続け、鉄腕の大きなもので突き刺される。ひと突きごとに絶頂を迎えているのではないかというほど、股間から淫蜜が飛び散っていた。
それは真九郎も同じだった。跨る紫に、人形として弄ばれている。何度も命令され、その度に射精を繰り返す。
自分でいつ射精をしているのかも分からなくなる中、にやつく紫の笑みだけが印象的だった。
『なぁそっちのお嬢ちゃん、小僧のペニスでイけたかい?』
「こんな、粗末な、ものでは、何回、犯されても、イけん、ぞ」
アナルでぐちぐちとねぶりながら、紫が答える。鉄腕は、画面越しに笑った。
『こっちのお嬢ちゃんはイきまくりで喋る余裕もないぜ! 小僧もがんばるんだな』
「がんばった、ところで、たかが、知れている!」
精液と腸液が混ざり合った海の中を、陰茎が踊る。尿道口がパクパクと開き、精液を少しずつ吐くがもう殆ど残っていなかった。
紫は真九郎に密着し、胸を擦り付ける。紫の胸が触れている、それが真九郎を興奮させ、また精液を出す。
「お前の、チンポは、淫乱幼女を、イかせる事も、できないのだ! せめて、精液くらい、ちゃんと、出せ!」
びゅぶっ、と音がするほど勢い良く出た。陰茎は最初の半分の硬さもなくなっているが、それでも健気に言いつけを守った。
連続射精の最後には、真九郎は半分意識を失っていた。映像が終わり、部屋が明るくなる。紫がアナルを離したところで気づき、顔を上げた。
真九郎は酷い有様だった。股間付近のズボンはいろんな液体で濡れ、陰茎は縮んで倒れている。体はローションでぐしゃぐしゃになり、口の中のショーツは唾液を吸って大きくなっていた。
紫は一滴も腸の中をこぼさないように、慎重にアナルを引き抜いていた。大量の液体が腹の中に溜まり、ちゃぽちゃぽと音をたてている。
「時間は……、あと少しか」
時計は深夜の2時近くを指していた。一体何時間紫とつながっていたのか、まったく分からない。
紫は腹の中に精液を入れたまま真九郎に近付き、膝を曲げて真九郎の股間に顔を寄せた。何をする、そう言う事もできずに、紫の動向を不安に駆られながら見守る。
「2時まで、もう少しだけお前に付き合ってやろう。喜べ変態」
紫が陰茎を弄りだした。もう勃たない、そう思っても、紫はペニス弄りをやめない。
柔らかい竿と玉袋を弄りながら、紫は顔を上げる。いくら刺激されても勃つわけがないのに、射精感がこみ上げた。
「知っているか? チンポは柔らかくても刺激があれば射精するんだ」
紫が淫靡な唇を真九郎に見せ付ける。その唇を真九郎が見えるように動かし、陰茎を咥えた。じゅる、と強く吸われて、また射精する。
こんなに柔らかい状態でも射精してしまう、その事が真九郎には信じられなかった。
紫はちゅるちゅると精液を吸い、全て出すと口を離した。口を開いて舌を出し、精液が見えるようにする。
「もう味などないな。搾りかすだ」
口を閉じて、殆ど透明だった精液を飲み込む。紫が自分の精液を飲み込んだ、それだけで真九郎の股間はまだ射精できるような気がした。
「時間まで、何度だせるかな」
紫は全力で陰茎を嬲った。透明な精液を顔に射精させて、それを真九郎に見せ付ける。そうやって興奮を誘い、次の射精につなげた。
柔らかい陰茎から、透明な精液が飛ぶ。胸に飛んだそれを、手で塗りたくる。目でもっと出していいのだ、と誘いまた射精。紫の体臭に精液のすえた臭いが混ざり、独特の空間を作る。
僅か十分足らず。その間に、真九郎の陰茎は最後まで堪能するかのように、紫の刺激を受け入れた。透明な精液を吐き出された紫は、どこまでも淫らに真九郎を誘う。
尿道に乳首を入れられ、その視覚的な興奮で射精、精液で紫の乳首を征服する達成感を得る。フェラチオも一度や二度ではない。亀頭だけを舐め回すものから、全て口に入れられぐちゃぐちゃに回されもした。
そうやって、紫は真九郎に自分を刻み付けた。もっと貪欲に、自分にはまり込むように。紫意外では勃起もしないようにと。兄に言われるままに、真九郎を教育し続けた。
真九郎に自覚はなかったが、彼の目はずっと紫に懇願し続けていた。もっとください、お願いします、と。紫にねだり続けていた。
精液で穢れた紫はそれでも、いや、だからこそ美しく、この上なく淫惑していた。紫の胸で陰茎を擦られるのは、たとえ自分の精液が付いても嬉しかった。すぐに射精し、紫の体をまた彩る。
そうやって真九郎の調教は完了し、2時を迎えた。
二人の淫らな遊戯の音しかしない筈の部屋に、ドアが開かれる音がした。
紫は音に気が付くと、すぐに真九郎の陰茎を投げ出す。そして、入ってきた人物に笑顔を向けた。
「兄様!」
「やあ紫、上手くやったようだね」
入ってきたのは紫の兄にして主、九鳳院竜士だった。
今までの行為で沈殿していた意識が一瞬にして覚め、頭に血が上る。猿轡も気にせずに絶叫し睨みつけたが、それはすぐに中断させられた。股間では、紫が真九郎を睨みつけながら玉袋を握っていたのだ。
「兄様を睨むなど、なんという無礼を働くのだ」
少しずつ紫の手に力が込められる。真九郎は痛みに顔を青くして、歯を食いしばり耐えた。
それを止めたのは、意外にも竜士だった。彼は爽やかに笑いながら、紫を制止する。
「いいさ、紫。それよりこっちにおいで」
「はい、兄様」
紫は裸同然の格好のまま、竜士に寄り添った。真九郎には決して見せなかった幸福の表情で。
竜士が紫の頭を撫でる。紫はそれに笑顔で返し、腹を差し出した。ぽっこりと妊娠初期のように膨らんだ腹を撫でられ、紫の体が震える。兄が満足そうに頷くと、紫の顔が花開いた。
「よしよし、上手くやったようだね。それじゃあ、あっちの成果を見せてくれ」
「今すぐにやってきます」
返事をして歩く少女を見ながら、真九郎は何をするつもりだと考えた。そんな状況でも真九郎の視線は、幼女の裸体から離せなかった。
紫は手のひらの上に陰茎を乗せると、柔らかいそれをぐにぐにと弄った。刺激にもならない筈のそれは、紫の手だというだけで射精しそうになる。
「ほら変態、出すのだ」
手のひらで少し遊ばれて、出せと言われた、それだけで真九郎の陰茎は精を放ってしまった。透明な精液にもはや勢いはなく、手の上にとろりと流れ出ただけだった。
「ぷっ、あっはっはっはっはっは!」
それを見た竜士は、その情けない姿を嘲笑った。
たとえ睨むだけだったとしても怒りを表したいが、それは紫が静止させるだろう。
殺したいほどの憎悪なのに、紫が怒るというだけで憎しみが萎む。それほど体に幼女の味が染み渡っていた。真九郎には僅かな抵抗も許されなかった。
「随分情けなくなったね、君。俺にあれだけ啖呵を切っておいて! けどまあ、もういいか。君には今の姿がお似合いだよ」
竜士が紫を手招きする。紫は手についた精液を、汚物を処理するように払って飛ばし、ご主人様に向かった。
「君が紫を直接見る機会は、もう二度とない。最後の紫の姿を、俺に犯されて喘ぐ紫の姿をそのちっぽけな脳に刻み付けるんだな。さあ、紫。手筈通りに」
紫は竜士の前でしゃがむと、股を大きく開いた。映像に出てきたペットになっていた時のように。
彼女の足元に、洗面器がさしだされた。まさか、と真九郎が思った瞬間、アナルから精液と腸液の混合物が排泄される。汚物は一切混ざっていなかった。
「こんなに絞ったのか。よくがんばったね」
「はい、紫はがんばりました。だから、ご褒美ください」
竜士が備え付けのベッドに座ると、紫は口でファスナーを下ろして陰茎を舐める。大きくなるまでぴちゃぴちゃと音を立てながら、わざと顔を横にずらして真九郎に見えるように奉仕した。
勃起したのを確認すると、紫は真九郎に体を向ける。まだアナルからぼたぼたと精液を垂らしながら、その言葉を発した。
「紫の淫乱アナルが、変態粗チンの汚い精液で汚されてしまいました。お願いします、ご主人様の精液で紫の腸内を消毒して下さい」
半ば理解していたとしても、紫の言葉は突き刺さった。
真九郎の様子を面白そうに見ながら、竜士は笑った。恐れ多くも九鳳院家の人間に逆らった者の末路としては、まずまずだ、と思いながら。
紫が小さい体を動かしながら、竜士の陰茎をアナルに迎えた。そして、それを入れきった瞬間股間から潮を吹く。
「んあ、あっ、あっ……、ふ、あああぁぁぁぁ!」
「なんだい紫、随分激しいな」
竜士は自分から動かずに、紫がするのを眺めていた。紫の奉仕は真九郎の時より遥かに激しく、なにより熱意があった。
紫は連続で絶頂しながらも腰を止めず、兄のほうに振り向いた。
「んあ、だ、ってぇ! へん、たいの、ミニチンポじゃ、きゅううぅぅ! 一回も、イけなかった、ああぁぁっあ! んですぅ!」
「は、はははは! なに? 一回も? あれだけ何時間もヤっといて? 自分だけ満足しといて相手をイかせられないなんて、どれだけお粗末なチンポだよ。あぁ、今のその情けない様を見れば分かるか」
真九郎は紫がイくな、と命じられているのだとばかり思っていた。しかし、紫は竜士の陰茎を迎えただけで絶頂した。紫がイかなかったのは、ただ刺激が弱かっただけだったのだ。
男としての最悪の敗北、それを味わった。
「そうかそうか、じゃあ仕方がないな。紫、好きなだけイっていいぞ。遠慮する事はない」
「は、はい! っぁぁぁああああ! ありが、っくぅぅぅ! とう、ひゃあっ、ございます! またっ、くるぅぅ!」
先ほどまで自分とつながっていた少女が、今は他の男に犯されている。しかも、自分は何時間もつながっていたのにイかせる事ができず、今の男はたった数分で何度も絶頂に導いている。
紫は背面座位の格好で奉仕をしていた。そのために、真九郎からは紫の全てが見えた。あの侮り蔑む視線はなく、仕える奴隷の喜び、飼われるペットの喜びがある。秘所からの愛液の量も桁違いだった。
たったこれだけの時間で、竜士のズボンはずぶ濡れになっている。なにより潮が飛び、ベッドに落ちて吸い込まれる。陰茎は紫に入りきらず、亀頭が腸壁を押し上げていた。
これほど違いがあるのに、真九郎と竜士の状態は同じだった。どちらも紫に任せきりであり、直接刺激をしていない。
紫がご主人様として信奉する竜士との、比べる事も出来ないほどの圧倒的な器だった。真九郎の矮小な小指は惨めに転がり、竜士の肉の凶器は今なお紫をイかせている。
紫を奪われて、調教されて、性奴隷にされた。あまつさえ一度も絶頂させる事ができなかった。
真九郎は、負け犬だった。
「それじゃあ、俺も動くかな」
「あぁ、兄様、んあ! 嬉しいですぅ、あっ、ああぁっ!」
「ほらお前はペットだ! しっかり鳴けよ」
「わん! わんわん! きゃう、きゅううぅぅぅん!」
紫は太腿を抱えられて、子供が用を足す格好にされた。陰茎が深く入り込み、少女の肉を更に刺激する。
竜士は立ち上がって、真九郎の元まで歩いた。真九郎が座る椅子の背が落ちて、丁度紫の股間あたりに顔がくるようになる。
やめろ、真九郎は脳が切れる勢いで念じた。そんな思いを無視して、竜士が近付いてくる。
竜士の前進は、紫の幼丘が顔に触れる直前で止まった。真九郎の目は、紫の淫らな姿に釘付けだった。
犯されるアナルも、勃ったクリトリスも、うっすら開き中の肉ヒダを見せる秘所も、その全てが真九郎に見せ付けられる。
「紫の生セックスの見納めだ、存分に拝めよ! はははははは!」
「わん、わぅん! ふわ、ああぁぁぁ!」
弾け飛ぶ潮と愛液が、真九郎の顔面に降り注ぐ。口の中に流れてきたそれはショーツに染み、舌を動かして懸命に味わった。
淫乱に改造された幼女すらイかせる事のできない真九郎には、おこぼれに与る事しかできない。たとえ、どれほど情けなくても。
「紫、自分で開いて見せてやるんだ!」
「んああぁぁ! わ、わん!」
紫はあくまでもペットに徹し、竜士に忠実だった。
開かれた少女の陰部は、淫らで美しかった。幼女の桃色はまだ何にも汚される事はなく、肉が震えて伸縮を繰り返す。入れて入れて、と語りかけてくるように見えた。しかし、そこに入るのは竜士のものだろう。
真九郎の鼻息が荒くなる。半ば血走った目で幼女の股間を見続け、瞬きもせずに光景を焼き付ける。今の真九郎は、本当にただの変態だった。
竜士は真九郎の変貌に満足する。彼は自分に逆らった人間を、こうしてやりたかったのだ。
「くっくっく! 今日の俺は気分が良いからな! サービスをしてやるよ! じっくり味わえ!」
開かれた紫の陰部を、真九郎の顔面に押し付けた。腰の上下運動で、幼女の恥肉は顔を行き来する。恥肉はやわらかく顔面を包み、淫液で化粧を施した。
顔に自分が求めたものを擦り付けられた真九郎は、この上なく興奮した。肉の柔らかさは史上のもので、なにより紫の幼丘だという事実が興奮を最高潮まで押し上げた。
真九郎の柔らかい陰茎から、ぷぴゅっ、と情けない音がする。尿道口が開いて、透明な液を垂らしながらぴくぴくと動く。
顔に陰部を擦り付けられただけで、真九郎は射精してしまったのだ。
「あっはっはっはっはっは! 凄いな君は! たったこれだけで射精するなんて、俺にはとても真似できないよ! ほら紫、ペットはもういい! 何か言ってやれ!」
「あっ、はぁ、はい。しんく、ろう、あん! 幼女マンコを、あぁん、つけられただけで、ふぅ、あっ、ああぁぁぁ! 射精するなんて、あぁ!
もう立派な、んぁあ! 変態だな、ふぅぅぅ、うぁ、それでこそ、ぅあぁ、わたしが、んんっ! 調教したかいが、はぁぁ、あったぞ」
真九郎には、屈辱に涙を飲むこともできなかった。そして、紫の痴態から目を離す事もできなかった。
これが終われば、真九郎は紫が犯される映像を見ながらでしか勃起させる事もできなくなる。それを心の芯まで理解してしまった。だから、目を離せなかった。
「今日の映像はちゃんと録画してあるよ。紫に犯されて、一度もイかせられなかった無様な姿ぜーんぶね。嬉しいだろう粗チン君。それも君にあげるから、精々がんばってシゴくんだね」
悔しさに泣く自分の中に、喜ぶ自分がいた。紫に犯される姿がまた見れると、あのつるつる幼丘を見せ付ける姿がもう一度見れると、幼女の変態奴隷が喜んだ。
きっと、自分が犯される姿を見ながらアナルの感触を思い出して自慰するのだ。紫が目の前で犯される姿を反芻し、無力に泣きながら射精するのだ。
そんな状態でも興奮してしまうほど紫は淫靡で、真九郎は変態になった。
「もう遅いからなぁ。これで最後だ。紫、中に出してやるぞ。お前も出すんだ!」
「はい、兄様ぁ! がんばって、あぁん! ご奉仕します!」
挿入のペースが速くなる。アナルをかき回す音が部屋中に響き、それが真九郎を刺激した。
紫のアナルは擦り切れそうなほど赤くなり、それでも奉仕は緩めない。ぎちぎちに力を入れて、少しでも快楽を得てもらおうとしていた。
ずん、と紫の体が落とされる。肉棒の衝撃は脳まで駆け上がり、紫に性奴隷の快感と幸福を刻み付ける。
「ほら、イけぇ!」
竜士は叫ぶと同時に、紫の中に射精した。どぷどぷと精液が注がれ、真九郎の精液を駆逐していく。正に、精液で腸内を洗い流していた。
紫も、愛するご主人様の精を受けながら、幸福に包まれて絶頂した。快感は子宮を叩き背筋を貫く。一際大きく潮を出し、そして兄の言いつけ通りに放尿した。
「んんっ、はあああぁぁぁ……」
黄金水をかつて愛した人に、今はどうでもいい人間に、びしゃびしゃとかぶせる。紫は絶頂の余韻に浸りながら、その様子を見続けた。
真九郎の顔は、絶望に染まっていた。目元に涙を溜めながら呆然としている。その癖に、視線は紫の恥部に釘付けだった。
浴びせられる黄金水を、避けようともしない。それどころか、口の中に入ったものを必死に味わっていた。ご褒美だと言わんばかりに。
挙句の果てには、たった数時間で変態奴隷にされた陰茎が、かわいらしく震えていた。先端から透明な液体を出している。
真九郎は絶頂したのだ。紫に尿をかけられただけで。大切な少女を犯されているというのに。変態に改造された体は喜んでいるのだ。
これがそうだったのだ、と紫は確信した。兄は、真九郎のこの姿が見たかったのだ。この、全てを奪われた哀れで惨めな敗者の姿が。
紫は、ご主人様の意図を完璧に察した。だから、最後に真九郎に優しく微笑みながら言った。
「なあ真九郎、これがわたしからの最後の手向けだ。あとは一人寂しく、部屋でわたしが犯されるのを見ながら、負け犬の自分を思い出して粗チンをしごくんだな。幼女好きの真性変態」
紫は尿を浴びせながら、かつて愛した人を嘲笑い続けた。そうやって兄への愛を証明した。それは、身震いするほど気持ちよかった。
真九郎はこれから一生、体を紫に支配されながら生きていく。嘲笑と尿の味を思い出しながら。そしられながら絞められた、アナルを思い出しながら。
支配される紫を眺める事しか出来ず、負け犬の自分を死ぬまで刻まれながら。
真九郎は、紫を奪われ続ける。
終