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動き出した歯車(その12)

翌々日 日曜日、午後6時頃。
そろそろあいつの予定も終わると思われる頃、俺は電話を掛けた。

『はい、もしもし?』
『もしもし、僕です』
『あ…田川君? どうしたの?』
『いや、別に何の用も無いんだけどね、ちょっと君の声がききたくなっちゃって』
『あー、もしかして口説いてるつもり?だめよ、伊藤さんがいるじゃない』
『香織は今日、他の人とデート中です』
『あ……ごめんなさい』
『あやまらなくていいよ。だれも君に知らせたわけじゃないんだから』
『それに、君の声聞いたら、少し落ち着いたから。ありがとう』

『もう、そんな事いうと、本気にしちゃいますよ』
『ははは、……………考えておくよ』

何なんだろうか、無償に景子の声が聞きたくて、電話して声を聞いて安心して。
かつて、俺が香織に求めていた事を、今は景子に求めている。

俺は、景子の事を好きになったのだろうか。
俺は、香織の事をどうでも良くなったのだろうか。
その日、俺は景子と夜更けまで喋りつづけた。


週の始まりは、何事も無く明けた。
その日、香織は俺のもとには来なかった。
俺もそれには(表面上かもしれない)気にもせず、過ごした。
いつもの通りに放課後ピアノを弾いて、薄暗い中を帰ろうとしたところ、丁度 香織と出くわした。

「よぅ」

「……あ…ひろクン…」

ちょっと様子がおかしい。
何だかぼーっとしたような表情で、視線が定まっていない。
眼の周りがうっすらと赤く染まっている。
足取りも、不安でまるで地に足が着いていないようで、ちょっとした事ですぐ転びそうになっている。

「どうしたんだよ?」

「……ん?……別に……ちょっと疲れただけ。……………ひろクンも帰るの?…一緒にかえろ」

「あ、ああ」
何とは無しに、一緒に帰る事になった。そういえば、こいつと一緒に帰るのは、1学期のあの時以来だ。
一緒に帰ることになったものの、全くといって会話が始まらない。お互いに黙ったままだ。
必死で話題を探そうとしたが、どうにも思い浮かべることができなかった。まさか、一昨日のことを訊くわけ
にもいかない。
それよりも、香織の足取りがおぼつかなくてしょっちゅう転びそうになるものだから、転ばないように支えた
り引っ張ったりに忙しくて、話をする暇もない。

そうこうするうちにあいつと俺の家の分かれ道がすぐ目の前に近づいていた。
この交差点からは俺と香織はそれぞれ別々に家に帰ることになる。


そこから先は、香織と別れて一人で帰るのか
ふと、そんな思いが俺の頭の中をよぎった。
その瞬間、俺の中で「香織と別れて」、「一人で」のフレーズが渦を巻きながら急速に増大していった。
そして、無意識に……本当に魔が差したとしか言い様がない……俺は香織の手を掴むと、後ろから羽交い絞め
にするかのように抱きついていた。

もしかしたら、どこか心の隅に期待するものがあったのかもしれない。
最初は抵抗しても、やがて俺の思いに気付いて、力を抜き、そして抱きしめ返してくれると。

確かに、香織は抵抗した。
だが、その抵抗が弱まる事は無かった。
香織は本気で俺の腕から逃れようとしていた。
「や……やめ……やめて」
意外な反応に驚き、香織を抱きとめている腕の力を強める。
しかし、抵抗は弱まるはずも無く…却って強くなるばかりだった。

「やめ…て……やめてよ……やめてってば!」

最初小さかった声も次第に大きくなり、最後は殆ど怒鳴らんばかりの大きさとなっていた。
その声に はっと我に返り、咄嗟に腕の力が弱まる。
その瞬間、香織は俺の腕からすりぬけ、三、四歩こちらから離れると、思いっきり大きな声で罵声を浴びせた。

「何するのよ、この痴漢!」

痴漢…痴漢なのか?
俺は、香織に痴漢をしたのか?


頭は混乱の極みに達していて、正常な判断をするべくも無い。
「ごめん」
この一言が精一杯だった。
俺は、香織に背を向けると、家に向けて一目散に走り出していた。

「あ、ちょっとまっ…

背中でそんな声が聞こえたような気がしたが、それに振り向く余裕は 今の俺には無かった。

家に帰って 食事もそこそこに自分の部屋のベッドでごろごろしていると、下からお袋の声が響いた。

「博昭、香織ちゃんから電話だよ」

やはり来た。
携帯の電源を切っていたので、家の電話に掛かってくるのは当然予想していた事だったが、改めて呼ばれてみると全身に緊張が走り、体中が強張る。
一体何を話せばよいのか。
一体何を言われるのか。

「もしもし、電話かわりました」

「あ、ひろクン……」
速射砲のような罵声が浴びせられるのを覚悟していたのに、その後の言葉が受話器から流れてこない。
といって、俺からもあいつに声を掛けることができない。
どのくらいだろうか、かなりの時間 沈黙が流れた。


「あ…あの」
居たたまれなくなって、先に声を出したのは、香織のほうだった。
「さっきの……ことだけど………

「ごめん、本当にごめん」

間髪をおかず、返事を返す。

「…なんで……」
俺の答えに、当惑しているのだろうか。

「ごめん、魔が差したとしかいえないんだ」
「だから、ごめん、もう二度としないから。 もう、お前には近寄らないから」

「え?ち、ちょっと…」

言い終わると同時に電話を切った。
「母さん、ちょっと俺 出掛けるから」
言い終わらないうちに家を飛び出した。

何処に行くという目的など、ある筈も無い。
ただ香織と言葉を交わしたくなかった。声すら聞きたくなかった。
さっき、香織の声を聴いた瞬間、激しく感情が昂ぶるのを感じた。
帰宅時のの行為に関しては、100%こっちが悪いのに…
怒り、怖れ、興奮、嫉妬、悲しみ、焦り…
幾多のマイナスの感情が渦巻き、あふれんばかりになっていた。
かろうじて理性でそれらを押さえ込んだものの、どれだけ持つか自信が無かった。
だから、冷静になりたくて外に飛び出した。


歩いている最中、頭を冷やしながら ずっと考えていた。
今日の事、これまでの俺と香織の関係、俺のあいつへの気持ち、そしてこれからの事…
ない頭をフル回転させて導き出したその答え(ともいえないような内容だが一応は答えだ)は…
自分たちは 今…巣分かれの時期に来ているんじゃないか、という事だった。

幼い頃からずっと一緒に過ごしてきた。
だから、他の人間より親しいのはあたりまえだ。
けど、お互いに異性として認識することはあったのか
ひょっとして、その認識が不完全なまま 告白、回答、あの日の事に繋がったのではないか。

だから 共に一人になって、自分自身と相手を冷静に見つめてみて、人生のパートナーとなり得べき存在なの
かを考える時ではないかと、思う。

俺は、香織が……好きだ。
たとえ、景子とどんな仲になろうとも、その感情に変わりはない。
けど、その『好き』という感情の内容が、お互いに異なる場合…どちらかが修正をしなければいけない。
香織の気持が俺のそれとは異なる以上、自分の感情を調整しなければならない。そして新しい恋を見つけない
限り、それは周期的に自分を、自分の周りの人間を襲っては、その心を蝕んでゆく。
だから…自分の気持に整理がつくまで、顔を、言葉を交わすべきではない………それが結論だった。

時刻は既に11時を大きく回っていた。
玄関の扉には、鍵が掛かっていなかった。(父さん、母さん、俺を信用してくれて、有難う。)
部屋へ戻ると、机の上に
『香織ちゃんから電話。折り返し電話するように!』
お袋のメモがあった。

そのメモを見た上で、ベッドに入り、目を閉じた。


翌朝、いつもの様に携帯の電源を入れる。メールが何通か入っていた。

広告を削除し、クラスメイトのメールを読む。
他愛のないメールは、今の荒んだ俺の感情には一服の清涼剤のような気がした。(洒落にならないのもあったが

残ったのは、香織からのメールだった。

5通ほどある。
最初から、一つ一つあけてみることにした。

1通目(11:20)
『私です。電話でもメールでも良いから、返事下さい』

2通目(12:35)
『私です。ひょっとして、前のメール、まだ読んでないのかな?
 とにかく、折り返しお返事下さい』

3通目(1:12)
『何でもいいから、返事して…お願い』

4通目(2:05)
『返事待っています』

5通目(3:43)
『ごめんなさい』



あいつは…俺からの連絡を ずっと起きて待っていたのか。
何故、
あいつは、俺に何を言いたかったんだろう。
俺に何て言って欲しかったんだろう。

だけど…今の俺にできる何も無い。
そう、『あいつに、何もしない事』が唯一してやれる事だった。




季節は秋、暦は10月半ばに達していた。
本日の天気は晴れ。気温は暑くもなく寒くもなく、秋らしくさわやかな空気だ。
空は何処までも青く、その中にぽっかりと雲が3つ4つ浮かんでいる。
時刻は12時を少し回ったところだ。
こんなに良い天気の日は、外で昼御飯を食うに限る。

という事で、俺達はちょうど、青空の下昼食を採ろうとしたところだった。

「はい、今日のお弁当」
ここ数日、昼休みは彼女が作った弁当を食べる日が続いている。
きっかけは、俺が香織を避けて学校の奥の図書館前の藤棚の下でパンを食べている時に 彼女と鉢合せした事
だった。
此処は彼女のお気に入りの場所だったらしい。
一著に昼御飯を食べよう という事になって 俺の食べているものを見た彼女が『体に悪いから』と言って、次の日から弁当を作ってくるようになったという訳だ。
実は、別に弁当を作ってもらっていないわけではない。しかし、育ち盛りの上 季節は秋、いくら食べても満
杯になるという事はない。
家の弁当は午前中の授業が終了する前にすっかり無くなり、それでも足りないので購買でパンを買ってきて食
べていたのだ。
三日目からは、流石に(彼女にもお袋にも)申し訳なくて、きちんと事情を話した。それでも「栄養の偏ったパンを食べるよりずっと良いから」と変わらずに作り続けてくれていた。

「いつもありがとう。でも、何か悪いよな」

「そんな事ないよ。私が好きでやっているんだもの、気にしないで」
「それより、早く空けてみて。今日のも結構自信あるんだから」


蓋を開けると………アスパラの肉巻き、ほうれん草・にんじんの炒め物、ゆで卵(ちゃんと花模様の刻みが入
っていた)、マカロニサラダ……結構豪華だ。
彼女の料理は上手い。
味は全体として薄めで素材本来の旨みを引き出している上に、しっかりと下ごしらえしてあるのだろう、ほんのりと、しかし確実に隠し味がその素材の美味さをいっそう際立たせている。
まあ、「プロの料理人に匹敵する」などと持ち上げるつもりは無いが、普段食っている物と比較すると、かなり
上を行っている(お袋、ごめん)と言えよう。
こんなに美味いお弁当を、こんなに可愛い娘と一緒に食べられるなんて、まさに幸せの極地といえるのではないか。
そんな幸せ気分に浸ってゆっくりと(いくら美味しいからって、がっつくのはもったいない。しっかり味わ
わなくては)食べている俺の横を彼女…遠野景子はにっこりと眺めながら、これまたゆっくりとおそろいの
弁当を食べている。
俺、こういうの一度はやってみたかったんだよな。
そのとき思っていた相手は彼女とは違うが…

ここ数日、昼食の時間は至福の時だった。
辛いときには慰めてくれて、そして今度は俺のためにお弁当を作ってくれて、一緒に食べてくれる。
だから、お礼がしたかった。
いや、本音はお礼なんか二の次、ただ彼女と休日も一緒に過ごしたかった。
何とかして誘いたい。お弁当やこの間の事のお礼は自分にとっては彼女と一緒に居られるための口実でしかな
かったのかもしれない。

誘いの言葉は、素直に口から出された。


「ねえ、今度の日曜日、空いてる?」

「え、日曜日?何で?」

「いや、日曜日君が空いていたら、弁当とこの間の事のお礼がしたいんで、何処か一緒に遊びにでもいこうか
なと思っているんだけど」

「ええ?いいよ、別に。お礼なんて」
「これは、私がしたいからしたんで、お礼をしてもらおう何てこれっぽっちも思ってないから」

「でも、それじゃ、してもらいっぱなしで、僕の気持がすまないよ」

「だからってこういうのは『お礼で』されても嬉しくないんだけど」

そうなのか…お礼にかこつけて誘うのは駄目か…じゃあ、一体どうしたらいいんだよ。

がっかりしてうなだれている俺の耳に、「でも、本当はして欲しいんだよね」という声が微かに聞こえてきた。
幻聴か?それとも彼女が何かヒントでも出したのか?
とにかく、ぶつかってみるのみ。俺は彼女に本音をぶつけてみる事にした。

「あ…お…僕は、日曜日、君と一緒に何処か遊びに行きたいんだけど、来てくれますか?」

「はい、喜んで」

拍子抜けするほどあっさりとOKの返事がきた。
何だ?よくわからない。
「お礼」がNGで「自分が行きたいから」はOKなのか?
兎にも角にも成功だ。俺は心の中で躍り上がって喜んだ。


こんなに嬉しかった事は久しく覚えていない。もしかしたら、香織からOKもらった時より嬉しいかもしれな
かった。
次の関門は、『何処で』『何をする』か、だ。
これで失敗しては元も子もない。
とはいえ、こちらは女性経験は無いに等しい上、彼女とのつきあいも無い。彼女の好みをその言動から推察す
る事など、不可能だ。
ここは、素直に訊いた方がよかろう。

「それじゃあ、どこに行きたいかな?」

「田川君の選んだ所なら、どこでもいいけど」

何処でも……一番難しい答えだ。

「じゃあ、遊園地なんかどう?」

「うーん、私心臓が弱いから、ジェットコースターとかそういったのは乗れなくて、ちょっと楽しめないかも」

「映画で、見たいものはある?」

「今、あんまり面白そうなのはないなぁ」

「水族館とか…」

「そういう、のんびりできるものの方が良いかもね。……でも、当日何処につれてってもらえるかどきどきす
るのが、楽しみなんだけど」


「うーーーーー、そう言われるとプレッシャーかかっちゃうな。あんまり、というか殆どそういう経験ないか
ら」

「ごめんなさい、別に圧力掛けたつもりはないんだけど……自由に選んで。文句は絶対いわないから」

「解った。考えておくよ」

「うん、期待してるね」

こうして本日の昼食会はお開きとなったが、俺には重要な課題が課される事となった。
それはそれで、楽しいのだが。

教室近くの流し場に行って、彼女からもらった弁当箱を洗っていると、背中に重々しい視線が通り過ぎた。
ふと見ると、香織が怒ったような泣いたような目つきでこちらをにらんでいる。

「その弁当……遠野さんに作ってもらったの?」

「ん?そうだけど、何?」

「言ってくれたら、私が作ったのに。」

「そんなもん、こっちから『作ってくれ』ってお願いするものじゃないだろ。」

「じゃあ、何であの人の作ったものがあるわけ?」

「別に、彼女が『お弁当作ります』っていうから、その好意に甘えているだけだ。」

「それなら、私が作ったら、ひろクン 食べてくれるんだ。」


「それは、無理。さすがに二つは入らない。」

「何 それ、あの女のは良くて、私のはダメって事?」

「彼女の方が先約だからな。」
「それにお前、作る相手が違うだろ。」

「何でそういう事言うの?」
「ひろクンがそんな態度なら、私、本当に先輩のものになっちゃうよ」

当初はそんなやりとりもあったが、何を言われても取り合わないでいるうちに あいつからは何も言ってこなくなっていた。
今では重苦しい視線をこちらに送ってくるだけだ。
その視線も、俺と眼が合った途端、どこか別の方へと外れ、香織の姿も何処かへ消えてなくなっていく、そん
な事が此処数日の日課となっていた。
正直、今の俺には香織の視線はどうでもいい。
それよりも、今度の週末彼女を何処に連れて行こうか、そちらの方が気になってしかたがなかった。


苦しんで、考え抜いた挙句、彼女との初デートの場所に選んだのは、港だった。
まあ、アメさんの言葉に置き換えればベイエリアとなって、ちっとはオサレな呼び名になるのだが。
とはいえ、港に行って何をするというわけでもなく、ただその辺りをぐるぐると歩き回るだけだった。
もっと気の利いた処に連れて行ければ良いのに、
もっと気の利いたおしゃべりができれば良いのに、
彼女と一緒に歩いている間、ずっとそんな事が頭の中でグルグルと駆け巡っていた。


最初に行ったのは、赤レンガの倉庫だった。
この倉庫、現在では内部を改装して、一階部分がお洒落なレストランになっている。
ちょうど、お昼時だったため、そこに入って彼女と昼食を採ることにした。
デートスポットなのだろうか、中は同じような男女のカップルでほぼ埋め尽くされている。
こういう所にいると、自分もデートをしているのだという実感が湧いてくる。
しかし、こちら…というか彼女に刺さってくる男どもの視線が痛痒い。
お前ら、デートの最中だろうが。他の女に視線送りやがって!振られても知らんぞ。

食事を終えて外に出た俺たちの目の前に巨大な客船の姿が眼に飛び込んできた。
どうやらその先の桟橋に停泊しているらしい。

「すごいね」

「…うん…」

「行ってみようか」

「そうだね。行ってみよう」

彼女の手を取って、客船のある桟橋の方へと向かう。
心が急くのか、どうしても足早になってしまう。引っ張っている手の平にちょっと抵抗を感じ、彼女の方を向くと、ちょっと辛そうな顔をしていた。

「ごめん!、大丈夫?気持ち悪い?」

「大丈夫…ちょっと息苦しくなっただけだから…ごめんなさい、もうちょっとゆっくり歩いてくれる?」

「ごめんね、気付かなかった。少し休もうか?」

「ううん、平気。ゆっくり歩けば大丈夫だから。」
「それよりも、あの大きな船、もっと間近でみてみたいから……行こう」

「う、うん」

まずった。彼女、あまり丈夫じゃなかったんだ。
彼氏失格だよな?嫌われちまったかな?
ふと、彼女の方を見ると、顔色は蒼いのにうっすらと微笑を浮かべている。
彼女は、今日のデートに満足しているのだろうか?無理して俺に合わせてくれているのではないか?
表情からは伺う事はできない。
女の子のあしらい方に自信が持てない自分が情けなかった。

もし、今自分の隣に居るのが、香織だったらどうだったろうか。
あいつとは、小さい頃からの付き合いだったせいか、お互いに自分の思っている事を腹蔵なくぶつけ合うのが
普通だった。
どっかに行って 何かをするにしても、あいつは 好き嫌い、面白いつまらないを平然と言ってくるし、こち
らも言いたい事があれば、相手にお構いなしにあいつにぶつける、それが普通で、そんな事では喧嘩も起きな
い、そんな間柄だった。

女の子とデートする、というのはこんなにも気を使うものなのか。初めて思い知らされた。

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