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メイドさん 黒編(陵辱) その1

今でもあの日の事は鮮明に覚えてます、きっと脳裏に焼きついてしまったのでしょう。
私の家はある会社の下請け工場でした、だけど経営が悪くなってきてお父さん達が、いつも凄く険しい顔をしていたのは知ってました。
そんなある日…小学校から帰ってきた私は見てしまったの、
普段は閉じられてるお父さんの部屋が開いてる…だから気になって中を覗いたのだけど…
するとそこには…首をつって死んでいるお父さんが居たのです。

お父さんが自殺してから、家は大変でした…工場も閉めて売却し、
家も売って安くボロボロなアパートに引越したし…
お母さんは私を養い、そして残された借金を返済する為に、体に鞭打って働き続けたのです。
昼はパートを様々にこなし、夜は…借金取りの怖い人達が紹介したという、
イケナイお店で働いて客をとってたらしかった。
でもそんな無理を続けて体を壊すのは当然の事、実のとこ元々は病弱な体だったのですから。
病院から連絡を受けて向かった時、お母さんはもう病院のベッドの上で様々な器具でやっと命を保ってたのです。
もう例え回復しても普通に働くのは無理な体だとお医者様から聞きました…
お母さんは長期に渡り病院の世話にならないといけなくなったの。
だけど…借金取りの怖い人達は、そんなのを許さない…借金はまだ残ってます。
入院費も加わり、とても子供の私一人で金の都合ができなくて、
病院の待合で途方に暮れていました。
そんな私に…あの怖い人達は、子供だからこそ稼げる…そんな危うい稼ぎを紹介してきました、
嫌…でも私に選択肢はありません、それにお母さんの為にも金は必要…
例えそれが汚れたお金だとしても!だからその話を受けようと思ってました。
その時です…一人のスーツ姿のおじさんが近づいてきたのは…

それが旦那様でした、たまたまこの病院に訪れた彼は、私の身の上を知り声をかけてきたのです。
それなら私の屋敷で使用人として働かないかと…
賃金は破格の額でした、しかも借金の肩代わりまでしてもらい、彼の屋敷で働く事により、
様々な金の問題は解決される事になったのです。
だけどこんな美味い話があると思ってませんでした、だから彼の屋敷で使用人として働き出してからは、
よく失敗を繰り返しましたけど…子供だから慣れて無いからと、甘えた事は言いませんでした。
こんなにお金をもらう以上は、相応の働きを見せないといけないのです。
だからこそ…とてもその時は、あんな立派な方が素人の子供を雇う理由が無かったの…
でも理由はすぐわかりました、何の為に私を屋敷に住み込みで働かせたのかと…
屋敷で働き出してしばらくした後に、夜更けに旦那様の部屋に呼ばれたのです。
「旦那様…お呼びですか?」
「よく来たね、理音…仕事は慣れたかね?」
「まだミスが多くて、皆様にはご迷惑をおかけしてます…すみません」
「そうかそうか…はは、頑張りたまえ」
優しく微笑む旦那様は、ご愛飲の紅茶を口にし…そして今度は真剣な目で見つめてきます。
「さて、こうして呼んだのは…理音に、新たな勤めを頼みたいからなのだよ」
「勤めですか?はい…何なりと」
雇人である旦那様の命に従うのは、使用人として当然の事です…
その為に何故に今更にそんな了承を確認する発言をするのか、とても不思議でした…すると。


「これからは…私の夜伽の相手になってもらいたい」
「夜伽?」
「うむ…こうしてな」
「!?」

ガバァッ!!

その意味を知らなかった私は、直ぐに知らされます…その意味を身をもって。
旦那様は私をご自分のベッドに押し倒したのです!
私は咄嗟の事で、驚きのあまりに無意識に抵抗する動きをしてしまいましたが、
子供の力は大人の旦那様の力には無力で…そのまま成すがままにされていきます。

そして私は知りました…男女の営みを、性的な肉体の交わりを。

行為は最初は乱暴的に…でも優しく、私は幼き身で女としての純潔を散らされたのです…
まだそこを使うには未成熟な身だたというのに…
「はぁ…あぁ…旦那様…」
「ふぅ…んっ!」
「あぁぁぁ!!!!」
終わった後…シーツには赤い染みと、白い染みが出来てました…それは行為が済んだ後に、
私の股間から垂れてきた汁が落ち、染み付いたものです…
まだスジのようだった女の幼き性器の入り口は、赤く腫れあがり…その隙間から赤い血と…
旦那様が注ぎなさった白い粘液が溢れていました。
これは私が純潔を失い、女になった証だったのです。
「痛かったかね、これでも優しくしたつもりだったのだが…」
「うぅ…あの…平気です」
本当はまだヒリヒリし、痛みはありました…何だかお腹の中にまだ硬いのが残ってるみたいだし…
「これからも、こんな風に私の夜の相手をしてほしい…いいかね?」
「えっ?……は、はい」
私は頷きます…でもこれがイケナイ事だとは分かってました。
本当は愛し合う男女がする行為だって…でもだからこそ、こんな破格の賃金なのです。
私はこの時に全ての理由に気付かされたのでした…賃金の疑問も解けました。
知って…後ろめたい思いを感じます、だけど…これは仕方ない事だと思い込む事にしたのです。
だって…きっと本来なら旦那様でなく、もっと怖い人とこんな事してたかもしれない…
あの時に紹介された稼ぎ口も同じく、愛のない男女の営みをする勤めだったのですから…
それを思えば旦那様との事は、かなり幸福な方だったと思います。
彼は優しく抱いてくれました…それはこの後に徐々に分かってきます。
私はこの後、彼に命じられた通り、その日から私は夜な夜な夜伽を…旦那様に抱かれ続けたのです、
仕える主君の性処理の為に、愛の無い男女の営みを続けてゆきました。
最初は、まだ未成熟な身体なのだし痛みが伴った苦しい行為でした、
だけども回数をこなし技術と精神の向上に肉体の慣れがあり、段々と苦しみは消え…
とても卑しい事ですが、一年もかからずに私は性の快楽を堪能できるようになっていったのです。
「ふふ…随分と慣れてきたようだな、喘ぎに甘味が篭ってきたよ」
「あぁ…旦那様…あぁぁ!!!」
そしてイク…絶頂感も明確に感じて達するようになっていた、もうすっかり性行為になれていったの。
ついには単に素で抱かれるだけじゃなく、よりこの肉体で官能な美味を旦那様に楽しんでもらう為に、
夜伽前には性の興奮を高まらす効果のある香草入りの風呂に入り、魅惑の香りを付け…
同時に肉体をより性の刺激に敏感にさせます。
そして乳首や陰部に紅色の甘蜜を塗り、淫らな卑猥さを演出させるようにもなってた。
より男女の営みの為の体位や男を喜ばす方法も学習し…
私は若くして立派な男性を喜ばす愛玩少女となったのです。


彼は…ご主人様は大変満足し、私を飽くことなく抱き続け肉欲を発散してゆきました。
幾度か旦那様の精を胎内へと注がれた事もあります、しかし私が初潮を迎えてからは、
本当に内に注ぐのは稀となり、危うい期間の間は念を込め避妊具を着用なさるようになったのです。
やはり使用人に主の子を宿させる危険は避けたかったのでしょうね。

この夜伽の仕事こそ私の本業…それは分かってました、だけども私は昼の仕事を疎かにはしません。
毎日必死に仕事を覚えてゆき、何とかミスを減らしていきます…そしてようやくマシになった日の事、
昼に旦那様に呼ばれ…これからは息子の世話を担当してほしいと命じられたのです。
それを聞いて私の胸は激しく高鳴りました…

悟様…それが旦那様のご子息です、実のとこすでに何度か屋敷内で会った事がありましたが…
まるで王子様のようなお人だったのです、そう…顔も良くて優しい気性で、
ただその瞳は寂しさを感じさせられましたが…
私よりも年上の悟様でしたが、全く偉ぶる事なく気品があって…一目会った日から、
気になるお人だったのです、憧れを抱いてるのでしょうか?
あるいは…恋かもしれません。
こんな何と説明すればいいか分からない暖かな感情を、彼に抱いたのは確かなんです、
だけど…例え恋でも、それは許されない恋でした。
だって彼は…悟様はやがてこの由緒正しい家を継ぐお方…旦那様からお勤めも継ぐでしょう、
それに比べ私は使用人…それも旦那様の性処理を務める卑しい女です。
住む世界が違ってました…だから私は想うだけです、ただ愛しく接するだけでした…
一方的な愛情…それで悟様に仕える事になったのです。
彼のお好きな紅茶の入れ方、そして差し入れる手作り菓子の味付け、
部屋の模様…等、悟様好みを徹底的に覚え…彼の専用の仕事振りを実践していったのでした。
成果はあって、彼には大変に喜ばれました…それは私にとって、とっても嬉しい事だったのです。
悟様と接し会話する事も多くなり、彼に対する私の想いも日々高まってゆきます…
ですからあの事は隠し通したかったのです。
そう…旦那様との秘め事は。

だから心臓が止まる思いだったのです、あの時…旦那様といつものように交わった後に、
部屋から出て直後…悟様に出会った時は!
しかも彼の部屋で…見てたと発言された時は!
もう嫌われたと…幻滅されたと思いました。
だけど…本当に心臓が止まる驚き、これはきっと夢だとしか思えない体験はこれからだったのです。

悟様もまた私を愛してたと…言ってくれたのです。

そして抱かれました、悟様との行為は実に初々しい性交だったのです…
だけどこんな汚らわしい体を、彼は愛しく思い抱きしめ交わったのです!

その言葉は嬉しかった、当然に行為も…そんな風に思われ抱かれるのはとても心地良かったの。
例え…結ばれないと分かていても、一つになれたのは…生涯残る出来事でした。
この日から私は旦那様と悟様の両方と、関係を続ける事となったのです。


この結ばれる夜伽の時間…その間だけ、まるで恋人になったような錯覚を感じてた…
だから卑しくも好きでした、この夜の時間は…私は幸せだったの。


だけど…この幸福な夢は、長く続きませんでした。
私はそれまで自分が不幸な身だと思ってました、だけど甘かったのです。
これから知らされていくのです、真の不幸を…この世の地獄を。
この僅かな幸せは闇に堕ちる私に与えられた、しばしのまさに夢の時間だったのでした。

悟様に抱かれて数日…庭で草花に水を撒いてると…
「へへ、今日も可愛らしいね理音ちゃん」
「あ、岡村さん…」
つい先ほどまで庭の整備をしていた岡村さんに声をかけられました、
何だろう…嬉しい事でもあったのでしょうか?
いつもよりも彼は微笑んでいますが…
「こんな可憐な子がねふふ、あんな淫らな事をね」
「!?」

バシャッ!

水を勢いよく出してるホースを落とし、呆然となる私…何?何を言ってるの!?
「へへ…見ちまったよ」
「…!?な、何を…」
心臓が激しく高鳴っていく…それなのに、顔からは一気に血が引いていきました。
「旦那様だけでなく、坊ちゃんとも寝ましたね」
「!?」
何で…何で知ってるの!
私は何も声を出せず、ただ視線だけ岡村さんへ向けてました。
彼は…よりニヤリと微笑みます、それはとても邪な雰囲気の笑みだったのです。
「旦那様に知らせたら…どんな顔をしますかね」
ドックン!また激しく心臓が鳴る…駄目、そんな事をしたら!!
「解雇でしょうか?それとも坊ちゃまの方を絶縁されるかも」
そう旦那様はきっと…許さないでしょう、私だけでなくきっと悟様まで!
それは…嫌、私のせいで悟様にまでご迷惑かけてしまうなんて!
「や、やめて!どうか…秘密にしてください」
「ぐふふ、いいですよただし…その男二人を惑わした体をおいらにも堪能させてもらえれば」
!?岡村さんは…取引として、この体を欲求してきました、
いくら汚れた身といえ、ご主人様の旦那様や悟様だけでなく、
別の使用人の中年男性にまで体を捧げるなんて…嫌。
でも、この欲求に従わないと…
「は、はい…」
私は承諾しました、悲壮な感情に手足が震えているのがわかります。
「へへ…じゃあ、夜のお勤め後に、おいらの部屋まできてください」
あぁ、ごめんなさい旦那様…それに悟様、ご主人様の愛玩である私の肉体を、
勝手に…別の男性に使われる事を、お許し下さい…

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