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幼馴染の君(4)

そして未だに幼馴染と親父との夜の営みを覗きける俺。
覗かれていることを知っているのか、より淫らに親父との性交にふける君。
そして俺とのSEXも激しさを増す君。 もしかして二股を楽しんでいるのか、君は?
俺の存在は、親父との性交を盛り上げるための刺激剤にすぎないのか?
あてつけるかのごとき、昼間の親父とのラブラブっぷり。お出かけのキスも板についてきた。

親父が家にいるときは、始終まとわりついてイチャイチャしている。
俺の見ている目の前で、やたらと親父にキスをせがむ。
これは俺への、自分のことは諦めろとのメッセージなのか? あくまで心は親父のものだという。
しかし彼女は俺の求めを断らない。嫉妬心から激しく彼女の身体をむさぼる俺。
そして激しく燃える幼馴染の君。 本当に親父は俺たちの関係に気づいていないのか?
そして、彼女の本心は?
とうとう、俺は前から疑問に思っていたこと。そしてどうやっても解けない疑問を彼女にベッドの上で聞く

「どうして親父と『結婚』なんてしたんだ? 何故親父を好きになったんだ?」



「ん~ ・・・・・良くわかんないよ」
「馬鹿か!? オマエは」
どうして親父と『結婚』したか? の問いに対する幼馴染の第一声。
ともに一糸まとわぬ姿でベッドを共にしている同士の会話としては、なかなか背徳的なものがある。
「どうせボクは馬鹿ですよぉ~」
ああ・・・確かに、なんせいきなり親父と結婚するくらいだから。でも、ここは真剣に問い詰める。
「頼む、真面目に答えてくれ」
「そんなこと言われても・・・・・本当にボクだって良くわからないんだから・・・
 そうね・・・・強いていうなら。キミと・・・・ずっと一緒にいたかったからかな?」
俺の中で、何か重いものがゆっくりと降りてくる。
「ほら、ボクんところの家族っていつもバラバラだったから・・・よく遊びに行ったキミの家が本当の家族みたいに
 感じていたんだ・・・・だから、ずっとず~といたかったの。キミの本当の家族になりたかったの・・・・
 でも・・・・キミって結構モテるでしょ? だからボクなんて相手にしてくれないんじゃないかと思っていた・・・」
それは買い被りすぎというものだ。俺の幼馴染よ・・・ それに俺はいつだってお前のことを・・・・
「じゃあ、親父のことは好きでもなんでもなかったのか?」
「ううん、オジさ・・・・キミのお父さんのことは大好きだよ。ボクが家族のことで悩んでいた時いつもやさしく相談に
 乗ってくれた・・・・いつだって、やさしく慰めてくれた・・・それで、だんだん・・・」
「好きになったというのか?」
「うん。それにね・・・・キミのお父さん、いつも寂しそうだった。いつも一人で寂しそうだったの・・・
 そのうち、慰めてあげたいと思うようになったんだ。抱きしめてあげたくなったんだ・・・自分よりずっと
 年上の人だというのに・・・・・おかしいよね、ボク?」
「やさしんだよ・・・・君は」
言葉は裏腹に胸の奥で幼馴染の心を手に入れた親父への嫉妬やその他のドロドロしたものが湧いてくる。



「初めてしたのはいつなんだ? 親父とだったんだろ? 初めては・・・」
胸の奥のドス黒いものに突き動かされるように俺は幼馴染に尋ねる。好きな娘の初体験の様子を、
それも他の男によってなされた処女喪失の体験を聞こうとする、ややマゾ的な行為。
「やだ・・・・そんな ボク・・恥ずかしいよぅ」
シーツの中、両手で真っ赤になった顔を抑えて照れる幼馴染の君。なにを今更と思いつつ、年頃の少女
らしいその仕草が堪らなく愛しい。胸の奥の黒いモノも大きくなっていく・・・・
「きゃっ!?」
「答えろよ・・・・・」
ドス黒い衝動からか、脅すような、ややトーンの下がった低い声で俺は重ねてたずねる。
同時に片手で、彼女の秘所をまさぐり、刺激を与える。そしてもう片方の手で乳房を掴む。そして質問に続いて
乳首に歯を立てる。凶暴な感情で俺のモノ大きく再度屹立していく。
「い、痛いよ・・・ん、ん・・・・ヤメテよ・・・あン!」
「答えろよ・・・・初めての時はどうだったんだ? 自分から誘ったのか? それとも親父に押し倒されたのか?
 感じたのか? 気持ちよったのか? ・…言ってみろよ・・・」
「言うよ・・・・お願い・・・だから、そんなに痛くしないでよ・・・・・ちゃんと言うから。
 ・・・・そのぉ・・ボクの初体験は・・・もちろん相手はキミのお父さんだよ あれは高校に入ってすぐの時・・・・・」
ああ・・そんなに前から親父に抱かれるていたのか・・・・全然気づかなかった道化者の俺。
その頃の君の姿を思い出す。まだ幼さが残るあの頃の君。そして急に女らしく成長していった幼馴染の君。
胸も急に大きくなっていたんだ・・・・そうか、君は親父によってオンナへと成長していったんだね。



幼馴染のロストヴァージン体験の告白は続く
「・・・・で、その時家族と喧嘩しちゃって、ボク、家を飛び出しちゃったの・・・しかも、急に雨が振り出して・・
 土砂ぶりになって・・・公園でびしょ濡れのまま途方にくれていたら、キミのお父さんにばったりあって・・・
 キミのお父さん、ボクの姿をみると、すぐに事情を察して黙って何も聞かないで自分の家に連れていって
 くれたの・・・・このままじゃ、風邪をひくからって。そういえば、キミ、その時留守だったよね?」
 その日のことはよく覚えている・・・・高校生の入った機会に彼女との仲を進展させようと旅行に誘ったんだっけ
でも、彼女にことわられて、意地になって一人で出かけて・・・我ながら背伸びしすぎた行動だったよな。
そうか・・・・家族のことで悩んでいたのか・・・・悪い、俺全然気がつかないでいて・・・でも、それがトラウマとなって
それ以後、こちらから積極的にアタックすることができなくなったんだよな。
 旅先でもやっぱり雨に降られて・・・・ぼんやりと「俺、今なにをしているんだろ?」と思っていただっけ。
そうか・・・その時にか。何故、その時、俺は彼女の側にいなかたんだろ?。失ったチャンスを悔やむ。
もし、その時、側にいたのが俺だったなら・・・・今と違い展開になっていたかも。誤ったしまった選択肢。
もしも、その時彼女を慰めていたのが俺だったら・・・・というIFの世界に思いを馳せる。
 そんな俺の思いをよそに、幼馴染のおのろけにも似た話しが続く・・・・
「・・・それでね、キミのお父さんお風呂を沸かしてくれて、着替えも用意してくれたの。それがね・・・・・
 実はキミの服だったんだよ。サイズが合うのが無かったからって・・・なんだか少しキミの匂いがしていた・・・・
 そしてあったかいミルクを出してくれたの。とても美味しかったよ。あの時のミルクの味、今も覚えているよ
 ボクに気遣ってね、家を飛び出した原因については、なにも触れなくて・・・・・ただ優しく、なんでも無いような
 話を淡々と続けて、ボクを慰めてくれたの・・・・・」
親父らしいや、と俺は苦笑する。それでも、親父のようになれなかったことの後悔が俺を苛む。




「・・・・それで、優しく話してくれるキミのお父さんを見ていたら、ボク、たまらなくなっちゃって・・・
 『どうして、この人がボクの家族じゃないんだろう?』って、それでね、気がついていたらボク、お願いしていたの
 『ボクも貴方の家族にしてください、ボクを貴方のお嫁さんにしてください』って・・・」
予期していた事とはいえ、幼馴染の言葉に衝撃が走る。それでも問う。
「で、親父はなんて・・・?」
「初めは・・・冗談だと思っていたよ。でも、ボクが真剣にお願いし続けていたら、そのうち少し困った顔になって
 ボクには幼馴染のキミがいるって言ったの・・・・でも、ボクはあの人のお嫁さんになりたかった・・・・
 だから、だから・・・・とうとう・・・」
「自分から誘惑したのか!?」
「うん、自分から服を脱いでユーワクしちゃった♪ そしたら、キミのお父さんびっくりした顔になっちゃって・・・」
そりゃ驚くは。しかし大胆なことを・・・
「初めはびっくりしていただけだけど、ボクのハダカに眼が釘付けになっちゃって・・・・・その時は、まだ、
 ボクのおっぱいはそれほど大きくなかったけど。キミの父さん見惚れちゃって、その頃から結構ナイスバディ
 だったのかな、ボク? それに・・・・・知っていた? キミのお父さん、キミのお母さんが亡くなってから、すっと
 自分で処理していたんだよ」
それは実に想像したくない光景だ。しかし、なんでそれを知っている俺の幼馴染よ?
「・・・だから、ボクはそんなキミのお父さんが可哀想だったから、ボクなりに慰めてあげたいと思ったんだ・・・・
 でね・・・・キミのお父さん、最初は躊躇っていたけど、そのうちゆっくりとボクのカラダに触れてきて・・・
 それで・…ボクは『お願い・・・・ボクを好きして、お嫁さんにして・・」と言ったら・・・・
「ヤッたのか・・・・・?」
「うん♪ ボクたち、そこで初めて結ばれたんだ・・・・・」


「痛かったか? ・・・・・感じたのか?」
「うん・・・・痛かった。でも一つになれた、うれしさで一杯だった・・・・
 ベッドに横たわったボクにね、眼をつぶっていてって・・・・そして、ゆっくりと、やさしくボクのカラダを撫でて・・・」
俺の脳裏に昨夜、親父に抱かれて歓喜の声をあげる幼馴染の姿と、まだ幼さの残る彼女の身体が親父によって
オンナにされていく様子が重なる。知らず知らずのうちに幼馴染の身体を、はげしく求める俺。
「ん、んん・・・・・でね、まるで宝物のように、ボクのカラダを撫で回していただけだけど・・・・あン・・
 よのうち我慢できなくなちゃって・・・・あの人も溜まってっていたから・・・・まだ、そんなに大きくなかったボクの
 オッパイにむしゃぶりついてきて・・・・・赤ちゃんみたいに吸ってきて・・・・そして次にアソコに・・・・・・
 あの人の舌が触れたとき、なんだか電気が走ったみたいだった。じっと大人しく我慢してしていたけどこらえきれなく
 なっちゃって・・・あっ・・・はン・・・・思わず声をあげちゃった。
 あの人が、元の姿勢に戻って、ボクに真顔に尋ねたんだ・・・・本当にいいのか?って、キミのお父さん、
 最後までキミのこと気にしていた・・・それでねボクは『うん、いいよ お願い・・・』て答えて・・・・
 そして・・・・・一気にあの人のモノがボクの中に入ってきて・・・はぅん・・あぁ・・・初めは痛くてたまらなかった。
 ボクの中でキミのお父さんのモノがゆっくりと動き出して・・・・・ボクの中に入っている、ボクの中で動いている
 その感じがとても不思議で・・・だんだん気持ちよくなってきて・・・・うん・・・とうとう感じちゃたの、
 初めてなのに感じちゃうのっておかしいよね? そりゃ、ボクだって自分でしたことは何度かあったけど・・・」
「ウソだ・・・・いっぱいしてたんだろ? オナニーたくさんしていたんだろ?」
「うん・・・・そうだよ、ボクいっぱいオナニーしていたんだ、ボクってHな娘なんだよ・・・・ひぁん・・・あっ
 だから、初めてなのにすごく感じちゃって・・・・キミのお父さんもすごい久しぶりだったから・・・・
 何度も何度も・・・・いままでずっと溜めていた分をボクの中に何度も・・・はぁん・・あは・・・・」



気がつくと本格的に幼馴染を再度犯しにかかっている俺。親父との初体験の様子語りながら俺に抱かれる
幼馴染。実に背徳的だ。嫉妬心から激しく彼女の身体を貪る俺。
「・・・・それでね、気がつくと次の日の朝だったの・・・・・ぅん・・・キミのお父さんに抱かれて、気持ちよくて
 とうとうイッちゃったの・・・と~てもすごかったんだから・・・・・・気絶しちゃうくらい。
 でね、朝日の中で目を覚まして・・・・一瞬、昨日のことは夢じゃじゃないか?て思ったんりもしたんだけど・・
 ハダカのままだったし・・・それに・・・シーツにはちゃんと・・・・あ、あん・・・」
純潔の証の跡がついたシーツ。この目で見たかったな・・・・・俺の手で・・・・
「それで、『ああ、ボクは本当のこの人にのお嫁さんになったんだ・・』って実感がして。ボクのすぐ隣には
 キミのお父さんがいてくれて。ずーとボクの寝顔を見詰めていてくれただよ・・・・・そしたら、急になんだか
 恥ずかしくなってきて・・・シーツを頭から被って・・・・そしたら、あの人やさしくキスしてくれて・・・
 それで・・・『ちゃんと責任はとるから』って・・・・きゃ!」
再び真っ赤になって照れる幼馴染に突きをいれる。親父に幼馴染の初めてを取られたことに対する悔しさ。




「あ・・・・ダメ、そこは・・・・・」
「ここは親父にも許していないんだろ?」
「そうよ・・・いや・・・無理よ・・・・・そんな汚い・・・」
嫉妬心から猛り狂った自分のモノを幼馴染の菊座につける。
「・・・・いいだろう? 俺にだってお前の『初めて』をくれよ・・・欲しいんだ」
しばしの躊躇ののち幼馴染の君が答える
「・・・・・いいよ、ボクの『初めて』をアゲル・・・・・キミもボクの『初めての人』だよ」
いっきに下腹部に力を入れる。ずぶりと幼馴染のアヌスにペニスの先端が沈んでいく・・・あっ!と幼馴染が
声を漏らす・・・そして根元まで挿入したのを確認してからゆっくりと身体を動かし始める
「んん・・きついよぅ・・・・もっと、ゆっくり・・ゆっくり動いてぇ!・・・・あぁダメ・・あはっ・・ん!」
「ここは俺だけのモノにしてよ・・・親父にも許しちゃだめだ・・・俺だけのものだ」
「わかったよ・・お尻はキミだけのものだから・・・・はン・・・あぁああ!」
そして俺はおもいっきり思いのたけをを彼女の腸内に放った・・・・・


「で、どうしてもダメなのか?」
「・・・・・・・うん」
幼馴染に最初の質問をもう一度繰り返す俺。
一緒にこの家を出ようという誘い。
「ボクが出て行ったら・・・・そして、その上キミまでいなくなったら・・・・・あの人
 本当に一人ぼっちになっちゃうよ・・・・・」
「ああ・・・・」
「そんな、寂しい思いをさせるなんて、ボクできないよ・・・それに、ボク、あの人が大好きだし
 キミも大事な家族だし、バラバラになるなんてイヤだよぅ・・・」
「・・・・・そうか」
「ごめんね、ごめんね」
そう言いながら泣き出す幼馴染。こら、泣くなんて反則だろ? まるで俺が悪人のようだ。
俺の下で子供のように泣きじゃくる幼馴染の君がたまらなく愛しい。
と、同時に、どうにもならない現実に俺も涙がでそうになる。幼馴染の身体にしがみつく。
「身体は抱いても、心は入らない」 恋愛ものに台詞を思い出す。あの頃は、なんて女にとって都合のいい
台詞だと思ったが、今なら、その意味がよくわかる。
彼女の心はあくまで親父にあるのか? 俺はあくまで親父の付属物でしかないのか?
軽い嫉妬にかられつつ、気がつくと第三ラウンドに突入していた。
泣きながら俺に抱かれる幼馴染の君。他の男のことを想いながら泣く君を抱く俺。
俺も気がつくと泣いていた・・・・泣きながらの性交
「・・・・ごめんね、ごめんね・・・」
ひたすら謝り続ける幼馴染の声が木霊する。



かくして俺と幼馴染の仲は膠着状態に入った。
俺のことは、まんざらでないとは思うが親父を捨てることは決してできない俺の幼馴染。
かわいそうな人をほっておけない、それが彼女のよいところだと、知りつつもまさか、
そのことで泣く事になろうとは。
もし、親父が俺と幼馴染の関係を知ったらどうなるか? 親父のことだ。俺のため自分の身を
引こうとするだろう。そうなれば、彼女の性格からして逆に親父の方に心が傾くはず。
故にうかつには動けない。
 一方、幼馴染の君もどこか様子が変だ。さすがに今の関係を後ろめたく思っているのか?
親父に知られることを恐れているのか? あるいは、はっきりとしない自分の気持ちに不安をいだいているのか?
ともあれ、どこかおかしい。親父や俺にまるで子供のようにべったりとまとわりついたかと思うと
急に一人でふさぎ込んだりする。物思いにふけったかと思うと、一転して陽気に騒いだりする。
ようは情緒不安定ということだ。こうなると、もう彼女には手がつけられない。そのことは幼馴染の俺が
一番よく知っている。たとえ、そのまま放置しておくことが、どんなに危険な結果を生むことか知りつつも・・・・



 そして漠然たる不安はすぐに現実化する。近頃、幼馴染の君の帰宅が遅くなった。
どこへ行ってたのか? と尋ねてみても教えてくれない。とりつくしまもない。
彼女が何を考えているのか分からない。あるいは、「なにがあったのか?」が・・・
いつぞやの悪夢が蘇る。なにしろ彼女の行動力には目をみはるものがあるから。そう、
たとえ、それが奈落へ落ちるものであっても。
 そして彼女の携帯に頻繁にかかるようになったTELとメール。いったい誰からだ?
彼女の様子からすると、いつもの友人たちでは、なさそうだが・・・それにしても
携帯に着信があった時の彼女のびくっ!としたような仕草。そして、それに出るときの
彼女のどこか、おびえたような様子。間違いない・・・・何かが起きている。
しかし彼女は何も話してくれない。
 そして、とうとう・・・彼女は俺の求めを断るようになった・・・・・・


 以前は求めれば、なにも言わずに体を開いてくれた俺の幼馴染が、何故?
そういえば親父ともご無沙汰のようだ。何があったというのだ?
最近、俺から避けるような態度をとえう俺の幼馴染。どこへ行くのかつけようとしても
簡単にまかれてしまう。さすが運動部・・・・って感心している場合じゃない。
どうなっているのかつきとめなくては・・・・あせる俺、一人家で待つ俺の携帯に着信。
・・・・幼馴染からだ。 一体どうしたんだ?
「・・・ねえキミ。ボクのこと好き?」
「な、なにを言うんだ!? いきなり・・・・」
「ねぇ 答えて! ボクのこと好き?」
「ああ・・・・好きだよ」
「本当・・・じゃあ愛しているっていって」
「何いっているんだ? 今、どこにいるんだ?」
「お願い・・・・言って! 愛しているって言って! ボクのこと愛しているなら言ってよ!」
「あ・・・・愛しているよ」
「もっと大きな声で!」
「アイシテイル!」
「・・・・・・」
ブツ、いきなり携帯が切れる。なんだというんだ?
しかし気になるのは雑音混じりの携帯の向う、笑いを堪えているような男の気配があったような・・・・
しかも大勢・・・・・まさか!?



 幼馴染の君が帰宅する。さっそく「あれはなんだったんだ?」と問い詰める俺。
しかし彼女は何も答えない。そのまま部屋に篭ってしまった。いくら呼べども
なんの返事もない。出てくる気配もない。ただ一言
「・・・・ほっておいて」
と答えた以外は。天の岩戸を前にストリップを踊れるわけでもない俺はなすすべもなく
立ち尽くす・・・・そして再び俺の携帯にtelが。
「・・・はン・・・ん・・・んん・・んっんん・・・はぁ・・・あぁん・・あっ!」
雑音混じりで携帯から流れてきたのは、押し殺すような女のうめき声・・・・・
この声は・・・彼女? 途端に切れる携帯。
確かに幼馴染だという確信はない。畜生・・・こんなことなら、もっと彼女を鳴かしておくべきだった。
そうすれば、すぐ聞き分けられたのに。それはともかく俺の携帯にわざわざかかってきたことを考えると
俺の幼馴染である可能性は高い。彼女はまだ部屋にいる。耳を澄ましても誰かがいる気配はない。
すると録音か? しかし相手は誰だ? 俺や親父との情事を盗聴したものとは考えにくい。
聞いた感じでは・・・あくまで勘にすぎないが、彼女はじっと堪えているような感じだ。苦痛をあるいは快楽を。
それも脇に聞こえる息遣いからして複数の男に責められているようだ・・・・いや、これは俺の思い過ごしか
しかし、その様子がたやすく脳裏に浮かび上がってくる。陵辱の宴の中の俺の幼馴染の姿が・・・



あの電話について彼女に問いただすことはできない。
そんなことをしてもシラをきり続けるだけだろう、俺の幼馴染は。
そして彼女は余計苦しむことになるだろう。隠しつづけるという行為に。
誰だか知らないが、あの電話の主はそれを望んでいる。
幼馴染が陵辱を受け、彼女がそれを隠そうと苦労する様を、隠すという行為に苦悩する様を
二律背反に苦しむ彼女の姿を間違いなく楽しんでいるのだ。あの、まだ姿を表さぬ陵辱者たちは。
彼女がなぜ、彼らの言いなりになっているか? そして、そのことを、なぜ隠そうとするか?
それはたやすく想像がつく。俺が原因といってもいいだろう。
問題なのは、誰がこれらを行っているか? ということだ。



『誰が俺の幼馴染を脅迫、陵辱しているのか?』 
調査を開始した矢先、俺の学校の下駄箱に封筒が入っていた。
当然ラブレターであるはずもなく、かわりに中に入っていたのは数枚の写真。
~「今、まさに陵辱を受けている少女」の写真~ ・・・畜生! どうやら俺の行動は筒抜けらしい。
ひときわ目を引くのは「全裸のまま大きく脚を広げさせらている少女」の写真。
片手で顔を多い、もう片方の手を必死にカメラのほうに手の平を向けて顔を隠そうとしている・・・
真正面からの撮影。陵辱者の姿は脇から少女の足を無理やり広げている“手”だけが写っている。
大きく開脚された脚の間からはっきりと見える彼女の秘唇。そのかわりに、少女の顔は隠そうとしている
手の平の上からご丁寧にもマジックで黒く塗りつぶされている。
しかし、顔は隠されていても、被写体の彼女の大きなおっぱいには見覚えがある・・・・
いや、『顔を隠す』という行為自体が彼女が何者かを物語っている・・・・間違いない、俺の幼馴染だ。
曝け出された秘唇からあふれ出した陵辱者たちのザーメン。大量の白濁液は彼女の腰掛けている椅子に大きく広がり、
それからもこぼれ落ちようとして、白いつららを形づくっている。
そんなことすら気にかけない位、俺の幼馴染は必死になって顔を隠そうとしているのか、俺の幼馴染は・・・
そんなことをしても、一目見れば誰だか、すぐわかってしまうのに・・・・
俺は彼女の愚かなまでの必死な行いに哀しくなった。そして彼女が守ろうとしているものと
それを守ろうとする彼女の想いにも。

そして・・・同時に行為と挑発がさらにエスカレートしていくことを俺は確信していた。

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