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45歳(不倫SEX) その2

お尻を浮かせ、黒いショーツをするりと抜き取る。あそこから糸を引くように、ほかほかのショーツが
ぬるりと剥き取られた感じ。


今度はブラ。これもただ外すのは勿体ないからね。わざと上にずらして乳房剥き出しにして、思いっ
切り舐め上げる。薄茶色の乳首がぷるぷる歪む。やっとホックを外して、綾ちゃん全裸完了。
さっきも見てるんですけどね、やっぱり脱がせていくのっていいですね。
格別の、征服感がある。
そこら中を舐めまくる。ほんと温泉に入ったばかりのセックスはいいですよ。
嫌な匂いは全然しない。おんなの、良い匂い、良い味わいがするばかりで。

横たわったままの綾ちゃんをM字開脚させる。むしゃぶりつく。
「あ!あ!恥ずかしい、あ!」
びくんびくんと痙攣しながら上へ逃げていく。でも狭い車の中だからそれ以上は動けません。
まるで昆虫採集の虫ピンに刺された蝶々みたいに、おれの舌は綾ちゃんを突き刺して、動けなくしてやるんだ。

口を抑えて、声を殺している綾ちゃんが可愛い。
「感じていいんだよ、声出していいんだよ」
舌の動きにハイスパートをかけてみる。
「あ!ふぅぅぅ!!!!」
変な声を出して、きゅーっと身体が収縮した。良い感度してるよ。綾ちゃんは。
はぁはぁ喘ぎ続ける綾ちゃんに少しだけ休憩を与えて、今度はおれを握らせる。上半身を起こして、綾ちゃんの方を見る。
潤んだような目でおれを見て、それからおれのちんちんを見て、ゆっくりと顔を埋めた。


ぬるりと、熱くてねっとりとしたものに、おれの股間が包まれた。
ゆっくりと、深く含み、それから引き抜く。亀頭の周りを締めつける処まで唇を引いて、それから
勢いつけて、首を揺らし始めた。
「んんん、んんん!」
ちゅぷちゅぷと、嫌らしい音が聞こえる。締めつけ感とぬるぬる感と、口の中のどこかに当たる
ざらざら感が堪らない。
ああ、おれが過去に経験した内でもベスト3に入る上手さだ。全神経下半身集中。

あんなに男の子っぽくって、働き者で、頑張りやさんの綾ちゃんが、一体どこでこんなに上手な
フェラチオを覚えたのだろう。
おれはちょっとだけ、綾ちゃんに性を教え込んだだれかに嫉妬する。


「……顔を見せて」
おれは絞り出すような声でお願いした。
綾ちゃんが、おれを咥えているところを見たかった。
端整だけど普段は真面目すぎて、あんまり色っぽくない綾ちゃんの顔に、おれの勃起したものが
突き刺さっている風景ってどんなだろう?
おれはそれを頭に刻んでおきたかった。

咥えながら、首を振りながら上目づかいで見てくれた。目がちょっと笑っている。
でもグロテスクなおれの勃起が、彼女の頬を膨らませ、顔を歪めさせている。
唇の端から、少し唾液が溢れて、小さな泡が浮かんでいる。ああ、なんていやらしい。

たまらなくなった。おれは引き抜いて、また綾ちゃんに覆い被さった。気にせずキス。
ちょっとしょっぱいのはおれの味か。
おれの勃起したものは綾ちゃんのその部分の前にあって、もういつでも中へ入れる格好。

キスしたまま綾ちゃんの太股を拡げさせた。ゆっくりと腰を進める。
左手でおっぱいを弄び、右手はおれ自身の勃起したちんちんに手を添える。
綾ちゃんの真ん中の、ぬるぬるの肉襞に亀頭をあてがう。前後させてみる。
それ自身が吸いつくように、張り切った亀頭に粘りついてくる。良い角度で止めた。

綾ちゃんの目を見た。
ゆっくり入っていく。熱い粘膜におれの亀頭が包まれていく。
おれは腰を浮かせて、ちょっと止める。亀頭だけが入り込んだところ。ぴくんぴくん、って動かしてやる。
「あ!あ!あ!あん、もう!来て!」
小さな、震えるような声で、綾ちゃんが叫ぶ。
判った。じゃあ、入ります。


体重をかける。おれは入っていく。みちみちと肉が割れて、綾ちゃんがおれのサイズに合わせて
広がっていく。ぎゅーっと締めつけられて、それから馴染んでいく。
くーーっと体を反らせ、おれの背中に爪を立て、眉をひそめ、口をすぼめて、綾ちゃんはおれを
感じてくれている。
「んー、んー!」
声にならない声、甘えるような鼻息。
ゆっくりと、全ストロークを撃ち込み終える。陰毛と陰毛、恥骨と恥骨が密着し、おれの亀頭は
綾ちゃんの奥の方の、なにかしなやかな壁みたいな部分に当たっている。

「はい、全部入りました」
おれは綾ちゃんの耳元で報告。


綾ちゃんのあそこは、ひくひくと蠢いている。丁度いい圧迫感。居心地いい角度。
奥から湧き出るぬるぬるも、多からず少なからずで丁度いい。
「綾ちゃん、すごく気持ちいいよ」
おれはこう云うとき正直になることにしている。
「綾ちゃんのここは、すごく気持ちいい。なんかもう大好き」
「……さいとう、さん!」
しがみついてくる。ぎゅーっと力いっぱい。

それから一度ゆっくり引き抜いて、激しく動き出した。


綾ちゃんの腰骨を両手で掴んで、がんがんぶつけていく。
太股を持ち上げて、上へ上へとえぐり上げる。
両手を押さえつけて上半身の動きを止めてから、腰をグラインドさせる。
またぎゅーっと抱き締め、舌を絡ませながら、ちんちんを深く浅く、出し入れする。

「もっと声出していいんだよ」
唇をかみしめて我慢しているみたいな綾ちゃんに囁く。
おれの腰の動きに合わせて、クルマもゆらゆら揺れている筈だ。
一応すべての窓には目隠し板を貼っておいたんだけど、誰かがそばで見ていたら、何をやっているか一発で判っちゃうだろう。
でも、今は綾ちゃんの気持ちよがる声を、世界中のみんなに聞かせてあげたい。
まあ聞こえるのは、この狭い駐車場中のみんなだが。

「ああん、あふうぅ!ああ!あ!!!」
深く息をついたあと、綾ちゃんが悲鳴を洩らす。
そうそう、そんな感じで鳴いてみて。
何か吹っ切れたみたいに、綾ちゃんがいきなり積極的になった。
大きく脚を拡げ、くいっくいっと腰をしゃくらせて、おれのストロークに合わせてくれる。
深く突っ込んだときに、きゅっと締めつける。薄目を開けて、おれを見つめている。
汗がぽたぽたと落ちて、綾ちゃんの胸の間に溜まり、流れた。

おっと、おれは動きを緩めた。急に来てしまいそうになったんだ。


にゅるーーーっという感じで、また奥まで入れて動きを止める。
別の生き物が住み着いたかのように、むずむずしている。
「今、イッちゃいそうになった」
ほら、おれ正直だから。
荒い息をつきながら、綾ちゃんはにこっとする。
「イッちゃっていいのに」
「まだまだ。勿体ないもん」
「気持ちいい?」
「すごく気持ちいい。綾ちゃんは?感じてる?」
「すごくいいよ。あのね、斎藤さん、おっきいよぉ」
そーか、それはちょっと嬉しいな。


またキス。
それから狭い車内で非常に困難だったのだけれど、綾ちゃんの脚を持ち上げてひとしきり突く。
角度を変える。挿れたまま、脚を、あっちの方へやって……<どっちだよ。
ふんふん言いながら、綾ちゃんのお尻をこっちに向けさせる。
抜けそうになるのを一生懸命押し込みながら、またくいくい腰を動かしながら。
にゅるり、とおれのちんちんが、綾ちゃんの体の中で180゜裏返しになる。
綾ちゃんに頭を下げさせ、お尻を突き出させる。OK、綾ちゃんの背中に、ぴったりと密着してみる。
「おれ、バックすきー」
「あ、あ、あ、ん!あたしも、あ!」
さっきと感じ方が違うね。まあ、おれの勃起の角度が変わったんだから当然か。

また突き入れる。今度は後ろからおっぱいを揉みながら。
下向きの重力で、綾ちゃんのおっぱいは一層ボリュームを増しているように感じる。
おれの動きに合わせて、ゆらゆら重そうに揺れている。
腰を掴んで、ガンガンぶち込む。くびれはないけど。丸くて張り切ったお尻。
綾ちゃんの亀裂が、おれの竿の形に合わせて丸く広がっているのがよく判る。
濡れた陰毛が、おれのちんちんにまとわりついて、出し入れの度に伸びたり縮んだりしているのが、なんか変な感じ。
綾ちゃんの首をひねらせて、無理な体勢でキス。
「ううーううー」
ちょっと獣のように、綾ちゃんがうなっている。
「気持ちいい?」


また綾ちゃんの方が積極的に動き出し、腰を振り立てる。ああ!ちょっと、いきなり!
「ああ!ちょっと待って!」
今度はおれが情けなくお願いする。
「またイッちゃいそうになった」
「ん!ん!イッちゃって、いいよ!あ!」
綾ちゃんは腰の動きを止めない。
「あ!中で、出して、いいよ!」
おれ、こんなこと言われたの初めてだった。
腰を振り立て、おれのちんちんをしっかり咥え込んで、綾ちゃんは自ら快感を貪っていた。
そうして後ろを振り向き、目を半開きにして、言ったんだ。
「中で出していいよ!」
って。


イッちゃうか?おれの理性はとうに飛んでいた。このままラストスパートかけて注ぎ込んでやるか?
綾ちゃんがこんなことを言うのは、きっとピルでも飲んできたからじゃないの?
さっきの下着見ても判るとおり、綾ちゃんだって今夜はやる気まんまんでここまで来たんだよ、きっと。
バックから、がんがん出し入れしながら、おれはそこまで考えていた。
「え?え?え?イッちゃおうかな。あ!すぐイキそう。」

綾ちゃんと動きを合わせる。ぬるぬるの綾ちゃんの肉襞と、びんびんのおれのちんちんが熱く、激しく、しぶきをあげて高まりへ駆け上がる。

来た!
「ああ!でも!悪いし!」
最後の最後におれの理性が勝った(つーかここまでヤっておいて、理性もなにもないもんだが)。
限界まで来た勃起をぬるりと抜き去った。
崩れおちる綾ちゃん。
「あ、あ、あ、出る、イクよ。綾ちゃん!綾!」
睾丸が収縮し、駆け上がってきた。


男は情けない。
射精の瞬間は特に。
ぬるぬるべたべたのちんちんを扱いて、綾ちゃんの染みひとつない白い背中に、その口を向ける。
射精する。モスラが繭を作るときのように、飛び出した。
背中にまき散らした。ぷるぷるのゼリー状の固まりがこぼれ、しゃぶしゃぶの液体が飛び散り、二度三度。

最後にとろりと、こぼれ落ちてお尻の穴に流れた。


「出ちゃったよ……」
汚れることなど気にしないで、綾ちゃんを背中から抱き締める。
首筋に唇を寄せ、耳を噛みながら囁く。
「気持ち良かった……」
ふーんふーんと、綾ちゃんは荒い息をついていた。
紅潮したほっぺが可愛かった。
「じっとしてて……」
背中に飛び散った精液を、ティッシュでぬぐい、おれのちんちんもふきふき。
この辺も、男は情けないな。


「綾ちゃんは、イッてないよね?」
裸のままで抱き合って、寝袋にくるまって、おれたちは話をしている。
「え~?気持ちよかったですよ!」
ちょっと申し訳ない。でも今夜は、あーもー、眠い。
お酒の酔いと、温泉のほてりと、セックスのあとの虚脱感、みんな心地よい。
どっちが先に眠ったか判らない。すーっと吸い込まれるように眠りに就いた。
おれに密着した綾ちゃんの太股、陰毛のじょりじょりが、がとても気持ち良い。


朝、変な感触で目が醒めた。
周りの雰囲気、暗さでまだ夜明け前だと判る。
綾ちゃんがおれの体にのしかかって、キスしていた。
手で、おれのちんちんを握っている。
よく事情が掴めなかった。
でも抱き締めた。むくむくと大きくなってきた。
綾ちゃんは何も喋らず、半分勃起してきたおれを扱いている。
薄暗い車内に綾ちゃんの表情が見える。
昨夜の恥じらいを含んだ表情とは何だか全然違う、今朝の綾ちゃんはどきっとするくらいおんなの表情をしている。
目に、淫乱な光がある。

綾ちゃんはおれに馬乗りになって、舌を絡めている。
垂れ下がったおっぱいの先っぽがつんつんに立っていて、おれの胸をくすぐる。
逆手で、勃起し始めたおれを握り、慣れた手つきで刺激してくれる。
おれは綾ちゃんの動きを見上げていた。感動を持ってそのいやらしい動きを鑑賞した。
勃起が完全になった。
昨夜射精して、ティッシュでふきふきしたままの、あんまり清潔とは言えないちんちんだけど、
綾ちゃんはそれを大事そうに手で包み込み、さやさやと擦っている。
亀頭を指の間の輪っかに引っかけて、くりっくりっと、摩擦してくる。
「あ、そこ、一番感じる……」
おれは今朝はまるで女の子のように、綾ちゃんのなすがままになっている。
男前の綾ちゃんに犯されている、美少女のおれ?<危ない妄想だけど、ぞくりとするくらい刺激的。


カリの部分を上手に刺激されて、おれの下半身全体が火でも点いたかの様に熱い。
いてもたってもいられない感じ。自然に腰が動く。
早く何とかしてください。綾ちゃん!
綾ちゃんは中腰になり、握ったものを自分自身の熱く柔らかい亀裂に押し当てる。
ぴたりと吸いつく。ゆっくりと腰を下ろしてきた。包まれた。
おれはまたしても、綾ちゃんの一番愛しい場所に填まり込んでしまった。
おれの肩に手を置いて、目を覗き込んでくる。
首をかしげて、口を真一文字に結び、小さく震えている。眉根の皺、薄く開いた目、すごくいやらしい表情だ。
「綾ちゃんって、大胆。いやらしい娘。淫乱な娘、好き」
ちょっと言葉で責めてみる。くいっくいっと腰を突き上げながら。


はーーーっと空気が抜けるような溜息を一つついて、それから綾ちゃんは激しく動きだした。
「うぅん、うぅん、んんん!」
正確なリズムで腰を上下させ、おれの張り切った亀頭部分、血管を浮きたたせた竿部分をフル
ストロークで味わい尽くしている。うわ、気持ちいい!
濡れた結合部から、いやらしい音が、狭い車の中に響く。
空気が熱を帯び、むんとする匂いが沸き立つ様だ。
またゆらゆらと車が揺れている。
おれは下から冷静に観察している。
『おんならしく』なった綾ちゃんの表情。
ぷるんぷるんと無防備に揺れるおっぱい。
固く反り返ったおれのちんちんを深く咥え込み、途中まで抜き出してはもう一度深く填め直す、
そう云った単調な動きを繰り返す、綾ちゃんの性器。なんかぬめぬめと別の生き物みたいだ。


そうやって冷静に見ていると、今朝はイく気配は来ない。
綾ちゃんの腰の動きに合わせて、おれも腰を突き上げると、綾ちゃんは獣みたいな呻き声を上げて、
更に激しく腰を振り降ろしてくる。
何だかどんどん解放されていくみたいだよ、綾ちゃん。
おれは我慢できなくなって、上半身を起こした。対面座位で抱き合う。腰の動きは止めない。
もっと激しく動きたい。
淫乱で、自分のペースで上り詰めていく綾ちゃんもいいけれど、最後は押さえつけて、自由を奪って、
高速ピストンを決めてやりたい。
こうなったら中出しでも、顔射でもなんでもいいや。
とにかくおれが一番気持ちイイ方法で、上り詰めてやる。
ちょっと思いもしないような乱暴なことをして、綾ちゃんを苛めてみたい。
もっと我を忘れさせて、ひぃひぃ言わせてやる。
そんな気持ちだった。


体勢を入れ換えて、綾ちゃんを押し倒し、足首握って大股を開かせて……。
綾ちゃんの目を見て、上になる。
ごつん、どこかに脚がひっかかる。ハバランスを崩し、填めたまま、たたらを踏むような感じ。
身体が斜めになる。
寝袋の間から飛び出していたシフトレバーに、派手に横腹が食い込んだ。

ぐげぇ。嫌な音がしたのはおれの肋骨か、車のギアの方か。
息が止まった。
「つ、痛!」
機械仕掛けみたいに動いていた、腰の動きも止まった。
「?どう、するの?」
動きが止まったことに不審を抱いて、綾ちゃんがおれを見上げる。
痛くてまだ返事が出来なかった。


「ごめん、ぶつけた、ぐぎっ、ていった」
息は止まったままだった。少し、しぼんでしまった。まだ入ってる状態だけれど。
「痛かった?」
笑いを含んで綾ちゃんが聞く。おれの胸の下。
「痛かった。狭いの、やだ」
くくくと綾ちゃんが笑う。
まずい!エロムードが一転してしまった。このままで終わる訳にはいかない。

ごろんと、ならんで転がる。ぬるりと抜ける。
「あ、ねえ、また上へ行こうか?」
「え?」
「昨夜の、上の露天風呂」抱きしまながら、言った。


身繕いをし(やれやれまた服を着なくちゃ)、シートを戻し、目隠しを取って屋根を開ける。
ウィンドウグラス内側には水滴が盛大に付着し、ぬぐい去るのが大変だった。
ふたりの、汗やら唾液やら愛液やら精液やらが、一旦蒸発して、再び水滴に変わったものだ。もうびしょびしょですよ。
時計を見るとまだ5時前だった。やっと明るくなりかけてきた時間。
駐車場のほかの車は、まだしんと静まり返っている。

静かに駐車場を滑り出して、上へ向かう。
がん、とアクセルを踏む。どろどろどろと排気音が響いて一気に加速。
高原のひんやりした空気が車内に巻き込む。ああ気持ちいい。


「昨夜のカップル、まだいたりして」
冗談めかして、綾ちゃんが言う。
「まさか!そんなに長くは続かないでしょ。……蛇じゃあるまいし」
「蛇って??蛇って、……えっち長いの?」
「あー、そーらしいですよ。蛇淫の性とか言って……」
おれ何を喋ってるんだ。
「齋藤さんも蛇みたいー」
「いやいや、綾ちゃんこそ蛇ー、えっちー」
「齋藤さんの、ここの方が、やっぱり蛇ー、ヘビー級チャンピオン~」
なにをじゃれあってるんだ。おれたちは。
2ちゃんなら言うところだ。馴れ合いスマソ。

誰もいなかった。手早く服を脱いで、二人とも全裸になる。
朝の光の中でお互いをしげしげと観察する。くいくい、と脈打って勃起が始まる。
「行こ」
手をつないで、巨大な岩で出来た湯船に脚を踏み入れていく。
誰もいない浴槽からは、とうとうとかけ流しのお湯が、川に直に流れ落ちている。
ああ、何て贅沢な。
岩陰の、ちょっと隠れた部分に浸かり込む。
今度は最初から綾ちゃんを正面向かせ、抱き締めあう。ゆっくりとキスする。
唇を離しておれは言う。
「やっぱり広い処はいいわー」
綾ちゃんはにこっとした。


岩の表面にバスタオルを敷いて、綾ちゃんを座らせた。
ちょうど足湯をさせるくらいの位置。足を拡げさせ、自分で太股を持たせる。
おれはお湯の中から綾ちゃんの股の間に身体を割り入れ、顔を寄せる。
ピンク色の肉がはみ出して、濡れて光っていた。こんな明るいところではっきり見せてもらえるなんて。
そっと舌を近づける。
舌を尖らせて、震わせて、ぐいっと突き入れた。
綾ちゃんがびくんっと身体を反り返らせる。
優しく、優しく舐め始め、それからスピードをつけ、角度を変える。
こりこりした処をつつき、肉をすすり、噛み、震わせ、それから永遠みたいに長い間舌を上下させた。
びくんびくんびくん!とおれの舌の動きに併せて綾ちゃんは暴れ回る。逃がさない。
腰をしっかり抱き止めて、いっそう舌を突き入れる。しゃぶりまわす。


綾ちゃんが一番感じるポイントを見つけた。そこを舐めるときゅーって収縮して、身体が奇妙に
よじれる。
ここだ!ピンポイント、攻める。ついでに指でクリトリス周辺をとんとん、って刺激してみる。
がくんがくん、って腰が動いた。
「あ!あ!・・・・ああっ!」
って叫んだ。
太股ががしって動いておれの頭を挟んだ。ぎゅーーーとおれにその部分を押しつけてくる。
舌ハイスパート。舌GJ!
どんって感じにおれは突き離されて、たたらを踏んでお湯の中に沈みこんだ。
綾ちゃんは斜めに倒れ込んで、自分で自分を抱き締めるみたいに、ぎゅーって固く収縮していた。
やがて弛緩した。ハァハァ、荒い息だけが聞こえる。


綾ちゃんがあっちの世界から帰ってきてから、おれはまたひとしきりしゃぶってもらった。
明るいところで見る綾ちゃんのフェラチオは、そりゃあもう絶景。
それから今度は岩に手を着かせ、立ちバックで挿入した。
昨日から何度目かで馴染みのある綾ちゃんのあそこ。迷いもなく、つつーって入って行くおれの
ちんちん。
でも足を温泉に着けながらのセックスは、これはまた格別で、血の巡りが良くなるからかしら、
おれの勃起も、綾ちゃんのあそこのひくつきも、昨夜や今朝とはまた違っていたのだよ。
皆様にもお勧めしたいものです。健康にイイ(のか?)足湯立ちバック。

まあ、何にしても、広い場所でのセックスはいいや。
どんなに激しく動いても、何かにぶつかって怪我することないし。(とか思ってたら、あとで見たら岩風呂に擦ってあちこち生傷だらけw)


綾ちゃんの背中に密着して、胸を揉みながら腰を使う。
立ちバックの、浅い挿入がまた、隔靴掻痒感あってイイ!なかなかイかないし。
「ねえ、綾ちゃん」
「はい?」
こんな状態でも丁寧な言葉遣いの綾ちゃん、可愛い。
「昨夜、中出ししていいよ、って言ってたよね?」
「え?えへへへ、あん!」
「どうしてあんなこと言ったの?」
「だって、あん!・・ちゃんと、最後までイってほしいから。あん!」
「イっていい?」
「え?」
「イきそう」
イった。


びくんびくんと痙攣して、何度も射精した。注ぎ込んでいる。
あ、綾ちゃんが奥を、きゅーっと締めた。
ああ、最後まで絞りとられる感じ。ぎゅーっと密着。
「イッちゃった」
お湯が流れ落ちる音が急に耳に入ってきた。
ゆっくりゆっくり身体を放して、頼りなくなったちんちんを抜き出す。
名残惜しいけれど、ぬるり、と出た。
ぽかりと口を拡げた綾ちゃんのあそこから、とろりと溢れてきた。
「見ないで」
綾ちゃんはお湯に全身を沈め、その部分を隠した。
綾ちゃんの胎内から、おれの(余分な)精液は温泉のお湯とともに流れ出し、川へ落ちていったのだろう。
そのまま大平洋へ(ん?日本海かな)流れていけ、おれの遺伝子。
生まれてこのかた、一番豪快な射精であったかもしれない。


幸いなことに、最後までこっちの露天風呂にくる客はいなかった。
満ち足りたあとは、またゆっくりお湯に浸かって、まるで仲の良い恋人同士のようにいちゃいちゃする。
実はビールも持ってきてたんだ。
朝から混浴、露天風呂でビール。セックスのあとのビール。ふっと眠くなって岩を枕にまどろむ。
温泉最高!<またかよ。

のんびり車を走らせて降りていく。
温泉と、セックスで火照った体を風にさらしながら。目を細めて、風を楽しむ綾ちゃん。
「今度はおっきい車にしようかな」
「え?どうしてですか、わたし、これ好きですよ」
それは、また嬉しい言葉だった。おれも本当にこの車が好きだし。

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