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夫の目の前で

 縛られている俺の目の前で、佐代子がこらえきれずに声を洩らしはじめた。男に股を割られ、渇いた陰毛の狭間に
肉茎を埋められた。男の律動が激しさを増すと、荒い息に混じった佐代子の声が喘ぎ声に変わるのに時間はかから
なかった。
 ほんの数時間前まで郊外のショッピングモールで買い物をしていたごく普通の主婦が、白昼自宅で暴漢に襲われ
夫の目の前で痴態を晒す事になろうとは、佐代子も夢想だにしなかったことである。ありふれた日常が一瞬のうちに
打ち砕かれた。しかし、それは同時に夫である俺の歪んだ願望を現実として手に入れた瞬間でもあった。

 俺は妻の佐代子が買い物に出かけた隙に、実行犯となる男を自宅に入れた。男に手足を縛らせ、居間で転がりな
がら佐代子の帰宅を待った。「ゴメンね。もうすぐかえります」という妻からのメールからの数十分がやけに長く感じら
れた。



 玄関のドアが開き、ビニールの買物袋のガサガサ擦れ合う音が聞こえてきた。佐代子はキッチンで
食料品を冷蔵庫に入れながら2、3度俺を呼んだ。返事のないことに軽く苛立ってみせながら、居間へ
と近づいてくる。
 居間で手足を縛られた俺の姿を見て、佐代子が声を上げようとするのを男の手が背後から遮った。
「さわぐとコロす」男は鋭く言い放った。佐代子の顔がみるみる蒼ざめていく。男は佐代子の腕をつかん
で俺の方に近づき、佐代子を放すとポケットから出した登山ナイフを俺の喉元にあてた。
「言う通りにせんかったら、旦那の喉から血ぃ噴き出る事になるからな」真に迫った台詞だった。

 「着てるもん、脱いでもらおか」ナイフをちらつかせながら男は命じた。佐代子は男の目的が金だけで
は無い事を悟り、一瞬たじろいだが男が恫喝すると震える手でブラウスのボタンを外しはじめた。
下着姿になった佐代子の動きが止まった。男は酷いことばを浴びせながら、佐代子の下着を剥いてい
く。ストッキングが無惨に破かれて、白い肢体の素肌が露わになった。佐代子は手で口を押えて嗚咽し
ていた。



「もったいつけやがって」男は吐き捨てる様にいうと佐代子が腕で隠していた胸を鷲づかみにした。ベージュの平凡な
デザインのブラジャーのカップが歪み、こぼれおちるように乳房が剥き出される。肩紐が外れ、男が背中に手を回すと
自然にブラジャーが落ちた。
男が佐代子の首筋に唇を押し付けながら、荒々しく乳房を揉みしだく。節くれだった男の大きな手からあふれる程のボ
リュームのある白い乳房。普段、あれだけ見なれたはずの佐代子の乳房があられもなく形を変えて行く様子がやけに
刺激的だった。佐代子は男に首筋を吸われ、胸を揉みしだかれても抵抗しなかった。混乱する頭の中を整理する暇も
なく、抵抗できずにいるという方が正しいのかもしれない。頼りの夫が目の前で縛り上げられているのだから無理から
ぬことではあった。



男のごつごつした指が佐代子の白い腹をなぞる様に降りて行き、白いショーツに辿りついた。さらに男は中指を佐代子
のショーツの中心にあてがった。中指の第2関節を鍵状に曲げ、男は力を篭めた指先で容赦無く一気に撫で上げる。
佐代子は爪立ち、少しでもその刺激から逃れようとしていた。佐代子のふくらはぎの筋肉の緊張が余計に淫靡さをつた
えている。
男はおもむろにショーツの中心を左右から手繰りよせて、細い紐のようにするとそのままグリグリと引き上げた。その紐
が佐代子の割れ目に食い込む。恥かしさと急所への容赦ない刺激に耐え切れずに、佐代子は男に上体を預けた。
「少しはその気になったか」呟くように言いながら、こちらに一瞥をくれると男は佐代子を床に横たえた。



佐代子は抗うことなく、男のするがままに下腹部の黒い茂みを露わにしていた。顔を手で覆い、男が侵入してくるのを
覚悟しているようだった。佐代子は仰向けのまま、立てた膝を左右に広げられた。
男は佐代子の股間に顔を埋めるでもなく、まるで観察するように眺めている。佐代子はひたすら屈辱に耐えなければ
ならなかった。いっそひと思いに男に貫かれる方が…、そんな気持ちが心をよぎったに違いない。男が射精すれば、
この苦痛から逃れられるに違いないという計算が立ったはずだ。
男に促されて口腔性交をする佐代子の表情が、俺にそう思わせていた。佐代子は口で男をイカセようと必死に舐る。
男のイチモツは十分過ぎるほど大きさと固さを増したが、決して暴発したりはしなかった。



 皮肉なことに佐代子が必死になればなるほど、自らの動物的な雌の本能が呼び覚まされていった。
フェラチオにはそんな作用があるようだ。口の中で膨張していく男性器が、知らず知らずのうちに佐代子の
女性器に潤いを促していく。あたかも口の中の粘膜と佐代子の女性自身が連動しているかのようだ。
 おそらく軽い牽き攣れを感じているに違いない。男はアソコを指で確かめると「ヒクヒクしてる」と表現した。
 恐怖と憤りで渇ききっているはずなのに、佐代子の肉体は確実にその男を受け入れる態勢を整えている
のだ。本能に逆らおうとする意識が、佐代子の表情を余計にエロチックにしている。眉山を寄せて、唇を噛
んでいるその表情こそが、俺の歪んだ欲望を満たしてくれるのだ。




 目の前で自由を奪われている俺のことを意識の中から遠ざけようとしているのか、佐代子の視線は
時折遠くを見つめていた。男が挿入した瞬間だけ「あっ」と短く叫んだが、男が腰を動かしはじめると、
目を固く閉じて口を真一文字に結んで耐えていた。
 男は逆にそんな佐代子を焦らす様に、いきり立つ肉茎を浅く入れては出すという行為を続けた。
やがてゆっくりとした腰の動きは一定のリズムで佐代子の襞を苛めはじめる。佐代子は足の指を丸め
て、男の波状攻撃に対抗していた。しかし、いつのまにか佐代子の乱れた息遣いが俺の耳に届きはじ
め、ついに艶やかな声となった。男の腰が円を描く様に回転し、佐代子を最初の頂上へと導いたのだ。



 1度のぼりつめると、佐代子の体は加速度的に反応しはじめた。男が体を離して、体位を変えようと佐代子をうつ伏せに
寝かせると、自ら尻を持ち上げた。後ろから突き上げられる度に泣き声とも嬌声ともとれる感極まった声を発し続ける。
男が律動を停止すると、佐代子の方から腰を振った。佐代子は男の上にも跨った。男と両手を握り合いながら、前後に互
いの股間を擦りつけるような激しい動きもした。佐代子の体から水気が全て抜けてしまうのではと思えるほど、汗と愛液が
噴出していた。グチュグチュと粘り気のある音が部屋中に響いた。
 男がようやく佐代子の腹の上に射精したとき、勢い余って佐代子の顔にまで飛沫が飛んだ。快感で震えるまつげに白濁
した精液が付着して揺れていた。



 男は一仕事終えて、息を整える間もなく次の作業に着手した。男はカメラを取り出し、ぐったりと四肢を投げ出して
朦朧としている佐代子の痴態をファインダー越しに眺めて、シャッターを切りまくった。局部のアップも、佐代子の顔
も全てがあらゆる角度でカメラに納められていく。
 俺の計画通り、これで佐代子は夫の目の前で他人に抱かれたオンナとしての呪縛を受けることになる。十分過ぎ
る成果を残して、男は去って行った。


 男が去り、茫然自失の佐代子に俺の手足を解放させた。俺が声をかけると、佐代子は涙を流して抱きついて
きた。ごめんなさいを繰り返す佐代子に後ろめたさを感じながらも、俺は本心を告げることなく抱きとめた。
 蒸せ返るような性臭が佐代子の全身から発していた。それがまた、俺の下腹部に血液を集中させる。肩を抱
きながら、俺は佐代子の乳房に手を伸ばしてみた。何度もアクメを迎えた女体は、貪欲にも俺の愛撫を受け入
れようとしている。佐代子は媚びるように甘えた仕草で、汗まみれの体を密着させてきた。
 もうお互い一言も言葉を交わす必要はなかった。俺が命じると佐代子は、貪る様にフェラチオをはじめた。



 佐代子の口で怒張したものを挿入すると、あられもなくそれに応えた。激しくグラインドしていくと
「お願い、、忘れさせて、、」と途切れがちに叫んでみせた。しかしその言葉はかえって忘却できな
いはっきりとした記憶として、俺の脳髄にまで刻み込まれた。それは佐代子とて同じことだった。
 セックスに関する限り、佐代子はどんなことでも俺の命ずるままに受け入れる。まさに性奴と化
した妻を他人に貸し出されることさえも…。

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