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沙有里 -6-

そして翌日、ビデオレター撮影日。
「和ちゃん、お誕生日おめでとッ!!!」
氷高の構えるカメラに向かって満面の笑みでメッセージを送る沙有里。初めは恥ずかしさと緊張でもじもじしていた沙有里だったが、中学時代は演劇部に所属していたこともあり、徐々に落ち着きを取り戻すと、やがてふっきれたように満面の笑顔でスラスラと言葉を紡ぎ始めた。

「えへへ、和ちゃん、びっくりした?今ねェ、予備校で知り合った友達に手伝ってもらって撮影してるんだよ」
沙有里がチラリとカメラの枠外にいる氷高に向けて優しく微笑む。カメラを構える氷高も優しい笑みを返すが、その仮面の裏にある彼の本性を沙有里はまだ知らない。
(こんな笑顔、昨日までは一度も見せてくれなかったよな…)
氷高がさらに熱い眼差しでファインダー越しに沙有里を捕らえる。ここにはいない男に向けて気持ちを込めて言葉を伝える美少女はいつにも増して輝きを放っていた。
(でも、もうすぐだ、沙有里…!もうすぐオレだけの女にしてやるからな…!)
既に彼のジーンズの股間部分は痛いほど膨張し、先走りの液でトランクスはぐっしょりと濡れていた。

撮影は順調に進み、やがてビデオレターは終盤を迎える。
「この間から予備校で勉強頑張ってるけど、和ちゃんと同じ大学に入れたらいいなぁ…って思ってるんだ♪」
「そうしたら私、東京で一人暮らしするの!でも、ひとりじゃ寂しいから、あの…」
順調にメッセージを続けてきた沙有里が口ごもる。
「あの…たまに遊びに来てくれると嬉しいなッ!それと、あと、休みの日には、デ、デート、とか…ね?」
(い、言っちゃった…)
沙有里が真っ赤にしながら一息に想いを告げる。氷高に撮られていることもあり、さすがに告白とまではいかなかったが、純情な沙有里にとっては大胆過ぎるくらいのセリフであった。その一方で氷高の嫉妬と興奮もピークを迎えていた。
(違うぜ、沙有里…!お前はオレとここで二人暮しを始めるんだよ。ここが愛の巣になるのさ…!)
もうファインダー越しの視姦では我慢の限界を迎えていた氷高が、ついに邪な企みを実行に移した。顔を赤らめ惚けたような表情をしている沙有里にストップの合図を送ると、一旦録画を止める。

「沙有里ちゃん、おつかれ!いい感じじゃん!撮ってるオレまでドキッとしちゃったよ」
「やぁ、もォ、恥ずかしいです~」
プレッシャーから開放され、顔に手を添えながら恥ずかしそうに俯く沙有里。しかしその表情は遠回しにでも和也に想いの一部を伝えたことで喜びの笑みがこぼれている。
「ん~、でも和也はニブいからこのくらいじゃ足りないかもね」
「あ、氷高さん何か勘違いしてます~!私は別に告白したいとかそんなんじゃないんですからね」
「隠さなくてもバレバレだって!それよりちょっと休憩しようよ。後で続きも撮りたいからさ…」
そんな会話をしながらのことだった。

カチャッ…

氷高は何気なく沙有里の背後に回ると、いきなり隠し持っていた手錠で少女を後ろ手に拘束した。
「えっ、な、なんですか!?」
テレビの中でしか聞いたことのない金属音と冷たい感触…。突然のことに何がなんだかわからず動転する沙有里。
「いや、ニブい和也にも伝わるような映像を撮ってあげようと思ってね…」
「ひ、氷高さん…!?」
「沙有里ちゃんが他の男に抱かれてる映像を見れば、あいつも狂ったように嫉妬するさ!!」
「やッ、ひ、氷高さん、変な冗談はやめ…」
つい先ほどまで笑顔で会話を交わしていた相手から信じられない言葉が飛び出し、ますます少女を混乱させる。しかし後ろから力強く抱きしめられ、さらにその大きな手で胸を揉まれると、ウブな少女もようやく切羽詰ったこの事態を理解した。

「い、いやぁ!離してェ!」
沙有里が細い体をくねらせて暴れるが、長身で筋肉質な男を相手に、後ろ手に手錠で括られた少女はあまりにも無力だった。氷高の腕の中でもがく沙有里。その美少女の髪から漂う甘い香りが氷高をますます獣にさせ、そのまま二人一緒にベッドに倒れこむ。
「きゃっ!い、痛ッ!」
後ろ手に拘束されたままベッドに仰向けに倒れた沙有里。その上に獣性を剥き出しにした氷高が馬乗りになって襲い掛かる。
「ハァハァ…沙有里ちゃん、沙有里ちゃん、沙有里ちゃん!」
初めて女を抱いた時でさえどこか冷めていた氷高だったが、恋焦がれていた沙有里をその腕に抱き、完全にタガが外れていた。

そしていよいよ沙有里の胸元のボタンに手をかける…。
「氷高さん、ど、どうしてこんなこと…!?お願いです、これ以上は…やめてください…!」
身動きがとれず、ただ氷高の目をじっと見つめて切なく訴える沙有里。しかしそんな言葉や表情が男をますます興奮させるということを少女は知らない。
「…もうやめらんねェよ」
そう言うと氷高はゆっくりと沙有里の胸元のボタンを一つずつ外していく…。ドラマの暴行シーンのように一気にボタンを引きちぎられるかと目を閉じた沙有里だったが、逆にゆっくりと少しずつ肌を剥き出しにされる恥辱は、沙有里の身にこれから起ころうとしている現実をより鮮明に打ち付けた。

やがて胸元のボタンが全て外され、飾り気の少ない白い清楚なブラジャーと、沙有里の美しい素肌が露になった。
「やだ…やだ…」
恥ずかしさと嫌悪感で小刻みに体を震わせる沙有里。しかし氷高は間髪を置かずに矛先をスカートに向けると、ベルトを外して強引に膝下まで脱がせた。
「いやッ、いやァ!和ちゃん、助けてェ…!誰か、誰かぁ!!!」
沙有里が唯一自由にできる手段である叫び声をあげるが、それも儚い抵抗であった。
「無駄だよ、沙有里ちゃん。この部屋は完全防音さ。夜中にカラオケで騒いでも誰も気付かないぜ」
愕然として脱力する沙有里から、そのまま一気にスカートを剥ぎ取る。
「きゃっ!」
「す、すげェ…!なんて綺麗な脚だ…!」
上半身ははだけたブラウスとブラジャー、下半身は靴下と最後の砦であるショーツ一枚…。そして後ろ手に鈍く光る手錠で拘束された可憐な美少女。ある意味全裸よりも情欲をそそるその姿は、経験の浅い男なら見ているだけで射精にまで導きそうな妖艶さをかもし出していた。

カシャッ!

絶望感に目を閉じて脱力していた沙有里が、聴き覚えのあるその音と眩しさで目を開く。いつの間にか馬乗り状態から離れていた氷高が、半裸姿の沙有里の姿を携帯のカメラで写真に撮っていた。
「キャッ、や、やめて!」
「和也に助けてもらいたいんだろ!?今、証拠写真を付けて助けを呼んでやるよ!!」
カシャッ、カシャッ…!
さらに何度もシャッターを押す氷高。その手に握られている携帯は、沙有里のバッグから抜き取っておいた携帯であった。

「やッ、やぁぁ!そ、その携帯、私の…!」
そして氷高の言葉の意味を悟り、顔を蒼白にして暴れる沙有里。
「そうさ、沙有里ちゃんの携帯から助けてってメールを送ってやるよ!もっともあいつはここの場所なんて知らねーから助けになんて来れないけどな!」
そう言うと、慣れた手付きで携帯を操作しながら、和也宛のメールを打ち始める。
「ダメ、絶対ダメェ!!!送らないで…!!」
「文章はこれでよし、と…。ええと、和也のアドレスはどこだ…?
「氷高さん、お願い、やめてェ!」
そんな沙有里の悲壮な声が、氷高の和也への嫉妬心をいっそう駆り立てる。
「お、一ノ瀬和也発見!…はい、送信っと…」
「い、いやぁぁ!!」
聴きなれたメール送信音にがっくりとうなだれる沙有里…。しかし実際に送られたメール内容は沙有里が想像していたものとは全く違うものだった。
『予備校でできた友達と出かけるので帰りは遅くなります。
 食事は食べて帰りますので伝えておいてください。
 沙有里』
もっとも沙有里がそれを知るのは彼女が純潔を失てからのことであったが…。

「…らい」
がっくりとうなだれていた沙有里が顔を上げると、目に涙を浮かべて、ぼそりと口にする。
「え?」
「氷高さんなんて大っ嫌い!優しい人だって思ってたのに…!信用してたのに…!」
「沙有里ちゃん…」
普段は大人しくおっとりとした沙有里が珍しくはっきりと嫌悪の言葉を口にする。さすがに氷高も罪悪感に捕われるが…。
「…もう遅いんだよ、沙有里ちゃん。心が和也に向いているんなら、体だけでもオレがもらうぜ!」
氷高がゆっくりと自分自身の服を脱ぎ始める。
「きゃッ!」
語気を強めていたのも一変し、思わず目を閉じてあとずさるが、すぐにベッドの端に追い詰められた。一糸まとわぬ全裸となった氷高が、ゆっくりと沙有里に近づく…。
「い、いや、来ないで…!」
「沙有里ちゃんのも脱がしてやるよ」
「ダ…メ…」
身をよじって抵抗するが、ブラをめくり上げられ、さらに最後の砦であるショーツが無残にも引きずり下ろされる!
「いやあッ!見ないでェェ!!!」
沙有里が悲鳴を上げて脚を閉じようとするが、氷高が強引に両手で脚を開かせる。
「す、すげェ…これが沙有里ちゃんの…!」
思わず氷高もゴクリと息を飲み込む。初めて人前にさらされた沙有里の秘所は薄い恥毛をまとい、小さな小さなピンク色の秘唇は固く閉ざされていた。猛り立った怒張が早くそこへ入りたいと急かすかのようにビクビクと跳ねる。
(やべェな…これじゃ秒殺されちまうぜ…!)

目を閉じていても耐えられない氷高の視線に、今日何度目になるであろう沙有里の哀願が繰り返される。
「お、お願いです…もう、もうやめてください…」
なるべく氷高の下半身を見ないように上目使いで哀願されると、なおさら欲情をそそられる。
(ヘヘッ、時間はたっぷりあるしな。犯る前に一発抜いとくか…!)
「やめてほしい?」
「えッ、は、はい!」
氷高からの思いもかけない言葉に沙有里の心がパッと明るくなる、が…。
「沙有里ちゃんの方からキスしてくれたら、やめてあげてもいいよ」
「キ、キスって、そんな…!」
沙有里にとってはもちろん初めてとなるその行為。ファーストキスは和ちゃんと…そんな淡い恋心を抱いていた沙有里にとって素直に頷けるはずもなかった。
「嫌ならいいんだぜ、このまま無理矢理犯して、キスでもなんでもさせてもらうさ」
そう言って氷高が半裸の沙有里に近づくと、いよいよ迫る純潔の危機に沙有里も了承せざるを得なかった。
「ま、待って!し、します!キスしますから…!」
「そうこなくちゃ、沙有里ちゃん!オレも無理矢理奪うよりは沙有里ちゃんから優しくキスしてもらいてェし」

ベッドの上で手を伸ばせば届きそうな位置にいる二人。しかし沙有里にとってはキスをする決意をしたものの、なかなかその距離をゼロにする踏ん切りがつかない。だが内心、氷高にとってはそんな純情すぎる沙有里が愛しくてたまらない。
(高3にもなってこんなウブな女は今時珍しいぜ!顔も体も心も超極上品ってわけか…たまんねェぜ!)
「……」
「まだかい?沙有里ちゃん」
催促の言葉にいよいよ意を決した沙有里が顔を近づけてくる…。
「氷高さん…」
「沙有里…」
二人の目が合い、そしてそのまま唇が重なる…。

チュッ…
(夢じゃねェ…!オレはとうとう、あの成瀬沙有里とキスしてるんだ…!!)
心底恋焦がれていた少女とのキスに、さすがの氷高も感無量だった。幼いキスしか知らない沙有里は唇が触れるとすぐに離れてしまったが、間髪を置かずに氷高が再び唇を奪った。
「ンッ…」
そのまま沙有里の頭を掴んで激しくディープキスを交わす。舌を入れられた嫌悪感に沙有里が離れようとするが、氷高は離さず執拗にキスを続けた。
「ンッ、ンンッ…!」
(が、我慢できねェ…!)
沙有里との甘いキスで興奮のピークに達した氷高が、口付けを交わしたまま沙有里を押し倒す。
「やッ、いやァ!!」
「入れやしねェよ、じっとしてろ!」
我を忘れたかのように沙有里を抱きしめた氷高は、そのまま太腿や股間に怒張を密着させ、欲情のままに腰を振り、モノをこすりつけた。
「やだッ、やだァ!…ンッ」
初めて肌に触れる男性器のおぞましさに嫌悪の悲鳴をあげるが、すぐに唇で塞がれる。そして次の瞬間…!

ドプュッ…ドクッ…ドクッ…!

沙有里の太腿に密着していた怒張から熱い欲情の証が飛び出した。その熱い精液は太腿を中心に腹部や胸、首筋にまで飛び、沙有里の美しい肌を白く染め上げた…。
「や、やだァ!な、なにこれ!?」
「ハァ、ハァ…ヘヘッ、精液だよ…熱かっただろ?」
「セイ…エキ…これが…?でもキスだけって言ったのに…ンッ」
身を重ねたまま息を荒くし、なおもキスを交わす氷高。異常ともいえる氷高の沙有里への獣欲はまだ治まることを知らなかった。そして自身が汚した沙有里の体をティッシュで拭いていると、みるみるうちに怒張が猛り立ってきた…。

「あ、あの…氷高さん、もう手錠を外して下さい…。今日のことは誰にも言いませんから…」
「まだ終わってないよ、沙有里ちゃん」
そう言うと氷高はベッドから立ち上がり、三脚からビデオカメラを取り外した。
「ひ、氷高さん…ま、まさか…!?」
「まだビデオレターの撮影は終わってないでしょ、沙有里ちゃん。和也にもわかるようにオレたちの仲睦まじい姿を撮らないと!」
「そん…な…」
「それじゃ、第二部の撮影といこうか、沙有里ちゃん…!」
氷高がカメラのファインダーを通して目に涙を浮かべた沙有里の顔を覗き込む。そして録画ボタンを押しながら、再び沙有里に覆いかぶさった…。
「いくぜ、沙有里ィ!!」
「い、いやあッ……!!!!!」

こうして美しく可憐な獲物は、牙を剥いた狼によって、無残にも柔肉を引き裂かれた…。凌辱の証であり、その後の絶対的な脅迫材料となり、後に和也も目にすることになる『誕生日プレゼント』を残して…。

コメント

腰抜の寝取られ話はつまらない。最後は先輩にギャフンと言わせて彼女を奪い返してハッピーエンドにしてください。格好いい奴がいつも勝つとは限らないよ!

私も同じ意見です
両想いなのに…

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