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ひょんなことから

ひょんなことから彼氏の後輩とエッチしてしまい、その後たびたびそういう機会があった。

彼はゴツイ体格や切れ長の人を威嚇するような顔とは裏腹に、
エッチそのものは私を気遣い、私の反応すべてにびくびくして優しいものだった。

もっとあの体にむりやり服従されるようなエッチがしたいのに…。
不満がたまる私。

ある日訪れた彼の家で、日常会話の延長からいざこざになった。
今日はとてもエッチする気になれない。
帰る、と言うと、一瞬腕をつよくつかまれた。

彼はすぐごめん!と慌てて、もとのちょっと頼りない顔に戻ったが、
私は一瞬の彼のカッとなった顔を見逃さなかった。

ムキになる人なのかも…
心の中でニヤリと笑う。

そこから先は、わざと彼の神経を逆撫でする。

私はこんな関係のぞんでなかった。自分だけ恋人気分のつもりだった?

思惑どおり、彼が激昂し、床に倒され、両腕を抑えつけられた。
ぞくっとしたが、わざと、いたい、やめて、と言う。
彼はもとの優しい顔に戻って、甘い雰囲気でいとおしそうに私を見つめて、
キスをしようとする。これで許してもらってもとの関係に戻ろうと思ったんだろう。
ざんねんながら私はそんな甘い関係は望んでいない。

私は彼の優しいキスを冷たくよける。
彼の表情はまたたく間にけわしくなり、両手で私の顔を固定して
逃げられないようにし、口の中を荒々しく犯す。
今までに味わったことのない興奮。

でも私はまだまだわざと彼をムキにさせようと、彼の大きい体に逆らえるはずないと
わかりきっているのに、抵抗し、体をくねらせ足をばたばたさせて、やめて、と強く反抗。

シャツを引き裂かれ、私は彼から逃れようと、うつぶせになる。
そんな行為が逃げになるわけがなく、彼は背後から、ブラジャーごしに胸を鷲掴みにする。
首筋を荒く舐める。荒々しい息が、耳元にかかり、いっそう興奮する。

パンツの上に彼の手がいく。もうぐじゅぐしゅで、触って欲しくて仕方ないのに、触らないで!とわざと手をはらいのける。
彼は片方の腕で私の両腕を抑えつけ、もう片方の手を私のパンツに忍び込ませる。

彼は、無口なので、言葉ぜめや、うるせえ!などの言葉は言わない。
ただ無言で攻める。その目付きや、荒々しく私を扱うさまに、怒りが見える。
私が彼を逆撫ですると、より強く私を犯す。
言葉でないのに、会話をしているようだ。

「彼氏に今までのこと全部言うから!
あなたのこと慕ってる後輩にこんなことされたって」
そう言うと、あんただって楽しんでたくせに、と責めるように、あそこをかきまわす。

だんだん私も反抗の演技に身がはいらなくなり、彼の指に全身をびくびくさせ、
我慢していた喘ぎ声もじょじょに漏れる。

彼の指だけでイかされ、次は頭をつかまれ、彼のびんびんになったおちんちんを口につっこまれる。

いつも、きたないからいいよ、といってあまりさせてくれなかったフェラ。
もしかしたら、先輩の彼女だから遠慮していた部分も多かったのかも。
いとおしくなって、犯されているって建前を忘れて、懸命に奉仕する。
あっ…
漏れる声がたまらなくそそり、もっと気持ち良くさせてあげたいと思う。

限界にきたのか、彼は私の口から離し、とうとう挿入する。

彼は私をいとおしそうに見つめ、たぶん私もおんなじ目で彼を見てる。

犯される作戦失敗だ…と思いながら、もうそんなことはどうでもよくて、
彼にいっぱいいっぱい満たして欲しくてたまらない。
彼は腰を叩きつけて、私は彼にしがみつく。二人の荒い息だけが響く。

…枕もとで私の携帯が鳴る。

私の絶頂寸前だった。
私は携帯なんて無視してはやくイカせてほしいのに
彼は携帯に目をやる。
なに…?不穏な気配を感じ取る私。

彼はディスプレイをわざと私に見せて、通話ボタンを押して私の耳にあてる。

一瞬見えた文字は間違いなく彼氏の名前だった。

「え、なんで…」
不安がる私、彼は無言で無表情のまま。
『もしもし?』
電話の向こうから声が聞こえてきたと同時に
彼は挿入を再開する。

今まで彼にされたことは私の思惑どおりだった。
しかし予想外の反撃に、戸惑い混乱する私。

『もしもし電波悪い?』
「あ、うん…そうみたい…」
声は押さえられても、荒い息遣いは押さえられない。「今外だから…風が強くって…」

彼が繋がりながら私に覆いかぶさって、耳元で囁く。「先輩に言うんでしょ…俺に犯されているって。言いなよ…助けてって」

右からは彼氏の声。左からは後輩の彼。もうめちゃくちゃで頭真っ白。

私はなしくずし的にいつもどおりのエッチに戻ってしまったと思っていたが
彼の怒りは治まっていなかったようだ。

助けを懇願する私を無視して、今まで以上に強く強く打ち付けてくる。

なんとかごまかして彼氏との電話を切った瞬間、
彼は獣のようにむしゃぶりつき私をむちゃくちゃにして
私も今まで我慢していたぶん悲鳴のようにあえいだ。

長々と携帯よりすみませんでした。

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くそ女は氏ね

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